祖父さんの形見と、僕の(散財報告)。

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ある映画のワンシーン、航空部隊の編成パイロット(敏腕)が上官に対して「貴女は煙草を吸うのですね、、よかった。僕、以前から煙草を吸わない上官は一切信用してこなかったから、、だから僕は貴女を信頼する。敬礼!」って言うような台詞を良く覚えています。感覚的に”ああそうだよね。”と、同感。嗜好の同士、、フランクフルトアムマイン空港パスコントロール前の避難所(喫煙所)内で一服~何て時、言葉は通じないけど”うっすらとした連帯感”を感じてしまいます。さて、タイトルにある祖父さんの形見と最近購入したポルシェデザインのパイプ。格好いいでしょ。アデナウさんのお客様にGT3RSMY10を間近で見せてもらって(しかもポルシェデザインの真髄部)、、あー俺の買えるポルシェを今買いたい!と、言った衝動の末に入手しました。空冷フィンをイメージしたデザイン。まあ実際の燃焼室ですからシリンダーですね。タバコの葉を詰めて火を着ける”吸って吹いて”火力流速をコントロールしながら煙を楽しむ、、手のひらに乗るエンジン行為って感じ。これで趣味人の祖父さんに一歩また近づいた気がします。本牧勤務の昼休みついでに、かつて(戦前)祖父さんの屋敷があった山手1-1近辺をパイプ散歩したいと思いましたが路上喫煙禁止区域でしたっけ、、あらら。

RS-1+R56体感試乗会inアルツモトーレンバウ。

いよいよ明日からRS-1+R56ミニ体感試乗会in関西がスタート致します。開催場所はBMW専門店”ジャイアン野口でお馴染みのアルツさん”です。店舗詳細、営業時間等は下記アルツさんwebでご確認頂き、是非是非足を運んでみてください。皆さん宜しくお願い致します!

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Googlに「ジャイアン野口」と入力するとSachsBlogに辿り着くようになっていまして、毎月約20人(あはは)前後の導入実績があります。その話をジャイアン野口こと、アルツモトーレンバウ兼endCC野口さんに伝えると、、「え!なんそれーちょとやめてーよぅ。」と、少し照れながら喜んで頂きました。「あーそういえば、この前ジャイアン言われた俺~。」こんな市場状況ですから「どんな事でも気にしてもらえれば企業財産、、まあええやん!俺ジャイアン!」と割り切って宣言してしまう所もジャイアン野口!器の大きさを感じました。そこでアルツモトーレンバウ+endccの主要人員の画像を並べて見たところ、、皆さん雰囲気あるでしょ?この場合のドラえもんは”オーナーの夢を託すマシン、、BMW”でいいと思います。※下書き中「しずかちゃんは不在なのですね。」と突っ込んだ本牧の内田さんはマニアだと思いました。

さてさて、話は戻ります!実は、、、アルツさんにはもう1台”RS-1装着車両”があります。画像の335クーペ(綺麗なマシンです)!endCCさんのデモカーに装着して頂いておりまして勿論試乗可能です。で、このマシンに装着されたRS-1は凄いですよー。3日前に助手席で体感しましたが”常用域の乗り心地モラルは完璧です。”車高バランスと、前後減衰20段階の「ココしかナイ!」と言ったポイントで調律(セットアップ)された感じです。気持ちの良い”ひたひた感”僕の好みでした。この335クーペのRS-1セットアップ担当宮川さん、、、RS-1セットアップマイスター(制度構想中)に一歩近づきました。今回の体感試乗会のメイン担当も宮川さん(上画像のスネヲ役)でして、R56用RS-1のスプリング+ダンパーレートも全て公開致します!どんどん”乗って質問”してみてください。

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 ※7/22追記
試しに「ジャイアン野口」をgoogleで検索してみました。実に20万件以上の結果中、、上位2件がSachsBlogにヒットしました。ジャイアン野口に感謝!

