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VOGTLAND、フォクトランドスプリング社100年の功績。

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SACHS(ザックス)のレース部門SRE社サスペンションセット”RS-1”にセットアップされるスプリングメーカーはドイツのVogtland(フォクトランド)です。フォクトランド、、、多くのユーザーさんは「最近名前は聞くけど、あの派手な広告(ブロンズ&ミニスカートのお嬢さん)のバネ屋さんでしょ?大丈夫なの?」と、思っていらっしゃるはずなのでSachsBlogと本体のHansBlogを使ってご説明させて頂きます。ズバリ!遥々ハーゲンの街まで行った甲斐がありました。フォクトランド社、意外と凄いです。ドイツハーゲンと言えば鉄鋼の街なんですって!解り易く言えばゾーリンゲンの発祥地、業界人的に言えばティーセンクルップ(Bilstein社の母体企業、鉄鋼大手)ブランチ工場がど~んと置かれた、、まあ兎に角”鉄製品の街”って事なんです。でこの鉄鋼の街にスポーツスプリングの”3大ブランド(Eibach、H&R、VOGTLAND)”が同居しておりまして、そんな中フォクトランド社は「スポーツスプリングマーケットの全世界No,3!のシェアを確実に取ってゆこうよ」と言った非常~に手堅いマーケティングの元、進行しているようです。ユーロ圏と、USA市場は既に”手堅い3位”を獲得しているようで、「日本も頼むよ~3位でいいからさ。」と、期待されているのか?否か?

さてさて、フォクトランド社の全体的な話しはこれくらいにして(続きはHansBlogで書きます)SACHS(ザックス)のブランディングとその製品優位性(パフォーマンス)をこのスプリングメーカー”VOGTLAND(フォクトランド)社”に預けちゃって(対等ブランドとして認識していいのか?)いいのか?と、考えると、、僕的には”ほぼOK”です。「そりゃ~Eibachに越した事はナイなー(橋本コーポレーション橋本哲先輩談)」と僕も思います(よいっしょ!アイバッハジャパン竹脇社長さん、野田君)が、しかしっ!フォクトランドグループ全体のクライアント名簿を見てですね、、これは凄いと思いました。いいですか、、書きますよ。ZF-SACHS、SRE、White-PowerSusupension、ALPINA、AMG、STI(富士重)、KTM(現AllModel採用)、HermanMiller(アーロンチェアの制御スプリング)、9ff、etcetc。と、、パリっ!と納めております。と、言われビックリしました。しかもE46用パフォーマンスセットのフロントダンパーに仕込まれたスタビライズドスプリング(インナースプリング)は全てフォクトランド社製と、、販売累計2、400台のE46パフォーマンスセットユーザーさんは既にフォクトランドユーザーさんでした。また、1945年のVWtyp1このスプリング(トションバー)実はフォクトランドさんが納めてました。と言う事はですね、SACHS+VOGTLANDのセットアップは実に64年も前から行われていた事になります。よって僕的にはOKと思いました。

■参考資料 100Jahre VOGTLAND Federntechnik./ VDFSpringTechnologyGroup

ALMS 92M3GTR RahalLettermanRacing Standing by、、、

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またまた速報デス!(借り物画像でスイマセン)アメリカンルマン出場のRahalLettermanRacingM3GTRお披露目です。で、SRE-SACHSダンパーの装着は、、すいませんまだ未確認なんですが、多分BMWパートナーだし、前後5wayダンパー装着と明記(BMW MotorSport社)されておりましたのでSACHSだと思います。間違っていたらスイマセン、ちゃんと後日メーカーを公表してご報告致します。今日のところはこんな感じです。

※SRE-SACHS5wayダンパーの簡単説明
伸び&縮みの高速&低速コントロール(4way)+縮み、バンプ側の任意設定ストップ機能(1way)合計5way。任意設定ストップ機能はWTCC/E90フロントダンパーに採用されております。例えば縁石を乗り越え時(ショートカット)の高荷重、設定最大荷重がかかるとそれ以上の減衰発生を抑える機能だそうです。

LLBeanのスタッドレス。

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我々のベース、本牧ふ頭に今年2回目の雪が舞いました。今日は雪の日にしか履かない(履けない)自前靴を紹介。LLBeanのラバーモカシン、通称マクビティ(ビスケットの配色から)。10年前に直営店にて購入して、結構ガシガシ履いておりますが、未だ健在ってところがアウトドアの本場で鍛えられたタフネスクオリティなんでしょうね。(、、と書きつつ10年モノ特集を思いつきました)そんなかんなで雪の日には”自分のクルマを操れない(操縦不能)”僕にとって重宝しております。まだまだ寒い日が続きます。皆さん風邪に注意してください。

明日は旧正月、久々にアンディことWQ大佐と大佐の愛機84y911が登場します。ご期待下さいっ。

2007冬。シュヴァインフルト会議。

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SACHS社屋の休憩所での1コマでしょうか?左がノルベルトバウアーさん、アジア地区マネージャー。中央が以前の弊社担当ノルベルトオデンダールさん。右がバウアーさんの上司ヴェルンドグラッサさん。3人仲良く和んでおりますが、ドイツSACHS会議の内容は、、とても重たいようです。で、肝心のSRE社は一切の立ち入り禁止。担当のマークスラインハウト君とは「立ち話で終わり」とWQ大佐から聞いて、出発前に渡した懸案問題集(ドキュメント一式)が当面の棚上げかな~と、、、4日前に訪れたASMさんご一行も建物の中にすら入れなかったそうなので、急遽大掛かりなプロジェクトが立ち上がったのでしょう。コンペティションにプライオリティがある会社なのは解るけど、日本市場のコンペティターは待ってはくれないのだよMrラインハウト~っ!90&92M3のBMWOS(EDC)完全対応チューニングダンパー開発の行方は何処??

