群馬発!摩擦材のプロフェッショナル集団セラメタ社から販売中のTHSセラメタスポーツクラッチの性能をおさらいしてみましょう!と、思い立った訳がありまして、THSセラメタクラッチの持つ性能と比較出来る製品が全く無い事に気が付きました。スポーツタイプのメタルクラッチは各メーカーさんからリリースされていてハイニュートンのトルクキャパシティと高負荷時のリリース&ミート対応が製品優位性の全て。以上の条件下で各ユーザーさんはスポーツクラッチを選んでいるはず。ですので”それ以上の性能”が考えられないのかもしれない。「メタルスポーツクラッチに換装したスポーツカーでペダルミート(クラッチをつなぐ)時に常にジャリジャリした足裏の感覚。月に1回のサーキット走行では調子いいのだけれど、残りの29日前後は通勤等渋滞を伴った普段使いで苦労しているけど俺の覚悟は正しいはず。」>>これは間違いではありませんし、むしろ尊敬します!自分の苦手な乗り物の一つが”重くてリリースに気を使うクラッチとノイズと振動を出し続けるLSDが組まれたクルマ”。ステアリングを切りながらクラッチをつないで発進とか無理かも(笑)。でのすでGRMNヤリス中古を買ったとしてもクラッチをセラメタに換装してリアデフは純正ノーマル戻し、フロントデフはドレクセラーに換装しないと運転出来ない気がする。さて、話を戻しまして「正しい覚悟の選択」の性能はそのままに、他にもっと楽で快適なクラッチがありますよ!というのが今回のおさらい。クラッチペダル踏力はノーマル同等(86&GR86もほぼ同等の軽さ)。プレッシャープレートのスプリングを強くして圧着力を稼ぐ従来型スポーツクラッチに対して、THSセラメタクラッチはディスクの摩擦材による熱変化で発生する密着力でトルク伝達を実現します。軽いペダルタッチなのにトルクキャパシティはノーマルトルクの約3倍!ペダルミートの感覚もほぼオーガニックディスク同等の優しい感触ですよ。是非是非THSセラメタクラッチを宜しくお願い申し上げます。今ならヴェルナーウエブショップで割引販売中です。製品詳細は下記リンクにて 日々精進
「THS セラメタクラッチ」カテゴリーアーカイブ
マニュアルトランスミッションの快楽を伴ったシフトチェンジ
注※以下記載は全て弊社ヴェルナー取り扱い製品の宣伝です。また自分は専門知識を得たメカニックでもなくエンジニアでもありません。都合の良い解釈と個人的な感覚&経験から記載しています。さて、上のメモ書き(自前の2号機86)、画像左側がフロント。ロングクランク長のスバル式水平対向4発エンジン>アイシン6速マニュアルトランスミッション>プロペラシャフトの配置です(描き上げてからシフターの位置がもー少し後ろだった事に気が付きました/ノーマルシフター車両はシフターを支えるフレームが装備されています)。では宣伝開始!クルマを動かすエネルギー源のクランク回転運動は回転振動の震源地でもあります。エンジンの先端にあるクランクプーリーをノーマルからフルーダンパークランクプーリーに換装した事でクランク回転振動の軽減は勿論、その先に続くエネルギー伝達(インプットシャフト&トランスミッション)にも効きます。事実、フルーダンパークランクプーリーに換装してから変速時の”ギアの入り具合”がとても良好。フロントエンドからの回転軸が”ピシっと芯が出た”感じです。結果、IRPスポーツシフターの短いストロークでもガツガツと確実で気持ちのいい変速を楽しんでいます。また動力伝達の要であるクラッチ!コクがある(オーガニックディスクのように低速でも粘る)のにキレがいい(鉛フリーのシントレッドメタルディスクの本領)でお馴染みのセラメタククラッチ-トルクハンドリングシステムはとても優秀!