「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

BUGATTI CHIRON再び


胃腸薬みたいな名前のスポーツカーで、その浮世離れした性能と価格から全く興味が無かったのですが、SACHSダンパーが純正装着となれば話は別です。ちょっと長いムービー(ナショナルジオグラフィック)ですが、装着されているSACHS(ザックス)ダンパーがチラチラw見えますのでご覧になってみてくださいね。因みにこのブガッティシロンのダンパーセッター(セットアップエンジニア)は弊社取り扱い86&BRZ用SACHS-Performance-Coiloverのセッターと同一人物かもしれません(未確認)。↓下記リンクもご参照願います。

BUGATTI CHIRON DAMPER

SACHS PERFORMANCE

GRガレージ GRMN VITZ ビッツ スパーチャージャー ザックスパフォーマンス SACHS PERFORMANCE サスペンション自動車研究家ジャーナリストの山本シンヤ先生撮影画像をお借りして掲載(いつもありがとーございます!)。先のジャーナリスト向け試乗発表会でデビューしたGRMN-Vitzリアサスペンション(ダンパーとコイルスプリングが別れたトレーリングアーム)レイアウトの決定的な画像でありまして、個人的に超スクープだと思ってます。先ずダンパーのラベルにを見てホント、びっくりしました!S印+SACHSロゴ+Performance(パフォーマンス)!パフォーマンスですよお客さんっ!、、弊社の取り扱い製品(86とかBMW用SACHS車高調整サスペンション)と同じ名前でPerformanceのロゴも当然同じです。従来86やC-HR等に搭載されたTOYOTA純正SACHSよりも更に性能を上げたSACHSがSACHS-Performanceで、GRMNの動体性能をきっちり制御する”合言葉”になるかもしれません。私としては自社製品名がそのままGRに採用された事はとっても嬉しく、今までやって来た事が認められた気がしますし、何よりこの発表前にSACHS-Performance-Coiloverを86に装着、ご購入下さったユーザー皆さんの先見性に感謝しつつ”共にニヤリ”としたい感じです。一方のドイツで一番”ニヤリ”としている(と思われる)のはZF-RACE ENGNEERING-GmbHのノルベルトオーデンダール氏(現CEO)で”Performance”を推進する当事者であります。旧製品名SPORTING(スポーティング)からPerformanceへ変更、マーケティング&プランニング含めマネージャー時代の彼の仕事でその業績(売上)を日本で支えたのが私達(前職ハンズトレーディング)。と、言いたいところですが販売店さんとそのユーザーさんですね。まさかドイツの戦友がCEOになるなんて思わなかった、、その時の頑張りが今のポジション、、それを考えると一方の今の自分は首をかしげちゃう感じです(笑)。あ!このロゴに関するもう一つのトピックがあります。ラベルのPerformanceロゴ、、実はケルンにあるTMGの会議室で決まりまして、私も現場で一票入れました。ご縁があってよかったですね。長くなりましたので、製品特性の違い(純正Performanceと弊社のPerformance)は後ほど。

GRガレージ GRMN VITZ ビッツ スパーチャージャー ザックスパフォーマンス SACHS PERFORMANCE サスペンションGRMN-Vitzコーションプレート(撮影 / 山本シンヤ先生)

14R60専用

TRD 14R60専用 SACHS ザックス サスペンションセット弊社取り扱いの86&BRZ用SACHS-Performance-Coilover(ザックスパフォーマンスコイルオーバー)とはちょっと様子が違う”もう一つのSACHS”。ネッツ東埼玉ブルーエリアさんのオリジナル製品(専売品)でターゲットの車両はTRDの限定車14R60!セッターのブルーエリア高木さんの頑張りで実製品版が完成致しました!今発売中の交通タイムス社”XaCAR86&BRZマガジン”さんでも特集取材をして頂きましたので、そちらもチェックして頂きつつ、全国の14R60オーナー皆様っ、ご予約のご検討を頂きたくお願い申し上げます。詳細はブルーエリアの高木さんにお問い合わせして頂く事になりますが、開発の提案から完成までを見届けてきた自分なりの14R60オーナーさんへのアドバイスがありますので、随時Blogに掲載して行きます。PCでご覧頂いている方々は右下のカテゴリー”SACHS Racing 14R60BLUE-AREA”ボタンで継続記事がご覧いただけます。

