正月休みから続けてきた単車のマフラー補修が完了!趣味に時間を費やす事はどんな時でも大事だと再確認。めんどくさい、、と思いつつ、やり出すと夢中なんですよね。トヨタ86方面の方は全く興味が湧かないかもしれませんが、このXT500のエンジンヘッドはトヨタの設計らしいですよ。ヤマハ製TOYOTA2000GTエンジンの技術交換における産物って話です。
ビフォアー画像。ブログを書き続け解析した結果”錆びた鉄画像は必ず映える”事が判明しました。以前に掲載した”錆びた鉈を研ぐ”ブログ記事がもの凄いPVだったので今回も期待(笑)。ブログ書いても売上にはつながらない事を解ってやってるのでご安心を。
こすればこする程、錆。
錆に萌える方向け(笑)。サイドカバーにマグネシウムの刻印あり。
錆画像、続きます!
本気でオリジナルXT500愛な方々から怒られそうな画像。
錆びの浸食具合確認。
マフラーを外して。この状態でバイクを押して納屋にしまったのですが、押した感覚が理想の軽さになってました。
磨き、、と言うか研ぎ?削り作業開始。
じゃんじゃん錆を削ります。サプライヤーはサクラ工業(PRUNUS)さんだと思います。
錆と格闘する事半日。表面完了!
裏面はこんな感じ。
錆び落とし完成!半日もずーっとグランダーに付けたスチールブラシで削る騒音で作業出来る群馬山間部の環境と、ご理解のあるご近所皆様に感謝。
アウトドアブームに便乗して屋外塗装。ドイツZFの梱包箱は塗装ブースに最適です。
スプレー缶を温め、ただひたすら吹き付ける。耐熱艶消し塗装完成!楽しかった。
エンドサイレンサーも錆を落として塗装。艶消しスプレーのハズがちょっと艶が出でしまいました。
艶を落としてエンドサイレンサー完成。1978年当時の新車の風景を想像しつつ、自分が納得出来る質感がコレ。
仮装着。
メインサイレンサープロテクションと内側のヒートパネル(リブの角をヤスリがけ)の景色も理想通り完成。
艶消し黒と艶あり黒のコンビネーション。
エンドサイレンサーのステイとパネルも塗装して取り付け。マフラー周りが綺麗になった反面、リアダンパーユニットのボロさが目立ちますよね。でも大丈夫!既にパーツは入手済み。ダンパーのショートパーツはこのまま流用してコイルスプリング(アイバッハUSA特注品)とダンバー単体(同じくアイバッハUSA-想像ですがUSA-KAYABAのリプロ品かと)を新品交換予定です。で、XT500のマフラーリビルドはこれにて一時完成。マフラーを修理する事で各部の造型&仕組みと、XT500を造った人の意図を少し理解できた気がします。生粋のレーサー(TT500)とほぼ同じライトウエイト性能を持つXT500。エンジンのサイドカバー+前後のホイールハブがマグネシウム製。コスト度外視のいい仕立て。それなのにマフラーは鉄なんですね。開発者の意図は車体のマスバランス?エキゾーストサウンド?個人的には(鉄より)錆に強い&軽いステンレス製でもいいかな、なんて思います。
そー思ってたら、よーやく量産が開始されたオールステンレス製XT500マフラー(上画像-XT500が最もリスペクトされているオランダ製)の情報を入手。ノーマル造型をほぼトレースした逸品。今から約45年も前の単車用部品を新造、、ここまでくるとマーケティング(何本売れる?)と言う言葉もなくなって、熱意だけですよ。でも、このように情報を探して製品が欲しい自分が居る訳ですからね。”それを作れば彼らが来る-映画フィールドオブドリーム” このプロダクツプランをお手本にして 日々精進