「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

ドイツZFレースエンジニアリング社、ダイエルベッカー来日。

ZFレースエンジニアリング ダニエルベッカー ヴェルナー私のドイツ語の先生兼、ドイツZFレースエンジニアリング(旧SACHSレースエンジニアリング)社のアジア統括セールスマネージャー”ダニエルベッカー氏”が静かに来日。新製品リリースの明確なプレゼンを持たず何で今頃来たの?と消極的になっても仕方がないので顧客訪問&XaCARさんに取材して頂きました。えー、因みにダニエル氏、クルマより音楽が好き。ドラムの腕は相当らしくドイツ人ならではのスコーピオンズ超リスペクトだそうです。最近マツダを新車で購入したらしく、何故自社商品SACHSパフォーマンスコイルオーバーが装着できるドイツ車を買わないのかが不思議でなりません。ドイツでのサスペンション新製品開発の初期ロッドは通常50台からで、その50台、、今は凄く重いんです、、。で50作った後は1台からでも買えるので、世界のSACHS代理店は誰かが言い出す(初期50の引き受け)の待って、必要な分だけ買うって作戦のようですが、、その前に、50人くらい居るでしょ。ZFの社員って13万5千人!居るんですよ(そのうちレースエンジニアリング社は約80名)社内リサーチと社販割引でどんなクルマのサスペンションでも50台は内輪で捌いてほしいと思う今日この頃。

ZFレースエンジニアリング ダニエルベッカー ヴェルナーで、インタビュー取材です。ライターはおなじみのヤマモトシンヤ先生。今回もありがとうございました。詳細は次号のXaCAR誌をご覧頂ければ幸いです。

ブルーエリア高木 ZFレースエンジニアリング ダニエルベッカー ヴェルナーで、こちらも毎度お世話になっておりますマイネッツ浦和美園店、ブルーエリアマスタースタッフの高木さん。関東圏で初のZFレースエンジニアリング社公認の取扱店となり私も一安心。引き続き宜しくお願い申し上げます、、、インタビューに同席頂き、モロモロの機密情報は、、書くのは禁止ですが(笑)どんどん営業トークとしてご活用頂ければ幸いです。

ZFレースエンジニアリング ダニエルベッカー ヴェルナー ヤマモトシンヤ無事取材を終えたダニエルとヤマモトシンヤ先生。次はドイツで!と言う事なので自分も来年ですかね?同行しようと思います。Dankeな気持ちで日々精進

997GT3-CUPエンデュランスアップデート。

PORSCHE 997 S耐 SACHS DステーションPORSCHE 997 S耐 SACHS Dステーション

先日のツインリンク茂木S耐合同テストにて、旧知のマシン997GT3CUP改エンデュランスと、そのメカニックに遭遇。GT3カテゴリーの人気はその汎用性かもしれません。リセールも効く車体にも人気が、、。えー満野さん、今年一年また宜しくお願い申し上げます。追伸:CUP仕様からデンデュランスにアップデートされてもダンパーは変わりません。SACHS装備でありがとうございます。

ちょいと郡山まで。

86 SACHS ザックスサスペンション エリア86郡山

2月の某日、エリア86吉田さんを訪ねつつ、86オーナーさんにSACHS車高調整こと、SACHSパフォーマンスコイルオーバーをご試乗頂きました。クルマが動き出した瞬間からダンパーのレスポンスが体感できる(ハズ)ですので、、つまりそれ程踏み込まなくても性能を発揮できる製品です。

86 SACHS ザックスサスペンション エリア86郡山

行ってきまーす!的な画像です。

86 SACHS ザックスサスペンション エリア86郡山

で、ご決断の瞬間をパチリ。86オーナー様、吉田さん、アニョさんに感謝。

86 SACHS ザックスサスペンション エリア86郡山

その後アニョさんのドライビジョンECUのアップデートを、試乗車の86にリインストールして頂き、福島郡山から一路群馬へ。通称LEA86/V1と命名したディーラー、エリア86専売のECUプログラムは至って使いやすく、低回転からのトルク体感もたっぷり、、。これは絶対に評価される製品になると思いますよ。