SACHS Racing Damper & Parts

 

昔の広告

ZF SACHS PERFORMANCE STUDIE Z4M WERNHER昨日のblogの続き。アイドルギアの小林さんから当時(9年前)制作途中だった広告画像を頂き掲載しました。TOYOTA-GR広告に似てる、、と思ってましたが比べるとですね、こんな感じです。文字量が多かったのは、多分調子に乗ってた頃って事と、自分が貧乏性で画面を埋めないと不安になったのだと、、あとは当時の社長の稟議関係もあったのかもしれません。この広告で自分が見せたかったのはうねったカーブの舗装路+トップレフトから前(画面中央下)に勢い良く流れるセンターラインのみ。>ここはGR広告のデザイナーさんも同じかもしれませんね。9年前の自分のセンスに今もOKを出せます(笑)。進歩がないと言われればそれまでですが、ぶれない信念と言い切り日々精進。広告のベースとなった画像を提供して下さったStudie鈴木社長に感謝。

GR広告

TOYOTA GR SACHS 86 昨日の読売新聞朝刊全面広告。トヨタの新しいスポーツ車両と店舗展開の概要発表翌日に掲載されました。格好いい広告で、どこか懐かしい気がしました(キーボードを打ちながら思い出しましたので何時か公開します)。で、トヨタスポーツカーの起源はやはりスポーツ800なんですね。航空機技術由来でスタイリッシュ&ライトウエイト&出来るだけのライトコスト(誰でも手に入れられる価格帯)&環境性能。現代でも全く通じるスポーツ800を今の技術で組みなおしてGRコンセプトカーと仕立て直したようです。水平対向は86に通じるアイコンでありまして、企画プランナーなら当然の仕立てですよね。で、自分が思うに、スポーツ800の現役時代つまり1960年代のモータースポーツ含むムーブメントをもう一度掘り起こそう!みたいな動きがあるように感じます。当然いい時代だったようで、ファッションとメディアとスポーツカー&モータースポーツがしっかりリンケージしていた実感があります。イラストレーター大橋歩先生(平凡パンチの表紙)や、穂積和夫先生(VANジャケットのキャラクターアイコン&クルマのイラストレーション)の作品からもそー思う訳でありまして、見てきたこと、考えている事(この先の未来)はだいたい解りますし、共感出来ます。もしかしたらこの一連のプランナーは自分と同世代(少し上の方)かもしれませんね。船橋にサーキットがあった時代にはまだ自分は生まれてません、、が、式場さんと縁のあった母の記憶が今これに繋がっているのかも、、と。「じゃ、今俺の出番じゃね?」とも思ったりする訳でありますが、一介の起業2期生一人親方株式会社代表に出来る事っていっても、、そもそも部品売らないと食べられない身ですし。このBlogをご覧頂いているTOYOTA広報関係者の皆様、何かアウトソーシングが御座いましたら宜しくお願い申し上げます!って事と、弊社親方本店銀座ことハンズインターナショナルさんが本格的に60年代モータースポーツのアイコン”Racingmate(レーシングメイト)”ブランドを再起動させるらしく、この仕事は多分自分も招集されると思いますので展開にあたり準備済みです。後世につなげる前に、同年代の皆さんと楽しむ事。これが大事だと考えて日々精進。 追伸:コスモブラックのBMW-Z3MクーペがKARASUのイメージと言う事はまだ内緒です。

