「YAMAHA XT500」カテゴリーアーカイブ

新作デウスXT500改お披露目のご案内が来ました

普段はスルーするデウスエクスマキナさんからのご案内メールなんですが、今回のニュースとお誘いにはちょっとワクワク!今月25日に発表されるデウスエクスマキナ/ヤマハXT500(アルミタンク付きのMY1981)を眺めつつ、ハンバーガー&ビールでイェーイな夏休みにしたい。あ、場所はオーストラリアなのでもう冬ですかね?涼しそうでいいなー。

deus xt500 yamaha kedo純正アルミタンクはそのまま(倒立フォークのクリアランスを確保するためにリシェイプしているハズ)、前後ディスクブレーキ&ドイツKEDO社製スターター(セルモーター)付きの快適仕様。細部の仕立てにも期待!6年前に開発が完了してお蔵入りになったAAA(旧モトサロン)故‐佐藤社長による渾身の力作”SR改XT500”は下記リンクご参照下さい。 日々精進

YAMAHA SR-XT BY AAA(THREE-A)

気持ちの余裕

転載禁止 株式会社ヴェルナー気持ちに余裕が出来たのか?久々単車のメインテナンス。勤め人(雇用者)時代の休日は100%休日だったけど、経営者になって9年目、ドキドキしながら”なんとかなる”で続けてこられました(もちろんご購入下さった販売店さん&製品ユーザー皆さんのおかげです)けど、先月2月の売上落ち込みに心が折れた(涙)。でも、この先どーする?を真剣に考えるきっかけが出来た事、そしてその見通しが経って、少しだけ気持ちの余裕が出来た気がします。同じ商売を永く続けるって難しいですね。

転載禁止 株式会社ヴェルナー不安定で使いづらい整備スタンド。無いよりマシな仕立て。英国メティスのファクトリーで使っていた台車付きでハイトの自由度が高いスタンドを発見。次買うならメティス式もしくは自作か?

転載禁止 株式会社ヴェルナー数年越しの新品リアダンパー&ドイツKEDO社別注アイバッハコイルスプリングの換装作業を考えていたのですが、風が強くなってきて中止。花粉症もありますが、群馬の強風が怖くて、、XT500の設計乾燥重量が139kgで軽量化の為にバッテリーを外しましたので更に軽く、結果風が吹いて倒れた事があります。皆さん群馬の空っ風にご注を! 日々精進

月末!皆様に感謝!

YAMAHA XT5002023年5月最終日。今月も弊社ヴェルナーをご利用いただきありがとうございます。来月は決算なので更なるご愛顧を承りたく何卒よろしくお願い申し上げます。別件、世田谷のヴィンテージモーターサイクル専門店”タイムトンネル”さんホームページから弊社ブログにリンクを付けて頂いておりまして凄く嬉しいのですが、自分がミュンヒ4TTS(1200cc4気筒過給機付きでしたっけ?)を所有している訳、、ありません(念の為)。興味はありますがなにせ推定価格1億5千万(当時の新車価格から推定2倍のお買い得価格、、汗)のスーパーマシン!わが師ギュンターザックスの愛車でいつか実際にみてみたいなーと。タイムトンネルさんその際はよろしくお願い申し上げます。 日々精進

ミュンヒ

SINGLE SPORTS

YAMAHA XT500空冷(単気筒)ドライサンプエンジン+セルモーターレス(&バッテリーレス)+キーシリンダー+デコンプ&キックスタート+キャブレター+ワイヤースロットル+排気音量規制対象外(旧い年式の為)等々、現代のクルマでは楽しむ事が出来ない操作と装備を搭載した自分の古いバイクヤマハXT500。パリダカウイニングマシンのタフネス性能でオンでもオフでもOKなのですが、コレを元にオンロードマシンを造ってみたい。その考えからSR500が誕生したようですが、自分の欲しいのはSRじゃなく、XTの公道レーサー(死語、、笑)。

YAMAHA XT500 UNO FRAME上画像がほぼ完成図。XT500のエンジンを搭載したメイドインジャーマニーUNOフレーム。いい景色。

こちらが全景図。※エンジンはSRX。 妄想活動で 日々精進

デコンプレバー

XT500 SR400 SR500 デコンプキックスタートより死語率の高いデコンプ&デコンプレバーの画像。自分のバイクXT500に装備されているエンジンを始動させる装置の一つ。キックスタートの際、圧縮空気を抜いてクランクが回りやすくするための作業。キックペダルの感触でピストンの上死点を探り再びキックしてエンジンが始動。めんどくさいんです。見えないピストン位置、キャブと燃焼室点火の脳内イメージを具体化する事(笑)でエンジンがかかります(自分の場合)。エンジン内部はほぼ新品ですが、点火前にはデコンプを数回。ドライサンプのオイルポンプを動かしてから始動。キックは座ったまま静かに”スルっとペダルを下ろす”。エンジンがかかっただけで嬉しくなるバイクは自分の暗く静かな趣味の一環です。

