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M3GT4の部品を使って、今度こそM3用サスペンションセットを、、

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お題目のM3(90&92)サスペンションセット開発構想ってのが、ず~っと構想中でして、BMWのM3って言ったら真っ先にダンパー、サスペンションセットのラインナップが必要でしょ!と散々言ってるのですが何せSACHS、「M3TGR(ALMS)、320si(WTCC)のワークス(BMW Motorsport)用だったらあるよ」何て、、、誰が買うんですか?ダンパー4本250~330万(税別、セッティングフィー別)※欲しい方は直接ショウジまでメール下さいっ!そんなかんなで開発は全く進んでおりません。自分への戒めの為にも開発計画経緯(一部言い訳)を書き込んで置きます。

07年冬、ケルン会議inPMW。M3標準のSACHS電子デヴァイスダンパー(BMW名EDC)のOS&オペレーションに100%対応したアルミシェル車高調整ダンパーが欲しい。減衰レートはプログレッシヴ15%UPからスタートして下さい。と担当に伝え、「技術的にはALPINA社に供給している応用で解決できるはずです。考えてみますよ。」とSRE担当。その後担当者(マークスラインハウト)はZFAGに転勤(栄転)話自体が頓挫した模様。ホントだから凄いでしょ。08年冬、ALMS新型(92)M3GTRリリース。Teamラーハルレターマンがアメリカンルマンに参戦。ここで、またSACHS/SRE製ダンパーの5&4wayの優位性が見出せるかな?ど~かな?何て考えてましたが、大体にしてM3GTRは超高額車両!「高すぎて誰も買わないよ、、多分1台っきりじゃないかな?」と言っていた橋本哲さんの予想的中。で春、刈谷&横浜会議。クライアントさん(BMW専門店)専用設定製品を日本国内で組み上げる作戦。5way&4wayは価格的に検討外、フロント2way、リアー1wayの構想が持ち上がるも、最終コスト面と、SREジャパンのファクトリー多忙が故に中断。そんな最中、ACシュニッツアー社からSRE社製1way車高調整サスペンションセットリリース!これにより本格的に自社開発中断。KW社、クアンタム社etcコンペティター製品の好調な販売を指をくわえて眺めているだけの僕ら。09年冬、シュバインフルトヘッドクオーター会議。僕らにとって良い話だったのですが、動く気配を感じられません、、と言うか既存の製品(RS-1)の生産納期も遅れているんですよ。だったら!って事で、ようやくお題目のハナシになるのですが、BMWMotorsport社がクラブマンレーサー向け製品として組み上げたM3GT4!車両価格はBMWのレーシングマシンとしては破格の12万EURO(税別)!ですから構成部品(ダンパーとか)も価格もね、お手頃価格でしょう。このM3GT4に装備されたSACHSダンパーを使ってチューニングユース製品にしたいなー。と言うのが現在の構想です。「おーこのクルマSACHSじゃないぞー」って事もありえますので、あくまでも構想(ポースとも言う、、えへへ)です。

バタバタ進行の中、SACHSカタログも作成中。

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忙しいですね、、、本牧の最終決算はどうなったのでしょう?と考えても仕方ないので、ドンドン次に進みます!販売部の指令によりSACHS製品のカタログ製作をスタート致しました。出来上がりは、、何時なんでしょう??時間と予算があればですね、ぐっと凝ったブックレットにしてご提供したいな~と僕個人的に思うのですが、今回の用途は各販売店スタッフ様向け=価格+適応表とシンプルな構成になりそうです。ただ、表紙だけは格好良くしますよ~っ!カタログを持って営業して頂くって事は、そのブランドに携わって頂くことになりますのでね、ちょっとでも見栄えがよいカタログにしたいです。そんな感じなので、僕の仕事はもっぱら”表裏表紙のデザインと紙の質感指定”で、中身は、、今のところ二瓶さんに丸投げ中です。最終仕上げのAG小林さんも宜しくね!進行は何時も通り”だらだら考えて決まった瞬間から速攻です!”。SACHS販売店の皆様、こんな感じでカタログ作成中ですので、楽しみに待っていてください。営業時、小脇に抱えたくなる表紙デザインを創意検討中デス!画像はアパレル大手、ワールドさんが新規展開のかなり以前から書店にて販売していたカタログ本”LIPSETT”です。ブランドプロセスを一冊の本にまとめる>受け手の想像力を購買欲に変える時間をわざと演出>ブランド実体登場!と、ブランド立上げから実売までの潜伏期間をかなり有効活用したプランニングなんですね。まあ僕は服屋さんじゃあないので、あれですけど1つのキーワード(ブランド名)から派生するいろいろなモノやストーリーを一冊の本にまとめるっていいな。と思います。何時か僕らもSACHSブランドでこんな本を出してみたいと思いました。