2010、夏の高松(Day&Night)。

夏の高松にて新しいカメラ&レンズの試し撮りをしてみました。短焦点の明るいレンズは撮ってて楽しー。さて高松、、何故か高松!と、言った方がよいかもしれません。僕にとってもSACHSにとっても”縁のある街”で、気持ちのいい場所でもあります。先ず高松には”アウトシュタット+岡林さん(これは誰も知らないと思いますが現SRE社のRS-1現場主任でF1ザウバーBMW時代のエンジニアMr、キルヒェナーさんの唯一の部下であるMr、トランプさんと岡林さんそっくりなんですよー)”が居りましてSACHSの大切なセールスパートナーさんです。そしてつい最近知ったのですが、僕に何時もZF&SACHSの最新情報を送ってくれるZFジャパンの”美しすぎる広報S女史”も高松出身です。そうかと思えば僕の出張とすれ違うように、高松から横浜市中区のASMさんを目指すGPMini+SREダンパー装着のオーナーさんもいらっしゃるようで、、このまま皆で頑張れば横浜中区~香川高松の距離はもっと縮むんじゃないかな?(感覚的にね)何て思ったりもします。因みに下の画像のうどんとおでんは”六平うどん”で食べました。美味かった。

今週末、岡山から高松へ。

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RS-1+R56体感試乗会in岡山クラフトマンさん!いよいよ明日(土曜日)が最終日です。駆け込み試乗をどしどしお待ちしておりますでの、皆さんん是非とも宜しくお願い致します。その後ショウジはR56で高松に向かい”サンポート高松イベント”のお手伝いに出動致します。10数年来、SACHSブランド製品を高松で扱って頂いているアウトシュタットの店主”岡林さん”からの応援要請ですから気合入れて望みますよー。で、日曜日のサンポート高松は残念ながらクルマを動かすことが出来ません。ご試乗は出来ませんが製品の説明、ご案内はさせていただきます。是非とも日曜日はサンポート高松の”アウトシュタットブース”を目指して来て下さいませ。職人戦隊クラフトマン園部体長殿っ!明日は例のキャピタル(児島特産のデニムアパレルブランド)新店舗に寄って時間調整しながら御社訪問致します。宜しくです。

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只今岡山の職人戦隊クラフトマンさんにて開催中のRS-1+R56Mini試乗会!「今回行けないので次は何処で開催ですか?是非教えて下さい。」何て事は”全く言われない”(あはは♪)ので相変わらず一方的にご案内致します。現在10月までの暫定スケジュールが組み込まれておりまして、その先どうしよかな?的地域が北関東及び東北、北陸地方です。決定次第、またお伝え致しますので当該地域のR56オーナーさん、暫くお待ち下さいませ。また、今回の体感試乗は全てストリート(一般道路)での優位性を体感して頂こう!と言った趣旨でして「街中~高速道路の快適性は解った。じゃあサーキットはどうなの?」と言った質問も”全くありません”が、製品の可能性を具体化する上で”トライしてみたい課題”でもあります。吊るし(そのままの製品)でRS-1を装着したR56はどれだけ走れるのか?興味あるのは僕だけじゃないでしょう(希望)、、。どういった展開になるか?何て期待している方も少ないかもしれません。しかし僕らには絶対的に守るべきもの(現RS-1ユーザーさんとプライド)がありますので性能は実証して行きます。

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岡山の職人戦隊クラフトマンさんにて約2週間に渡りRS-1+R56Miniの体感試乗会を開催して頂きました。R56のオーナーさんと、数名のBMWオーナーさんにご試乗頂けたようです。で、皆さんの評価は上々だったようですから後は”ご決断を”ただひたすら待っております(あはは)。あ!これは営業的なプレッシャーではありませんからね、、買い物の醍醐味は”そのモノへの思い昂ぶり”だと思いますから、じっくり考えて欲しいです。そこら辺はクラフトマンの園部隊長(社長)も同意見でしょうからモロモロ随時相談してみて下さいねー。今回のRS-1岡山体感試乗会はクラフトマンさんの全面協力を頂き、岡山~新横浜(新幹線)翌日~岡山まで自走と、頭が下がる思いでいっぱいです。また、帰路のドライブインプレッション(by園部隊長)「ドライバーは快適に楽しく”運転を楽しめて、一方助手席の奥様はスヤスヤ夢の中(事実)”。これがRS-1の実力なんだ!」とコメント頂いた事、、、これはもう財産ですよ。園部隊長(ベーコンカレー超~美味かったデス)、奥様、クラフトマンスタッフの皆様!今回は本当にありがとうございました。

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で、この画像はBlogタイトルをイメージした画像(協力アニョキング大統領)でちょっと怖いでしょ、、、。減衰レートとスプリング、、日々セットアップに明け暮れる園部隊長に、あの”アイドラーズマガジン”を渡した僕が悪かったのでしょうか?園部隊長曰く「あの本よんだら余計悩むんよ、、、。」あー、、正にアイドラーズマガジン総編集長”清家(せいけ)先生の思う壺ですね。「もっとサスペンションを真剣に考えてみようぜ!」と清家先生のメッセージが込められていましたから、、で、メーカー系エンジニアにおいてベストは一つ(勿論、完成したノーマルのクルマ)ですが、僕らの場合はそうは行きません。信念を持ってクラフトマンセットアップを完成させて欲しいです。1wayを手中に収めてもSACHSには2、3、4、5wayまでありますからね。山は高いほうが面白いんじゃないでしょうか

1897年 Torpedo.

