ニッバチの売れない月に弊社から製品をご購入下さった皆様に感謝。ありがとうございます!画像は静かな月末風景。群馬山間部は相変わらずの暴風ですので三畳事務所にてヘルメットの手入れ。そー言えば、弊社のお取引先BMW専門店ベイファールさんから”5月13日富士ショートコース走行会”のご案内を頂きました。スケジュールが合えばハンズの生井さんと共に向かいたいと思います。参加ご希望の方はベイファールの杉井さんにお電話してみて下さい。 来月も宜しくお願い申し上げます。 日々精進
月別アーカイブ: 2021年2月
スーパーバイクの冷却デバイスを86に搭載
自分の好みで仕入れた86&BRZ用SAMCO(サムコ)クーラントホースのスペシャルカラーオーダー”アーバンカモフラージュ柄”。売れないので結局自分で購入しました(笑)。よーく考えれば”売れるハズない”よね。と、今更ながら一人納得。86&BRZのユーザーさんがSAMCOのブランドにビビっと来て「カモ柄オシャレでいいじゃない!」って考えて居たのは自分だけでした。純正ホースから換装する事によって特別何も変わりませんが、ボンネットを開けた時の景色に遊び心(前髪を遊ぶ的な?)に見えて、実は遊んでる場合じゃない極限状態でも安定した熱交換/循環を可能にするホース。FIM-Super Bike & Super Sportや、Moto-GP御用達ブランドSAMCOを自分の2号機に装備して自己満足(売れない負け惜しみカモ?)。自分の単車が空冷なのでSAMCOが使えないって事もあり、その代償行為。
気を取り直して86アルアル画像です。冷間時のクーラントリザーブタンクのレベルに注目して下さい。このレベルで”少し足りないから足そう”とするとオーバーフローします。
こちらが温間(水温安定)のレベル。ちょと入れ過ぎました。
86&BRZもそろそろ本格的なメンテナンス時期のクルマが多いと思いますので、クーラントの管理と、ゴムホース経年硬化(劣化)をチェックして早めの交換をお勧めします。 日々精進
イグニッションキー
単車の鍵。キーシリンダーに差し込んでイグニッションON!軽量化の為にバッテリーも下ろしているので一瞬だけ”緑のニュートラルランプが灯火”します。ココからが大変で左グリップにあるデコンプレバーを握り、キックペダルをゆっくり踏みながら右足裏の感覚でピストンの上死点で止め(XTには上死点確認窓がありません)”スルッ”とキックペダルを蹴り下ろす。と、ドドドドド!とエンジンが動き出します。単気筒500ccだから気合いを入れて、具体的には”左足もステップに置きスタンディングで右足で勢いよく蹴り下ろす”、、初めは自分もそーして苦労しましたがコツ(静かにスルッと)を覚えたので楽々です。エンジンを組んでもらった故-佐藤さん(AAA代表)も「キックペダルストロークは大きくなくても大丈夫」と、おっしゃっていました。さて、話をお題目の”イグニッションキー(&キーシリンダー)”に戻します。
自分の86も単車のように、鍵をキーシリンダーに差し込んでエンジンスタートさせたいんです。以前であれば普通の鍵を差し込むエンジンスタート行為(儀式)がなくなり気分が揚がらないって事と、スマートキーがクルマの部品としての所在が曖昧な感じが気持ち悪いんです。室内の何処に置いていても、自分のポケットでも、持っていればドアが開き、そのまま乗り込んでクルマをスタートさせる。あらためて文字にすると「便利よね」って事になるのですが、全くもって自分の目指すスポーツカーらしくない、、。で、じゃあスマートキーの86をキーシリンダースタート式(Gグレード&TRD14R60等)にするにはどれだけパーツが必要なのかをザックリ考えるとステアリングコラム&ギアボックスASSY交換+メーター(イモビライザー)交換もしくはメーターを追加で乗せる+ECU&OSの書き換え+ドアロックエレメント(アクチュエータ)交換+ハーネス交換等まだまだありそうで、事実上無理です。上画像は1号機の86GTのコラムカバーを剥がした画像。もしかしたらキーシリンダーあるかも?と期待を込めたのですがダメでした。モロモロ考えた折衷案として乗用レースカー(GT4とかWTCC)に装備されるちゃんとした鍵置き場を設置する事。こんな感じ。 日々精進
2号機86のアップデート