XT500 YAMAHA上画像の通り、リアダンパー&コイルスプリングの換装は手つかずの状態。ドイツで特注されたアイバッハスプリングと新品カートリッジダンパーは既に手元にあるのですが、読書と同じで余裕がないと気持ちが動かない感じ。これじゃダメなので戒めの為に画像を掲載。淡い色目はヤマハモトWEB”55mph”に併せたつもり。日々精進

アンダーガード

YAMAHA XT500 TT500ヤマハXT500純正エンジンアンダーガード。オイル交換時に外して軽く洗浄の図。実は内側(エンジン側)の造型を初めて見たのですが、リブ付きの贅沢なプレス成型&ドライサンプのオイルラインガードまで装備。外してみないと(内側を見ないと)解らない事の実例であります。贅沢な仕立てに感謝。 日々精進

イグニッションキー

YAMAHA XT500 単車の鍵。キーシリンダーに差し込んでイグニッションON!軽量化の為にバッテリーも下ろしているので一瞬だけ”緑のニュートラルランプが灯火”します。ココからが大変で左グリップにあるデコンプレバーを握り、キックペダルをゆっくり踏みながら右足裏の感覚でピストンの上死点で止め(XTには上死点確認窓がありません)”スルッ”とキックペダルを蹴り下ろす。と、ドドドドド!とエンジンが動き出します。単気筒500ccだから気合いを入れて、具体的には”左足もステップに置きスタンディングで右足で勢いよく蹴り下ろす”、、初めは自分もそーして苦労しましたがコツ(静かにスルッと)を覚えたので楽々です。エンジンを組んでもらった故-佐藤さん(AAA代表)も「キックペダルストロークは大きくなくても大丈夫」と、おっしゃっていました。さて、話をお題目の”イグニッションキー(&キーシリンダー)”に戻します。

86キーシリンダー穴自分の86も単車のように、鍵をキーシリンダーに差し込んでエンジンスタートさせたいんです。以前であれば普通の鍵を差し込むエンジンスタート行為(儀式)がなくなり気分が揚がらないって事と、スマートキーがクルマの部品としての所在が曖昧な感じが気持ち悪いんです。室内の何処に置いていても、自分のポケットでも、持っていればドアが開き、そのまま乗り込んでクルマをスタートさせる。あらためて文字にすると「便利よね」って事になるのですが、全くもって自分の目指すスポーツカーらしくない、、。で、じゃあスマートキーの86をキーシリンダースタート式(Gグレード&TRD14R60等)にするにはどれだけパーツが必要なのかをザックリ考えるとステアリングコラム&ギアボックスASSY交換+メーター(イモビライザー)交換もしくはメーターを追加で乗せる+ECU&OSの書き換え+ドアロックエレメント(アクチュエータ)交換+ハーネス交換等まだまだありそうで、事実上無理です。上画像は1号機の86GTのコラムカバーを剥がした画像。もしかしたらキーシリンダーあるかも?と期待を込めたのですがダメでした。モロモロ考えた折衷案として乗用レースカー(GT4とかWTCC)に装備されるちゃんとした鍵置き場を設置する事。BMW M4GT4こんな感じ。 日々精進

YAMAHA XT500 EXHAUST REBUILD

YAMAHA XT500正月休みから続けてきた単車のマフラー補修が完了!趣味に時間を費やす事はどんな時でも大事だと再確認。めんどくさい、、と思いつつ、やり出すと夢中なんですよね。トヨタ86方面の方は全く興味が湧かないかもしれませんが、このXT500のエンジンヘッドはトヨタの設計らしいですよ。ヤマハ製TOYOTA2000GTエンジンの技術交換における産物って話です。

YAMAHA XT500ビフォアー画像。ブログを書き続け解析した結果”錆びた鉄画像は必ず映える”事が判明しました。以前に掲載した”錆びた鉈を研ぐ”ブログ記事がもの凄いPVだったので今回も期待(笑)。ブログ書いても売上にはつながらない事を解ってやってるのでご安心を。

YAMAHA XT500こすればこする程、錆。

YAMAHA XT500錆に萌える方向け(笑)。サイドカバーにマグネシウムの刻印あり。

YAMAHA XT500錆画像、続きます!

YAMAHA XT500本気でオリジナルXT500愛な方々から怒られそうな画像。

YAMAHA XT500錆びの浸食具合確認。

YAMAHA XT500マフラーを外して。この状態でバイクを押して納屋にしまったのですが、押した感覚が理想の軽さになってました。

YAMAHA XT500磨き、、と言うか研ぎ?削り作業開始。

YAMAHA XT500じゃんじゃん錆を削ります。サプライヤーはサクラ工業(PRUNUS)さんだと思います。

YAMAHA XT500錆と格闘する事半日。表面完了!

