富士スピードウエイから小田原に移動しまして、進行状況確認。86スタイルウイズBRZイベント出展ブースにお立ち寄り頂いたTRD14R60オーナーさんとの約束であります。ドイツの規定によりパーツの撮影は出来なかったのですが、組立前の検品作業真っ最中でした。詳細は発売元GRガレージさいたま中央の高木さん経由、GRガレージ白山インタースタッフさんに申し送られたと思いますので、完成まで今しばらくお待ち下さい。ドイツZFレースエンジニアリング社オフィシャルテクニカルパートナー”アネブルAPG社”のダンパーセッターさんが今日もハンドビルドで作業を進めていると思います。ポルシェ997/991カレラカップ専用ザックスレーシングダンパー構成パーツを元に、前後減衰調整機能を追加したFIA規定のレースでも戦えるタフネス性能+14R60専用設計の減衰特性と、テクノクラフト開発エンジニアの設計思想を重んじオリジナル(TRD純正)スプリングレートを搭載した逸品のリアルレーシングダンパーの詳細は下記↓ご参照願います。 日々精進
「SACHS Racing 14R60BLUE-AREA」カテゴリーアーカイブ
揺れ対策プラン
コロナ禍で全く出番が無い2号機86ことTRD14R。この状況で試乗会&商談会が出来る訳も無く、今はただ辛抱、、と言うか普通に営業車兼マイカーとして孤独なドライブを楽しむ道具になってます。ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセット(弊社の主力製品)と、ミシュランパイロットスポーツ4Sの組み合わせが気持ち良く、誰もがアップデートを体感出来るセットアップになりましたが、それは普通の人が使う乗用範囲内の速度域まで。言い方難しいのですが”趣味の速度域(汗)”において旋回中リア側から不穏な揺れが出るように感じています。200系ハイエース&レジアスエースと同じ長さのロングホイルベースを持つ86の特性を生かし、舵角を一定でアクセルを開け続けて走る醍醐味。いつまでも踏んだまま旋回していたい(笑)自分にとっては致命的な問題です。1号機の86(ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンション+ミシュランPS4の215/45-17)では感じなかった(出なかった)挙動で、考えられる要因は数点あります。1)タイヤサイズが215/45-17から225/40-18に、そして新構造のPS4S。2)走れば推定約25mmスプリングとタイヤがつぶれる14Rの空力パーツ。この2点、素人考えからグリップ稼働率が上がった”しわよせ”によるものと思ってます。思えば空力パーツなしの1号機86は高速旋回中によく車体がポンポン浮いていた(車体を押しあげる方向で応力を逃がす?)んですね。そんな状況下でも4論のレスポンスと接地性能、接地感が抜群だったので気にしていなかった、、。2号機14Rに装備された空力パーツで地面に押し付ける力が加わり、浮く事による逃げがなくなりリア周りがムズムズ揺れる。「普通であれば、この揺れの緩衝はダンパーが曲がる(しなる程度)事で相殺される事もあるようですが、リアも倒立式のザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションは剛性が高く曲がりません。よってリアメンバー付近にしわよせ(震源地)が来るように感じます。」と、GRガレージさいたま中央店の高木さんの解説に納得して近々に対策予定です。 日々精進
TRD14R60専用 ザックスレーシングダンパーキット
GRガレージさいたま中央店さんのオリジナル製品、14R60専用ザックスレーシングダンパーキット!新規ユーザーさんが増えないのは在庫が無い、、正確にはドイツに発注しているダンパーパーツが未だバックオーダー中で組み立てられないのが現状ですが数か月後には数台の組立が可能となります。ご検討中の全国の14R60オーナーの皆さんっ!今しばらくお待ち下さい!ご相談はGRガレージさいたま中央店さんにお願いします。
発売から6年目の14R60ですから標準TRD製専用ダンパーも賞味期限。14R60に標準搭載されたフロント10kg、リアー14kgのバネレートをトレースしつつ、ハイスピードレスポンスの路面接地性能を追加したザックスレーシングダンパーキット!世界最速のワンメイクレース”ポルシェカレラカップマシン(997/991GT3-CUP)専用ワンメークダンパーとほぼ同じ組成を持つ生粋のレースパーツ仕立て。その反面、走り出せば低速域でもしっかり振動制御されている事を体感出来る副産物的な乗用性能があります。下記リンクにて製品詳細、そして最下部リンクにザックスのフロントダンパー(カレラカップ用と、パフォーマンスコイルオーバー)の比較画像があります。是非是非ご覧になってみて下さい。 日々精進
TRD14R&14R60 + SACHS PERFORMANCE
