英国フォージモータースポーツ社製、GRヤリス用エアインテークカーボンダクトが入荷しました。売る当て(買って頂けそうな販売店さん)無いまま、先ずは実製品を見てから考える作戦。複雑な造形+つるつるカーボンスキン+エンジンフードを開けた時のアクセント-メタルエンブレムがイケてる感。
上CGが純正インテークダクトの流入イメージ。インテークダクトからの流入(青)は高速低温フレッシュエアーで、ダイヤフラム解放(エアクリーナーボックス底面の可変吸気解放)流入(赤)はエンジン&トランスミッション熱が入った低速高温。結果、パネルフィルターを介してスロットルに送られるミックス流入温度はやや高めになります。これが純正ノーマルの状態をフォージモータースポーツ社が解析した結果。
一方、上CGがフォージモータースポーツ社製カーボンインテークダクトに換装した流入イメージ。純正同等のインテークと、増設された可変吸気部導入インテークにより常に高速低温のフレッシュエアーが供給される仕組みです。ところで、自分はGRヤリスを運転していて可変吸気の切り替わりが未だ解りません。それだけよく出来た制御だと思いますので、このフォージカーボンインテークダクトに換装しても体感は出来ない気がする。体感出来ないから価値が無いと言う事ではなく、静かに改善され速くなる仕組みって感じでしょうか。人間の曖昧な体感感覚より、機関(GRヤリスのエンジン)にとって良い環境に投資する考えですね。また、上画像を見て「可変解放がないと流入が抜けない。吹き戻しで笛みたいなピューって音が鳴るんじゃね?」と思い商品解説を熟読したトコロ、メーカーもノイズを問題視していたらしく「完璧に対策済みのデザインを採用」と記載されていますのでノイズ問題ナシで安心。
真上から見た図。アールの取り方、面構成、良いデザイン。
諸事情により純正エアクリーナーケースを外せないGRヤリスユーザーさん向け?、、諸事情の事例は社内規定とか、何台もハイパワーターボを乗り継ぎ社外品のエアクリーナーケースにいいイメージが無い方等。このカーボンインテークダクト+K&N等、高効率パネルフィルターのコンビネーションはアリな気がする。
実装着図。さりげない感じが好印象だと思いませんか? 日々精進