「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

いろいろ思い出した。

8speed net朝一番でウエブマガジン8speed.netの生方さんからメッセージを頂きまして、いろいろ思い出しました。上画像は2012年7月7日、濃霧の箱根ターンパイク頂上付近。前方視界10m弱の中で”同乗体感試乗会”の一コマ。霧とサスペンション性能の関係性は?ですが、視界が悪い中での急ハンドル&急ブレーキと車体の挙動が乱れるシチュエーションに本領発揮するのが”生きている(賞味期限内)サスペンション仕事”。今更ながら、ちょっと無茶でしたね。

東日本震災復興支援濃霧の同乗体感試乗会受付会場。実は大盛況でした。景色が見えない分、フットワークの挙動に集中できたのかもしれませんね。当たり前ですが事故になるような事は一切ありませんでしたのでご安心を。さて、9年前の画像を見つつ、自分の記憶を辿ると、、数日前にポルシェジャパンさんから招待を受けてウエンスティン東京に向かい”ポルシェサマーサミット(VIP向け991受注会)”に参加させて頂き、この箱根を昼で切り上げてそのまま石川県のシュポルトさんに向かいCOXさんと合流して晩飯にチャンピオンカレーを食べ翌日イベントに参加後に新潟に移動。よく働いた感w。2012年7月のアーカイブ

東日本震災復興支援長くなりました。本題の8Speedさんのゴルフ6ヴァリアント再起動プロジェクトに戻ります。上画像のリアバンパーに注目!このSACHSステッカー付のリアバンパーが8Speedさんのプロジェクトカーに装着されたらしく、偶然とは思えない何かを感じました。コロナ終息後にまたツアー再開?その時は参加しますので宜しくお願い申し上げます。 日々精進

皆様に感謝!2012全国試乗会ツアー無事終了

1敗1勝(PORSCHE 992GT3CUP / 992GT3STREET)

PORSCHE 992GT3 ZF SACHS DAMPER新型のポルシェカップカーワンメイクレーサーに搭載されるダンパーがZFザックス製からマルチマチック製に変更され、996CUPのシーズン2から継続されたPORSCHE+SACHS(ZF-SACHS)ブランドコンビネーションが終わってしまい”ガックリ”。しかしっ!その喪失感も束の間、乗用992GT3にZF-SACHS(ザックス)ダンパーが標準搭載されていました!ううう嬉しい。上画像ZF印のラベル!いい景色ですねー。Wウイッシュボーンのアッパーアーム間に配置された新造電子制御(最新CDC)のエアカップリフター(黒いベローズ部が伸びる)付き車高調整!いい景色で元気が出ます。※追記-リフターは位置情報を記憶しているらしく、一度使った場所を通過する際、自動でリフトアップするんですって。

PORSCHE 992GT3 ZF SACHS DAMPER で、この新型992GT3ストリートに搭載されたZF(SACHS)CDC(コンテニュアスデバイスコントロール)はエンデュランスレーサーRSR(991GT3RSR)由来だそうで高負荷タフネス性能と、足が長いロングツーリング性能を兼ね備えた特性って感じみたい。ザックスパフォーマンスコイルオーバーの製造元ZF(SACHS)レースエンジニアリング社のダンパー+ミシュランパイロットスポーツ+ドレクセラデファレンシャルが最初から装備&マニュアルトランスミッション選択可能!素敵な仕立てにワクワク!詳細は下記ムービー”カーウー(CARWOW)”にて。日々精進

ポルシェ杯(カップ)カー

FOR Nürburgring

ザックス SACHS ニュル24 ニゥルブルクリンク2021年VLNニュルブルクリンクチャレンジ1-2戦が中止になり、仕込んでいたネタもボツ。予定では-密かに新造されたVLN耐久(ロングディスタンス&ノルドシュライフェの高負荷対応)向けザックスレーシングダンパー(STTV制御の2way)を搭載した水平対向6気筒の魔改造BRZがサクっと上位入賞して万歳!、、これが持ち越しとなりました。 次回に期待で 日々精進

