胃腸薬みたいな名前のスポーツカーで、その浮世離れした性能と価格から全く興味が無かったのですが、SACHSダンパーが純正装着となれば話は別です。ちょっと長いムービー(ナショナルジオグラフィック)ですが、装着されているSACHS(ザックス)ダンパーがチラチラw見えますのでご覧になってみてくださいね。因みにこのブガッティシロンのダンパーセッター(セットアップエンジニア)は弊社取り扱い86&BRZ用SACHS-Performance-Coiloverのセッターと同一人物かもしれません(未確認)。↓下記リンクもご参照願います。
日別アーカイブ: 2017年9月27日
PERFORMANCEと製品レンジ
SACHS-Performanceのカタログ画像です。現主幹代理店、株式会社ハンズトレーディングさんの制作で一部製作をお手伝いさせて頂き、ドイツ車方面の販売店様向けフライヤーとして活躍中。現在のところ製品はコイルオーバー(車高調整式サスペンションセット)のみでありまして、弊社取り扱いの86&BRZ用は未掲載(弊社専売の為)となっておりますが在庫ございますので、何卒宜しくお願い申し上げます!さて、このPerformanceはドイツZFレースエンジニアリング社唯一の”ナンバー付き車両(乗用車)向け製品”となっており、他は本業のレース向け製品と、各自動車メーカーさん向けのOEM開発(先に発表されたGRMN-Vitz用ダンパー等)。素人wが買える唯一の製品で、後は全て玄人(プロチーム&自動車メーカー)向け製品。偏った製品構成に萌えるのは私だけかもしれません(汗)。
で、ZFレースエンジニアリング社の各レンジ別ダンパー構成を可視化しようと下書きしたのが上画像。TOYOTA86純正装着のSACHS、GRMN-Vitz純正装着SACHS-Performance、そしてGR86純正装着SACHS-Performance、弊社のSACHS-Performance-Coilover、ネッツ東埼玉ブルーエリアさんのTRD14R60専用SACHS-Racing、ASMさんの86用SACHS-Racing、SYMSさんのBRZ用SACHS-Racing等々、私はなにもしていないのですが”SACHS包囲網ほぼ完成”に満足っ。我らSACHS-UNION(ザックス連合)又はTeam-SACHS(勝手に命名)の快進撃を続ける為に解説します。先ず、ざっくりダンパーが三部構成となりましてトップレンジがFormula(フォーミュラ)で言葉の通りF1、FE各種フォーミュラマシン用&一部WRC、ダカールラリー用製品で企業秘密の領域。次がRacing(レーシング)、レギュレーションや、サスペンションジオメトリー、用途に応じて各種構成パーツを組み合わせ(レーシングマトリクス)、セットアップして行く製品で、ネッツ東埼玉ブルーエリアさん、ASMさん、SYMSさん製品のレンジです。ここのRacingレンジのパーツを流用した製品が、リリースから10年を迎えたSACHS-Performance-Coiloverで、よく「レース直系なんですよっ。」的な営業トークをした覚えがありますがホントの事です。レースパーツをまとった乗用車向け製品、、乗用車って言い方もアレですがレーシングカーが基準の会社なので仕方ありません、、スマートな言い方をすると、ストリート性能に特化した製品ですね。ノーマル性能を全方位で超える事が(ほぼ)義務化された真面目な製品で、リバンプストロークもほぼ純正同等。接地性能イコール安全性能と慎重な設計配慮も見てとれます。一方、車高調整じゃないサスペンションセットは現在のZFレースエンジニアリング社にはありませんのでGRMN-Vitzのダンパーはスペシャルメイクですね。性能指針はPerformance-Coiloverとほぼ同等で全方位の性能向上。外からは見えない超絶技法が詰まった逸品のような気がしますし、ココラ辺(振動制御の更なるレベルアップ)が素の純正SACHSとの差別化と感じております。