IRPスポーツショートシフターを装着する際に外す主な純正部品です。シフトノブ&ブーツ、アルミ鋳造メインフレーム、バッフルシート。普段見えないパーツをじっくり観察させて頂きました。この主要パーツ3点+ショートパーツの合計が約2kg。IRPショートスポーツシフターが約1kg。共に実測。よってマイナス1kgの軽量化となります、、、が、外す純正パーツもよく出来てました。シフターのメインフレームがアルミなのに、サスペンションナックルアームは鉄鋳造、、、コストのかけ方が?と思いましたがロールセンターから上のモノのウエイトを削るスポーツカーの手法としては正しいのかもしれません。
変形ハニカム的に肉抜きされたメインフレーム。強度とウエイトバランスの造型ですね。&ボディへの装着は半フローティングジョイントを採用。ドイツ人をメインとするヨーロッパの人々より”日本人の方が数倍振動とノイズに厳しい、スポーツカーであっても静止性能を問われる”話はこれを見る限り本当だと思いました。ハチロクって、ホント良く出来てますね。
バッフルシート側面の図。防振+吸音対策の結晶構造。振動制御マニアには溜らんカモです、、振動制御屋(弊社)が車体振動増やしてどーすんの?って言う突っ込みは先ず無いと思いますが、念の為に言い訳しておきます。IRPスポーツショートシフターを装着して頂いたブルーエリア高木さんのプライベート兼開発車両14R60をお借りして走って(変速)みたのですが、自分の場合、振動はほとんど気にならなかったです。常に左手でシフトノブを持って運転している方は振動を感じるかもしれません。正確にそして小刻みにカチカチ決まるシフトファンクションが気持ち良く、何より音が良かったです、、シフトからは音は出ませんので音源はトランスミッション本体です。人によっては単なるノイズかもしれませんが、アイシンエーアイ6速に組まれた歯車の奏でる回転音が静かに聞こえ、、これだ!と思いました。3ペダルをより楽しむためと、FRレイアウトのスポーツカーに乗っている(足元の先にエンジン>左ひじ&ひざ横にトランスミッション>プロペラシャフトを介して伝達されるパワーをデファレンシャルで左右に分散>左右のドライブを介してタイヤを回す、クルマが動く)事の更なる演出効果もありました。IRPは気持のイイ製品だと思います。製品のご購入、取り付け等お問い合わせは下記ブルーエリアさんリンクご参照願います。