「Motor Cycle」カテゴリーアーカイブ

本日の一冊”オートバイの科学”

推定40年前から気になっていた本をやっと入手して、今読んでいます。また昔話の検証みたいで申し訳ないのですが、バイクの基礎を再確認するつもりで熟読中。この本を知ったのは高校生の頃か?卒業してからか?バイクに乗り続け、地味に楽しめるようになった頃だった記憶。本を知ったのは確か同じ団地に住んでいた中学の同級生こと、木こりの越川君(36M3から996カレラ4に乗り換え完了)が熱心に「コレを読め!」と、進められたのですが放置し続け現在に至ります。佐藤さん(SR専門店旧モトサロン店主-現AAA)亡き後、教えを乞う術が”この本”しか残っていない気がして。因みに1982年初版発行。

何か”とおとい”イラストレーションに思う。SRじゃなくXTのエンジン(純正マグネシウムサイドカバー付き)。注目ポイントはアウトサイドスイングアーム!フレームの外側にセットされています。外側配置のスイングアームは海外のフレームビルダーがよく使う手法で、タイヤのクリアランスとか、応力剛性UPとかが目的なのかな?と思っていたのですが、本に書かれている最大の目的が「ステップ+ペダルの横幅が狭く出来る事」。ニーグリップが最大限に効く&気持ちの良いライディングポジションが完成!いろいろ納得で、やっぱり”気持ちの良さ”は大事な性能と再認識。

自分のバイクについて書かれている本だったりします。

何故クランクケースを換装するとエンジンパワーが上がるのかが未だ解りません。XT500(乗用)とTT500(レーサー)のクランクケースは勿論互換性があり興味があります。2025/07/27追記:TT500のレースクランクを使う場合、ケースも換装する<と言う事のようです。

50半ばを過ぎても、、過ぎたからこそ、狭い趣味を深く突き詰めたい。今はそんな気持ちです。 日々精進

PORSCHE DESIGN YAMAHA-SR500

ヤマハの単気筒バイクSR500のモディファイ?リデザインか?製造元ポルシェデザインで1978年式だそう。空冷シングルエンジン+クリーンな外装パーツを100%無視した潔さを感じる。格好良いのかは自分には解らないのですがドイツアウトバーンルートの高い巡行速度+各レーンの速度差を考えればホイールまでフェアリングを付けた全身エアロは当時の最先端だったんですね。エアロ番長こと同じドイツ人のルイジコラーニ先生の作品より骨太の実用感。911を生んだポルシェデザインの神髄かもしれない。

ドイツシュトットガルト-ポルシェミュージアム展示風景。※文京区白山にあったSR専門店”モトサロン(現-川口AAA)”が仕立てた空冷911ピストン装備のヤマハSR情報を探していたらコレに当たりました。ヤマハSRの最終進化系? 日々精進

峠の風景

ヴェルナーしょうじの日々精進ブログを飽きずにご覧頂いている皆様に向けつつ、自分のやるべき事を見直すアイコンとして画像を掲載。新緑のスポーツカーとオートバイ。この”一生の趣味”を、唯一の商売としている弊社を引き続きよろしくお願い申し上げます(懇願)。さて、上画像は自前の2号機ことD型86TRD14R。旧86は皆さんご存知の通り結構な登録台数を稼いだ”いわば現代における国産スポーツカーのベーシック(10年前だけど)”。スペシャリティーなスポーツカーじゃない気楽さと、自分の生活の一部に溶け込む性能が”いろいろ考えても最善”な気がする1台。まだまだコレで稼ぎたい(笑)。

ホンダCB750F(TypeFA?)。空冷4発のザ・ナナハン。エンジンフィンまで徹底的に磨かれた素晴らしいコンディションで、マフラー以外はノーマル外観も素敵。これから出る新型CBF(コンセプト)も素敵ですが、自分も昭和の人間なのでガソリンタンク両サイドから1番4番エンジンがまたがった(乗っている)状態で目に入る満足感が大事。格好よかったです。

続きましてホンダS2000(Type-S)。地元の平日夕方から峠を駆け上る手練れ界隈と同等の踏みっぷり&ナイスサウンドで格好よかったです。86のエンジンサウンドもダメじゃないけど、同じ4気筒のS2000とかE30M3(BMW)には全く敵わない。官能サウンドがマジ羨まし~。 日々精進

BMW R12/GS

以前のブログ(最下部リンク付き)に掲載した理想のマシン(HP2エンデューロにR80GSベーシックの外装)と、数日前に発表された新型BMW-R12GSの比較画像。見た感じだいたい同じ。最大の相違点はリアスイングアームピボット(支点)の高さ。当たり前ですがHP2エンデューロの方がグランドハイト高がありました。

