「OBJECT」カテゴリーアーカイブ

ソープ研ニュース ScuderiaFerrariBoxCompetitionローンチ!その名もXFX(笑)

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本牧戦線SachsBlog中最も難解なカテゴリー”ソープ研”の時間がやって参りました!コアなファンな方だけ着いて来てくださいね。さて、ソープ研!ようやく僕らの活動趣旨が多方面の方々にご理解頂けるようになり、ちょっと嬉しいです。今回は、各自動車メーカーとクルマ文化継承を担った、世界のソープ研仲間?の活動報告です。マンジヤッレ!カンターレ!アンモーレ~っ!イタリアでも盛り上がって来てますよ~ソープ研(SoapBoxRace)♪写真はスクーデリアフェラッリクラブオブイタリアチーム製作のソープBOXレースマシン、その名も”XFX(エクスエフエクス、、どこかで聞いた車名ですね)”ホントにF社総本山イモラコースにてテストを完了して日本時間の今日午後9時、ミラノ、カナルド広場(Piazza Cadorna)の坂にてスタートです。それにしてもXFX、、マラネロ(F社ワークス)のエンジニアリングが一部投下されたスーパーマシンのようで、ノーズの造型何かは往時のフェラーリF1マシンを忍ばせますし、何よりボディカラーが美しい!エンツヲ氏拘りの「FのRedは血の色を、、」を忠実に再現しているように思います。

情報提供 afimp熊崎圭輔副編集長(ソープ研所属)
       ScuderiaFerrariClubOfItaly TeamAdorianoZocca

ZFのトルクベクトリングシステム Google検索用Log

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本牧戦線SachsBlog、最近のアクセス解析を観ると”う~ん、?”と、うなっちゃう検索ワードが相変わらず出てきてます。きっかけは何であれ、ご覧になって頂ける事が目的ですから、僕は嬉しいです。さて、トルクベクトリングシステム。以前に社内でナンダナンダ??って騒いだ覚えがあります。imp編集部の熊崎さんに聞いて、Studie仙台の熊谷さんに聞いて、最終的に手持ちのいZFAG社内報に出ていた製品が”それ”でした。で、ご忠告!ちゃんとした技術概要は他サイト(エンジニアリング又は自動車メーカーBMW、Audi等)や、専門誌(以前にGTRマガジン編集部増渕さんの義父さん、、と言うかニナちゃんのお父様、木村好宏先生が何処かの専門誌で詳しく記載されておりました。情報の精度と信頼性の面からもそちらを)ご参照下さいませ。そんな感じなので、この本牧戦線SachsBlogでご紹介出来るトルクベクトリングシステム製品概要はかなり偏ったモノになります。
では早速ご説明!トルクベクトリングシステムの正式名称(製造元の商品名)”Vecter Drive rear axle drive(ヴェクタードライヴリアアクスルドライヴ)”だそうです。トルクベクトリングシステムと言う名前は搭載する自動車メーカーが何らかのパテントを得て使用している名前なんでしょうか?搭載メーカー名称(VW、Audi)のDSG>製造メーカー名称(ZF SACHS)のAGSみたいな事でしょう。図解の中心部にコアベベルギア、左右の外側にプレネタリートランスミッションを搭載、そしてそのまた外側に多板クラッチディスク>ディスクハウジング前部(画像下側)に搭載された電子サーボモーターでディスクの圧着制御(トルク伝達コントロール)、最終ドライブシャフトに伝達。制御系統はパワープラント全体とESPとアクティブステアリングにも介在する。と思われます。僕が書けるのはこれまでです!振動制御専門Blogに、パワーデヴァイスの話しは出来ません。ただ会社が同系列ですからね、ZF=伝達技術、SACHS=振動制御と伝達技術。僕は20年来SACHS派なのでグループ企業が解散しようが合併しようが、SACHSと言うブランドを応援し続けて行きます。

INDUSTRIE-POOL /05

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本牧SACHSブログにて2回目の登場、インダストリープールステッカー。うむむっ!と、反応した方は関係者ですね。(ネバーランド吉田社長も好きそうです)近々このクルマの見えない部分を総力取材致します。スタディ鈴木社長っ、ご協力お願い致します!