YAMAHA XT500裏面はこんな感じ。

YAMAHA XT500錆び落とし完成!半日もずーっとグランダーに付けたスチールブラシで削る騒音で作業出来る群馬山間部の環境と、ご理解のあるご近所皆様に感謝。

YAMAHA XT500アウトドアブームに便乗して屋外塗装。ドイツZFの梱包箱は塗装ブースに最適です。

スプレー缶を温め、ただひたすら吹き付ける。耐熱艶消し塗装完成!楽しかった。

YAMAHA XT500エンドサイレンサーも錆を落として塗装。艶消しスプレーのハズがちょっと艶が出でしまいました。

YAMAHA XT500艶を落としてエンドサイレンサー完成。1978年当時の新車の風景を想像しつつ、自分が納得出来る質感がコレ。

YAMAHA XT500仮装着。

YAMAHA XT500メインサイレンサープロテクションと内側のヒートパネル(リブの角をヤスリがけ)の景色も理想通り完成。

YAMAHA XT500艶消し黒と艶あり黒のコンビネーション。

YAMAHA XT500エンドサイレンサーのステイとパネルも塗装して取り付け。マフラー周りが綺麗になった反面、リアダンパーユニットのボロさが目立ちますよね。でも大丈夫!既にパーツは入手済み。ダンパーのショートパーツはこのまま流用してコイルスプリング(アイバッハUSA特注品)とダンバー単体(同じくアイバッハUSA-想像ですがUSA-KAYABAのリプロ品かと)を新品交換予定です。で、XT500のマフラーリビルドはこれにて一時完成。マフラーを修理する事で各部の造型&仕組みと、XT500を造った人の意図を少し理解できた気がします。生粋のレーサー(TT500)とほぼ同じライトウエイト性能を持つXT500。エンジンのサイドカバー+前後のホイールハブがマグネシウム製。コスト度外視のいい仕立て。それなのにマフラーは鉄なんですね。開発者の意図は車体のマスバランス?エキゾーストサウンド?個人的には(鉄より)錆に強い&軽いステンレス製でもいいかな、なんて思います。

YAMAHA XT500そー思ってたら、よーやく量産が開始されたオールステンレス製XT500マフラー(上画像-XT500が最もリスペクトされているオランダ製)の情報を入手。ノーマル造型をほぼトレースした逸品。今から約45年も前の単車用部品を新造、、ここまでくるとマーケティング(何本売れる?)と言う言葉もなくなって、熱意だけですよ。でも、このように情報を探して製品が欲しい自分が居る訳ですからね。”それを作れば彼らが来る-映画フィールドオブドリーム” このプロダクツプランをお手本にして 日々精進

XT500マフラーの仮組立

YAMAHA XT500 WERNHER”立ちゴケ後の図”、ではなく塗装が終わったマフラーを仮組みしている図。「相変わらず暇なんですね。」と言われればその通りで、特に2月ですから。ニッパチ(2月8月は売上悪し)の商習慣は令和になっても弊社は続いているようです。前職で雇用者だった頃「で、このモロモロの部品は何時売れるんですか?」と、自分の責任で仕入れた製品の売上見込みを聞かれた時”何時か売れます”と答えてよく怒られていました(笑)。何時かは誰も解らないので常に前向きで”明日かもしれない!”とか考えつつ。そんな状況なので自分の仕事半分/趣味半分の86-TRD14Rとは少し距離を置き(笑)、100%趣味のバイクに没頭。単車は自分のモチベーション。気持ちが揚がります。

YAMAHA XT500 WERNHERさて、首都圏は春一番が吹いたらしく、群馬山間部も比較的暖かくマフラーの仮組み付け日和と言う事で、スリム&軽量のXT500を寝かせて作業。EXガスケットを交換してフランジとペダル下&リアダンパー付近のマフラー止め位置をバランスをみながら締め込み。画像にはありませんがサイレンサーもセットしてキック8回でエンジン始動!しばらく暖気して塗装も落ち着いた感じです。明日は取り付け&リタッチを施して一時完成を目指します。 日々精進

仕上がり見本

YAMAHA XT500 YAMAHA XT500マフラー&ヒートガードの仕上がり見本。錆びを落として(削って)リペイントも済んでいるのですが組立られず。一か所に手を入れると他も気になってしまう典型的なパターンです。フレーム細部&エンジンフィン洗浄後のリタッチ。程々感のお手本が上画像。レストアしたピカピカじゃなく、現役の道具感が個人的に大事です。で、長年の課題であったリアダンパーユニット(ダンパー&コイルスプリング)を発注しました!灯台下暗しと言いますか、何と製造元がEIBACH-USA(アイバッハ/ダンパー&スプリング)ですよ!86等で使うERSストレートスプリング(アイバッハ製)を見る度にXT500純正サイズ&純正レートで巻いてくれないかな?と密かに思ってましたが同じことを考えてアイバッハに特注オーダーしたドイツKEDO社のプロデューサーに感謝。先ずは一安心で 日々精進