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京都の桜2009。

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最先端振動制御がメインテーマの本牧戦線SachsBlogではありますが、たまには季節ネタもいいなか?と思って掲載致しました。京都駅から川端東入る付近まで歩いてみました。

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京都、護王神社。

往年のBMWMOTOにもSACHS。

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綺麗なRシリーズでしょ~。このマシン、僕の中で”格好いいっ”と、思えるまでにかなりの時間を費やしました。単車に乗っていた現役(あはは)時代、、17~21歳の頃かな?このRシリーズは嫌いなバイクでした。と言うか解らなかったんですね、その格好よさが。おじさんになると解る常温で飲む(やる)ビールの美味さ(ドイツでは普通です)、、じゃなかった、、え~、お鮨の鯵とか平目とか、焼海苔が美味く感じる。そんな感覚、大人の味を持つバイクがBMW水平対向Rシリーズなんでしょうね。2月にドイツ渡航した祭にBMWミュージアムでじっくりホンモノを拝見してきました。流石のワークスチューン!ヘッド周りとリアピボット付近&ハンガー下部のガゼット補強。無骨なフロントキャリパーのステイも、これはこれで往時のワークス仕事風で格好よし!因みにキラキラ輝くスポークホイルのリムはRKエキセル、日本製でした。でこのRのどこにSACHS製品が使われているか?と言いますと、クラッチです。(またもや見えない部品、、)実は最近までSRE社製のストリートチューニング(カテゴリーSRE-Performance)用クラッチアプリケーションとにらめっこしててですね、膨大なページ&適応車種から、現日本市場でビジネスになりそうなモデルをピックアップしたところBMWとPorscheだけ、、しかも極一部のハイエンドマシンのラインナップになってしまいました。※価格は算出中。SRE社製クラッチの適応カタログと格闘している僕の横で「おう、ショウジ!それ(カタログ)使えるクルマ少ないだろ~、、あははまた徒労だなっ。追加でこれも掲載しておけぃ!お!それから俺のBMWモト用は発注しておいてくれな」とは本牧ご意見番のWQ大佐。大佐から渡されたテキスト、、それはBMWモト用のSREクラッチセット全ラインナップ(ほぼ全車カバー)!何処に使ってもらおうかな~??BMWの部品と言えばStudieさん、、、Studie横浜バイク部に連絡してみたトコロ、、「バイクはドカでしょ!」って事で遭えなく撃沈。残るはリトモセレノさんのみっ!近々カタログ持って訪問させて頂きますので何卒、宜しくお願い致します。

カントリージェントルマンの必需品を引っ張り出して。

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先月に植え込んだジャガイモ畑の世話をする為、クローゼットのずーっと奥から英国皇室御用達ヴァブアーのオイルコートを引っ張り出してきました。「畑仕事も少しはスタイリッシュにしないとね~」等と考えつつ、自分流の農作業用ワードローブの確立を目指しております。本業農家の諸先輩からのアドバイス+自分流=ワークマン(やる気わくわく♪)&LLbean&Barbour(冬春)、SierraDesigns60/40(秋)の組み合わせ?(コーディネート)を考えると、”僕の全くの普段着(通勤含)”でまかなえられる事が判明しました。何事も”ヘヴィーディユーティー(又はミルスペック)志向”の僕としては、モノ(製品)の機能&性能上限が高ければ高いほど、ベーシックポテンシャルの幅も広い。と考えておりまして、普段使わない高性能でも、その可能性を考えるだけで嬉しい。また”いざっ”って時の瞬発力、ハイポテンシャルは持っているに越した事はありません。服のお話しですが、マシンとその装備(パーツ)も同じ考えです。高性能部品における必要性能の余裕は、そのままドライバーのマージン(アクティブ&パッシヴ)だと思います。

土地勘は無いけど、本屋勘は持ってます。

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この本に掛けられたカバーを観て「ぬおぉー、お?」と唸っていらっしゃる方々の中に間違いなくStudie仙台店、熊谷店長(読書家)が含まれていると思います。ココ(金港堂本店)いい本屋さんですね。僕もちゃんと知ってますよ!全く知らない街にあって、フラフラ吸い込まれるように店内に入りました。店内の匂いからして正統派!当然書棚には興味ソソル本が沢山!店主の趣向と、常連のお客さんとのいい関係が垣間見れる今時奇跡の本屋さんです。(私的見解)イイ匂いのする本屋さん。都内にはですね、こんな店もう無いんですよ。仙台に行ったらまた行きたいな。おっと熊谷さんスイマセン。今年こそは行きますよ!