黒文字番が好きなんです。

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だからどうしたん?と、突っ込まれそうなんですが、本牧ふ頭はバタバタの真っ最中でありまして、WQ大佐風に言えば「デフコン3!」です。ああ。来月4月より、より多くのBMW、Mオーナー様にSRE製品を使って頂ける様、只今仕込みの真っ最中です。どうぞ!お楽しみにっ!

日産DUALIS、一時試乗終了。津田さんに感謝っ!

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津田さん(群馬高崎、津田商店代表取締役社長)所有の日産DUALIS、「中国渡航(出張)中、乗ってていいよ。」のお言葉に甘え、約2週間デュアリスのノーマル車両を自分なりに体感しました。先月のドイツ渡航中、僕がステアリングを握るW204/C180コンプレッサー(巡航速度160km/h)を”ビユゥ”と抜き去ったデュアリス、、、なるほど乗れば解る、高速巡航のポテンシャルはホントドイツ風味(と言うかSACHS風味)の良く出来たクルマでした。高速ワインディングも全然OKなんですよこれが!高速道路のうねりと突然のギャップの収まりが異様に速く、また旋回中のロール(多目)も不安感は全く感じられずと良い事ばかりです。これは優秀な基本設計と、それを実現する余裕を持った”たっぷりのホイルストローク”の恩恵なんでしょうね。兎に角っ、このままでいいかも(あはは)と思っちゃうくらい良く出来た、完成度の高いフットワークを持つクルマでした。と言うのは僕の個人的意見です。SACHS(ザックス)の関係者以外の方、コンペティターダンパーブランドのテスター&エンジニアさんが乗れば、また違った評価や問題点が出てくるかもしれませんね~。

評価と言えば、画像のおしゃれおじさん達に注目して頂きたいっ!で、人物の奥に僕らのA4B7が”チラ”と見えますね、実はこの方達(左端の津田さん除く)は、おしゃれ&ファッションを本業とする某UAソブリンハウスのスタッフの皆さん(津田さん隣の太田さんはこのSachsBlogメンバーです)で、今回RSダンパーセット付きのAudiA4B7に乗ってどうだったか?と言う”異株格闘技戦”的インプレッションを頂きましたので、近々にご紹介致します。

今回、約2週間のデュアリス体験で一番新鮮だったのがクルマに乗り込んだ時の(ドライバーズシートに座ったとき)視点です。身長174cmの僕が立ったときと着座位置の視点がほぼ同じでした。自分で歩く視点と同じ高さで高速道路を走っていたんですね。これこそが現スポーツSUV(BMWのX系やPorschecayenn、AudiQ系)人気の秘密かもしれないな!何て勝手に思ってます。低い視線のスポーツカーとは全く違ったドライビング感覚、、そうですね、ニュースポーツ?(&カー)カテゴリーなんでしょうかね?”ヒトの感覚”からか?はたまた現シャーシ開発部門の”ストロークの要求量に十分配慮した結果このカタチ(車高)に落ち着きました”からなのか?背の比較的高いスポーツドライビングも可能なクルマのフットワークチューニング、、、開発は楽しそうですが、社内からは”売れるんかいな?”とも言われてましてね。チョット僕も考え中です。