追記*SREの急遽決まった大型プロジェクトを勝手に想像してみた。
◆想像その1
ハスクバーナを完全吸収したBMWMoto社においてMotoGPへの参戦が確定。SRE-SACHSダンパー(前後)開発要請が下った。今後一年間の準備期間の後、必勝体制でGPへ望む。打倒DUCATIと言うよりOHLINS?
◆想像その2
FIAの新レギュレーション「新規F1エンジン開発の凍結」を受けてAudiF1の助走期間が設けられなくなったPorsche社が急遽F1参戦を確定させ、SRE-SACHSダンパーの開発要請が下った。
どちらも当たったら僕は会社を辞めてジャーナリストになりたいと思います。

Photo WQ大佐

Schweinfurt(シュヴァインフルト)

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ドイツの地図座標97421Schweinfurt(シュヴァインフルト)。全世界の160以上の拠点と1万7千人の頭脳とエンジニアリングが集約され、年間26億Euro!を稼ぎ出すこの工業都市の別名が”SACHSWerk”(ザックス工場の街)です。と、聞こえはいいんですけどホントな~んにもない、、あ!SACHSがあります、SACHSしかない街です。視察打ち合わせ、販売店様ツアー等で数回訪れましたが、聞こえてくる通り”工場の街”でした。SRE社内部とR&Dセンター、工場敷地内は一切の撮影が禁止!今日も多くの工員さんがライン作業で汗水流す中、厳重なセキュリティがかけられたR&Dセンターの7ポストリグの上で次期マシン(F1etc)がガクガク揺らされている事でしょう。

英国の自動車文化を!

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兼ねがね「日本はイギリスのような自動車文化を目指すべし!」と叫ぶヒトが近所におりまして、僕のそうだな~と最近思うようになっております。欧米の大陸的移動が不可能な島国ですから、自ずと英国の”箱庭的自動車趣味”が輝いて見えます。以前にチェチェスターに渡英した事がありますが、イギリスのクルマ好きは深い、、底なしドープゾーンを滞在3日で実感しました。(マンセルがフィエスタで全開タイムアタック&芝刈り機耐久レースにHONDAがワークス!で参戦等など、、)ロケーションの問題は兎も角、クルマ文化形成には時間がかかります。三宅島マン島レースがいい起爆剤となってくれればいいなぁ。と思います。

ナチスの発明。

悪感を抱いてしまった方々もいらっしゃるかもしれませんが、この本はナチスの単なるカルト的側面をフォーカスした内容ではありません。ドイツのエンジニアリングが急速に発達した一端にナチスがあり、それは残念な事ですが戦争によって具体化され、現在のジャーマンプロダクツの基礎を築いた事を書いた本です。アウトバーンルートは元より、ニュルブルクリンクの創設も上記機関が設立しております。ドイツの一級工業製品を扱う上で勉強になりました。ご興味が御座いましたらご覧になってみて下さい。カラー表紙はあまりにも衝撃的なので外しました。表紙を着けたままドイツ国内には絶対に持ち込まないで下さい。即逮捕されます。

Der Erfindungen des Nazis.

新たな振動制御パーツ。

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2005年の東京オートサロン、スバルインプS204に装着される話しを聞いて現物を食い入るように見入った覚えがあります。(同業者と思わしきおじさんも僕と同様に”じ~っと”見つめてました)車体剛性をアクテイブで制御する性能、効果はもう皆さんご存知だと思いますので書きません。(僕らの製品じゃないし)しかし凄い製品です!このエンジニアリングの発端は、昨今の”衝突安全基準車体”に関する設計、開発の副産物だと思っています。開発のヤマハさんは空気振動(オーディオ、楽器、音響環境)を主とする振動制御のエキスパートでもあり、振動制御を介して自動車業界に新しい技術が投入された事は素晴らしいと思います。我々の国は自動車大国でもあり、唯一の地震列島でもありますから自動車業界が想像もつかない”次世代のクルマ振動制御”を大いに期待します。

新規一転。

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新年度が始まりました。気分を代えてクルマも代えて、、何て事はなかなか出来ませんのでキーホルダーを交換してみました。以前よりGOLF2Gtiのカプセル型キーが格好良く思えて(鍵部が見えない)そんな感じに見えるモノを発見しました。一枚皮で鍵を”くるんと包み込む”シンプルなデザインが気に入っています。色は内装色とおそろいです。因みに皮のブレスはリカルトモンテロゼ氏の真似をしようと思い購入しましたが、買ったっきり使ったことはありません。

気分は。。。

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ドライヴィング(運転技術)はエンジニアリングと共に、常に進化(と言うか追従)してゆく技だと思います。クルマに搭載された新しいハードウエアを使いこなす事、それを放棄した瞬間からその先には進めません。(※解りやすく例えればM/TからA/Tへ)そんな日々進化するクルマとドライヴィングにおいてもベーシックな部分は普遍であり、街中での運転は”教習所の教え”は絶対だと僕は思います。ではサーキット等の高速走行の教えは??僕の場合はポールフレイル先生の本が教本でした。「お前わぁ旧いな~っ!」とたくさんの声が聞こえてきそうですが、確かに僕が買ったのは20年前ですからね。(当時CGの大場さんから直接購入)本文中の運転技術指南&心得も素晴らしいのですが、挿絵となる写真に興味が惹かれ、当時のレーサーが使っていたようなグローブを発見して即購入しましたが、渋滞の多い都内では恥ずかしくて使ってません。

◆PaulFrere著ハイスピードドライヴィング 興味のある方は二弦社より改訂版が出ているようなのでご覧になってみてください。