M3GT4の部品を使って、今度こそM3用サスペンションセットを、、

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お題目のM3(90&92)サスペンションセット開発構想ってのが、ず~っと構想中でして、BMWのM3って言ったら真っ先にダンパー、サスペンションセットのラインナップが必要でしょ!と散々言ってるのですが何せSACHS、「M3TGR(ALMS)、320si(WTCC)のワークス(BMW Motorsport)用だったらあるよ」何て、、、誰が買うんですか?ダンパー4本250~330万(税別、セッティングフィー別)※欲しい方は直接ショウジまでメール下さいっ!そんなかんなで開発は全く進んでおりません。自分への戒めの為にも開発計画経緯(一部言い訳)を書き込んで置きます。

07年冬、ケルン会議inPMW。M3標準のSACHS電子デヴァイスダンパー(BMW名EDC)のOS&オペレーションに100%対応したアルミシェル車高調整ダンパーが欲しい。減衰レートはプログレッシヴ15%UPからスタートして下さい。と担当に伝え、「技術的にはALPINA社に供給している応用で解決できるはずです。考えてみますよ。」とSRE担当。その後担当者(マークスラインハウト)はZFAGに転勤(栄転)話自体が頓挫した模様。ホントだから凄いでしょ。08年冬、ALMS新型(92)M3GTRリリース。Teamラーハルレターマンがアメリカンルマンに参戦。ここで、またSACHS/SRE製ダンパーの5&4wayの優位性が見出せるかな?ど~かな?何て考えてましたが、大体にしてM3GTRは超高額車両!「高すぎて誰も買わないよ、、多分1台っきりじゃないかな?」と言っていた橋本哲さんの予想的中。で春、刈谷&横浜会議。クライアントさん(BMW専門店)専用設定製品を日本国内で組み上げる作戦。5way&4wayは価格的に検討外、フロント2way、リアー1wayの構想が持ち上がるも、最終コスト面と、SREジャパンのファクトリー多忙が故に中断。そんな最中、ACシュニッツアー社からSRE社製1way車高調整サスペンションセットリリース!これにより本格的に自社開発中断。KW社、クアンタム社etcコンペティター製品の好調な販売を指をくわえて眺めているだけの僕ら。09年冬、シュバインフルトヘッドクオーター会議。僕らにとって良い話だったのですが、動く気配を感じられません、、と言うか既存の製品(RS-1)の生産納期も遅れているんですよ。だったら!って事で、ようやくお題目のハナシになるのですが、BMWMotorsport社がクラブマンレーサー向け製品として組み上げたM3GT4!車両価格はBMWのレーシングマシンとしては破格の12万EURO(税別)!ですから構成部品(ダンパーとか)も価格もね、お手頃価格でしょう。このM3GT4に装備されたSACHSダンパーを使ってチューニングユース製品にしたいなー。と言うのが現在の構想です。「おーこのクルマSACHSじゃないぞー」って事もありえますので、あくまでも構想(ポースとも言う、、えへへ)です。

バタバタ進行の中、SACHSカタログも作成中。

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忙しいですね、、、本牧の最終決算はどうなったのでしょう?と考えても仕方ないので、ドンドン次に進みます!販売部の指令によりSACHS製品のカタログ製作をスタート致しました。出来上がりは、、何時なんでしょう??時間と予算があればですね、ぐっと凝ったブックレットにしてご提供したいな~と僕個人的に思うのですが、今回の用途は各販売店スタッフ様向け=価格+適応表とシンプルな構成になりそうです。ただ、表紙だけは格好良くしますよ~っ!カタログを持って営業して頂くって事は、そのブランドに携わって頂くことになりますのでね、ちょっとでも見栄えがよいカタログにしたいです。そんな感じなので、僕の仕事はもっぱら”表裏表紙のデザインと紙の質感指定”で、中身は、、今のところ二瓶さんに丸投げ中です。最終仕上げのAG小林さんも宜しくね!進行は何時も通り”だらだら考えて決まった瞬間から速攻です!”。SACHS販売店の皆様、こんな感じでカタログ作成中ですので、楽しみに待っていてください。営業時、小脇に抱えたくなる表紙デザインを創意検討中デス!画像はアパレル大手、ワールドさんが新規展開のかなり以前から書店にて販売していたカタログ本”LIPSETT”です。ブランドプロセスを一冊の本にまとめる>受け手の想像力を購買欲に変える時間をわざと演出>ブランド実体登場!と、ブランド立上げから実売までの潜伏期間をかなり有効活用したプランニングなんですね。まあ僕は服屋さんじゃあないので、あれですけど1つのキーワード(ブランド名)から派生するいろいろなモノやストーリーを一冊の本にまとめるっていいな。と思います。何時か僕らもSACHSブランドでこんな本を出してみたいと思いました。

黒文字番が好きなんです。

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だからどうしたん?と、突っ込まれそうなんですが、本牧ふ頭はバタバタの真っ最中でありまして、WQ大佐風に言えば「デフコン3!」です。ああ。来月4月より、より多くのBMW、Mオーナー様にSRE製品を使って頂ける様、只今仕込みの真っ最中です。どうぞ!お楽しみにっ!