■因みに日産DUALISフットワークチューニング現構想はこんな感じです。
1)17インチのサマータイヤ(テストはミシュランさんになると思います)装着を前提とする。
2)車高は最大100mm下げ(今は適当に言っています。)
3)微速~市街地走行(40~60km/h)のポコポコ感を押え、高速巡航、ワインディング走行は純正のパフォーマンスを保持(キープコンセプト)する。
4)構成部品はAudiA4B7で評定を頂いたRSシリーズと同じパーツを使う事。
以上、後は本牧戦線SachsBlogをご愛読頂いている多くのデュアリスオーナーさんからのご意見を頂き、再度検討です。皆さん宜しくです。

ドイツSRE社のニュル前線基地、その名もGallade(ガラディ)。

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商品開発&発掘(バイヤー業務)を担当されている多くの方がそうであるように、(?)僕も気になったレースマシンの詳細を知りたい時にはボディに張られたロゴステッカーのローマ字を片っ端からGoogle検索しておりまして、、(趣味と仕事のハザマです)そんな現レースカー&コンペティションパーツファンな方々に是非とも知って頂きたい企業がドイツのGallade(ガラディー)社です。業務内容は主に機械工作、金属加工で「出来はいいけど、ショウジさんココの仕事は高いよ~」と、SREジャパン(刈谷アネブル)のドクター中野さんから聞いた事があります。昨今のメーカー系(ワークス)ツーリングカーには体外”ペタっ”とこのステッカーが貼られておりますので、フレキシブルにクライアントの要望通りの製品をその場(ニュルサービスガレージ)でパパパと組み上げちゃうんでしょうか?僕的にはですね、そんなワークスに”頼むよぅ”と言わせちゃうような腕と現場直系の創りモノに憧れを感じます。

で、GalladeさんはドイツSRE社とパートナーシップ(一部業務提携)しておりまして、ニュルブルクリンク旧コース脇ガレージ(gewerbe park,Rudolf-Diesel-Str)も共用しております。

BMW Z4GT3.

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昨日のモンマルトル広場にはZ4GT3も展示されていたようです。このマシンのSACHSダンパー装着可否は調査しておりません(運営チームからして、多分実戦投入される銘柄はKW社製だと思われます)。ですのでブログ分類もMono(モノ)としておりますが、万が一SACHS/SREダンパーの装着が確認された場合再度ご案内致しますので、皆さん”もやもや”しながら待ってて下さいませ。で、話は戻ってZ4GT3っ!Studie鈴木社長のブログで初めて観ましたが、そそるディテールはリアバンバーの大胆な開口部!レーシングマシンと言えどもGT(グランツーリズモ)を提唱する上でフェンダーのフレアラインのみを残した造型が素敵だと思います。バンバー側面までに広がった開口部は迫力の一言。それと後から見つけた部分なんですけどフロントフェンンダー前部を兼ねるボンネットとサイドステップ前部に小さなエルロン(補助翼)みたいなパーツを発見しました。ノーマルボディ幅のままの下後部フェンダーと、デザインの整合性をつけるパーツなのか?それとも空力部品なのか?兎に角これ航空機風で格好いいです。

Herzogenaurach(ヘルツォーゲンアウラハ)視察&ちょいと買い物。

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どっぷり日が暮れたニュールンベルグ。宿の場所が解らずレンタカーでさまよっている最中に「ヘルツォーゲンアウラハ!、、、俺ここに来た事あるぞ。」と、今回同行して頂いたナビシートのアディダス小関さん(通訳担当)。デジャヴじゃないんすか?とか言わないで良かった、、それもそのはずここヘルツォーゲンアウラハはドイツアディダスの総本山!ホント偶然にも”あのアディダス”に辿り着きました。「翌日は予定変更してじっくり見学だなっ!」は叶わなかったのですが、旧社屋、新社屋とファクトリーアウトレットをチラ見して来ました。ドイツジャーマンプロダクツ中唯一の柔らかい素材(金属加工製品じゃない)のブランドですからね。やっぱり好きですアディダス。で、どうなんの?って話しだと思いますが、、、動きますよ!別注品を正式ルートで企画します。PORSCHEさんのような大掛かりな事は出来ませんが、ず~っと前からStudie鈴木CEOからリクエスト頂いていた”○ントリーの○ン○ルー革&ベロにカンパニーロゴ追加OK!だったらSACHSブランドもっ!って事でですね、自分が欲しいAdidas+SACHSアパレルを仕込み中です。販売は是非ともUNITEDARROWSさん一括でお願いしたいです。あはは。企画進行は随時ご案内致しますので、お楽しみにっ!

