「ALPINE A110R」カテゴリーアーカイブ

A110Rは11年前の伏線回収だった

ALPINE A110-50君たちは覚えているか?アルピーヌA110-50を!」と言われても、、ですよね。11年前に前職で自分が書いたブログ記事にびっくりでこれも伏線回収案件だと思う今日この頃。で、お題目のアルピーヌA110-50!A110の50周年記念車両で、販売はされなかった幻車両。造型を見る限り量産されたメガーヌトロフィーの外板だけやりなおした感じの見せるだけ車両だったのか?兎に角当時はSACHS(ザックス)レーシングダンパーが装備されている車両を徹底的にフォーカスする習慣からブログを書いた記憶。そして11年後の今、実市販車A110R(ラジカル)にもしっかりZF(SACHS)レーシングダンパーが装備されて回収完了! 日々精進

ALPINE A110R PIKES PEAK TEST (VAL THORENS)

ALPINE A110R PIKES PEAK TEST (VAL THORENS)

株式会社ヴェルナー決算月を終えて目下”表5(税務署指定書式)”に6月末時点の弊社在庫の書き出し真っ最中!前職での営業で「今月は決算だから買えません!」とよく言われた記憶がありますが、貸借対照表と勘定科目を理解した今の自分からすれば”何で?”と。担当の税理士さんから言われているのかもしれませんが決算月でも在庫増やしても輸入等、先払いしても全て資産ですので”安心して仕入れて”下さいね(笑)。で、決算の書類作成を進めておりますと、弊社の出来高が明確になり、残念な結果が可視化されて気持ちが折れる。泣きたい。もうクルマの部品じゃダメかも&スポーツカー乗っている場合じゃないのか。と、いわゆる負のスパイラル。自分の沈んだ気持ちを救い上げてくれたのがアルプスの峠を疾走する1台のスポーツカー(A110Rパイクスピークステスト車両)。これ(下記ムービー)観てワクワク出来る自分はまだやれる!悩みも希望もスポーツカーって落ちでした。さて、アルピーヌA110R乗用モデルは皆さんご存知の通り、ドイツZFザックスレースエンジニアリング社が仕立てたパフォーマンスコイオーバー(減衰調整&車高調整サスペンション)が標準装備されておりますが、パイクスピークスモデルは別銘柄(メーカー不明グリーンアルマイトのシェルケースでした)に換装されアントニーヴィランがデザインしたであろう高効率エアロパーツとのバランスを図った様子。イタリア国境に近いフランス-ヴァル・トランス峠を疾走するA110Rテストカー。セットを煮詰めて走る度に速くなる(ように見えました)映像は必見です! 日々精進

A110Rと14R

A110Rと14R

A110R上画像の文字、自分で書いたのですが、、忘れました(笑)。確かアルピーヌA110R(ラディカル)に標準搭載されたSACHS減衰調整式サスペンションのフォースアジャストダイヤルが前後ともダンパー上面に装着されていて、タイヤを外さないと調整出来ない>しかし自分の14R(これもラディカルのRか?)に換装したザックスパフォーマンスコイルオーバーのフォースアジャスターは前後下部にあり、何とか1G下でも手が届き調整が可能ですよ、、そんな宣伝をしたかったのかもしれません。と、ここまで書いて実際に検証してみましたが、フロントは手が届きアジャスト可能!ワンクリックの”カチっ”と感でブラインドタッチでも間違える事はありません。問題はリア側、、手が入りませんでした。素の86&BRZではOKですがロワアームウイングとディフィーザーサイドパネルに挟まってダメでした。14Rの場合、リア側調整の際はリフトアップが必要です。さて、A110Rと自分の14R!どちらもミシュランタイヤの性能特性に併せ、同じ銘柄のダンパー(構造もほぼ同じ)を搭載しています。2台の相対的な性能比較は個人的に興味がありまして、これは月刊誌時代のXaCAR誌の記事にもなりそう。故-城市編集長なら取り組んで下さった案件かも、、。自分の14Rにもー少し予算がかけられたら対決した気がします。A110Rは14R開発陣営も気になる1台だと思いますしね。ドレクセラーデファレンシャルと外板の炭素化!頑張ってお金稼がないと(汗)。