Photo BOB Yasuaki (Nikon、D3)

Adidasレースシューズの詳細情報。

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念の為にAdidasレースシューズの製品詳細情報を書いておきます。
★写真上部(小関氏使用)カテゴリーEvolution/製品名FerzaElite/製品番号463289/FIAレギュレーション保持。完全なプロモータースポーツユーザー向け。設計&プロダクツアドバイザーにビルヌーヴ、クルタードが参加、シルバーストーンレーシングスクールの公式シューズです。
★写真下部(ショウジ使用)カテゴリーWorkout/製品名TyrintⅢ/製品番号464024/FIAレギュレーション不可。内装が装着されたツーリングカーでのサーキット走行会等にお勧めです。

VOGTLAND、フォクトランドスプリング社100年の功績。

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SACHS(ザックス)のレース部門SRE社サスペンションセット”RS-1”にセットアップされるスプリングメーカーはドイツのVogtland(フォクトランド)です。フォクトランド、、、多くのユーザーさんは「最近名前は聞くけど、あの派手な広告(ブロンズ&ミニスカートのお嬢さん)のバネ屋さんでしょ?大丈夫なの?」と、思っていらっしゃるはずなのでSachsBlogと本体のHansBlogを使ってご説明させて頂きます。ズバリ!遥々ハーゲンの街まで行った甲斐がありました。フォクトランド社、意外と凄いです。ドイツハーゲンと言えば鉄鋼の街なんですって!解り易く言えばゾーリンゲンの発祥地、業界人的に言えばティーセンクルップ(Bilstein社の母体企業、鉄鋼大手)ブランチ工場がど~んと置かれた、、まあ兎に角”鉄製品の街”って事なんです。でこの鉄鋼の街にスポーツスプリングの”3大ブランド(Eibach、H&R、VOGTLAND)”が同居しておりまして、そんな中フォクトランド社は「スポーツスプリングマーケットの全世界No,3!のシェアを確実に取ってゆこうよ」と言った非常~に手堅いマーケティングの元、進行しているようです。ユーロ圏と、USA市場は既に”手堅い3位”を獲得しているようで、「日本も頼むよ~3位でいいからさ。」と、期待されているのか?否か?

さてさて、フォクトランド社の全体的な話しはこれくらいにして(続きはHansBlogで書きます)SACHS(ザックス)のブランディングとその製品優位性(パフォーマンス)をこのスプリングメーカー”VOGTLAND(フォクトランド)社”に預けちゃって(対等ブランドとして認識していいのか?)いいのか?と、考えると、、僕的には”ほぼOK”です。「そりゃ~Eibachに越した事はナイなー(橋本コーポレーション橋本哲先輩談)」と僕も思います(よいっしょ!アイバッハジャパン竹脇社長さん、野田君)が、しかしっ!フォクトランドグループ全体のクライアント名簿を見てですね、、これは凄いと思いました。いいですか、、書きますよ。ZF-SACHS、SRE、White-PowerSusupension、ALPINA、AMG、STI(富士重)、KTM(現AllModel採用)、HermanMiller(アーロンチェアの制御スプリング)、9ff、etcetc。と、、パリっ!と納めております。と、言われビックリしました。しかもE46用パフォーマンスセットのフロントダンパーに仕込まれたスタビライズドスプリング(インナースプリング)は全てフォクトランド社製と、、販売累計2、400台のE46パフォーマンスセットユーザーさんは既にフォクトランドユーザーさんでした。また、1945年のVWtyp1このスプリング(トションバー)実はフォクトランドさんが納めてました。と言う事はですね、SACHS+VOGTLANDのセットアップは実に64年も前から行われていた事になります。よって僕的にはOKと思いました。

■参考資料 100Jahre VOGTLAND Federntechnik./ VDFSpringTechnologyGroup

ALMS 92M3GTR RahalLettermanRacing Standing by、、、

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またまた速報デス!(借り物画像でスイマセン)アメリカンルマン出場のRahalLettermanRacingM3GTRお披露目です。で、SRE-SACHSダンパーの装着は、、すいませんまだ未確認なんですが、多分BMWパートナーだし、前後5wayダンパー装着と明記(BMW MotorSport社)されておりましたのでSACHSだと思います。間違っていたらスイマセン、ちゃんと後日メーカーを公表してご報告致します。今日のところはこんな感じです。

