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お嘆きの貴兄に

お嘆きの貴兄に(昭和の日本酒のTVCM)、、と書いてありますが、お嘆きの解決策をご提案する事無く、ただひたすらお嘆きに励む”お嘆きブログ週間(今週限定)”の続き。さて、上”お嘆きメモ”をご覧ください。ある日突然”お嘆きイメージ①のような前傾デザインのスポーツクーペが欲しくなった。漠然としたイメージなのでディテールも車両も不明。数日後にその前傾デザインのスポーツクーペは旧いフェラーリではなかろうか?と思うようになった(お嘆きイメージ②。ノーズ&前後フェンダーアウトレット&テールエンド造型全てが前傾で前のめり感が強い。自分が欲しくなった前のめりのスポーツクーペはフェラーリ250SWBと確信(お嘆きイメージ③)。車両が判明したのも束の間、ササビーズ&ボナムスオークションを探しても見つからず、、嘆きの日々。

そんな中、新車で買えるかもしれない250SWBを発見!リアウインドウの浅い回り込みがチョット気になるけどコレいいんじゃなかろうか?とモロモロ調べた結果、GTOエンジニアリング社スクアローと判明。新造されたV12エンジンは10,000rpmまでキッチリ回るらしい&シャーシは英国でデクセット社カーボンモノコック!ここまでは良かった、、お嘆きの要因はオリジナル250SWBよりかなり広がったボディワイズ。横から見たら、あら素敵。前から見たらゴルフ928のような、つまり目の錯覚のような仕立て。間違っても華奢な感じはしないファットマシン。画像で見ただけで違和感を感じるのだから実車両は物凄い迫力に違いない。自分の欲しい250SWBとは違う気がしてきた。もー少し細かったら格好よかったのに(個人的見解)。

因みにですが、GTOエンジニアリング250SWBスクアローレストモッドに搭載されるデクセット社製カーボンモノコックシャーシ&ボディシェルを真上から見るとこんな感じでした。この縦横比(トレッド+ホイールベース)に思い当たる事があり田宮謹製ミニ四駆のシャーシを合わせて(タイヤハブ中心合わせ)みたところが上画像。恐ろしい事にホボぴったり。ミニ四駆のディメンションを持つリアルスポーツカーがあるんだ、、って事と田宮模型のミニ四駆シャーシ設計の説得力も認識した次第。時に、お嘆き案件は新しい発見につながる事を知りました。明日の”お嘆き”はお休みにしたい感 日々精進

 

お嘆きメモ

昨日の”お嘆きブログ”追加記事。個人的に格好よい/爆イケと思うアストンマーチンGT3EVOですが、フロントセクションの空力パートが後方に設計変更された。とどこかで読んだ記憶。見た目ノーズまわりが短く(地味に)”抑えた分、フロントタイヤ後方の空力を強化!オーバーハング部じゃなく、ホイールベース内で空力効果を発生させるメリットは大きいはず。と、細かい話ですが、見た目が(個人的に)格好よく思えると、そのクルマを知りたい欲求が生まれました。<知りたい欲求を持ち続ける事が今の仕事における個人的な資格。で、お嘆きと言う言葉の意味を勝手に考えたので読んで欲しい。「人生経験を積んだ初老がどーでもいい事を憂いぼやく事/自らの改善や対策をあきらめた人の行為」広辞苑での答え合わせは何時の日かに 日々精進

お嘆きの貴兄に(昔のTVCMキャッチフレーズ)

「お嘆(なげ)きの貴兄に、、、。」子供の頃に見たTVCMで確か日本酒のコマーシャル?甘い酒が市場を席捲しつつある事を憂いた辛口酒飲みに向けたキャッチフレーズ。”そんな事で嘆くのか?>子供の頃に思った自分の感想。で、今、自分がお嘆きの原因が”新しいクルマの多くが格好良く見えない事&欲しいなーと言う衝動や情熱が湧かない事(現職において結構重大なお嘆き案件)。上画像のミニカーですが良く出来た造型のF40!東京モーターショウで見た衝撃の17歳から約40年後の今、新造されたF40(F80)には全く、、全く何とも思わない自分が居ます。困った事に全く響きません(涙)。で、よーく原因を考えたのですが、自分の感覚が時代に合わなくなった事が50%。響かない新車造型が甘い事が50%。半分は自分の老化でもう半分はクルマのせいか?デザイナー関係各位に聞きたいのですが、今のクルマって格好いいんでしょうか?(マジな質問)。安全基準性能上、小さいクルマが作れない事は理解できますが、それにしても、、って思います。あ!念のために書きますが現代車両でも格好いいなーと、思うのは数台ありまして、その1台がアストンマーチンバンテージGT3EVOは間違いなく爆イケ(個人的見解)っす!こーして個人的なお嘆きをキーボードを打ちながら考えると、もしかしたら自分ら世代(昭和43年生まれ)は”いいものを見過ぎたのかも”とも思ったり。1977年の全国的なスーパーカーブームの熱狂!あの時点で”格好いいの基礎/優れたデザインのベーシック&スポーツカーの古典”を刷り込まれていたら、、。で、F40に話が戻りまして、この車体デザインは古典(ト音記号を90°傾けると優れたスポーツカーデザイン)なので格好良く感じる(個人的見解)。こんな感じで個人的なお嘆きを払拭しないと仕事が前に進まない、、つーか仕事が続けられない気がするので今週はお嘆き週間にします。 日々精進