前職からお取引頂いている島根県の専門店のS山社長様から「しょーじさん!今TRD14Rもしくは14R60を狙ってますよ!」と、ご連絡頂き嬉しい限り。シビックタイプR(FK8)やドゥカティを所有するS山さんの趣味は、長年の信頼関係で理解しているつもりです。多分ですが”スポーツカーにおける正しい仕立て(NAエンジン&2ドアクーペー&FRレイアウト)と潔い装備(マニュアルトランスミッションと電子制御介在の少なさ)”のベーシック感にご理解頂けたのだと勝手に考えてます。上画像は私の2号機TRD14Rリアセクション。ディフューザーを外すとこのような景色になります。リアに関しては14R60もほぼ同等ですかね?ロワアーム下側にセットされたスポイラーフィンが1G状態でディフューザーと同じ高さに沿うよう車高を設定すれば完璧なダウンフォースが手に入ります。この操縦感覚は結構凄いんですよ(車体が地面に押し付けられる証拠はタイヤのショルダー跡に現れます)。
TRD14Rであれば自分の2号機と同じ組み合わせのザックスパフォーマンスコイルオーバー(画像右)をオススメして、14R60であればGRガレージさいたま中央店のスペシャル”14R60専用ザックスレーシングダンパー”しかありません!フロント11kg/f、リア14kg/fの14R60純正TRDダンパーキットと同じスプリングレートを装備しつつ、ワイドレンジの減衰展開と低速域からシュパっと立ち上がる減衰特性で快適性すら覚える乗り心地です。例えるならノーマル14R60のサスペンション感覚がポルシェ964のカップカーで、ザックスレーシングダンパーがポルシェ997GT3ストリートって感じです。因みにGRガレージさいたま中央店さんの14R60専用ザックスレーシングダンパー、パーツ構成はほぼポルシェのワンメークレース997&991CUP用ザックスとほぼ同じです。と、このようにSACHS(ザックス)ダンパーのバリエーションのご用意がございますので、引き続き”良い物件”をお探し頂き、手に入れた暁には是非ザックスダンパーのご用命をお願い申し上げます。場合によっては島根県松江市まで納品にお伺いします(笑)。日々精進
※GRガレージさいたま中央店オリジナルTRD14R60専用ザックスレーシングダンパーセットですが、中古車価格もほぼ安定して”持つべき方が手に入れた”感から目下増産を検討中との事です。詳細はGRガレージさいたま中央店さんにお問い合わせお願い申し上げます。
2019 FUJI 86 STYLE GR GARAGEさいたま中央店
タイムアップ直前に毎度お馴染みGRガレージさいたま中央店&株式会社クイックさんブースに売上確認(笑)。コイルをまとめ買いして下さった方もいらっしゃったようで何よりです。で、先ほどハイスパークイグニッションコイルの在庫を確認しましたが、既に前期用は完売!後期用も残りわずかで弊社在庫もほぼ片手です(自分の分は確保しておかないと)。次回入荷は少し時間がかかるみたいですので、あるうちみ買っておいてくださいね。で、当日GRガレージさいたま中央店の高木さんからイグニッションコイルの適合に関してアドバイス頂きました。メーカー見解でAB型が前期モデル、C型以降は全て後期となっておりますが、B型の最終付近の車両C型以降のコイルを搭載した車両があるようです。B型のユーザー皆さんっ!ご購入の際はご面倒でもコイルのカプラー形状をご確認下さいます様お願い申し上げます。だ円型カプラーが前期、ベース型6角形カプラーが後期型です。
お疲れ様でした!引き続きよろしくお願い申し上げます。 日々精進
2019FUJI86STYLE
28日の日曜日、富士スピードウェイにて開催されるFuji86Styleのご案内です。弊社の出店展示はございませんが、毎回お世話になっているGRガレージさいたま中央店さんが株式会社クイック様とジョイント出店されます。弊社取り扱い製品の一部も当日限定の特別価格もあるようです!ブースはAパドック内ですので是非お立ち寄り”お買い得品”をゲットして下さいね。私も昼過ぎからAパド内をウロウロしていると思いますので皆様宜しくお願い申し上げます。 日々精進
GRガレージさいたま中央店、試乗&施工会御礼
GRガレージさいたま中央店、ドライヴィジョンECU施工会”一試合完全燃焼の1台目っ!”。毎度お馴染みシルバーの14RにはドライヴィジョンECUが既にインストール(当時の最新版が)されておりまして、今回はファイナルヴァージョンにアップデイトです。
「お預けして後日取りにお伺い」、、実はこのパターンが結構多くてですね、全幅の信頼を頂いている証拠ですので、ご期待にお応え出来るよう全力で取り組みました。ECUアップデートにより、ドライバーの入力パターンと共に過ごした時間が構築した自己学習用域(FA20ECUに純正搭載されたユーザーオンデマンド機能域)が”完全な白紙”になりました。新しいシステムを搭載したECUを学習させる為、感傷に浸る暇はなく踏んで走り込みます。今回のプリセッターもドライヴィジョンECU助手ツカサ女史(BRZでサーキット走行練習中)にお願いしました。
旧バージョンからファイナルへ完全更新完了。因みにこの14R、ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットも搭載して頂いておりまして、このような敷地から道路に繋がる舗装の段差のいなし方はやっぱり普通の86じゃない動をしています。サスペンションにおける対角線連動の綺麗な動き(縮むフロント側の対角にあるリア側が瞬間的にすぉーっと伸びる)。キャビンの穏やかな揺すられ方が心地よく見えました。売ってる自分が言うのもアレなんですが、ザックスパフォーマンスコイルオーバーって凄いですね。
店舗裏をぐるっと数回20分程度走行後。ドライヴィジョンECUファイナルとして実性能が体感感覚で解るか?再度調整して走り込み完成。仕事キッチリ!