日産DUALIS、一時試乗終了。津田さんに感謝っ!

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津田さん(群馬高崎、津田商店代表取締役社長)所有の日産DUALIS、「中国渡航(出張)中、乗ってていいよ。」のお言葉に甘え、約2週間デュアリスのノーマル車両を自分なりに体感しました。先月のドイツ渡航中、僕がステアリングを握るW204/C180コンプレッサー(巡航速度160km/h)を”ビユゥ”と抜き去ったデュアリス、、、なるほど乗れば解る、高速巡航のポテンシャルはホントドイツ風味(と言うかSACHS風味)の良く出来たクルマでした。高速ワインディングも全然OKなんですよこれが!高速道路のうねりと突然のギャップの収まりが異様に速く、また旋回中のロール(多目)も不安感は全く感じられずと良い事ばかりです。これは優秀な基本設計と、それを実現する余裕を持った”たっぷりのホイルストローク”の恩恵なんでしょうね。兎に角っ、このままでいいかも(あはは)と思っちゃうくらい良く出来た、完成度の高いフットワークを持つクルマでした。と言うのは僕の個人的意見です。SACHS(ザックス)の関係者以外の方、コンペティターダンパーブランドのテスター&エンジニアさんが乗れば、また違った評価や問題点が出てくるかもしれませんね~。

評価と言えば、画像のおしゃれおじさん達に注目して頂きたいっ!で、人物の奥に僕らのA4B7が”チラ”と見えますね、実はこの方達(左端の津田さん除く)は、おしゃれ&ファッションを本業とする某UAソブリンハウスのスタッフの皆さん(津田さん隣の太田さんはこのSachsBlogメンバーです)で、今回RSダンパーセット付きのAudiA4B7に乗ってどうだったか?と言う”異株格闘技戦”的インプレッションを頂きましたので、近々にご紹介致します。

今回、約2週間のデュアリス体験で一番新鮮だったのがクルマに乗り込んだ時の(ドライバーズシートに座ったとき)視点です。身長174cmの僕が立ったときと着座位置の視点がほぼ同じでした。自分で歩く視点と同じ高さで高速道路を走っていたんですね。これこそが現スポーツSUV(BMWのX系やPorschecayenn、AudiQ系)人気の秘密かもしれないな!何て勝手に思ってます。低い視線のスポーツカーとは全く違ったドライビング感覚、、そうですね、ニュースポーツ?(&カー)カテゴリーなんでしょうかね?”ヒトの感覚”からか?はたまた現シャーシ開発部門の”ストロークの要求量に十分配慮した結果このカタチ(車高)に落ち着きました”からなのか?背の比較的高いスポーツドライビングも可能なクルマのフットワークチューニング、、、開発は楽しそうですが、社内からは”売れるんかいな?”とも言われてましてね。チョット僕も考え中です。

■因みに日産DUALISフットワークチューニング現構想はこんな感じです。
1)17インチのサマータイヤ(テストはミシュランさんになると思います)装着を前提とする。
2)車高は最大100mm下げ(今は適当に言っています。)
3)微速~市街地走行(40~60km/h)のポコポコ感を押え、高速巡航、ワインディング走行は純正のパフォーマンスを保持(キープコンセプト)する。
4)構成部品はAudiA4B7で評定を頂いたRSシリーズと同じパーツを使う事。
以上、後は本牧戦線SachsBlogをご愛読頂いている多くのデュアリスオーナーさんからのご意見を頂き、再度検討です。皆さん宜しくです。

ドイツSRE社のニュル前線基地、その名もGallade(ガラディ)。

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商品開発&発掘(バイヤー業務)を担当されている多くの方がそうであるように、(?)僕も気になったレースマシンの詳細を知りたい時にはボディに張られたロゴステッカーのローマ字を片っ端からGoogle検索しておりまして、、(趣味と仕事のハザマです)そんな現レースカー&コンペティションパーツファンな方々に是非とも知って頂きたい企業がドイツのGallade(ガラディー)社です。業務内容は主に機械工作、金属加工で「出来はいいけど、ショウジさんココの仕事は高いよ~」と、SREジャパン(刈谷アネブル)のドクター中野さんから聞いた事があります。昨今のメーカー系(ワークス)ツーリングカーには体外”ペタっ”とこのステッカーが貼られておりますので、フレキシブルにクライアントの要望通りの製品をその場(ニュルサービスガレージ)でパパパと組み上げちゃうんでしょうか?僕的にはですね、そんなワークスに”頼むよぅ”と言わせちゃうような腕と現場直系の創りモノに憧れを感じます。

で、GalladeさんはドイツSRE社とパートナーシップ(一部業務提携)しておりまして、ニュルブルクリンク旧コース脇ガレージ(gewerbe park,Rudolf-Diesel-Str)も共用しております。