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ウインブルドンが閉幕してワールドカップ頂上決戦。一息つく暇もなくツールドフランスが始まっています。永い寝不足(KEOさん大丈夫?)が続いてる方、結構多いんじゃないでしょうか?ハイエンドスポーツ、、観出したらキリないので僕は”出来るだけつまみ食い”を心がけております。さて、ツールドフランス!有力チーム詳細は最近全く解りませんが、ハードウエアの精度&性能が勝敗を別ける「道具の勝負」と、マシン(自転車)と人間のドラマティックなインターフェイスが僕の興味をドコロです。そして”もう一つの興味”が、、、例の如く装着率!各チームのマシンに装備されたコンポーネンツ(駆動変速系部品>前後のディレーラー、シフター、クランク&BB、チェーン、カセット&ハブ)でありまして、皆さんご存知シマノ、カンパニョーロの2大ブランドの他に、いよいよ(やっとかな?)頭角を現したブランド!それが僕の最大の興味であり、40数年生きてきて一番の後悔事でもあります。

その名はSRAM(スラム)、、、前身はSACHS(ザックス)。

15年前初めてドイツ、シュヴァインフルトのSACHS社を訪問した際に「御社の自転車部品を取り扱わせて欲しい」と切り出した僕に当時の担当者は残念そうに「一週間前に自転車部門の売却が決定しました、決定を覆す事は出来ません、、私も残念です。」と。ドイツ渡航前にSACHS自転車部門アジア地区セールスマネージャーのペータさん(Mr、PeterMay)と打ち合わせした際に「本気だったら早くドイツに行って欲しい。出来るだけ早く!」、、、彼が急いでいた理由がドイツに行くまで解らなかった。渡航が一週間早ければ何とかなった?そんな考えは後の祭りですからね、、今はただSACHSの流れを汲むSRAM社を応援するだけです。さてさて、話はツールドフランスに戻ります。2010年のエントラーチーム中、、確か3チーム(参考/八重洲出版サイクルスポーツ誌/近藤女史に感謝)だったかな?シェア率といったら先のニュル24時間と同じくらい(10%未満)です。でもそれでいいんです。少数精鋭で勝てばインパクトは大ですから。画像は今から113年前のSACHS(F&S)社が開発した自転車用のハブ”トルペード式ハブ”です。これ、世界初の画期的なシステムを搭載しているんですよ。今では普通ですが”ペダルを漕がない時に空回り”、、「それ当たり前」って程普及しているSACHSの発明の一つです。”移動手段をより快適に!”このSACHSの企業理念は100年以上変わる事無く掲げられ、この先100年も揺らぐ事はないでしょう。

1897年 Torpedo Fichtel&Sachs

灼熱の戦い(2010GtiCup第2戦/筑波)。

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昨日、筑波サーキットで開催されたGtiカップ第2戦を観戦&視察してきました、、、凄く暑かった、、、夏のレースはマシンにもドライバーにも観戦者にも過酷だ!と言う事を再認識したレースデイでした。推定路面温度50℃の中、全車ザックスレースエンジニアリング(SRE)社製の1wayCup専用ダンパーが搭載されたGti(5&6)によるレース。第2戦のウイナーは、やっぱりヴェンチラー浜崎さんでした。

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S印が大きく掲げられたBASISさんのマシン。ドライバーさんは7年ぶりの筑波サーキットだったようですがブランクを全く感じさせないリズミカルなマシンの動きに見惚れました。サイドウインドから覗くジェットヘルも格好いい!