Audi Sport TT-Cup

AUDI TT CUP WERNHER

DTMの前座レースに使われるアウディTT-CUP。使われる、、と言う言い方の意味は各チームオーナーの所有ではなく、全てレンタル。管理はAudiSportなんですって、、と言う事は中古の購入も不可能でした。残念。因みにTT-CUPも全車両SACHSレーシングダンパー実装備ですよ。

AUDI TT CUP WERNHER SACHS

こちらがTT-CUPに装備されるSACHSレーシングダンパーフロント。SACHSパフォーマンスコイルーバーのような倒立ストラットでトップ&ボトム部に減衰調整ダイヤルが装備されてます。(ダイヤルはパフォーマンスコイルオーバーに装備されている赤アルマイトの同じパーツ。)製造元ZFレースエンジニアリング社の製品名はSTTV(シングルチューブツインバルブ)って事なのでこれを改造して乗用スポーツカーとかに転用できないか検討中です。しばし、お待ちください。

柳とヴェイロン。

ブガッティヴェイロン ヴェルナー

某日の東京八重洲にて。ドライバーはお公家さんみたいな紳士でした。ヴェイロン、、徐行運転中でも、その熱量はハンパなかったです。暖かかった(笑)。で、その価格に対して搭載するダンパーはSACHSの凄い奴。セットアップを担当したのは86用SACHSパフォーマンスコイルオーバーをセットしたピエリトランプ氏。86用製品(パフォーマンスコイルオーバー)が関係者だけに(笑)注目される訳はそーゆー所の注目なのかもしれません。

TR(スルーロッド)ダンパー簡単説明。

SACHS TR-DAMPER WERNHER ヴェルナー スルーロッドダンパー

ざっくりの説明ですよ、、自分技術者ではないので。SACHSのレーシングダンパーでTRタイプと呼ばれるダンパーで、シェルケース上下にロッドが貫通しているのでスルーロッドです。主にフォーミュラが用途のようですが、下部の入子アタッチメントを変えてストラットに転用したエンディュランスポルシェ(R&RSR)等にも搭載されております。単車乗る方ならステアリングダンパーを想像して頂くと、まんまソレですのでご理解頂けると思います。でファンクションの恩恵もほぼステアリングダンパーと同じ、ハンドルを左右どちらに切ってもダンパーの減衰は同じように発生します。通常のボトム止めダンパーの場合はバンプ側で必ず容積の関係から反力がイコールになりません。実製品は手のひらに乗るくらいの小さなダンパーです。限られたスペースに搭載でき、有効ストロークを最大限に使えるダンパーです。

 

シラーさんのMINI

MINI SACHS ザックス WERNHER

ドイツVNLシラーモータリングR56Mini。SACHS(ザックス)のレーシングストラットダンパーを搭載しております。画像では見えにくいのですが、Porscheのレースカー等に採用される4wayスルーロッド式だと思われます。

 

世界遺産

VW GOLF1 CUP SACHS WERNHER COXVW GOLF1 CUP SACHS WERNHER COXVW GOLF1 CUP SACHS WERNHER COX

初代VWゴルフによるワンメイクレース(JAF戦)ポカールレース。ホンモノのカップ(ポカール)カーです。現COX社CTO吉永さんが選び抜いた末に辿り着いた”戦えるダンパーがSACHS(ザックス)”でありました。レースに実装備と共に製品(当時の商品名はG1-kit&Sporting)世界遺産です。ブランドパワーはお金で買える(宣伝等)部分はあるでしょうが、時間積み重ねた歴史(技術構築)をひっくり返す事はできません。その時代時代SACHSに関わった人々に感謝して日々精進。