GRガレージさいたま中央店、最上階ファクトリーの作業風景。前期型BRZから後期型BRZに乗り換えたオーナーさんのマシンにFA20用フルーダンパークランクプーリー&パワーフレックス&GRガレージさいたま中央店オリジナルのサンダーボルト別注ブルーエリアチタンメンバーボルト(前後)&同じくブルーエリアリアスタビブラケットをダダっと装着して頂きました。
パワー&トルクが改善された後期型MTエンジンにもバッチリ対応のアドバンスフローエンジニアリング(aFe)社製タケダモメンタムエアインテークを装備したエンジンルーム。見飽きる事のな素晴らし造形とエンボスの質感に萌えます。スクープのロゴと曲線と面構成はまさにメイドインUSA!存在感があるのに”後付け感が少なく”、最初からコレ(aFe-TAKEDA)だったような景色に感じます。
aFe TAKEDA MOMENTUM
で、aFeエアクリーナーの下には”大人の超合金”ことフルーダンパークランクプーリーFa20用を新たに装備。米国防省技術を搭載したノーマルより重たいプーリーの性能は、エンジン回転運動のロスとなる振動を吸収してパワーに変換する装置です。プーリーを装着するだけでダイナミックバランスが図れる製品。通常、物理的にエンジンバイブレーションを軽減するにはピストン、コンロッド、クランクシャフトのウエイトバランスを合わせつつ精密組み付けが必要です。当然エンジンも下ろして、また積んでと。そうして組まれたフルバランスドエンジンの製作コストを考えればFA20フルーダンパーはお買い得かもしれませんよ。
Fluidampr
フルーダンパークランクプーリーの他、今回追加して頂いたパーツがこちら。GRガレージさいたま中央店さんオリジナルのチタンメンバーボルト前後と、英国製パワーフレックスブッシュ。下記リンクに86&BRZ用パワーフレックスの詳細がありますので是非ご覧になってみて下さい。今回は硬度ショア95のブラックじゃなく、ベーシックを選択して頂きました。図中21番と20番を左右交換。ブッシュの種類は打ち変え不要の差し込み式のインナータイプです。
POWER FLEX
100%メイドインKU!パワーフレックスリアサブフレームブッシュインナー(差し込み式)の装着画像。ブッシュを打ち換えする事無く、ノーマルブッシュの硬度を補い強度バランスを保つ優れた製品です。因みに英国パワーフレックスは外貨獲得の功績から女王陛下の認証(クイーンズアワード)を保持した製品です。世界中で評価され、売れている証拠です。
GRガレージさいたま中央店さんオリジナル、サンダーボルトジャパン別注チタン鍛造サブフレームボルトbyブルーエリア装着画像。製品の構想企画段階から私も携わってきましたので”売れると嬉しい”です。純チタンパウダーから棒状に成型して鍛造成型&ネジ部はこだわりの転造。チタン鋼材価格の高騰から増産は多分ないと思いますので在庫があるうちにご決断を!私も前後買って付けて頂きました。装着したらクルマの芯が出た感じです。
こちらもGRガレージさいたま中央店さんオリジナル製品。リアスタビブラケットbyブルーエリア。リア側スタビライザーの取り付け位置を補正する事で、スタビのテンションを適正化します。ダンパー屋の私が言うのもアレなのですが、86&BRZにおけるリア廻りのツッパリ感や、過度な突き上げ感が解消され、、つまりおおよその問題がコレで解決可能!ノーマルダンパーでも効果が体感出来ますし、良いダンパー/サスペンションを装備しているクルマの場合、直進&旋回中、リア左右ダンパーのインフォメーションがよりクリアに、、と言うか”負荷がかかった分だけスタビが作用する”ようになります。
実はこのBRZオーナーさん、ザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットも所有されてまして、現在は保管中との事。SUBARU純正SACHS(ザックス)ダンパーが賞味期限切れになる前に是非ともザックスパフォーマンスコイルオーバーに換装して欲しいです。後期の高剛性シャーシに装着する事で、今まで使い辛かった減衰域も快適に使えると思いますので是非とも!&ダンパーのオーバーホールに関しては随時GRガレージさいたま中央店さんに相談してみて下さい。この度もありがとうございました。日々精進
↓2020年1月5日、GRガレージさいたま中央店さんにてザックスパフォーマンスコイルオーバーの同乗試乗&ドライヴィジョンECUの施工会を開催します。86&BRZでトランスミッションを換装してシフトインジケーターが1-2-3-4-4-5の表示補正も可能です(ノーマルECU、もしくはドライヴィジョンECU車両のみ対応)。当たり前ですがスバルのスポーツモデルも大ウエルカムです。施工対応車両は下記リンクに詳細追記致しましたので宜しくお願い申し上げます。
SACHS86体感試乗会