SACHS 86 ザックス参考画像その1)14Rリアダンパー付近。

TRD14R 86参考画像その2)14Rフロントバンパー下面付近。

TRD14R 86参考画像その3)14Rリア下面付近。アルピーヌA110Rのリア周り(ウイング&ディフィーザー)で約20kgの空力荷重が出ると書いてありました。14Rはもしかしたらそれ以上かもしれない。 日々精進

ALPINE A110R – SACHS DAMPER INSIDE

石井先生 A110Rに乗って語る

A110R SACHS ZF DAMPERJ-COTY自動車ジャーナリスト”石井昌道先生”のアルピーヌA110R現地インプレッションムービーが凄く刺さったのでリンクを掲載しました。フォーカスの中心にフットワーク(タイヤとサスペンション)が在る事が凄く嬉しかった!スポーツカーの要は”運転していてどうなのか?”ですよね。Tipo創刊号から石井先生を応援してきた甲斐があったのかもしれない。で、A110Rのインプレッションですが終始サスペンションの高評価が続きます。ダンパー銘柄は毎度おなじみZF(SACHS)ハイト(車高)&フォース(20段減衰)アジャスタブルサスペンションでアフターマーケット向けSACHSパフォーマンスコイルオーバーサスペンションとほぼ同じ(ような)組成。赤アルマイト減衰調整ダイヤル&青いコイルスプリングまで同じ。大きな違いはパフォーマンスコイルオーバーサスペンションとは上下逆に装着する事(A110R用ダンパーは正立設計)。自分もムービーを何回か見直しましたが市街地走行時の”揺すられ方”が自分の86(ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンション装備)とホボ同じでした。箱(車体)は違いますが自分の選んだ装備(ミシュランタイヤとザックス車高調整)を評価してもらっている感じでチョット嬉しい。因みにA110Rの専用ダンパーセットはスタンダードモデルのA110から約10%スプリングレートを上げたらしく奇しくもGR86純正スプリングレートを10~13%上げるとザックス車高調整(パフォーマンスコイルオーバー)のレートになります(A110Rインプレッション記事に便乗して86&BRZ用ザックスパフォーマンスコイルオーバーの宣伝)。詳細は下記ムービー&下記リンクご参照願います。 日々精進

ALPINE A110R – SACHS DAMPER INSIDE

ALPINE A110R – SACHS DAMPER INSIDE

ALPINE A110R SACHS ザックスダンパー サスペンション アルピーヌルノー上画像、タイプゼロワン所属アントニーヴィラン(アルピーヌのデザイナー)氏撮影。自分でデザインしたクルマの走行写真を撮る、、素敵過ぎます。さて、数か月前に日本でもお披露目されたアルピーヌルノーの新作A110R(ラディカル)。カーボンホイールを含む全てのパーツのライトウエイト化(-34kgの軽量化)&F1エンジニアリングのスポイラー&ウイング&リアディフューザー等のエアロダイナミクスボディパーツの追加装備で更に”走りに磨きがかかった”感じのリアルスポーツモデルでお値段¥1,500万。当初は”ふーん”って感じで気にしてなかったんですけどYahooニュース経由AutoCarJapanの掲載記事に「新型アルピーヌA110Rにはザックスダンパーが搭載されている」と見て”これは他人事じゃない(笑)”と、自分で勝手に調べてみました。念の為に書きますがメーカー(ZF&ZFRE)サイドからの情報は一切出ませんし、聞いても全てシカトされていますのでご安心を(Non-Disclosure Agreement通称NDA/秘密保持契約)。で、国内の自動車情報サイトを見て回りましたが”ザックスダンパー装備”と数文字で情報が完結しておりました。日本国内でプレミアム発表&試乗撮影会ツアーまで開催してスポーツカーの要であるシャーシセクションの大事な情報が載らないって、、。”そこじゃないのか?自分の興味はかなりズレているのか?自分はバカなのか?”。自問自答しつつ、世界に同じ知的欲求を抱える同志を探したら、いらっしゃいました!Guida la Psssione (グイダラパッシオーネ!情熱を駆り立てる)AUTOMOTO.ITに感謝!ありがとう(Grazie di cuore!Sono rimasto soddisfatto e impressionato!)長くなりましたが下記ムービーがアルピーヌA110Rフットワークセクションの全容。10mm下げのSACHS(ザックス)減衰調整式車高調整!必見です!