2号機こと、D型86TRD14Rの構成パーツアップデート&追加パーツで自分の目指す性能にかなり近付いた気がします。作業&セットアップは毎度お馴染みGRガレージさいたま中央さんにお願いしました(いつもありがとうございます)。まず視覚的に大きな変更点が”エアクリーナーBOXの換装”。純正BOX&サウンドクリエーターを外し、米国アドバンスフローエンジニアリング社製タケダモメンタムコールドエアインテークシステム(湿式)に換装。在庫が売れなくて”自分で買うシリーズ品(笑)”。おかげさまで弊社在庫(勿論正規輸入元の製品)完売!正規輸入元のチェックショップさんの在庫も完売!あとは日本で唯一、AFE(アドバンスフローエンジニアリング)社の86&BRZ用タケダモメンタムを在庫して頂いているGRガレージさいたま中央店さんに数セットあるのみ!依然コロナ禍が続く米国で奇しくもコロナ(地名)にあるAFE社も影響下にあり、未だ稼働率が低く次回納期に時間がかかります。気になっている方は是非GRガレージさいたま中央店さんにお問い合わせしてみて下さい。86&BRZ用AFEタケダモメンタムは純正のサウンドクリエーターを残して装着する事も可能です。迫力あるインテークサウンドを室内で楽しむ事のもアリですね。因みに音ですが、自分の2号機に装着したところ”ンガーーーーーー”って感じの機関音が増しました。※エンジン環境によって音は変わるかもしれません。各パーツの詳細はのちほど、 日々精進
PORSCHE 959 RALLY
昨日都内で用事を済ませ、実家に立ち寄りその後巣鴨のミニカー屋さん。画像が戦利品のポルシェ959ラリー(ホットホイール2019年モデル)!見た瞬間にイイ仕立てにトキメキました。裏の製造国を見ましたらタイランドなんですね。どーりでチューニング(クルマ&バイク)先進国になる訳ですよね。ヨーロッパも米国も日本も、、もうタイのカスタム&チューニングムーブメント&カルチャーには追い付けないと思います。さて、どうやら昨年の今頃もポルシェのミニカーを巣鴨で買ってたようで(笑)。 日々精進
ザックスパフォーマンスコイルオーバー
ブログのタイトル”(86&BRZ用)ザックスパフォーマンスコイルオーバー”ですが、もうほとんど書く事が思い浮かばない状態です(笑)。それもそのはずで6年以上も同じ製品を推し続け、記事を書いてきましたので自分の気持ちが打ち止め状態。この気持ちを立て直す為に少しの間86用ザックス関連記事はお休み。その分カタログのテキストに注力します。
自他共に認める”痛車”状態だった2号機86TRD14Rも撮影が完了して現在はほぼすっぴん状態。現車だと”痛い感”なステッカーを貼った86ですが、これが2次元(画像)になると画になる不思議。現在制作中のカタログページに凄く映えました。
緊急事態宣言下のコロナ禍にありますので試乗会の予定はありません。しかし、準備だけは怠らずに日々精進
FA20&FA24フルーダンパークランクプーリー
水平対向4気筒2.4リッターエンジン(FA24)を搭載した新型86&BRZ用のアップデートパーツのプランニングを考えつつ、手持ちのモノ(取り扱い製品)が装着可能か?否か?の下調べ。で、フルーダンパークランクプーリーEJ20用とFA20用を並べて撮影。EJ20用がFA24用と互換性があれば嬉しいので新型発売後に現物確認した後、正式にご案内致します。プーリーを交換するだけでフルバランスドエンジンのような(振動軽減による)シャープな回転感覚が手に入るフルーダンパーを引き続きよろしくお願い申し上げます。 日々精進
検証-INTERSTELLA5555/M4
ここ最近フォトショップのソフトを更新しまして使い方が解らずムズムズ状態、、しかし、必要に迫られる(頼まれ仕事)と本気出す自分を再発見。調子に乗って新しいシステムに慣れるべく、BMWの画像を加工してみました。2020年の10月頃に思い付きで(多分ダフトパンク&松本零士のPVを聞いて)巨大なグリルを搭載する次期M4を自分なりに、インターステラー5555を造った松本零士先生の世界観に沿うようリライト。詳細は下記リンクをご参照頂くとして、問題は全く誰にも賛同されなかった事ではなく、唯一の理解者が居た事!それもBMWグループ最高峰ロールスロイスのコンセプトモデル”Rolls-Royce WRAITH by west coast customs”のデザイン集団(クルマのオーナーはジャスティンビーバー)。デザイン&コンセプトの発信は、自分のプランより先ず確固たるポジションを得る事と納得。 日々精進
YAMAHA XT500 EXHAUST REBUILD
正月休みから続けてきた単車のマフラー補修が完了!趣味に時間を費やす事はどんな時でも大事だと再確認。めんどくさい、、と思いつつ、やり出すと夢中なんですよね。トヨタ86方面の方は全く興味が湧かないかもしれませんが、このXT500のエンジンヘッドはトヨタの設計らしいですよ。ヤマハ製TOYOTA2000GTエンジンの技術交換における産物って話です。
ビフォアー画像。ブログを書き続け解析した結果”錆びた鉄画像は必ず映える”事が判明しました。以前に掲載した”錆びた鉈を研ぐ”ブログ記事がもの凄いPVだったので今回も期待(笑)。ブログ書いても売上にはつながらない事を解ってやってるのでご安心を。
こすればこする程、錆。
錆に萌える方向け(笑)。サイドカバーにマグネシウムの刻印あり。
錆画像、続きます!