一試合完全燃焼!完成!
お次はスバルのスポーツワゴンレヴォーグ。同じくドライヴィジョンECUアップデートとその他モロモロ調整のご依頼を頂きました。
14R同様、空白の自己学習用域を埋めるべく走ります。
最終確認と調整を経て完成!オーナーさん曰く「もうスバルの4WD以外は乗れません、、体がスバルになってしまっている。」と。そーゆー話は沢山聞いてまして私も群馬県人ですからレヴォーグとかEJ20積のWRXが超気にはなります、、が、今は聞かなかった事にしています。
一試合完全燃焼!完成!GRガレージさいたま中央店さんの綺麗なウインドウに貼られた”一試合完全燃焼”、、GRガレージさいたま中央店、高木さんのご理解に感謝!押せ押せの午前中がここで終了。お昼は魅惑のチキンカレーを頂きます!
GRガレージさいたま中央店の高木さんから「しょうじさんカレーの写真は?」、、はっ!我慢できずに食べてしまって今回もナシです。カレーのパックを開くまでは意識があったのですが、それ以降は夢中で食らいついていたのだと思います。秘伝のスパイスの感想は”食べれば食べる程もっと食べたくなる美味さ”です。カレーの画像の代わりに店舗(オレンジ色のお店がカレー専門店)をバックに走るスープラ。次回はカレー画像必ず!
オレンジついでにRCF!レクサス純正SACHS(ザックス)コンティニュアスデバイスコントロールダンパーが搭載されたナイスマシン!この後RCFカーボンモデルも走ってまして、さいたま新都心が都会であった事を再確認。
午後の部スタートでご新規の白い86オーナーさん。ご来店頂きドライヴィジョンECUファイナルを即決して頂きました。浦和太田窪の旧店舗、通称”風の谷のブルーエリア”にあったブリキのロボットみたいな充電器じゃなく新型の充電器にてECUインストール中の電圧変化の安定対策です。
白いGグレードですよ!&16インチの白いホイール。格好いいです!私の好みでちょっと羨ましいです。でドライヴィジョンECU今市社長がインストール施工中。
インストール施工が続きます。画像にはGグレード(&TRD14R60)のみに装備が許されたキーシリンダーが見えます。誰も気にしていないかもしれませんが、キーシリンダーに鍵を差し込んで捻ると言うイグニッション行為が私にとっては結構大事な事を気が付きました。もし次の86があれば迷わずGグレードですね。
インストール施工完了!ドライヴィジョンECUツカサ女史の空白の学習用域を埋めるテスト運転&助手席のオーナーさんにご説明。
一試合完全燃焼!完成!ユーザーさんと記念写真の図!
お次は後期86のオーナーさんに体感インストール施工。
プレインストール後に走行>調整>走行>追加プログラムインストール中。こういった柔軟な対応はドライヴィジョンECU今市社長自らインストール施工しているから可能な作業であります。一試合完全燃焼に向けて全力投球!!