GR86

GRMN GR86 TOYOTA SACHS 多くの自動車ジャーナリスト皆さんはドイツのモーターショウIAAへ出張っているようですね。本日明日とプレスデイ、翌日の2日間がトレードデイ。混雑していない会場で思う存分撮影したい!日本よりちょっと涼しくドライな気候の都会(フランクフルトアムマイン)で数日過ごしたい!何度も通った”勝手知ったる異国の街”、、ま、再来年ですかね?今回は行けませんでした。で、本日12日、某所でGRガレージの概要発表があるらしく、もしかしたら自分も呼ばれるんじゃないか?と期待しておりましたが、お声かからず出番ナシw。でGRガレージですが、トヨタディーラー内のAREA86店の全店閉鎖に伴って、更にスポーツカーに特化した環境含めたディーラー整備のようです。CI条件も外車ディーラー並みの要求だそうで、現在全国で40数店舗の建設予定があるようです。またGRガレージって何?って方が大半らしく、本日の発表会に併せて、三栄書房さんと、交通タイムスさんから専門誌が発刊されるようです。自分もそれを呼んで勉強しつつ、これからどーするかを真剣に考えたいと思います。で、お題目のGR86でありますが、当初、富士86スタイルイベントでの展示って感じでしたが見送り>本日のGRガレージ発表に併せて、、も無さそうで、じゃ12月の富士TGRFになりますよね。うーん、、引っ張りますねー。来月の東京モーターショウでは?全ては行ってみないと解りません。

GRMN GR86 TOYOTA SACHS で、今後のGR構成車両(GR&GRMN)にはSACHS(ZFザックス)ダンパーを積極的に搭載して頂けるらしく、ノーマルザックス>アップデートもザックス!と選択して頂けるようにと考えております。現在のところ弊社の手持ち適合は86しかありませんが、準備を考えております。先ずはビッツですかね。

前橋でASM

ASM SACHS 86 オートバックス ザックスサスペンション9日の土曜日、愛知県ラグーナ蒲郡に向かうべくあさイチ洗車して思い出しました。スーパーオートバックス前橋ASMさん展示会、、汗。群馬県人として、そして本牧艦隊勤務時代のご近所さんで、東日本大震災を共に乗り越えた同志であります。震災の日、本牧事務所の脇に立つ首都高狩場線合流の欄干が激しく揺れてコンクリートと金属がこすれる嫌な音が響いていました。隣の港からは火事の煙が、、ガントリークレーンも皆激しく揺れて、遠くに見えるベイブリッジがうねるように揺れておりました。怖かったです。10代の頃から港湾労働者として(前職ハンズはその延長)港に根付いて生きてきましたが、この時点がギブアップだったのかもしれません。海ナシ県の群馬県は快適です。

ASM SACHS 86 オートバックス ザックスサスペンションで、ASMの八百さんにご挨拶と差し入れ。製品は違いますが、同じSACHS(ザックス)ブランドを押し続ける同志でもありますので、引き続き宜しくお願い申し上げます!さて、すっかり出遅れた感で蒲郡を目指します。

TRD14R60専用SACHS-Racing Damper

86 BRZ 14R60 TRD SACHS RACING ザックスダンパー サスペンションセット 車高調整 14R60専用設計ネッツトヨタ東埼玉ブルーエリアさんオリジナル製品”TRD14R60専用SACHS-Racing Damper”が完成致しました!最初ダンパーのみ撮影したのですが、やはり雰囲気が出ず、で昨日、急遽アイバッハERS(メイン+ヘルパー+テンダーライナー+スペーサー一式)が正規輸入発売元も阿部商会さんから到着したらしく、のこのこ再訪問して撮影。目下ブルーエリアさん製品ページ用の画像トレースと、製品企画進行時のお約束、、と言うか自分の唯一の仕事”販売支援”、数少ない14R60ユーザー皆さんに向けた提案をブルーエリアさんにお繋ぎする役目を仕込んでおります。↓ここのページの更新と共に、その魅惑の製品概要をお届け致しますので、今しばらくお待ちください!あ、「もう待てないのだけど、、一台今あるなら買います買います!」な方は今すぐブルーエリアの高木さんにお電話して下さいね。当たり前ですがストラットケースにラベリングされたシリアルNTHS-BA0001(実製品1号機)はこれだけです。