ペダルタッチも軽くて自分を含むシニアドライバーでも安心(笑)。あ!あとトランスミッションマウントにパワーフレックスウレタンブッシュを追加(差し込み)しています。コレも結構大事ですよ。ゴムマウントが経年劣化(主にミッションの重さ)でつぶれると、当然トランスミッションの搭載位置も下がりますから回転軸のズレ、ストレスが少なからず発生してモロモロの弊害が発生するはず。10年越えた車両(86&BRZ)の方、これからもFA20の旧86&BRZを乗り続ける方、更なる快適性能と快楽を伴う86&BRZにおけるマニュアルトランスミッションスポーツカーライフを楽しみたい方、こんなコーディネート&対策もありますので宜しくお願い申し上げます。 日々精進
某日、セラメタさんと道端会議
某日、株式会社セラメタの代表取締役、専務取締役の重役2名とプチ会議させて頂きました。セラメタクラッチに換装したデモカー(現行ジムニーJB64マニュアルトランスミッション)に試乗させて頂き、テスト中の超高性能エンジンオイルU-nagiのパワー感と相まって楽しさ&使いやすさを実感。クラッチペダルの踏力はノーマル同等。ペダルリリースもイージーコントロール。”これは売れますよね!”と思ったら「(弊社近所の)某メーカーのOEM供給が結構いい感じですよ。ニヤリ」と、セラメタ専務取締役談。既に多くの人が気付いていると思いますが、セラメタクラッチのOEMはNISMO製品だけじゃなく、公言していない(企業間契約/協定)ブランドが多くあります、、特に群馬!群馬の有力チューニングクラッチメーカー、群馬の有力スポーツカートータルチューニングパーツメーカー、群馬の有力オフロード系トータルチューニングパーツメーカー等々。「あのチューニングブランドで買ったクラッチは凄く調子が良くて、」実はソレ、セラメタです。と言う話はアルアルかもしれません。競技でリザルトを残せるパフォーマンス+普通の人が普通に使える(ペダル重くない&リリースタッチもほぼノーマル)使う人とスキル&使うシチュエーションを問わずオススメ出来るチューニングクラッチがセラメタです。 引き続きよろしくお願い申し上げます。
セラメタクラッチの乗用性能!
高負荷(ハイニュートントルク)対応のスポーツクラッチに換装したスポーツカーでロングツーリングに出かけた。目的地までの道のりは快適だったけど、帰りは渋滞で大変(ペダル踏力の重さと、デリケートなリリース)だった。スポーツクラッチユーザーさんの間では”あるある話”ですよね。でもセラメタクラッチなら帰りの渋滞でも”よいよいの楽々”であります。ノーマルトルクの約3倍のキャパシティーを持ちながら、ペダル踏力&リリース/ミート操作に神経を使わない(ノーマル同等の軽さ&操作感)、至って普通に操作できる性能があります。道路が渋滞してきて、ちょっと疲れた時にはとても有難い性能だと思いませんか?先日も2日で1,000km弱走ってきまして、重たくないペダル踏力&回転ノイズも振動も出ない静止性能!セラメタクラッチの優位性、使いやすさを再確認しました。各競技エントラーさんは既に指名買いのセラメタクラッチ。自走でサーキットを楽しむクラブマンユーザーさんにも自信を持ってお勧め出来ますし、自分のようにサーキット走行や競技に出なくても普通に使えて、たまにクラッチ滑らせてエンジン回転を合わせたりスポーツマインドを楽しめる逸品です。因みに自分、セラメタ社によるサポートドライバー&車両中唯一、競技に出ない&サーキットを走らない”モブおじさん枠”です(笑)。さて、以下にセラメタクラッチの技術バックグラウンドと性能をまとめてみましたのでご確認下さい。
セラメタクラッチの技術と性能一覧(まとめ)-株式会社ヴェルナー |
