昨年から参戦中のVW Scirocco R!ドイツVWR(モータースポーツ)オフィシャルパートナーのCOXさんが仕上げた理想のマシンでありまして、各種電子デヴァイス解析も全て完了と。素人が乗るとスピンする、、今のVWではありえないんですけどね。で、当然このマシンにもVWR社認証品番付きのZF-SACHSレースエンジニアリング社製コイルオーバーが搭載されておりまして、僕らが扱う”通称RS-1”の開発起源(VWワンメイクレースの為に開発されたダンパーの派生商品)であります。レース直系の系統は伊達じゃありません。
えー、関係各位に発送済みの画像データ中、このカットはありません。フォトショップでin側に80mm寄せました。坂本選手の腕の問題ではなく、構図を好みにしたかっただけです。
サポートブランド関係各位に配慮。
ピット風景。データ解析に余念のないCOXのスーパーメカニックさんと、Scirocco Rオーナー不在の記念撮影。さて、多くのCOXファン皆さんは、来年はどうなるのか?と早くも気をモンでいらっしゃると思いますが、僕が勝手に想像してみましたので、ご参考までに。
1)Scirocco Rの運用を中止して新規にニュル24SciroccoR(カプルコンのフルカーボンマシン)を投入して優勝を狙う。
2)近藤レーシングさんは新規マシンKTM-XBOWを投入。次回は自分で走ってみる。
3)マンタイさんが出てくる、、、アリかも。
4)MTM-C7RS6も出てくる、、いいすね。
5)997GT3CUPを更にチューニングして総合優勝を狙う。
これくらいで止めておきます。
えー、COX&近藤レーシングの近藤さんは特に北海道方面の有名人でありまして、生粋のMVアグスタエンスージャストであります。つまり近藤真彦氏のレーシングチームとは関係ありません。(念の為)筑波スーパーバトル2013年における”目玉エントラー”だった感じのVW-JETTA2.0T!普段乗り仕様のFFミドルサルーンの性能実証と確認が今回参戦の最大目的だと聞いております。格好いいじゃないすかー!
フットワークまミシュランパイロットスーパースポーツとZF-SACHSレースエンジニアリング製ダンパー。つまりPorscheの手法をそのまま転用しております。ミシュランジャパンさんの多大なるご協力により、ほぼ目的が達成されたらしいので、詳細はCOXさんよりミシュランジャパンさんにリザルトが送られて来ると思います。関係各位宜しくお願い致します。
来年の近藤レーシングカレンダーつーのが製作されるらしいですよ。サーキットで見るサルーン、、日本じゃなくヨーロッパの感じがしていいですね。大いなるチャレンジの意義は僕も感じました!
ドライバーの坂本選手にも拍手!オンボードカメラの画像を確認しましたが、午後遅くの筑波サーキットって、西日が激しく眩しいんですね。お疲れさまでした!




と、言う訳でSACHS-PerformancePLUS VW POLO6Rのご紹介です。
どこのダンパーメーカーさんも気にしない(明記出来ない?)セットアップ後のダンパーストロークもご覧の通り。ほぼ純正同等のストロークを確保しております(スプリングの遊びはありません、、念の為)。
Gtiに装着して、こんな姿勢です。メインターゲットとなる1.2T&1.4Tですとフロント側があと10㎜前後車高が上がる感じでしょうかね?個人的な感覚ですがスタイリングに違和感を感じるような事はありません。ユーティリティ(車輪止めや段差乗り越え)に不満を感じる事もありませんでした。
東名>小田原~厚木>箱根ターンパイク>西湘バイパスと、ぐるっと試乗(ドライビングシートと助手席、後部席)させて頂きましたが、積極的に安全なドライブを楽しむツールとして捉えて頂きたい製品特性でした。1XXkm/hのハイスピードWレーンチェンジのレスポンスもOK!安全なフットワークです。
一方の”乗り心地”でありますが、多くの6Rポロオーナーさんから「ノーマルの乗り心地が厳しい、、」と聞いておりまして、SACHS-PerformancePLUSに交換して改善?、、、僕も期待してましたが100%の乗り心地改善とまでは行きませんでした。小田原厚木の荒れた路面と西湘バイパスのゼブラゾーンでの振動軽減は後部座席でも体感できました。SACHS-PerformancePLUSダンパーとスプリングレートはドイツの高速巡航に耐えうるレスポンス=高速域(車両の高負荷)において絶対的な安全性を装備義務としております。SACHSは社会的責任を問われるブランドである以上仕方ありません。そこで、僕なりに対策を考えておりましてPORO6RにSACHS-PerformancePLUSを装着!さらに運動性能を保持したまま快適性を装備したい、、ですよね。であれば簡単です。選ぶタイヤはミシュランです。これで全て(85%以上)解決します。お試し下さい。










で、991GT3Cup!SACHSダンパーがワンメイクレギュレーション品目から外れた、、かな?的情報がありましたが、ドイツにて確認して来ました。991GT3Cup!SACHSダンパー実装備です!担当社のMr、ベンヤミンさん曰く「外見は997MY013同様。内部パーツの大幅変更なしで減衰レートを50%近く上げました。これで991GT3CUP用の新型ミシュランコントロールタイヤとのバランスが量れます。」と。目下、来シーズンのカレラカップカー260台分のダンパー製作に追われているとの事で、例によって新製品F20/30用PerformanceCoilovertの開発納期も遅れるようです。何時もいい話と悪い話は同時進行です。





