リア倒立式の優位性PCO000299

SACHS PERFORMANCE COILOVER 000299 TOYOTA86 倒立式 車高調整弊社の86に装着しているザックスパフォーマンスコイルオーバーネジ式車高調整&減衰調整サスペンションセットのリアダンパー。テクニカルパートナーアネブルさんでオーバーホール作業の一コマ。ご覧の通り、リアダンパーも見事な倒立式!フロントストラットの86における倒立式の優位性は皆さんご存知の通り、ナックルアームとトップマウントを繋ぐ部品でもありますので、ストラット剛性が必要で応力剛性を追加した”倒立式”アリ。ではリアは、、本来マルチリンクであればそれほど剛性の必要性って言われないんですね。発売当初は「なんでリアも倒立なの?わざわざフリクションポイントを増やす設計で、動きを渋くしてるんじゃない?」と、言うご意見もありましたが”乗って&使い続けて納得。”86&BRZ用ザックスパフォーマンスコイルオーバーのリア倒立はアリです。応力剛性設計では必要ナシとされていても人間の体感感覚では圧倒的な優位性を感じます。倒立式のネガテイブ要素であるフリクションの増加(カシメ部が成立式より増える事)もザックスパフォーマンス製作元ZFレースエンジニアリング社が採用するシール技術によって想像以上にスムーズです。上画像を見て「あれ?オイル漏れてんじゃね?」って思った方がいらっしゃるかもしれませんが、アウターチューブのシールは絶曲的にオイルを引く(作動面のオイル散布効果)設計ですのでこの状態が正解です。さすがのZFレースエンジニアリング社、ゼログラビティ技術を元に製作したダンパーのシールは地上の1G下でも”いい仕事しています”。ラリーのポテンシャルを持つストリートサスペンションSACHSパフォーマンスコイルオーバーの次回入荷はお盆前です。皆様よろしくお願い申し上げます。

SACHS Performance Coilover 86&BRZ