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ゼッケン00!事実上のワークスマシンを駆る”モーターライフジャーナリスト島下さん”も大健闘!ご苦労様でした。継続は”ちから”也。しかし、、マシンの自立制御との葛藤、、僕も観ていて痛感しましたよ

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今回のウイナー!ヴェンチュラー浜崎さんのマシンです。次回に浜崎さんに会った時にはSRE社の1way減衰調整式Cup専用サスペンションセットの優位性と、Cup専用サスペンションセットの兄弟製品であるRS-1のパフォーマンスを大いに語って欲しいな。と、思ってます。ヴェンチュラー浜崎さん宜しくね。今回のGtiカップ、実は久々の現場でして誰か知っている方居るかな?何てきょろきょろしながら歩いてましたが旧知の同士が沢山で嬉しかったです。imp熊崎編集長、カメラマンの田村さん、ルボランの相澤さん、萩原さん、レーサー坂本さん、小倉さん。皆さんこれからも宜しくお願い致します。

アニョキング・ザ・ムービー”On The Road.”

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アニョキング帝国は更に勢力を拡大しております。さて、ドイツの古いことわざに「自分でするのがオトコである。(Selbst ist Mann.)」というのがあります。下記に添付したYouTube「アニョキングザムービー!」これは凄い!!自分で運転、自分で原稿製作&解説、自分でカメラ(室内&道路置き)、自分で編集、自分で音楽、、、と。観るのは数分だけど製作時間は凄いはずです。そして内容も凄いですよー。正にマルチメディアクリエーター(本業)のアニョキング大統領の力作ムービーです。で、RS-1の製品インプレッションは勿論、ドイツ115年の歴史を誇るSACHS(ザックス)のブランドヒストリーと、現コンペティションにおけるSACHS独自の振動制御にも触れてますからねー。来週月曜日にZF-SACHSジャパンの広報さんが帰国されるのでコレ早速観てもらいます。何かが動くかもしれませんっ!ではどーぞー!!

 

RS-1が装着されたR56に乗ってみませんか?

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魂のモノ創りをモットーとした職人集団こと”岡山のクラフトマン”さんにて、ドイツザックスレースエンニニアリング(SRE)社の1way減衰調整式サスペンションセット”RS-1の体感試乗”が開催中です!今回ご用意したデモカーはM/TのR56Mini(今はこれしかアリマセンが、、)。Miniオーナーさんだけじゃなく、「RS-1に興味があるぞー!」な方は是非ともこの機会に”実際に乗って”みて欲しいです。ご自分で体感した上で、疑問点、、例えば「ここの挙動がE90だったらどうなるのか?また乗り心地は?」と、もろもろ園部隊長(クラフトマン代表)に相談してみて下さい。RS-1の真髄と本領を、横浜~岡山間680kmを走りきって見極めたはずですので、きっと的確なアドバイスが出るでしょう。
今回のRS-1デモカーR56に装着したタイヤはミシュランパイロットPS3で、昨日たまたまミシュランジャパンのH氏(SAF千代田部隊)との会話から、PS3とRS-1の意外な共通点が見えてきました。それはどちらも”乗り心地最優先で製品開発した訳ではなく、あくまでもパフォーマンス(動体性能)を追求した結果に生まれた副産物”である事でした。昨今のクルマを取り巻く事情と市場動向を考えると”コンフォート性への過度な要求”って事も解からなくないのですが、1番に来る(掲げる)性能ではないはずです。クルマにとってタイヤの接地性能は絶対的ですから、舵角&速度域&路面状況に関らず”しっかり路面を捉える事”が、誰が何と言おうと最優先です。当然ミシュランさんもそうした”全方位&全天候の性能向上”を開発目標として、日々進化する解析&検証の元、”新たなサイドウォール剛性のあり方”を携え新製品PS3をリリース。トラクション効率を追求したら(サイドウォール剛性の新解釈)乗り心地が良くなった。RS-1にも動体性能を追求した結果生まれる(副産物)”のり心地”があります。これこそが”円熟したエンジニアリング”であり、最先端を突き抜けたマイルドで使いやすい技術、、難しい言い方ですが、現RS-1ユーザーさんには通じるでしょう。ミシュランPS3&SRE/RS-1どちらも高性能を誇示しない普通に使える製品です。