2024年10月終了、皆様に感謝

2024年10月末日。今月も弊社ヴェルナーをご利用下さいました各お取引先様、製品をご購入下さいましたユーザー皆様に感謝!ありがとうございます。またご商談の結果”今回は見送り”だったスポーツカーオーナー皆様、来月は是非ともお願い申し上げます。弊社の製品が”欲しいモノの一つ”って事が今の自分の仕事を続ける原動力!プロダクターをリスペクトしつつ、製品の意図を組み、しっかりお伝えして(情熱を保ったまま)お渡しする。を肝に銘じて精進します。改めまして今月もありがとうございました。来月も宜しくお願い申し上げます。 日々精進

ISEKI-TX1410/耕二

ISEKI(イセキ)の超小型トラクター”TX1410耕二”。自宅付近の畑で撮影。個人的に今一番気になる1台、、超格好いい。実用には難しいんじゃないかな?と、思うほど小さな車体が魅力的で優れたデザインも装備(個人的見解)。で、調べたら想いのほかリーズナブルな中古価格。

趣味で乗る(動かす)トラクターにはぴったり!欲しいモノがあると人は頑張れる(諸説あります)。 日々精進

衣替え

群馬山間部にある自宅兼会社。真夏から一気に冬模様です。で衣替えなんですが、秋がなくなってしまった今、軽ジャンバー(画像左-スイングトップ)を着る機会もホボなくなりました。気候変化は食料だけの問題じゃなく、アパレル業界にも色々影響があるんでしょうね。因みに自分、MA-1着ると(気持ちだけ)元気になる世代です。皆様、寒暖差による体調管理をしっかりと!そして吸気温度が適正となった今!今からが本格的なドライブシーズンです。お手持ちのスポーツカーのメインテナンス&アップデートもお忘れなくっ! 日々精進

本日の一冊

凄いよ!ヤマハの次世代振動制御?

この前テレビを見ていてヤマハって凄いなー。と、個人的に思ったどーでもいい話。ネタです。

ヤマハ!と言えば新しい振動制御パーツのボディーダンパー(画像上パーツ)ですよね。約1mmのストロークで車体の振動をパッシブ制御する人気商品。自分も前職時代の営業車200系レジアスエースにFET社専売ハイエース&レジアスエース用COXボディーダンパーを使わせて頂きモロモロ納得。体感感覚は様々でしょうが自分の場合は140km/hを超えたあたりから”効いた”気がしました。多分ですが、セッター(開発者)の好みがモロに出る製品なんでしょうね。全速度域をカバーできる訳ではないような気がする。一方、画像下のスピーカーのような振動発生装置?がヤマハの新製品。特定した振動を再現できるみたい。ギターに張り付けて弦を弾いた時に発生する連続振動を与える事でギターを弾いている音がそのまま出ました。あたりまえなんでしょうが、テレビを見ていてちょっとびっくり。ドラムの中にこのモジュールを仕込めばそのままドラムの音(リズム)が出るんです。SUGIZO(ミュージシャン)さんの主導によるバンド音源をリアルに再現するテストだったみたい。音は空気の振動。その振動制御はパッシブじゃなく100%アクティブ(振動を発生させる)なのでクルマの走行中の振動に対して逆の振動を与えれば相殺(振動吸収)できるんじゃないかな?と思いました。クルマの質量に対してどれくらいの出力が必要なのか?周波数の範囲は?高卒なのでまったく解りませんが、可能性は理解できました。ドイツ製高級スポーツサルーン等で今やっているアクティブ制御(AI式自立稼働式サブフレーム+スタビライザー+ダンパー+マウント)にプラスすれば完璧!、、だから何?って話で申し訳ないんですが実は当初の自社ブログの目的が”振動制御ブログ”だったんですよ、、笑。たまに思い出してネタにさせて頂いた次第。 日々精進

五木寛之 X 黒沢元治、30年前の対談記事

交通タイムス社オンリーメルセデス誌特集記事より抜粋。約30年前の五木寛之と黒沢元治によるベンツ新時代(新型EクラスW210)対談。読んでびっくりしました。”クルマの制御、操縦感覚こそが商品価値”をズバリ言い当ててる。走りの質感、今では普通に使われる性能表現で、実際に各自動車メーカーは自社ブランドにおける”走り/操縦性能&感覚”を突き詰め確立し続けていますよね。らしさを求める=対抗ブランドとの差別化が絶対に必要な訳は30年前から始まった出来事が起点なのかな?ここからは個人的な考えなので信憑性はほぼゼロなネタ話(笑)>約40年前に世界基準で自動車の衝突安全が規定された。これにより以前の自社基準の衝突性能は無効となり各自動車メーカーが永年積み重ねたシャーシ&サスペンション特性が使えなくなった。理由はシャーシ/ボディの硬度と衝突緩衝が新しい安全基準に合致しないから。ベンツW124Eクラスは最後の完全なるベンツ思想シャーシで次モデルのW210Eクラスは世界基準シャーシと言う感じ。「旧モデルW124の方が良かった」、、世間一般のご意見通り、自分もそー思います。W210は買ってきた(某サプライヤーのミッション&サスペンション付きプラットフォームパッケージ)新基準衝突安全プラットフォームにどうやって100年以上積み重ねたベンツの味を載せるかを模索しながらの仕立て。多分、凄い苦戦したんだと思います。一方のBMWは5シリーズE34から次モデルのE39への移行は正常進化だったような気がする。BMWも買ってきたプラットフォームだと思うけど、BMW思想との相性が良かったのかもしれませんね。こんな感じの買ってきたプラットフォームでクルマを造る創成期から早や30年。今では仕立ての技術も確立され”よりベンツらしいベンツ”になっている?、、そんな事考えられなくなるほどの快適性と運動性が答えなんでしょうね。30年以上前、品川インターシティ某会議室にて、電通さんが考えた広告のキャッチコピーがお披露目されました。その作品が>「世界はSACHS(ザックス)になっている」<今はZFですが確かにです。 日々精進