SACHS Racing Damper & Parts

TYPE-R / FK8-CIVIC SACHS INSIDE

シビックタイプR ダンパー サスペンション ザックス SACHS ヴェルナー CDC WERNHERシビックタイプR-FK8のフロントストラット全景。ドイツZF-SACHS(ザックス)の次世代を製品名にした電子制御アクティブダンパー”CDC(コンティニュアスデバイスコントロール)”。シェルケース下部の凸部がその証拠です。その制御と構造は門外不出でありまして、CDCの名称は同じでもフェラーリ用BMW用、レクサス用、メルセデス用、アウディ用と手法は様々のようです、、ようです、、ホント詳細は不明でアクティブなのだから(応力とは別に)勝手に伸び縮みするでしょうし、中には伸びと縮みの高速低速の4wayでなおかつ油面も変えて(基準点の移動)の大技もあるらしいですよ。なんてったってその開発予算(メーカー請求金額)3億前後|д゚)?<これも謎です。で、これを仕立てているのがZFのR&D、中央研究開発センターのエリート達でありまして、陣地はフリードリヒヒスハーフェン(ZF-HQ)ではなく、ドイツのシュバインフルト(旧SACHS本社)でその直下にZFレースエンジニアリングのスタッフがサポートに付いている、、と思います。開発陣営のスタッフに約2名、自分の知るエンジニアがおりましたが、R&D勤務になった途端、消息不明(音信不通)。機密保持同意書の効力でしょうね。マークスラインハウト氏、ピエリトランプ氏、両2名はSACHSパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットの初代、二代目セッターで現在音信普通、つまりR&Dに栄転勤務中。レースを支え、近未来(発売前)のクルマを支えるのがZFレース部門の仕事で、その余力、、余力ないよね、、と思いつつも弊社の主力製品SACHS車高調整の開発/供給を切に願う自分としては常に複雑な思いです。さて、話はシビックタイプR-FK8に戻りまして、乗った人に聞いてみましたところ、「電子制御の不自然さは全然感じられなかった。オリフィス制御然とした自然なフィーリングでしたよ。性能は前作タイプRの150%増しって感じですね(自動車研究家ヤマモトシンヤ先生談)」だそーです。日々精進。

PORSCHE 935K3 SACHS

PORSCHE 935K SACHS WERNHERSACHS-Racingのアイコンマシン!その名も935-SACHS-Racing。80年代レースシーンはBilstein&KONIダンパーの全盛期であり、当時のSACHS陣営はチャレンジャーとしてこのマシンで戦ったのであります。今更ながら関係者皆さんに感謝してます!新興ブランドがじゃんじゃん出てくる中で”昔からやってる”って事は強みでありまして、時間(歴史)はコマーシャルのように買う事の出来ないブランド基盤ですからね。Team-SACHS-Sporting、以前はこのカラーリング(白基調のオレンジ+ブルー+薄いブルー)があんまり好きじゃなかったんです。ボディーカラーの元になった製品パッケージ(スポーティングセット/当時のサスペンションセット)の荷捌きが余りにも過酷で見たくなかったのかもしれません。でも今は、喉元過ぎればの如く、一目でSACHS!と解る素敵なデザインが好印象です。で、今月の12日からドイツフランクフルトIAA(国際モーターショウ)が開催され、ついでにシュトウトガルトに移動して、この935K-SACHSの実車を自分で撮影して、、と、密かに考えて居たのですが、断念しました。渡航費を広告費として捻出(涙)。今やるべき事は広告宣伝!と割り切りドイツ渡航を中止。代わりに交通タイムス社XaCAR別冊86&BRZマガジンの4色1ページに入稿!どーか広告が効きますよーにっ!