E90用RS-1のオーバーホールを承りました。

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スタディ神戸の遠藤さん(毎度デス)のお客様から、今お使いになっているRS-1のオーバーホールを承りました。どこか不具合が発生した訳ではなく、「装着後3万キロでリフレッシュ(オーバーホール)して、これから先も快適に使い続けたい。」と言った、とっても嬉しいご依頼です。お預かりしたRS-1は既に刈谷ファクトリー(アネブルさん)にて分解&洗浄が済んでいるようです。今回は減衰力の変更はナシで純然たる”機能を回復する作業”ですが”ちょっとしたサプライズ”があるはずですよ!それは今回お預かりしたRS-1オーナーさんだけが解かるはずですから説明は致しません。今後ともRS-1を宜しくお願い致します。
ダンパーはタイヤと同じく消耗部品ですが、タイヤのように消耗が眼に見えないって事が厄介なんですね。装着して走り出した瞬間から”緩やかに消耗が始まります”。これはSACHS(ザックス)の製品に限らず、純正品を含む全てのダンパーに言える事ですから出来るだけベストコンディションな状態を体に記憶させておいて、日々緩やかに劣化するフットワークのコンディションとを反芻しながらオーバーホール時期を見極めて欲しいです。

bond-MINI”RS-1”試乗会、ご来店の皆さんに感謝。

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先週末の土曜、日曜に埼玉県のbond-MINIさんにてR56+RS-1の試乗会を開催させて頂きました。ご来店頂いた十数名のMiniオーナーさんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。またご来店頂いた半分のMiniオーナーさんが試乗を遠慮された、、、と、言う話を後から聞きました。原因は本牧R56デモカーがマニュアルトランスミッションだったから、、って事らしく、これには僕も参りました、、全て僕の責任です。そもそもRS-1のデモカーは3年落ちの中古車でして、走行距離は2万キロ弱(だったかな?)。サスペンション(&タイヤのリフレッシュ)のアップグレードタームにばっちりの車両と言う事で静岡のガルフストリームさんに今後の試乗会スケジュールに間に合う様、緊急手配して頂いた車両です。それがたまたまマニュアルミッションだった訳で、、、マニュアルだったらRS-1以上のSRE社のヒット商品”PCS(パフォーマンスクラッチシステム)”の装備も可能でうれし~、、、等とぬか喜びしていた僕がバカでした。現Miniオーナーさんへの配慮が欠けておりました。せっかくの休日にご来店頂いたのに、本当に申し訳ありません。サスペンションの説明、製品特製を見えない相手に書き説明するって事はとても難しく、大枠が”感覚の問題”であり、それは”何をどう感じるか?”と言った”心の問題”でもあります。僕がOKでも相手はNG!よくある事かもしれません。個々に培った経験値が違いますからね、ですから先ず乗って頂きたかった。ご自分で体感して頂きたかったです。次回のbond-MINIさんの試乗会時には、僕又は内田が試乗専属ドライバーとして立ちますので宜しくお願い致します。週末のご多忙中にも関らずRS-1&R56試乗会を開催して下さったbond-MINIさんに感謝!本当にありがとうございました。この後、中国&四国&関西&東海地方の試乗会を経て、再びbondさんでの試乗会をお願い致します。

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先に開催されたドイツ、2010ニュルブルクリンク24時間耐久レースでの1コマです。SAFのエースフォトグラファー(実は女子)が眠気と寒さに絶えながら切り取った”力作”。実は渡航前に「ゼッケン144と145は必ず押えて下さいっ!マシンはR56ミニで―す。」と、伝えたのですが「乗用車は全く区別がつきません(専門がフォーミュラの方なので)、、、ゼッケンだけで追います。任せて!」と、頼もしい返答の元、無事画像が届きました。いつもありがとーございます!さて、画像のゼッケン144番R56Mini!ドイツのシラーさんが走らせているマシンで、ザックスレースエンジニアリング(SRE)社の4wayダンパーが搭載されています。このマシン(&同型の145番も)こそR56用RS-1の動体データベースとなった車両、、、勿論ドイツサイドからは一切インフォメーションされておりませんが、ドイツSREの製品開発進行と、シラーさんのレースプロジェクト(2009年のニュル24も参加)がオーバーラップしておりますので僕の読みはあながち間違いではないでしょう。昨今のニュルブルクリンク信仰はもうご存知の通り、ここで”しっかり安全に走れるフットワーク”って事が絶対的な性能評価になっております。「あのー、、僕ら日本しか走らないよ、ニュルの優位性?意味あんの?」って方も多いかもしれません!おっしゃる事も十分解かります。しかし、性能は邪魔になるものではありません。実証された可能性(ポテンシャル)は使わなくても携える事で安心感に繋がるはずです。シラーさんのマシンに装備された4wayダンパーデータを元に、一般市街地での走行レートをトレースしてスプリングと、減衰レートの幅を適正化したドイツSRE社のRS-1!静かにブレイクの兆しかな?