「BOOK」カテゴリーアーカイブ

黒い参考書

HIDEOUT LAIR ILONA OPPENHEIM WERNHER INC街の本屋さんに頑張って欲しいと思い、入店したら必ず一冊以上買う習慣なのですが、国内に絶対なさそうな本はサクッとアマゾンに発注。米国から3日で到着したビニ本(死語)で装丁も内容も不謹慎なモノ。ろくに内容見ないで発注した方か来てからのワクワク&ガッカリが一層楽しめますよ。

HIDEOUT LAIR ILONA OPPENHEIM WERNHER INCビニールを引ん剝く快感(笑)。

HIDEOUT LAIR ILONA OPPENHEIM WERNHER INC全ページ黒い厚紙(汗)。要は映画に出てくる悪役の住処/建築物の詳細イラストレーション。そう思うと、作者の善意なのか?悪役は大概にしてセンスの良いインテリア&調度品を持つ建物に居ますね。で、全ページこんな感じで「007は2度死ぬ」のロケットヤードの詳細や、「ブレードランナー2049」の新造されたレプリカントが”どろっ”と落ちてくる部屋。大きい建造物ではダースベイダーのデススターまで。個人的に”やっぱりあった!”と選ぶセンスを感じた建築物が「エクスマキナ」の保養所兼別荘。山岳地帯のクリーンな背景とハイセンスな別荘建築とは裏腹に、最高に後味が悪い映画でした。

HIDEOUT LAIR ILONA OPPENHEIM WERNHER INCまたアマゾンの話で何なんですが、アマゾンオリジナル番組”グランドツアー”を毎回見ていて、何故「ジャガーは盗人、大泥棒のクルマだからさ」と言うのかな?英国人なのに、、の答がこの本で見つかりました。超格好いい泥棒映画「ダンガーディアボリック」がジャガーに乗ってイケイケ(金と女と)、、上画像はディアボリックの地下秘密基地イラストレーション(Eタイプがたくさんあります)。ジェレミー、リチャード、ジェームス3名ならではのジャガーリスペクトだと解り少しすっきりしました。グランドツアーシーズン4は撮影好調らしく、ジェームスメイの大阪インタビューシーンにハンズトレーディング川上社長が写る事を切に希望しつつ日々精進

ナイトオフ中止のお知らせ

株式会社ヴェルナーイベントスケジュールをひっそりと改定しました。ナイトオフ中止です。そもそもコンテンツに無理がありました。構想では皆で集まり静かに秋の夜空を見上げ、その中で自称ポエマーの私が宮沢賢治や谷川俊太郎の詩を朗読する静かな夜。これは怖がられる案件と気が付き。 日々精進

自由研究

森博嗣 スカイクロラ ジャイロモノレール高卒の私が大学、大学院を卒業した各エキスパートの話の1/3でも解るようになる為の自由研究材料、、汗。50を過ぎても勉強しなくちゃ!と。ジャイロ効果は車体挙動とハンドリングへの影響。そしてジャイロとモーターが電動バイクの見地になるかな?何て考えてます。見え辛いかもしれませんが著者”森博嗣先生”。著書のスカイクロラは読んだ事があり、SF作家兼光学博士なんですって。お題目のジャイロモノレールは置いておいて、私の興味どころはジャイロ効果。エンジン(クランク)の回転方向、エンジンレイアウト(縦、横、前、後ろ)によりその効果特性が全て違います。BMWの水平対向2発の単車に乗る方(旧いモデルの方が特性が出やすい)なら左右バンク挙動があきらかに違う事を経験されていると思います。エネルギー(回転力)と質量(車体重量)のバランスも当然あるのですが、単車の比率で出る挙動ならハイパワーポルシェGTシリーズ(GT2/GT3)何かも影響が出るはずで、ポルシェは構造的に対策しているハズ、、と考えつつ読み進んでおります。もう少し読めば”水平対向4気筒をフロントに積む86&BRZをジャイロの法則”から旋回挙動の解説が出来ると思います。新しいアプローチで進みますよ! 日々精進

BECAUSE TI`S THERE – GEORGE MARLLORY

BECAUSE TI`S THERE - GEORGE MARLLORYジョージマロリーによるエベレスト登頂記録”沈黙の山巓(上下巻)”。だいぶ以前に買った本ですが、なかなか読み進まず、、。画像の付箋の通り、未だ上巻の中盤、山頂(読破)は遥か遠い気がします。翻訳者との相性が合わないのと、付箋部分に至ってもまだエベレストに登ってません。史実なので仕方なののかもしれませんが”吉村昭だったらこんなグダグダ書かないよな”と渋々ページをめくり読み続けます。現在までのページで解った事①WW1における英国インド戦線が物凄く悲惨だったと言う事。家族や営業先で話すような事ではないので”個人的な知の蓄積”の一つ、もちろん合コンネタには不適合です。

BECAUSE TI`S THERE - GEORGE MARLLORYで、こちらは私の一張羅のハリスツィードジャケットx2着。お金が使えた勤め人時代wに奮発してローテーションしながら使ってまして、ちゃんとした人を装うw唯一の被服装備。英国のミルスペックオタクがエベレスト登頂時にマロリーが仕立てたジャケットの精巧なレプリカ。この製作の為に当時の最先端アウトドア素材”ベンダイル(肩と肘のパッド)”の再生産で行ったらしく、執念が詰まった分、気分を引き締めて仕事に向かえる私の大事な道具です。少数精鋭(出来れば一人)で設計から完成まで漕ぎつけた製品には、作った人の熱量が感じられます。工芸品の多くは”作者イコール価値(商品対価の大部分)”。クルマ等、工業製品はなかなかそーは行かないと思いますが、86と次期90スープラの仕立てには必ず多田さんの名前が出てきますので、多田さんの仕立てに対して私はどうするのか?クルマのキャラクター&作者の思想を理解出来るように、、。<今はココです。 日々精進