ボツネタ

UNTOUCHABLE

PORSCHE CARRERA GT 980 SACHS DAMPERアンタッチャブル案件-弊社の失敗談。PORSCHE980って、どんな911だっけ?自分でも思いますので、980イコールCarreraGTと認識している方々は一部の関係者かオーナーさんの限られた方々だと思います。上画像(一部シリアルをモザイク加工)はカレラカップジャパンのサポート時代からお付き合い頂いている弊社クライアントさんからオーバーホールを頂いた製品でポルシェ980/カレラGT純正ダンパー前後のボトムブラケット部。製造元は勿論SACHS(ザックス)。極細アルミシェルケースのウルトラライトウエイト性能の凄い奴で、タフなレースダンパーですから”修理して再利用(オーバーホール)”と簡単に考えていたのですが、ダメでした。ドイツサイドからは「一切触るな!パーツ出しません!分解も禁止!」のようなオフィシャルコメントが出て、何も出来ないままクライアントさんに厳重梱包にてご返送。仕事に応えられなくて無念な気持ちです。

PORSCHE CARRERA GT 980 SACHS DAMPERさて、こちらがPorsche980/CarreraGT純正SACHSダンパー全景。貴重な画像かもしれませんよ(自動車メーカーのエンジニアさん必見)。因みにレイアウトは前後共にロッドリンケージ式でカーボンボディシェルに直付けされています。減衰の制御はご覧の通り、電気配線やモーターモジュールがない純機械式(オリフィス)制御。年代的に考えればSACHSの第1世代のCDC(コンティニュアスデバイスコントロール/電子制御)ダンパーを積む事も出来たと思うのですが、ポルシェのバイスアッハは感覚性能/気持ちの良さを優先して「リニアなスポーツカーには従来型の機械式ダンパーが良し」って事で採用されたのではないでしょうか?(個人的感想)。ま、カレラGTに乗った事ないので、何ともな話です。そーいえば前職時代に新造されたライプツィヒポルシェファクトリーのこけら落とし”カレラGT製造ローンチ見学&パーティー”参加資格があったのですがココにも行かず(当時の言い訳-寒そうだから行かない、、、残念な自分)。つくづくご縁が無い感じのカレラGTでありますが、その組成はちょっとイイ話です。当時(2002年頃)東ドイツの経済活性化と新規雇用の開拓としてポルシェが東欧ライプツィヒに超クリーン(鏡張り)な工場を新設。記念すべき限定製造第一弾がPorsche980/CarreraGT。東西統合記念、平和のシンボルを担うスポーツカーです。 日々精進

魅惑のZF SACHS PERFORMANCEブース

SACHS PERFORMANCE ASIA魅惑の美脚(サスペンションセット)展示会

SACHS OERFORMANCE ASIAザックスパフォーマンスブースが今年も立ち上がりました!上海の蘇州で開催されているGT Show-Suzhou。出展のザックスパフォーマンスアジアの皆さんっ!ご苦労様です。今回も美脚美女軍団の人選に納得(笑)。また毎回ブースパーツをドイツから運び込んで設営&撤収するエキスパート”スタンデックス(STANDEX Messebau GmbH)”の親方はじめスタッフ皆さんにも感謝!ご苦労様です!日本も2022年に向けて静かに動いております。詳細画像は下記リンクザックスパフォーマンスアジアさんのfacebookページにてご覧頂けます。 日々精進

https://www.facebook.com/sachsperformanceasia/

ドイツの人事異動

ノルベルトオーデンダール画像が旧く見えますよね。それもそのはずコンタックスT2(フィルムカメラ)で撮影したネガをデジタル保管した画像であります。フランクフルトアムマインメッセ”ハンマーマン(ドイツのモノを造るシンボル-現在は撤去?)広場”にて。デジタルカメラが無い時代って大昔に聞こえますが、今から約20年前。10年ひと昔の倍だからやっぱり大昔か。さて、ザックス車高調整こと、ザックスパフォーマンスコイルオーバー製造元であり、ドイツZF中央研究機関の直下組織でもあるZFレースエンジニアリング社のECOが11月1日付けで交代したようです。退陣したCEOの20年前の姿が”SACHS”の看板を持つノルベルトオーデンダール氏。先ずは10年間の激務、お疲れ様でした。彼の移動によって直ぐに何か変わるような事はないと思いますが、アフターマーケットにとって良い方向になる事を願うしかありません。で、旧知のノルベルトオーデンダール氏に私から推薦する新しいセクションがザックスマイクロモビリティー社!自転車レースが趣味でSACHSブランドを絶やさない志を持つ彼ならバッチリです。 良い方向に進みますように、日々精進

THE ORIGIN (SACHS-RS)

BMW M2CS RACING / BMW TEAM STUDIE

BMW M2CS RACING / BMW TEAM STUDIE先日の富士スピードウェイ。BMW TEAM STUDIEさんの新しいレーシングカー”M2CS RACING”シェイクダウンを見学。

BMW M2CS RACING / BMW TEAM STUDIEディーラーで買えるレーシングカーと話題沸騰のM2CSレーシング。コースインに向けてピットも大忙しです。下記リンクにM2CSレーシングに注目している事由が記載してあります。↓

SACHS INSIDE

BMW M2CS RACING / BMW TEAM STUDIE初のコースイン。オフィシャルカメラマンの田村さんのナイスインに感謝!

