CDC(コンティニューアスダンピングコントロール)

スバルレヴォーグSTIスポーツ 電子ダンパー ZF SACHS ザックスCDC!コンティニューアスダンピングコントロール?正確にはコンティニューアスデバイスコントロールでしたっけ?兎に角、常に先行く次世代型物理制御の名称で、ZFに統合される以前のザックス!旧MANNESMANN-SACHS(マンネスマンザックス)時代の大発明。約25年前にメルセデスアクトロスに向けて開発&供給された”次世代”を謳う製品は、常に進化を続け、誰も追いつけない現状に感じます。何の話かと言えばスバルの新型レヴォーグSTIスポーツに搭載された電子ダンパーを含む統合制御で、つまり新型レヴォーグにZF(SACHS)電子制御ダンパー&システムが搭載されました。と言う事です。商業車用技術のCDCを乗用車(Ferrari-F360)に標準搭載してから20年目の今年、進化の加速度もそうですが、各欧州車への普及率によるコストパフォーマンスと、なにより長年蓄積した安定感を伴った技術力が採用に至った要因ではないでしょうか(勝手な想像)?。詳しくは上画像、交通タイムス社SUBARU MAGAZINE30号をご覧頂ければ幸いです。で、このZF-SACHSのCDC搭載新型レヴォーグSTIスポーツをどう思うか?でありますが、欲しいクルマです。乗ってませんがイイに決まってます。今までZF-SACHSのCDC電子ダンパー&統合制御を搭載したスポーツワゴンを買おうと思うと税込み1,250万(Audi-RS4)+諸費用を払わないとイケなかったのが、その価格の約32%で最新のシステムを搭載した安心の日本車(スバル新型レヴォーグSTIスポーツ)が買えるって事は結構凄い事ですよね。最新の制御を日常で常に体感して楽しめる事=これだけでも買う意味があるクルマです。一方、純正搭載された電子ダンパーはどうしますか?チューニングパーツの可能性は?と誰からも聞かれていませんが、先に答を出しておきます。SACHS由来のCDC搭載車両に向けたチューニングダンパー&アップデートOS開発は不可能(ZF中央研究開発センター実動部隊ドイツZFレースエンジニアリング社の見解)。この答をもらう為だけに”ドイツ往復渡航&滞在費を前の会社に払わせた”私(汗)。10数年前、BMW E92M3用ザックスパフォーマンスコイルオーバー(減衰調整式車高調整)にBMWのDCC(CDCのBMW名称)&OSと100%マッチさせる製品テストがあったようですがコチラも立ち消え。その後懲りずにFK8(シビックタイプR/ZF-SACHS CDCダンパーシステム搭載)やる?とか聞き続けましたが一切ノーでした。何でも出来る環境にありながら、なにもしない、、って事はないんでしょうが、ドイツZFレースエンジニアリング社が製作するザックス車高調整(パフォーマンスコイルオーバー)が実に古臭く感じる反面、従来からの電子制御を使わない”純機械式(オリフィス制御)”ダンパーの可能性を更に積み上げ、機械式ならではの”気持ちいのいい作動/趣味性を伴った振動制御”を創り上げる姿勢はまさに”3歩進んで2歩下がる(By水前寺清子)”。進化過程を一度戻る、その技術の円熟度だけは世界一だと思います。ワンツーパンチでザックス車高調絶賛発売中 日々精進 

単車用CDC実例

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