※SRE-SACHS5wayダンパーの簡単説明
伸び&縮みの高速&低速コントロール(4way)+縮み、バンプ側の任意設定ストップ機能(1way)合計5way。任意設定ストップ機能はWTCC/E90フロントダンパーに採用されております。例えば縁石を乗り越え時(ショートカット)の高荷重、設定最大荷重がかかるとそれ以上の減衰発生を抑える機能だそうです。

LLBeanのスタッドレス。

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我々のベース、本牧ふ頭に今年2回目の雪が舞いました。今日は雪の日にしか履かない(履けない)自前靴を紹介。LLBeanのラバーモカシン、通称マクビティ(ビスケットの配色から)。10年前に直営店にて購入して、結構ガシガシ履いておりますが、未だ健在ってところがアウトドアの本場で鍛えられたタフネスクオリティなんでしょうね。(、、と書きつつ10年モノ特集を思いつきました)そんなかんなで雪の日には”自分のクルマを操れない(操縦不能)”僕にとって重宝しております。まだまだ寒い日が続きます。皆さん風邪に注意してください。

明日は旧正月、久々にアンディことWQ大佐と大佐の愛機84y911が登場します。ご期待下さいっ。

2007冬。シュヴァインフルト会議。

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SACHS社屋の休憩所での1コマでしょうか?左がノルベルトバウアーさん、アジア地区マネージャー。中央が以前の弊社担当ノルベルトオデンダールさん。右がバウアーさんの上司ヴェルンドグラッサさん。3人仲良く和んでおりますが、ドイツSACHS会議の内容は、、とても重たいようです。で、肝心のSRE社は一切の立ち入り禁止。担当のマークスラインハウト君とは「立ち話で終わり」とWQ大佐から聞いて、出発前に渡した懸案問題集(ドキュメント一式)が当面の棚上げかな~と、、、4日前に訪れたASMさんご一行も建物の中にすら入れなかったそうなので、急遽大掛かりなプロジェクトが立ち上がったのでしょう。コンペティションにプライオリティがある会社なのは解るけど、日本市場のコンペティターは待ってはくれないのだよMrラインハウト~っ!90&92M3のBMWOS(EDC)完全対応チューニングダンパー開発の行方は何処??

追記*SREの急遽決まった大型プロジェクトを勝手に想像してみた。
◆想像その1
ハスクバーナを完全吸収したBMWMoto社においてMotoGPへの参戦が確定。SRE-SACHSダンパー(前後)開発要請が下った。今後一年間の準備期間の後、必勝体制でGPへ望む。打倒DUCATIと言うよりOHLINS?
◆想像その2
FIAの新レギュレーション「新規F1エンジン開発の凍結」を受けてAudiF1の助走期間が設けられなくなったPorsche社が急遽F1参戦を確定させ、SRE-SACHSダンパーの開発要請が下った。
どちらも当たったら僕は会社を辞めてジャーナリストになりたいと思います。

Photo WQ大佐

Schweinfurt(シュヴァインフルト)

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ドイツの地図座標97421Schweinfurt(シュヴァインフルト)。全世界の160以上の拠点と1万7千人の頭脳とエンジニアリングが集約され、年間26億Euro!を稼ぎ出すこの工業都市の別名が”SACHSWerk”(ザックス工場の街)です。と、聞こえはいいんですけどホントな~んにもない、、あ!SACHSがあります、SACHSしかない街です。視察打ち合わせ、販売店様ツアー等で数回訪れましたが、聞こえてくる通り”工場の街”でした。SRE社内部とR&Dセンター、工場敷地内は一切の撮影が禁止!今日も多くの工員さんがライン作業で汗水流す中、厳重なセキュリティがかけられたR&Dセンターの7ポストリグの上で次期マシン(F1etc)がガクガク揺らされている事でしょう。

英国の自動車文化を!

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兼ねがね「日本はイギリスのような自動車文化を目指すべし!」と叫ぶヒトが近所におりまして、僕のそうだな~と最近思うようになっております。欧米の大陸的移動が不可能な島国ですから、自ずと英国の”箱庭的自動車趣味”が輝いて見えます。以前にチェチェスターに渡英した事がありますが、イギリスのクルマ好きは深い、、底なしドープゾーンを滞在3日で実感しました。(マンセルがフィエスタで全開タイムアタック&芝刈り機耐久レースにHONDAがワークス!で参戦等など、、)ロケーションの問題は兎も角、クルマ文化形成には時間がかかります。三宅島マン島レースがいい起爆剤となってくれればいいなぁ。と思います。