Emilio perucca Orfeiさんの情熱レポート!見たい&欲しい情報が全て手に入りました。ありがとうございました。

ALPINE A110R SACHS ザックスダンパー サスペンション アルピーヌルノーAUTOMOTO.IT-YouTubeより抜粋 >理想(個人的な)の4輪ダブルウィッシュボーン。現在のジオメトリー解析からすれば古典的なのかもしれませんが、前後のアームの動き方がホボ同じなので理解のしやすさが好みです。SACHS(ザックス)ダンパーのレイアウトはご覧の通り。ブレーキキャリパーは前後共にホイール後ろ留めですね。ミッドシップレイアウトの最適バランス。

ALPINE A110R SACHS ザックスダンパー サスペンション アルピーヌルノーAUTOMOTO.IT-YouTubeより抜粋 >フロント&リアー共にコイルオーバーです。リアのリザーブタンクが素敵。偶然にもブルーのコイルスプリングと赤アルマイトのアジャストダイヤルが自分の86に装着しているザックスパフォーマンスコイルオーバーと同じでチョット嬉しい。A110R用SACHS(ザックス)ダンパーは成立式なので減衰調整ダイヤルは上側配置。そー言えばディエップで組まれたルノーはワンメイクレーサー(Clio-Cup)を含めて良くザックスダンパー使ってましたね。久々の搭載がリアルスポーツカーで嬉しい。

ALPINE A110R SACHS ザックスダンパー サスペンション アルピーヌルノーAUTOMOTO.IT-YouTubeより抜粋 >現車のキャリパー配置はホイール後ろ側なのでこの画像は左フロント。アッパーアームに取り付けられたエアロパーツはブレーキクーリング効果も兼ねた感じ?白丸印はダンパー全長。脚が長いっ!リッチなホイルストロークはラリーでも使えるタフネス感。

ALPINE A110R SACHS ザックスダンパー サスペンション アルピーヌルノーAUTOMOTO.IT-YouTubeより抜粋 >ほぼ先の画像と同じ。赤い減衰調整ダイヤルがこの位置なんですね。手か長い人ならホイールを外さなくてもダイヤルに届きそう、、、ブラインドタッチ(目視)でも”カチッと”決まるワンクリック感で安心(弊社取り扱いザックスパフォーマンスコイルオーバーの場合)性能も同じかな?

ALPINE A110R SACHS ザックスダンパー サスペンション アルピーヌルノーAUTOMOTO.IT-YouTubeより抜粋 >似てますよねーザックスパフォーマンスコイルオーバーに。見ていたらだんだん欲しくなってきた(笑)。アルミボディ&接着剤組み立て1000kgちょいのライトウエイト性能。F1テクノロジーのエアロパーツ(フロントスポイラー、サイドステップ、スワンネックウイング、リアディフューザー、前後異形のホイール全てカーボン製)。ミシュランタイヤの性能を元に、ザックスアジャスタブルダンパーをセットして、空力で整える。何となくですが、自分の8614Rの組成(ミシュランパイロットスポーツ4S+ザックスパフォーマンスコイルオーバー)に似てる気がする。 日々精進

本日の2冊、LAURENT NEGRONI-SPEED BIRDS