VW-AGとZF-SACHSブランドの”飛び道具(世代を飛躍的に飛び越えた技術表現)”はWRC-POLOだけではありません。先に正式発売を発表したXL1もその1台です。1リッターで111km/hとホンダのスーパーカブ50SDX(リッター150km/h)に劣るものの堂々111km/hを達成。2気筒のディーゼルターボエンジン(実は前回の東京モーターショウにボディガード2名に護られ展示されていました)とフライホイルインモーター(旧SACHSブランドの名称Daynastart)それにDSGを組み合わせたパッケージングです。コンパクトにまとめられたパワーユニットをミッドマウント搭載した、軽くて小さなボディ。これは凄い!超格好いい!と、喜んでいる自分が居る一方で、このXL1のサスペンションセットアップに時間が取られて、現在の状況がアルと思うと、何時もの様に複雑な気持ちです。春からスタートさせるTOYOYA86用RS-1サスペンションセットのプロモーション(全国体感試乗会)、、商品が届かないまま時間だけが過ぎてまして、つまり、XL1のサスペンションセットアッパーと86用RS-1の開発担当者は同一人物。ZRE(旧ザックスレースエンジニアリング)社のシャーシエンジニアです。昨年ドイツシュワインフルト(SACHS-HQ)に訪問した際、テスト中のXL1用ダンパーを見せてもらいました。”えー、、”と絶句する程ハードな走行テストを繰り返した痕跡が見えました。その点からもXL1の動体性能は”パリッとスポーツカー”だと思います。VW-XL1!このマシン、最高です!ところで、、僕らの86用RS-1はどーなったのかな??