スポーツクラッチ、チューニングクラッチの優位性は、高負荷時でも確実な変速動作を実行できる事。これが”大前提の商品価値”と言う事に相違はないと思います。お金を払って得た性能の為にクラッチペダルが重たく(踏力変化)なっても仕方ない。チューニングを施したことを重たくなったクラッチペダルを毎回踏めば確認出来る満足感って事もあると思います。一方、お金を払った分、欲しいのは性能(トルクキャパシティ)だけで他(ペダル踏力や、カバーのケース剛性)は変わらない方がいい。と、言う考え方がセラメタのクラッチ。GRヤリスG16E-GTSノーマルトルク比3倍のキャパシティを持ちつつも、ペダル踏力は100%純正同等(セラメタクラッチのカバー/プレッシャープレートはトヨタGRヤリスの純正新品がセットされています)!プレッシャープレートの圧着力(ダイヤフラムスプリングの硬いレート)に頼らず、ディスクの摩擦による密着力で動力伝達を可能にするトルクハンドリングシステムは、セラメタ社独自による摩擦材の研究成果です。開発期間19年の結晶を、今GRヤリスに搭載できるって凄いチャンスですよ。さて、以前のブログで「コクがあるのにキレがある」これがセラメタクラッチの性能!と書きましたトコロ、全く炎上せず、ボヤ騒ぎにもなりませんでした(お問い合わせナシ、、涙)。ですので追加説明。コクの表現>クラッチミート時における”やさしいアタリとネバリ感”。メタルディスクなのに扱い辛くない(86で実体験済み)。そして、キレがあるの表現>これはもうそのまま、圧着リリースからの変速&接続における一連の動作がスムース。積極的にドライブを楽しむ、踏んで変速する時のiMTとのマッチングが超気持ちいいですよ。即納在庫ございますのでGRヤリスの皆様、販売店の皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。 日々精進
日別アーカイブ: 2022年10月24日
自由研究-BMW HP2 ENDURO
憧れのバイクBMW R80GSベーシックと、BMW HP2エンデューロ。2台買う予算も情熱もなく、だったら1台で済ませる方法を模索!自由研究と言う名目の妄活(妄想活動)です。で、結果から申し上げますと、R80GSベーシックと、HP2エンデューロの共通点が見えました。画像加工レイヤーの2台を合わせ(スケール基準はフロントホイール径)てみましたトコロ、キャスター角ほぼ同じ。ヘッドチューブトップ(赤丸部)とエンジンヘッドの位置関係(赤丸印)も同じ。モデルチェンジ毎に進化するジオメトリーにあって”変わらない部分”ってやっぱりあるんですね。デザインも大きさも全く異なるHP2エンデューロと、R80GSベーシック。もしかしたら自分が無意識にこの共通点を見出して(視覚印象)格好いい&欲しい!と思ったのかは?ですがヘッドチューブトップとエンジン位置の距離がBMWエンデューロ系シャーシチューンの根幹だったりして。
こちら妄活、、もとい自由研究完成図。HP2エンデューロにR80GSベーシックの外装(フロントフェンダー+ライトカウル+タンク+シート+マフラー+シートフレーム+リアフェンダー)を合体。スケールは全てそのままでR80GSベーシックとHP2エンデューロの共通点である青いパイプフレームワークを全体的なデザインに取り込んだ仕立て。格好いいのかな?(笑)とにかくありそうなバイクに仕上がった感じ。ハンドル&ステップ位置はオリジナルのまま。シート高もホボ同じなので操縦性能は変わらず。で、シートの高さって、バイクでは物凄く重要な事を自前のXT500に乗って気が付きました。分厚いシートパッドは全く乗り心地の為ではなく、高い位置にライダーの重心(お尻の位置)を置くための設計で、その高さじゃないと操縦性能が出ない(軽いひらひら感の車体挙動)んです。BMWチューナーの46WORKSさんの仕立てを見てもノーマルシートを外して低くなった分、高さを稼ぐポジションを創り上げてますものね。たった数センチで性能がスポイルされる。クルマも同じで触ったらNGな部分には手を付けない。設計思想を重んじれば失敗はないはず。
上画像はBMW純正HP2エンデューロのエアインテークスクープでタンクの下左右に配置されている部品。自分のモディファイプラン(加工画像)に装備し忘れた、、。
ので追記。オリジナルデザインのエアスクープとニーグリップのパーツを新造&装備すればタンク後方の質量不足もバランス化されそうです。 日々精進