現(09年1月)VWにおけるセグメントの中心的車両に乗ってみる。

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ほぼ新車&フルノーマルのVW、3Cパサートサルーンにちょっとだけ乗ってみました。現VWの車種バリエーションを考えると、この3Cパサート(1.8リッターのターボエンジンを搭載したベーシックモデル)こそがVWにおけるスタンダードモデルじゃないかな?と思います。VWにおける普遍的スタンダードはゴルフ!と言う考え方もありますが、ハイエンドマシン”フェートン”を配備するメーカー(VWAG)と考えると、3Cパサートがちょ~うど”まん中”って事がご理解頂けると思います。で、乗ってどうだったのか?と言いますと「いたって普通、、?最高に普通!?ドイツの匂いのするちょっと固めなしっかりとしたシャーシ&フットワーク、、道具の部類に中る機械感覚」でした。少しの試乗でしたが、現VWの中心軸をしっかり体感して記憶したつもり、、です。

さて、ここからが本題。果たしてこの3Cパサートサルーン1.8Tをご購入したオーナーさんはサスペンションを、、タイヤ&ホイルを交換するのか??本牧勤務の”普通のVWファン内田氏(ルポとトゥーランを所有。どちらもベーシックモデル)によると「この型をご購入される多くのオーナーさんは、、これで満足じゃないでしょうかね?ショウジさんも乗って、これで十分って言う”あきらめ感”を感じたでしょ、、」と。VWの中心モデル定型完成度は、仕事のやり残し感(改善余白アリ)より、新たな製品企画を削ぐ”あきらめ感、、、クルマに「このまま乗れ!」と言われた感じ”がしました。Gtiに次ぐ、次なるターゲット(フットワークチューニング志向のユーザーさんが乗るVW)を探すのは結構難しいっ。

エンジニアリングを語れるアクセサリー、JAM HOME MADE & ready made.

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本牧戦線SachsBlogを毎回ご覧いただきありがとございます!今年からですね、「これはいい!」と僕個人的に思った(&買った)製品を積極的に掲載して行こうと思ってまして、何でか?と言いますと大いなる目論みは”ブランドの対等と価値感の共有”でありまして、近々の目論みはBlogの”コマ”を埋める事(あはは)です。どうぞ少しだけお付き合い下さい。JAM HOME MADEのカレッジリングです。僕も昨年から身に付けております。自分では”40のおっさんが指にはめていても寒くないリング”と自負しておりまして、購入理由は単純に”格好いい”からでした。その後、メーカー(JAM HOME MADE)さんの展示会&DM等で”実は凄い”って事が解ってきました。実製品はアクセサリー、ジュエリー。でもそのプロダクツは工業製品精度とこだわりの鋼材選び、作業行程、仕上げまでのプロセスはまるで趣味の金属工業製品でした。今回のカレッジリングはUSAジャスティン社(カレッジリング製作の老舗らしい)に金型を発注>シルバー鋼材は日本より輸送>成型して日本へ>最終工程は日本人の職人さんが行う。と、言った凝り様です。僕ら本牧戦線の目標として心掛ける「製品の満足度=実製品の性能+エンジニアさん達の凄い仕事への敬意」と、どこか似ているかな?などと思いつつ自慢のリング磨いております。

JAM HOME MADE & ready made /HYBRID COLLEGE RING.

Porsche Museum-Stuttgart

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確か、、ドイツ時間で今頃オープニングセレモニーじゃないでしょうか?祝!PORSCHEミュージアム新造オープン!近々渡航しますが、スケジュール調整困難な為シュトウトガルトには寄れず、、、またの機会に必ず訪問しますっ!

■Porsche Museum-Stuttgart
Porscheplatz 1  70435 Stuttgart, Germany  +49 711 86052652
http://www.porsche.com/international/faq/museum/

※写真はショトウトガルトからのオープニング招待状、、うそです。送られて来なかったので自分で創りました。