エンジンの動きはECUのプログラムと吸気から排気までの物理要素で決まります。ECUのプログラムで物理要素の動きを制御する事には限界がありまして、今回は断念。で、この夏オーナーさんは往復1,500kmのロングドライブを控えているらしく、じっくり考えて次回の施工会にご決断頂ければ幸いです。一試合完全燃焼!、、「え?売れなかったのに一試合完全燃焼!なんだ。」と、誰もそこまで考えてないと思いますが、ドライヴィジョンECU今市社長とヴェルナー東海林の想いがありますので言わせて下さい。”売れる売れないは結果であり、ご満足頂く為の努力!今出来る最善を全力で取り組む事が大事!やりきる事、その姿勢は現在までの多くのユーザーさんや、ご検討中の皆さんが見ていて下さる。”自己満足と言われればソレまでなのですが、自分たちが満足(納得)しない仕事なんてしたくありません。即の売上、、欲しいに決まってますよw。でも、ぶれずに毎回を大事に、そして継続する事。ご来場下さいました皆様に感謝!ありがとうございます!
GRガレージさいたま中央店の高木さんはじめ皆様に感謝!ドライヴィジョンECU今市社長、ツカサ女史、今回もありがとうございました!ご苦労様でした。次回のGRガレージさいたま中央店の施工会は消費税が10%になる前にもう一度開催予定です。次回の一試合完全燃焼!皆様宜しくお願い申し上げます。 日々精進
GRガレージさいたま中央店試乗会御案内
GRガレージさいたま中央店さんでの試乗会&商談会が近付いてきましたのでご案内です!今度の21日(日曜日)午前10時~午後5時までのワンデイ一試合完全燃焼で挑みますっ!21日の翌週はいよいよ86&BRZ史上最大のイベント”FUJI-86Style-withBRZですね。大集合の前にチューニングアップデートやキッチリメンテをGRガレージさいたま中央店さんで是非!
弊社86デモカーに装備のザックスパフォーマンスコイルオーバーの同乗体感走行をはじめ装備パーツのご説明と商談が可能です。”史上最弱のスプリングレート(F3.8k/R4.2k)”による車高調整サスペンションセット!都合の良すぎるフットワーク性能を是非とも体感してみて下さい。またセットされるタイヤはミシュランパイロットスポーツ4サイズ215/45-17(前後共)をGR86より先に(ココ大事)採用致しました。ホイールサイズ/リム幅は17インチの7.5JでGR86のフロント用と同じです。で、つい最近知ったのですが私が使っている空気圧2.3がGR86フロントの推奨値でびっくり。ぼーっとしながらも何となくクルマのツボを押さえているようで一安心。さて、ザックスとミシュラン!「使っているブランドがトヨタ&GRと同じじゃないのぉー」はおっしゃる通りでこの組み合わせで私は20年以上やってきました。欧州FIA基準のレースカーの組成のように、搭載するパーツでその性能が決まるのは乗用車(86&BRZ)も同じです。先ずはベースとなる性能(ザックス&ミシュラン)を装備した上で、どう仕立てて行くのか?がチューニング(調律)です。結果、性能目標の到達地点は近い所になりますが、そこに辿り着くまでの制御工程や手法(クルマの動きに対して減衰の出し方や、その収束反力の時間や体に感じるアタリ)により印象が大きく変わります。トヨタ-SACHS、GR-SACHS、弊社扱いドイツZFレース社製-SACHSどれが正解なのか?は当たり前ですが全てに正解があります。ですので先ずは体感してみて下さい。
21日はドライビジョンECU今市社長自らチューニングプログラムをインストール施工致します。お試しインストールOK!「これじゃない」と思えばノーマルに戻します。お金はかかりません。「これ買います!」であればオーナーさんからヒアリング頂いた状況をインストールするプログラムに反映します。ベースプログラム+個別調整=ほぼワンオフのドライビジョンECUを搭載可能で追加コストは頂きません。※価格は下記リンクご参照
日本刀とクロエリさんと。※当日クロエリさんが来ることはありません(念の為)。
現在のところ21日、日曜日の天候は雨。翌週の”富士86スタイルに備えてゆっくり休む”と言う手もありかと思いますが「このワンデイで決める!」と言う作戦をご検討頂ければ幸いです。86&BRZ用ザックスパフォーマンスコイルオーバーは予約ご注文となりまして、次回入荷はお盆前後。ギリギリ消費税増税前にご用意出来そうです。
ここ最近、ドライビジョンECU施工会のお問い合わせを数件頂きましたが、皆様遠方の方で社交辞令のような”次回に是非”とメールご返信致しましたが現在のところドライビジョンECUの販売可能GR店舗さんはココGRガレージさいたま中央店さんしかありません。万が一、遠方ご来店&ご購入の場合、私にできるサービスは一つ、上画像、高木さんのマシン14R60奥に見える本格激美味カレー専門店のランチを弊社持ちでご用意させて頂きます! では21日、皆様宜しくお願い申し上げます。 詳細↓ 日々精進
