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空飛ぶバイク-続き

今年1月に負債総額11億円で倒産したALTテクノロジーズ(空飛ぶバイクの製造販売を目指した会社)。その概要をユーチューブ経由のAbemaTVで知りました。元従業員さんの証言が「試作機はとても人が安全に乗れるような代物ではなかった」と。そして事業の敗因は「富裕層にターゲットを置いたため仮装(デザイン等)が大げさになり製造コストも上っていた。」そんな事を聞くとホントに売る気があったのかな?とか思いますが負債総額11億円の内訳が解らないので何とも。で、やっぱり自分も空飛ぶパーソナルな乗り物には興味があって頭の中にあるイメージを可視化した結果が下記メモ書き。

空飛ぶバイク 株式会社ヴェルナー個人的なバイクの定義-自立できない/人が乗らないと正立しない。これをイメージしてモロモロ書き出したらルイジコラーニやシドミードを経てダニエルザイモン(TRONレガシー)風の造型になって、翼/ファンの配置をちゃんと自分なりに考えた結果が右下の丸囲い部、、自分の理想は遥か以前にサンライズ(機動戦士ガンダム)のアニメーターによって描かれたモノだった。ジオン公国軍の歩兵用”ワッパ”そのもの。先駆者に敬礼。で、空飛ぶバイクの定義を調べたんですよ。現時点での定義が>垂直上昇出来て電気で動く事。だった、、あまりにもポワ~っとしてビックリ。運用高度とかもまだ全然決まってなかったんです。摩擦力(タイヤと路面の抵抗)を使わなければタイヤやアスファルトの粉塵も出ない。もしかしたら舗装路も要らなくなるかも<この既得権の攻防なのか?とにかく素人が手を出せるプロダクトではない事が解りました。

空飛ぶバイク 株式会社ヴェルナーALTテクノロジーズの元社員さん証言に話を戻しまして、そのエンジニアさん曰く「やはり多くの人に安心して使って頂ける製品をやりたかった。」確かに1台7,000万円じゃ買える人って限られてますよね。個人的な相場としてザックリ50万円(オートバイ1台分の価格)。そーなるとオートバイメーカーの仕事だよね、、と1人納得。空飛ぶホンダ-カブ!期待してます。 日々精進

空飛ぶバイク会社が倒産。

空飛ぶバイク会社が倒産。

負債総額11億円!空飛ぶバイク会社が倒産。数日前にこのニュースを聞いて、思った事(個人的見解ですが)。要は”開発して販売する事より集金を優先”してしまったのかな?と。いやいやベンチャー企業はチャレンジする事に意義があるのだからOKでしょ(上場して集金できたし)、、って意見もあるかも。兎に角、今空飛ぶノリモノを作っている人々には痛手ですよね。更なる資金調達が厳しい感じ。倒産した会社はアクロバティックな上場で調達した資金が約40億!で、空飛ぶバイクの1台の販売価格が7千万円。上画像が販売予定だった空飛ぶバイク、、格好悪い(個人的意見)。本気で売る気があったように見えないし、各部の造型を見ても、作りての熱量が全く感じられなかった。開発/テストの為の土地を貸した地方自治体(債権者)も大変ですよね。7千万円をポンと払える人であればプライベートジェットもパーソナルな小型飛行機の持ってそうだけど、それでも売れる見込みがあるのか?今回の件で勉強になった事はただ一つ、出資を決める条件は開発/販売する商品の価値よりもベンチャー側の学歴と集金力。

空飛ぶバイク会社が倒産。話が戻りまして空飛ぶバイク。個人的な疑問なのですが、何で重力物である操縦者が動力の上に居るのか?、、あ!バイクだからか。って思う反面。倒産したベンチャーの人達はバイクの楽しさを知らない人と思えて仕方ありません。乗っているバイクのカタチや個人差がありますが、バイクにまたがって走る景色と独特の浮遊感(路面から浮いている感覚)があり、その路面を含む視覚範囲から対地速度と心地よい気持ちが生まれる乗り物です(個人的見解)。ジャイロの上に座るポジションより、ジャイロの下に座るポジションの方が気持ちよいと思い上の落書き。完成したのはいいのだけれど「でもコレってヘリコプターでしょ」と、自分も思います(笑)。 日々精進

空飛ぶクルマ

空飛ぶクルマ

f135厳しい月末故、現実逃避と言いたいトコロですが、12月の回収月まで貧乏が続く弊社の現実(笑)を見据え、今月末のお支払を済ませひと段落。で、お題目の”空飛ぶクルマ”。モータージャーナリストのジェームスメイ(キャプテンスロー)曰く「飛行機こそが空飛ぶクルマなのに何故それを受け入れられないのか?」。個人的には半分正解で半分外れ。飛行機は空飛ぶ電車(公共交通機関)で、パーソナルな乗り物(クルマ)ではないと思う。子供の頃に見た真鍋博の絵本でもクルマは飛んでいた、それから50年近く経っても飛ばないクルマって、、と時々思います。で、月末のお支払勘定をしながらクルマが飛ぶ事の優位性をモロモロ考察したら地上を走るクルマの弱点が今更なが解りました(汗)。その最大が環境性能で、基本クルマは道路が無いと走れない。タイヤと共に減る石油由来のアスファルトを整備し続けないと走る事が出来ない。CO2の削減が可能な電気自動車も同じです。一方、飛ぶ方はインフラの整備がほとんど不要で、上画像のF135エンジンを搭載したF35のように垂直離着陸が可能であれば長い滑走路も不要。運用に必要なインフラは新たな乗用航空法律&税収の仕組み(笑)のみ。これって、チャンスですよね?と思ったら日経ビジネス2020/10/20WEB版に”米モルガン・スタンレー社の試算にて2040年までに1兆5,000億ドル(約170兆円)市場になると試算。”日本ではトヨタ自動車はじめ各社が取り組み中。で、今からやるなら電気自動車じゃなく、環境性能に優れた路面摩擦に依存しない(飛ぶ/浮く=物理的なサスペンション不要!)パーソナルモビリティ。と、このような文言を清書して30億くらい資金調達出来ればドイツZF総本山の在るボーデン湖フリードリヒヒスハーフェン(ツェッペリン飛行船/エアバス機体製造)に出向き、対等に話が出来そうな気がします。 ねごとな感じで 日々精進