格好いいですよね。エンデューロシートと言うライドハイトが高いシートも選択できるらしく、これも売れそうな予感。自分もちょっと欲しいカモと言う気持ち反面、1200ccで重量200kgをスイスイオフロードで操る自信が全くない事を思い出した。クルマと違って、バイクは自分のスキルの範囲内で選ばないと大変な事になるか、もしくは全くつまらないで終わる乗り物。身の丈を考えたらやっぱり自分のXT500(バッテリーレスのライトウエイト仕様)が最適か。 日々精進

自由研究-BMW HP2 ENDURO

デザイン性能の本領、CB1000F-CONCEPT

2020年3月に発表されたホンダのコンセプトバイク”CB-Fコンセプト”。5年の歳月を経て”コンセプトマシン”から”売るマシン(商品)”に昇格して再発表されたみたい。推定販売価格¥150万!まちがいなくバカ売れだと思います。カワサキZ900RS所有者の約90%は増車(CB-Fを買い足し)もしくは乗り換えを検討しているハズ。新車であのCB-Fが買える時代がまた来ました!で、思う事が二つ。その1)事ある毎に思いますが、自分達世代はイイ時代に生きている。オートバイブーム(月刊オートバイ誌のページ数がコロコロコミック以上の厚さ)の熱量をリアルに体験して楽しんだ。上野のバイク街も毎週通った。いい時代だった。その2)ブームにのって楽しめる経験者(自分達世代)が結局のところ安定した(経済状況にあまり左右されない)盤石の消費者層である事。おじさんホイホイとは、パパ活女子とか港区女子じゃなく、昔憧れたバイクの面影を持つ最新のバイクですよね。ワクワクしているおじさんは今すぐ奥さんを説得して購入資金を確保しましょう!さて、その通称コンセプト2?こと2025年版CB-Fコンセプトですが、ズバリ!優れたデザイン力による賜物であります(個人的見解)。全く違うカタチのモノを、同じように見せる力。担当デザイナーチームが凄くイイ仕事をした製品に思います。さて、ここからがネタ(笑)。あの漫画”MFゴースト”が無事終了。作者しげの秀一先生も一段落で次の作品の構想中ではないでしょうか?イニシャルDのAE86からのMFGの86。この流れでバリバリ伝説CB-FBからの新作漫画(青春ラブコメか?)CB1000F(現コンセプト)が出てくるように思うのは自分だけじゃないような気がする。 日々精進

バリバリゴースト、伝説が再始動?

 

ピニンファリーナの明確なバイク用空力パーツ

メモ書きが雑で何だか解らないと思いますので文末にリンク付けますが、要はピニンファリーナ社が自信を持って発表したオートバイ用の最適化エアロダイナミクスパーツが至って明快(解りやすい)でした。車体に風の通る筒を増設するだけ。いろんな考え方&トレンドがあるエアロダイナミクスですが、ウイングの次に来るのは間違いなく”筒”だと思います。メモの上の方に書いた筒付きバイクはピニンファリーナの発表以前にどこかの研究者がお披露目したモノ。筒が空気を通り抜けるだけでウイング以上の効き。

因みにこのプロジェクトにDE-ROSAも参加しているので、将来的にこのエアロ装置を搭載した自転車が販売されるかもです? 参照>Pininfarina celebrates 95 years of innovation with Shaping Two-Wheel Aerodynamics event 日々精進

気分転換にお江戸詣で

山間部の村に住み続けて15年。渋滞もなく、ワインディングロードまで0分の好環境を手にして後悔はない、、のですが何せ刺激が少なく(笑)、たまにの充電のつもりで、お江戸/セントラルトウキョウ詣でに行ってきました。目的は代官山蔦屋書店の店内イベント”サンダンス特別展示&物販(アポロキャップが欲しかったんです。村のおじさんが被るのに丁度いい感)”!平日の代官山蔦屋は比較的人少な目で駐車場もスイスイ。駐車場でみかけたシルバーのナロー911タルガに乗る60代後半と思われるオシャレなご夫婦に都会の洗練を感じました。で、成功者の乗り物(個人的見解)サンダンス製のハーレー2台をガン見しつつ、車体の総質量&全体バランスと、細部のディテールと各部のフィニッシングをがっちり見極めてきました。マシンにまたがった時の視界もイメージ出来たしイメトレと言うか、モチベーションが少し回復した気がする。旧山手通り、青山通り、外苑西通り、JB23ジムニーの運転席から見る景色が新鮮だった(笑)。たまにの都会はイイですね。