SACHS X SACHS
SACHS(ザックス)ダンパーセットを並べて撮影。左2本はGRガレージさいたま中央店さんオリジナルブランド”ブルーエリア別注TRD14R60専用SACHSレーシングダンパーキット”。開発責任者はTRD14R60オーナーでGRガレージさいたま中央店の高木さん。製造元はドイツZFレースエンジニアリング社オフィシャルテクニカルパートナーアネブルAPの蘇武さん。トータルコーディネートが弊社ヴェルナーであります。私は製造工程において何をしたのか?の答は簡単で、レーサーのようなスキルも無く振動工学の知識も無くただただ日本人で誰よりもSACHSのダンパーチューニングに永く関わり近い存在と言うポジションを生かし、毎回進化する車両に対し”このセットアップがSACHSと言えるか(ザックスライドになっているか)?そしてアップデートの余地と5年先も通用するか?”を判断しました。、、「お前何様なんだよ!」と多方面から怒られそうですが、19歳で高崎COXさんが組んだBMW-E28コンプリート(ザックススポーティングセット装着)を初体験してからはや30年以上。私の体に揺るぎないSACHSライド感が蓄積され更新されています。TRD14R60特有のハイレートのスプリングであってもSACHSライドを保つブルーエリアオリジナル製品は現在まで2名のオーナーさんに大好評です。一名は開発責任者の高木さんで、創ったからには自分で買わないとなのか?自分で欲しかったら開発したのか?はどちらも正解のような気がします。で、そのお値段は50万を超えまして、ホイホイ売れるような代物ではないのですが、レース関係者からみたら破格なんですね。一番左がリアダンパーでウルトラライトウエイトアルミシェル+アルミアウターケース採用。全長調整式にありがちな”ずっしり重たい”何て事は全くありません。フロントはパフォーマンスコイルオーバーにそっくりですがフルタップ+アジャスタブルナックルアームのレース品番を持つダンパーで前後共100%FIA基準のレースに向けたパーツ構成製品。これとほぼ同じダンパーをヴァイスアッハ(ポルシェモータースポーツ)から購入すると2.5~3倍の価格になると思います。事実、トヨタ本社の用品開発担当者もザックスレーシングダンパーの採用が気になって訪問していると、、。86&BRZだけじゃなく、TRD14R60オーナー皆さんも是非次回のGRガレージさいたま中央店さん試乗会にご来場頂き、専用設計されたダンパーセットの導入に向けてご説明&商談させて頂ければ幸いです。 日々精進
GRガレージさいたま中央店、試乗会のECU施工会ご案内
来る6月9日、GR Garageさいたま中央店さんにて当日のドライビジョンECU施工が可能となりましたので、再度のご案内です。
「本流の道を知らずしては、我一流の道慥(たしか)にわきまえがたし。」宮本武蔵/五輪書-風の巻より抜粋した一文で、ドライビジョンチューニングECUの組成を物語っているように思い掲載致しました。FA20に搭載されたECUプログラムを全域(全面)に渡り検証、一つのプログラムとその指令の相互関係を全てチェックし開発用紐付けデータを構築。開発当初は「果てしない荒野を彷徨うような遠いゴールを目指す作業」と、ドライビジョンECUの今市社長(上本人画像)談。プレバージョンのプログラムが完成すると同時にテスト車両にインストールしてログデータを回収するためにひたすら走る、、ただ走るだけではなく様々なシチュエーション(車速、エンジン回転速度、エンジン回転数、アクセル速度&開度、シフトチェンジ、クラッチリリース)を元に、一般道路で想定される渋滞や、あえてラフな操作や、低回転走行負荷等等、どんなスキルの方が乗っても綺麗にスムースに快適に速く走る事が出来る柔軟性能を実現出来る数値を構築して行きました。「、、、テストドライブまで今市社長がやったんだ、、こんなおじさんなのに大丈夫?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんので念の為に書きます。今市社長のドライビングスキル、、一例ですが袖ケ浦フォレストレースウエイのタイムでルマンドライバー澤圭太選手より遅れる事1秒以内(ロータスエキシージ)です。関東圏3か所のサーキットに通い、ドライビングレッスンをむさぼり、ランボルギーニ、ポルシェ、ロータス、AMG等ハイエンドスポーツカーで修行を積み上げた敏腕です。その修行の中で見えた理想は”ノーマルを越えたノーマル性能”、、言い方を変えればメーカーのマイナーチェンジの1.5先を行くユーティリティーを持った先進性でつまりドライビジョンECU-FA20が理想であり、その使い易さから現在まで多くのドライビジョンECUに共感頂いたユーザーさんが居ます。6月9日、GRガレージさいたま中央店にて是非お越し下さい。 詳細は↓ 日々精進