英国の自動車文化を!

60-1

兼ねがね「日本はイギリスのような自動車文化を目指すべし!」と叫ぶヒトが近所におりまして、僕のそうだな~と最近思うようになっております。欧米の大陸的移動が不可能な島国ですから、自ずと英国の”箱庭的自動車趣味”が輝いて見えます。以前にチェチェスターに渡英した事がありますが、イギリスのクルマ好きは深い、、底なしドープゾーンを滞在3日で実感しました。(マンセルがフィエスタで全開タイムアタック&芝刈り機耐久レースにHONDAがワークス!で参戦等など、、)ロケーションの問題は兎も角、クルマ文化形成には時間がかかります。三宅島マン島レースがいい起爆剤となってくれればいいなぁ。と思います。

ナチスの発明。

悪感を抱いてしまった方々もいらっしゃるかもしれませんが、この本はナチスの単なるカルト的側面をフォーカスした内容ではありません。ドイツのエンジニアリングが急速に発達した一端にナチスがあり、それは残念な事ですが戦争によって具体化され、現在のジャーマンプロダクツの基礎を築いた事を書いた本です。アウトバーンルートは元より、ニュルブルクリンクの創設も上記機関が設立しております。ドイツの一級工業製品を扱う上で勉強になりました。ご興味が御座いましたらご覧になってみて下さい。カラー表紙はあまりにも衝撃的なので外しました。表紙を着けたままドイツ国内には絶対に持ち込まないで下さい。即逮捕されます。

Der Erfindungen des Nazis.

新たな振動制御パーツ。

46-1

2005年の東京オートサロン、スバルインプS204に装着される話しを聞いて現物を食い入るように見入った覚えがあります。(同業者と思わしきおじさんも僕と同様に”じ~っと”見つめてました)車体剛性をアクテイブで制御する性能、効果はもう皆さんご存知だと思いますので書きません。(僕らの製品じゃないし)しかし凄い製品です!このエンジニアリングの発端は、昨今の”衝突安全基準車体”に関する設計、開発の副産物だと思っています。開発のヤマハさんは空気振動(オーディオ、楽器、音響環境)を主とする振動制御のエキスパートでもあり、振動制御を介して自動車業界に新しい技術が投入された事は素晴らしいと思います。我々の国は自動車大国でもあり、唯一の地震列島でもありますから自動車業界が想像もつかない”次世代のクルマ振動制御”を大いに期待します。

SACHS Performance Golf Gti

98-1

大好評のGOLF5Gti用SACHSパフォーマンスセットをJファクトリーさんで装着の図です。考えてみたらGtiのノーマル(純正装着)ダンパーもSACHSですので、このオーナー様は実質的に2足めのSACHSダンパーという事になり、ホント感謝しております!1足めのSACHSは車両価格に含まれて(当然ですが)いるのですが、全てのGOLF5がSACHSダンパーを標準採用している訳ではありません。トップグレードのGti&GTXのみ装着でして、これはGOLF2時代からの定説GtiはSACHS!で、コストも掛けられるクルマのみSACHSダンパーが採用されております。さて、標準でSACHSダンパーが装着されていて、更にSACHSパフォーマンスに組替えて効果なあるんかいな?と多くのオーナー様は疑問に思うでしょう。答えは”如何に減衰チューニングによる変化(違和感)を感じさせずに、シャーシポテンシャルを向上させる”事が出来る、唯一のサスペンションセットがSACHSパフォーマンスセット(固定式)だと思います。振動制御技術は当然ですが、永年のVWAGとの関係とGtiに対する理解度はSACHSならではです。

新規一転。

40-1

新年度が始まりました。気分を代えてクルマも代えて、、何て事はなかなか出来ませんのでキーホルダーを交換してみました。以前よりGOLF2Gtiのカプセル型キーが格好良く思えて(鍵部が見えない)そんな感じに見えるモノを発見しました。一枚皮で鍵を”くるんと包み込む”シンプルなデザインが気に入っています。色は内装色とおそろいです。因みに皮のブレスはリカルトモンテロゼ氏の真似をしようと思い購入しましたが、買ったっきり使ったことはありません。