BMW M2CS RACING / BMW TEAM STUDIEM2CSレーシングのコースインと同時に、大型カメラを持った方に声をかけて一緒にシケインに移動。で、撮影した画像をお借りする作戦。たまたま現場に居たY氏に感謝!いつもありがとうございます。黄色いスープラ格好いいですねー

BMW M2CS RACING / BMW TEAM STUDIE久々”イイモノ見たー”と、言う満足感を得られました。スタディ鈴木会長様、スタッフ皆様に感謝。走行画像がありませんので、下記SIM映像でM2CSレーシングの雰囲気を味わって下さい。 日々精進

CDC(コンティニューアスダンピングコントロール)

スバルレヴォーグSTIスポーツ 電子ダンパー ZF SACHS ザックスCDC!コンティニューアスダンピングコントロール?正確にはコンティニューアスデバイスコントロールでしたっけ?兎に角、常に先行く次世代型物理制御の名称で、ZFに統合される以前のザックス!旧MANNESMANN-SACHS(マンネスマンザックス)時代の大発明。約25年前にメルセデスアクトロスに向けて開発&供給された”次世代”を謳う製品は、常に進化を続け、誰も追いつけない現状に感じます。何の話かと言えばスバルの新型レヴォーグSTIスポーツに搭載された電子ダンパーを含む統合制御で、つまり新型レヴォーグにZF(SACHS)電子制御ダンパー&システムが搭載されました。と言う事です。商業車用技術のCDCを乗用車(Ferrari-F360)に標準搭載してから20年目の今年、進化の加速度もそうですが、各欧州車への普及率によるコストパフォーマンスと、なにより長年蓄積した安定感を伴った技術力が採用に至った要因ではないでしょうか(勝手な想像)?。詳しくは上画像、交通タイムス社SUBARU MAGAZINE30号をご覧頂ければ幸いです。で、このZF-SACHSのCDC搭載新型レヴォーグSTIスポーツをどう思うか?でありますが、欲しいクルマです。乗ってませんがイイに決まってます。今までZF-SACHSのCDC電子ダンパー&統合制御を搭載したスポーツワゴンを買おうと思うと税込み1,250万(Audi-RS4)+諸費用を払わないとイケなかったのが、その価格の約32%で最新のシステムを搭載した安心の日本車(スバル新型レヴォーグSTIスポーツ)が買えるって事は結構凄い事ですよね。最新の制御を日常で常に体感して楽しめる事=これだけでも買う意味があるクルマです。一方、純正搭載された電子ダンパーはどうしますか?チューニングパーツの可能性は?と誰からも聞かれていませんが、先に答を出しておきます。SACHS由来のCDC搭載車両に向けたチューニングダンパー&アップデートOS開発は不可能(ZF中央研究開発センター実動部隊ドイツZFレースエンジニアリング社の見解)。この答をもらう為だけに”ドイツ往復渡航&滞在費を前の会社に払わせた”私(汗)。10数年前、BMW E92M3用ザックスパフォーマンスコイルオーバー(減衰調整式車高調整)にBMWのDCC(CDCのBMW名称)&OSと100%マッチさせる製品テストがあったようですがコチラも立ち消え。その後懲りずにFK8(シビックタイプR/ZF-SACHS CDCダンパーシステム搭載)やる?とか聞き続けましたが一切ノーでした。何でも出来る環境にありながら、なにもしない、、って事はないんでしょうが、ドイツZFレースエンジニアリング社が製作するザックス車高調整(パフォーマンスコイルオーバー)が実に古臭く感じる反面、従来からの電子制御を使わない”純機械式(オリフィス制御)”ダンパーの可能性を更に積み上げ、機械式ならではの”気持ちいのいい作動/趣味性を伴った振動制御”を創り上げる姿勢はまさに”3歩進んで2歩下がる(By水前寺清子)”。進化過程を一度戻る、その技術の円熟度だけは世界一だと思います。ワンツーパンチでザックス車高調絶賛発売中 日々精進 

単車用CDC実例

ボツネタ