さて、展示会でアポロキャップと一緒に買ったサンダンスさんのハーレー技術指南書。オールカラー386ページ!エンジン構造、問題点、対策、多分ですがこれ一冊読めばノーマルのXR1000がなぜダメなのか?の理解と同時にサンダンスのハーレーを買う理由はたくさんみつかるハズ。先ずは熟読しつつ、お金儲け(仕事)の算段。 日々精進

気持ちの余裕

転載禁止 株式会社ヴェルナー気持ちに余裕が出来たのか?久々単車のメインテナンス。勤め人(雇用者)時代の休日は100%休日だったけど、経営者になって9年目、ドキドキしながら”なんとかなる”で続けてこられました(もちろんご購入下さった販売店さん&製品ユーザー皆さんのおかげです)けど、先月2月の売上落ち込みに心が折れた(涙)。でも、この先どーする?を真剣に考えるきっかけが出来た事、そしてその見通しが経って、少しだけ気持ちの余裕が出来た気がします。同じ商売を永く続けるって難しいですね。

転載禁止 株式会社ヴェルナー不安定で使いづらい整備スタンド。無いよりマシな仕立て。英国メティスのファクトリーで使っていた台車付きでハイトの自由度が高いスタンドを発見。次買うならメティス式もしくは自作か?

転載禁止 株式会社ヴェルナー数年越しの新品リアダンパー&ドイツKEDO社別注アイバッハコイルスプリングの換装作業を考えていたのですが、風が強くなってきて中止。花粉症もありますが、群馬の強風が怖くて、、XT500の設計乾燥重量が139kgで軽量化の為にバッテリーを外しましたので更に軽く、結果風が吹いて倒れた事があります。皆さん群馬の空っ風にご注を! 日々精進

TARGET-DESIGN GERMANY (SUZUKI GS650G)

TARGET DESIGN SUZUKI GS650Gミニカウルの付いたスポーツバイクが欲しい症候群。たまに起こる発作なのでもう自分でも慣れました。色々考えて結局買わない。考えているうちに疲れちゃって、、やっぱりいらない。と言う結論(笑)。自分の従弟が”リマスター大王/過激なヘッドフォン評論家”になる以前、漫画家の江川達也先生の付き人をしていた頃に電話があって「かおる君、今のランボルギーニってどうなの?江川先生が欲しいと言ってて、、でも買わないと思うけど。」?何で買わないのか尋ねたトコロ「買って乗り込んで運転してを絵に描いたり妄想で済んで疲れて終わる」だった、、自分も既にその域に居るのかもしれない(汗)。さて、上画像の落書きに話を戻しまして、人生のやり残し感を埋めたい為の物欲ミニカウル/ビキニカウル付きスポーツバイク。以前から欲しかった憧れのルマンワン(モトグッチルマン850タイプ1)は既に手の届かない存在(価格高騰故)になったので他を考えるとBMW-R65LSと、スズキGSX650G‐刀が個人的趣向に該当!それにしても、、R650LSと650Gのカウルって似てますよね。カウルサイドを延長して角型ヘッドランプに置き換えたらGSX750/1100刀が完成のように思う。で、自分は既にプロのマニアおじさんなので多くの人が認める完成された美しさより、デザイナーの癖が強い造型に惹かれるお年頃。ザ・ファースト刀ことGS650Gは今の自分にドンズバ。買ってメインテナンスして&左右のエンドマフラーだけオリジナル製作して、、車検を取らない(乗らない-笑)作戦もありなような気がしてきた。なんたってドイツ最高峰のターゲットデザイン-ハンスムートの秀作!バイクは既に彫刻や絵画のようなコレクションになりつつあります。ちょっと考えなくちゃ。 日々精進

江口先輩とZ1R再び

週刊文春 江口洋介 カワサキZ1R定期購読している自分の愛読雑誌”週刊文春”より転載。いわゆる文春砲が目当と言う訳じゃないのですが、毎週新しい発見が嬉しくて読み続けてます。で、先週号の巻末クラビアにカワサキZ1Rと江口洋介先輩が出ていたので便乗掲載(転載)。弊社ブログへの登場(同じく雑誌からの転載ですが)は14年ぶりでした。自分のやっている事が全く変わらない事が残念ではありますが、江口先輩とZ1Rが変わらず超格好いいのでOK 日々精進

江口(洋介)先輩とZ1R。