東京モーターサイクルショウ2007視察。

37-1

東京ビックサイトで開催されたオートバイのエキシビジョンを視察して来ました。昨年末、ドイツESSENモーターショウにてSRE社がバイク用フロントフォーク&リアダンパー(共に4way減衰調整)を展示した事で俄然バイクに興味が湧いてきております!免許のバージョンアップ(限定解除)も完了して自分的にはスタンバイOKなのですが、SRE製Motoダンパーがいつ製品化されるかは今のところ不明です。さて、コマ切れ写真の上2点は同じ名前ですが現在では全く違う企業体です。(モペット、マダス等の小型バイクを製造)とは言えSACHSの名前が付くと、やっぱり愛しく感じてしまいますね。写真下2点は正真正銘SACHSのOEM製品です。ハスクバーナとMVアグスタにSACHSダンパー標準装着です。

気分は。。。

42-1

ドライヴィング(運転技術)はエンジニアリングと共に、常に進化(と言うか追従)してゆく技だと思います。クルマに搭載された新しいハードウエアを使いこなす事、それを放棄した瞬間からその先には進めません。(※解りやすく例えればM/TからA/Tへ)そんな日々進化するクルマとドライヴィングにおいてもベーシックな部分は普遍であり、街中での運転は”教習所の教え”は絶対だと僕は思います。ではサーキット等の高速走行の教えは??僕の場合はポールフレイル先生の本が教本でした。「お前わぁ旧いな~っ!」とたくさんの声が聞こえてきそうですが、確かに僕が買ったのは20年前ですからね。(当時CGの大場さんから直接購入)本文中の運転技術指南&心得も素晴らしいのですが、挿絵となる写真に興味が惹かれ、当時のレーサーが使っていたようなグローブを発見して即購入しましたが、渋滞の多い都内では恥ずかしくて使ってません。

◆PaulFrere著ハイスピードドライヴィング 興味のある方は二弦社より改訂版が出ているようなのでご覧になってみてください。

第一回”ソープ研”会議。

 

GTPUSHRO

ソープボックスダービー研究会、略して「ソープ研」。第一回会議なのですが、皆忙しくて僕だけ参加?です。坂を下る慣性だけが推進力ですから、ホイル振動のロスを無くすだけでタイムUpにつながるハズ!と考えております。実際のレースレギュレーションは未確認ですが、”僕らレベルで実戦出来る動体振動制御”の活動コンセプトですから、ダンパーを使う事に意義があります。で、出来れば本格的なプッシュロッドを搭載したいなあ、、などと思っていたら、丁度いい見本CGを入手しました。CarreraGTフロントセクションです。明日、このCG画像を元に皆で会議したいと思います。因みに赤いダンパーは勿論SRE-SACHSです。

ライカの謎。鈴木さんの場合。

76-1

2丁拳銃ならぬ2丁ライカ(共にデジタル)を構えるスタディ鈴木さんの図です。(ポーズも決まってマス)ウエッツラーライカにおける待望のM型デジタルカメラM8購入記念写真とでもいいましょうか?誰かが買うだろう、、と、思った製品が思ったヒトにはまった瞬間ですね。ここでの掲載は控えますが、このM8専用のバックが激しく謎めいてます。流石鈴木さんなのか?それとも、、謎の「ケロケロM8バック」に興味のある方は直接お問い合わせください。

GOLF5Gti SACHSパフォーマンスセット。

6-1

ご好評頂いております5Gti用SACHSパフォーマンスセット。発売開始以降、順調にオーナー様を増やしております。僕としては、ご理解あるオーナー様に心より感謝しつつ”車高下がり幅10mm(純正比前後)”の決断が正解だった事に安堵しております。実は開発段階より「車高が10mmしか下がらない製品に商品価値はあるのか?」と言う問題が出ておりまして(運動性能振動制御等の問題は別として)先の決断に至りました。社内からは反対意見は無かったのですが、何せ言い出しっぺが責任所在の組織ですからね。VWゴルフ5Gtiにおけるサスペンションチューニングの永遠の定番製品として、今後もアピールして行きたいと思います。