1)なぜクラッチペダルが重くならないのか?>一般的なスポーツクラッチはプレッシャープレートのスプリングを強化してクラッチの圧着力を生み出します。結果、プレッシャープレートのスプリングが強化された事によりペダル踏力が必要になります。一方セラメタは圧着力に頼らず、クラッチディスクの摩擦材の熱変化による密着力で的確な伝達をコントロールします。 |
2)なぜノーマルの3倍のトルク容量が可能なのか?>セラメタは各商業自動車メーカーとの供給取引があります。最新大型トラックのディーゼルエンジントルクは2,000n/m!ノーマル86の100倍のトルクを制御できる技術力と摩擦材を持つスペシャリストがセラメタ。単なる乗用車のスポーツクラッチメーカーとは立ち位置が全く違いますし、保持する技術力の高さもご理解頂けると思います。因みに新幹線の制動にもセラメタの摩擦材が採用されています。鉄道ファンな方だったら”憧れの車両と同じブランドパーツが搭載出来る嬉しさ”もありますね。 |
3)セラメタシリーズの特性>一言で言ってしまえばメタル(鉛フリーの自社製スペシャルブレンド焼結金属)の摩擦材を搭載しているけど、至って普通に使えるクラッチです。イージーなペダルアクション(軽い踏力+オーガニックディスクのようにリリース出来る)。ノイズも振動もほぼ出ません(純正時同等)。クランクからのアウトプットシャフトを受け止めるディスク側スプラインの精度&強度もバッチリです。 |
4)セラメタを扱う上で、特別なスキルは必要か?>全く不要!50も半ばのモブおじさん(自分)でも至って普通に使えますのでご安心を!唯一、オーガニックディスクとの違いは、走行中たまにクラッチペダルを踏む事。軽く滑らせる事で密着面(前後のディスク摩材とプレッシャープレート&フライホイール)をリセットする感じです。 |
新幹線の制動制御
群馬セラメタさんの工場に設置された摩擦材試験機。「それブレーキの話でクラッチと関係なくなくない?」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんがホボ同じなんです。摩擦材を使って金属パーツの運動を制御(熱変換)する。ブレーキならブレーキディスクを、クラッチならフライホイール&プレッシャーープレートですね。で、以前にセラメタさんからお聞きした凄い話を忘れていました”セラメタの摩擦材は新幹線に一部採用されています!”どーですか?凄くないですか?メインの制御は回生エネルギーブレーキでしょうが、新幹線ですよお客さん!それを考えると乗用車のエンジントルクなんて如何様にでもコントロール出来るはずですよね。セラメタの持つ技術キャパシティーを少しご理解頂けたと思います。因みに自分の86に使っているセラメタTHSトルクキャパシティーが600N/mでFA20ノーマルエンジンの3倍。にもかかわらず、クラッチペダルの踏力はほぼ純正(GRヤリスノーマルクラッチより全然軽い)。こんな性能を持つクラッチセットはセラメタ以外にありません。
大事な事なので、もう一度言います(笑)。セラメタの摩擦材は新幹線の制動制御にも使われています。乗り鉄&撮り鉄各鉄道ファンも納得の性能! 日々精進
セラメタクラッチフルラインナップページ
メイドイン群馬!モトGP御用達のセラメタクラッチ製品ページを作成致しました。現在の全ラインナップ掲載!レースで勝って、普段乗りも苦にならない全方位性能はセラメタだけ(のはず)。適合記載車両の他、特注も可能です。マニュアルトランスミッションの欧州車ユーザーさんっ!ご相談お待ちしておりますよ。で、上画像は自前の86TRD14R。株式会社セラメタさんのオフィシャルサポートの証として”摩摺セラちゃん”の大型ステッカーを貼ってみました。自宅駐車場の注目度も上昇中!
