「YAMAHA XT500」カテゴリーアーカイブ

窓ナシ

XT500 WERNHERシンプルな単気筒エンジンがバイク全体の造型中心に置かれ、そのバイクが格好いいのか?格好良くないのか?もう超個人的な趣味なのですが、私の場合エンジンが先ず一番に来ます。冷却フィンは絶対なので空冷&エンジンが隠れてしまうラジエターは要らないのでやっぱり空冷。これをクルマでやろうとすると旧ビートルとか、993までの911で可能ですが、今の自分には重すぎで、、ですのでこのバイク1台で様々な機械と造形に感する欲求を満たしているのだと思います。タイトル”窓ナシ”ですが、ヤマハSRのエンジンに標準装備されるピストンの上死点位置確認窓がXT500にはなく、ヘッド周りもシンプルです。上手にキックしないと永遠にエンジンが始動しないってところも超個人的な趣味です。仕事の製品であれば絶対誰にもオススメ出来ない使い辛さですが、それ故仕事のストレス(売れない理解されない)から逃れられる唯一の大事な存在です。そーいえば、弊社テクニカルパートナーアネブルの蘇武さんも旧車(昔のカローラでしたっけ?)を購入して、最先端精密振動制御のストレスから解放されているらしい。最先端職業病の反動の向かう先は安らぎのあるヴィンテージ。 日々精進

時代感

XT500 WERNHER YAMAHAフランスなのか?スペインなのか?、?なんですが”ありがとう!ヤマハXT500”みたいな事が書いてあるように思います。ナイロンジャンパーと派手なブーツが当時のベタな仕立て感ですよね。勢いを感じる広告作品を見て日々精進

外装の仕上げ

XT500 WERNHERお気に入りのタンクの傷。直せば綺麗になるのですがあえてこのまま。私の前のオーナーの誰かの痕跡を残し、40年以上の時間経過の跡にワックスを施してます。あばたもえくぼって意味が最近になって解りました。

XT500 WERNHER日々精進

シーズン到来

YAMAHA XT500 WERNHER ヴェルナー気温の上昇と共に杉花粉が真っ最中で、この後のヒノキ花粉もありますが、バイクと共にシーズンイン。このちょっと寒い季節が丁度良く、キャブレター単気筒500ccの出番です。乗っていて気持ちの良い操縦性能は、優れた設計とぶれない開発思想があったからこそ(と思います)。組成の良さはパリダカールラリーの優勝にて実証済みです。人間が気持ち良く走る事が出来る>>人の曖昧な感覚が実は性能表現の根幹って事に最近気が付きまして、性能を伝える事をもう一回見直し(売上に直結するかもなので)つつ 日々精進

荒野にて

YAMAHA XT500 TT500 WERNHER天気が良かったので久々にXT500を納屋から引っ張り出して、動かす程度に乗りました。昨年末、AAAさんから無事戻ってきた(車検整備の為)マイXTはすこぶる絶好調!ドライサンプオイルタンク付のSRより細い銅管フレーム&マグネシウムパーツをふんだんに搭載したライトウエイト至上主義で、バッテリーすら積んでません。フロント21インチタイヤのジャイロ効果もありまして、ヒラヒラ感とぬめーっと地面を舐めるような接地性能を感じる不思議な乗り心地。で、問題の始動性ですが、あら不思議、、車検から戻って以来、デコンプ&キック3回以内でかかるようになりました。もうすぐ春ですね。 日々精進

質量感覚

株式会社ヴェルナー 東海林薫個人的な能力テストみたいな感じで私の単車XT500とトヨタ2000GTを見ないで書いて比較。単車は身体の延長でですから大きさ(&ディテール)に間違いはありません。間違っていたら乗れないですよね。で、比較に2000GTを”このくらいの長さだっけ?”と描いたらいい感じ、になりました。スポーツカーは小さく見えた方が格好いい(持論)のですが、実物対比はこの状態から400mm長くが2000GTの全景でした。スケールモデルのデザイナーさんの作業(信ぴょう性のあるディフォルメ)にひとつ近付いた気がしますし比較対象がある事で、主役が引き立つ意味も解りました。この感覚を持ってクルマ文化を伝える何かを目下模索中で、日々精進

DESERT RACER

DESERT RACER XT500 WERNHER自前のXT500用シートカウルモディファイプラン。分厚い純正シートも格好いいのですが、もー少し低く&後ろに座りたい感があります。が、シート高って実は単車のキャラクター(操縦性等運動特性)における重要な要素ですので、大幅に変えるとバランスが崩壊します。ノーマルのヒラヒラ感を残した限界値、、自分が座った(シートスポンジが沈んだ位置)高さからマイナス30mm前後?

DESERT RACER XT500 WERNHERで、こちらが完成予想図。フォトショップで加工。スチール製のリアフェンダーのラインを生かし、シートレールのパイプ角度等を観ながらモロモロですね。

DESERT RACER WERNHERお手本はこちら、マティスのフレームで組まれたデザートレーサー。スティーブマックイーンのマシンですね。

WERNHER

DESERT RACER WERNHER格好いい要素(個人的な主観)が詰まった佇まい。ヘッド部の凝ったフレームワーク&クロームド銅管パイプフレーム+バトルシップグレー(いい響き)の外装パーツ。リアハブのシンプルさ(左側にドライブチェーン&ドラムブレーキ)は右足シフトの恩恵なんですね。XTをこの配色で、、とは考えておりませんが、MTB等自転車への転用は出来そうです。とキーボードを叩きながら今年のクリスマス&ニューイヤーカード(各お取引先様向け年末年始ご挨拶)をどーしよー??と考え中です。 日々精進