本気でオリジナルXT500愛な方々から怒られそうな画像。
錆びの浸食具合確認。
マフラーを外して。この状態でバイクを押して納屋にしまったのですが、押した感覚が理想の軽さになってました。
磨き、、と言うか研ぎ?削り作業開始。
じゃんじゃん錆を削ります。サプライヤーはサクラ工業(PRUNUS)さんだと思います。
錆と格闘する事半日。表面完了!
裏面はこんな感じ。
錆び落とし完成!半日もずーっとグランダーに付けたスチールブラシで削る騒音で作業出来る群馬山間部の環境と、ご理解のあるご近所皆様に感謝。
アウトドアブームに便乗して屋外塗装。ドイツZFの梱包箱は塗装ブースに最適です。
スプレー缶を温め、ただひたすら吹き付ける。耐熱艶消し塗装完成!楽しかった。
エンドサイレンサーも錆を落として塗装。艶消しスプレーのハズがちょっと艶が出でしまいました。
艶を落としてエンドサイレンサー完成。1978年当時の新車の風景を想像しつつ、自分が納得出来る質感がコレ。
仮装着。
メインサイレンサープロテクションと内側のヒートパネル(リブの角をヤスリがけ)の景色も理想通り完成。
艶消し黒と艶あり黒のコンビネーション。
エンドサイレンサーのステイとパネルも塗装して取り付け。マフラー周りが綺麗になった反面、リアダンパーユニットのボロさが目立ちますよね。でも大丈夫!既にパーツは入手済み。ダンパーのショートパーツはこのまま流用してコイルスプリング(アイバッハUSA特注品)とダンバー単体(同じくアイバッハUSA-想像ですがUSA-KAYABAのリプロ品かと)を新品交換予定です。で、XT500のマフラーリビルドはこれにて一時完成。マフラーを修理する事で各部の造型&仕組みと、XT500を造った人の意図を少し理解できた気がします。生粋のレーサー(TT500)とほぼ同じライトウエイト性能を持つXT500。エンジンのサイドカバー+前後のホイールハブがマグネシウム製。コスト度外視のいい仕立て。それなのにマフラーは鉄なんですね。開発者の意図は車体のマスバランス?エキゾーストサウンド?個人的には(鉄より)錆に強い&軽いステンレス製でもいいかな、なんて思います。
そー思ってたら、よーやく量産が開始されたオールステンレス製XT500マフラー(上画像-XT500が最もリスペクトされているオランダ製)の情報を入手。ノーマル造型をほぼトレースした逸品。今から約45年も前の単車用部品を新造、、ここまでくるとマーケティング(何本売れる?)と言う言葉もなくなって、熱意だけですよ。でも、このように情報を探して製品が欲しい自分が居る訳ですからね。”それを作れば彼らが来る-映画フィールドオブドリーム” このプロダクツプランをお手本にして 日々精進
86&BRZ用ハイスパークイグニッションコイル
86&BRZの点火系チューニングの定番商品ハイスパークイグニッションコイル!その優位性は純正部品価格より安い+低回転時から高い安定した電圧を発生するコイル特性。静止状態からクルマ(タイヤが)が動き出す瞬間のエネルギーがどれだけ必要か?86&BRZ押した事のある方ならご理解頂けると思います。性能は低回転時だけではなく、エンジン回転の上昇と共に(トルクとパワーが)付いてくる体感感覚もあります。「ハイスパークイグニッションコイルを装着する事で速くなりますか?」と言う質問を頂いた事はありますが、パーツ性能はクルマのコンデションに依存しますので、消耗したコイル&プラグを交換した事による動的均衡+アルファの性能が得られると考えて下さい。速くなる、、と言うか”速さを取り戻す&高性能コイル搭載による性能上乗せ”と言った感じですね。「じゃあデメリットは?」>現在まで多くのユーザーさんからご好評頂いておりますので製品自体のデメリットは思い当たりません。後はクルマ側の問題で、水平対向エンジン故の取り付けの難易度/作業工賃かもしれません。しかし多くの86&BRZオーナーさんは”メンテナンスコストと意識”をお持ちのようですので”プラグ交換と同時にコイル交換(工賃計上を1回分で抑える)”をセットで考えて下さっているようで嬉しい限り。安心した気持ちで踏んで行ける事。メンテナンス(プラスアルファの性能向上)における最大効果はクルマが綺麗に動く事は勿論ですが、ドライバー、操縦する側のメンタル効果の方が大きいのかもれませんね。さて、ハイスパークイグニッションコイルを購入する時の注意点を一つ、購入&取り付けが終わった際に必ず保証書に記載(店舗名/取り付け日)して頂き保管して下さい。 日々精進