株式会社セラメタさんのサポートを受ける多くの競技車両&エントラーさんの中で唯一、自分の86だけ”レースに出ないクルマ”だったりします。街中でエンジントルク約3倍のキャパシティーを使い切る事はありませんが、クラッチペダルが重たくならず、50半ばのおじさんでも普通に使える事のアピールを継続中!適合詳細は下記リンクご参照下さい。 日々精進
セ ラ メ タ
競技(レギュレーション&高負荷キャパシテイ)に使えて、お買い物&ロングツーリングでも普通に使えるセラメタクラッチ!メイドイン群馬!弊社の現在のセラメタクラッチ取り扱いラインナップは下記86&GR86用と、GRヤリス用の2つ。で、セラメタさんのご厚意で取り扱いラインナップを拡張する事になりました。専用ページが完成したら再度ご案内申し上げますので引き続きよろしくお願い申し上げます。
セラメタクラッチオフィシャルキャラクター”摩摺セラ(ましゅうせら)ちゃん”と。 日々精進
GPS(GUNMA PARTS SHOW)2023
昨日、メイドイン群馬のセラメタクラッチさんのお手伝いで高崎のGメッセ群馬に出動。
群馬パーツショウと同時開催される86BRZ屋外イベント会場にクルマを持ち込み展示。トルクハンドリングシステムのセラメタクラッチさんオリジナルキャラクター摩摺セラ(マシュウセラ)ちゃんの特大ステッカーを貼ってみましたよ。
ザッカー編集長の大野田さんも元気そうでなによりでした。 日々精進
セラメタの特注品(CLUBSPORT)
メイドイン群馬のGR86用セラメタクラッチ特注品画像。2セット(2台分)同時にご予約頂いた製品の発送ついでに撮影。ノーマル然とした無骨なプレッシャープレートと、スプリングを排したソリッド式ディスクのパッケージで弊社ではクラブスポーツと命名。サーキット走行&競技に特化したスペシャルプロダクツ!ご予約から納期約2週間でご用意出来ますのでGR86(FA24)&86(FA20)の皆様よろしくお願い申し上げます。
ソリッドディスク!3枚ブレードのデザイン&摩擦材はセラメタクラッチオリジナルと同等。鉛フリーの焼結メタル摩擦材は100%セラメタのオリジナルブレンド。熱変化による摩擦力でトルク&パワーを確実に伝達するトルクハンドリングシステム。
カバー(プレッシャープレート)と併せてみました。カバー側のダイヤフラムスプリングは純正に比べ”ほんの少しだけ”レートが上がっています、、が言われないと気が付かない程度の踏力です。GRヤリスの純正クラッチペダルより全然軽いです。
プレッシャープレートのメインカバーはご覧の通りスチールプレスの純正ルック。見た目を気にする方、、?には響かないかもしれませんが、これ(純正同等の構造と強度)が最善策である事はクラッチ操作を誤った時に解るはずです。換装したクラッチは無事だったけどミッションにダメージが出た。よりクラッチが壊れたけどミッションは無事だった事の方が大事な設計思想。
レリーズベアリングはトヨタGR86純正品を同梱しました。旧86用に比べてかなりリファイン(改善)された製品だと思います。この度は弊社取り扱いセラメタのご用命ありがとうございました!自分の仕事を理解して下さってホント嬉しいです。引き続きよろしくお願い申し上げます。 日々精進
近所の峠
会社兼自宅から数分、榛名山の入り口(この峠をひたすら上ると榛名湖に出ます)。マニュアルトランスミッツションのスポーツカーを”普通に楽しめる環境”が欲しくて東京から群馬(榛名山の東側)に移住したのが十数年前。その数年後にトヨタ86が販売開始、更に数年後に自分の会社を設立して現在に至り、もしかしたら理想のライフスタイルを手に入れたのかもしれない、、と思う今日この頃(会社の売上は低迷だけど)。さて、上画像の白い86-D型のTRD14R(実販売台数80台弱らしい)が今の自分の愛車で、オーナーさんと同じ目線でビジネスを進める大事な仕事道具でもあります。思えばこの14Rも2015年の新車登録直後からネッツ群馬(当時のエリア86)さんに協力して頂き開発とプロモーションをを展開してきたマシン。エリア86終了後、ネッツ群馬前橋おおしま店前で商談中の札が掲げられたり下げられたり、、お店の前を通る度に気になってて、結局自分で買ったのですが何だかこの流れも元々決まっていたような気がして(笑)、86を2台買った(乗り継いだ)経験も今は財産だと思いたい。さてさて、長くなりましたがマニュアルトランスミッツションを更に楽しむアイテムの宣伝!IRPスポーツシフターの短くて小気味よい変速フィール&ステア位置に近くなったシフトで操作のリズムが変わる感覚が税別¥78,000-で絶賛販売中!そしてマニュアルトランスミッツションのもう一つの楽しみがクラッチワーク。純正トルク約3倍のキャパシティーを持つセラメタならハードプレイ(笑)もOK!ワインディングの登りのコーナー空けの断続的な回転合せも許容範囲。その性能のまま普通に使える(渋滞でも辛くないペダル踏力)性能がセラメタ最大の売りです。50半ばのおじさん(自分)も普通に使えてますので説得力ありますよね?旧86&BRZはまだまだ楽しめるスポーツカーですよ。製品詳細は下記参照下さい 日々精進