ドイツIRPジャーマニーのマルセルさんから教えて頂いたIRPシフターのレースサプライ”DMV318TI-CUP”。BMWのE36-318tiのワンメイクレースで、IRPシフター全車レギュレーション装着(ボンネット左右にブランドロゴ貼付)。日本ではほとんど見かける事がなくなったtiですがドイツでは未だ現役のようです。下のレースプロモーションムービーで高負荷対応IRPシフターの操作風景がご覧頂けます。装備されるシフターは、リバースボタン式のV3じゃなく、V2のレバー式ですが取り付け&ベースフレームはV3と同等です。あ!あとF1サーキット-ホッケンヘイムのSACHS(ザックス)カーブのバナーにも注目して下さい。 日々精進
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IRPスポーツシフター
超々ジュラルミンのインゴットからフルNC切削成形されたIRPスポーツシフター。各部のアールの取り方はどーみてもNATO規格でその趣味の方々にも映える逸品。リトアニアの工場の住所をGoogle Mapで見た事があるのですが、そこには錆びれたガレージしかありませんでした、、謎の雰囲気も製品に似あっている気がします。さて、上画像が86&BRZ用IRPスポーツシフター。ベースプレートを外した画像です。ご覧の通り、シフトのノブとシャフトが一体成型で、握りのノブ部にちょっと細工をしたいなーと。プロジェクトポルシェ908/4の最新マシンに装備されたバルサ材シフトノブが凄く素敵に見えて、、
で、IRPシフターのノブ部に3mm厚のバルサ材カバーを付けたら更に格好いいんじゃないか?と思いまして、駒中時代の同級生で、木材のスペシャリスト”木こりの越川”改め”河口湖のシュテファンベロフ(愛車はポルシェじゃなくIRPシフター装備のBMW36M3/3.2)”に電話したところ「無理じゃね?」でお終い。木材の3次曲面化は不可能&3mmでは強度出ません&サンドイッチ接合に無理がある。そーなのかな?とプロセスを絵にしてみました。右バルサ材を裁断集積(柄を出す為と応力分散)木工ボンドで圧着>切削>シフターに合体!、、アレ?製品を見ながらIRPシフターの造型をトレースしてカタチを再確認しましたところ、シフトカバーなんていらないや。と一瞬で構想中止。絶妙なラインを保つ、そのままが一番格好良かった。
ひんやり冷たいジュラルミンシフターの持ち方例。主に前方向1速3速5速の握り見本(笑)
同じく握り見本。主に後ろ方向2速4速6速にいいかもです。
ボタンがあれば、押したくなるのが人間心理。
押すと、、トップレフト(最左最上)つまりリバースポジションまで動くようになります。押さない限りリバースには入りません。
リトアニアのデザイナーが紡ぎ刺した39mm径ノブ部を持つIRPスポーツシフター。シフトの入り具合は改善されませんし、装着する事でクルマが速くなる事もありません。やっとの動作でMTを運転している方には絶対使って欲しくない製品ですが、ご飯を食べるお箸を動かす時のように、普通にMTを操作出来る方には更に変速が気持ち良く、楽しくなるパーツですので静かにオススメしたい逸品。希少なマニュアルトランスミッションを更に楽しく! 日々精進
命のビザ80周年
毎回文春を買って読んでまして、スクープネタは後回しにしつつ、先ずは飯島参与(現内閣官房参与)の”激辛コラム”を熟読。テレビのニュースでは悪い話しか出ない政治家にあって、日本を支える国士、代議士、舞台裏を支える官僚各位の奮闘ぶりを熟読。特に現外務方面のロジスティクス先鋭部隊が凄く優秀らしく、頼もしい限り。で、今年は「杉原千畝-命のビザ」80周年記念らしく、福山通運社長(在福山リトアニア共和国名誉領事)を中心に各企業幹部が集合。飯島参与も参加してリトアニア訪問と。IRPスポーツシフターの製造国リトアニアと日本の友好関係が永遠でありますように。
さて、こちらはメイドインリトアニア製のIRPスポーツシフターに装備されたサイドリンケージ。ただL型にNCで抜けば構造上問題ないのですが、ご丁寧なリブ(肉抜き)構造ですよお客さんっ!美しい、、。で、この製品で一番びっくりしたのがベースプレート(超々ジュラルミン12mm厚)とシフトモジュールを繋ぐ左右のサイドフレームの厚み、、片側7mmあります。つまり高い剛性感が得られる製品。超々ジュラルミン7mm厚板を3回(カ所)曲げて成型。プレス技術は全く??ですが、いわゆるFCF製法(塑性流動を促進する鍛造板金製法-高精度成型が可能)の一種なのでしょうか?プレス技術に詳しい方に是非とも教えて頂きたい今日この頃。 日々精進
超々ジュラの感触
メイドインリトアニアのIRPスポーツシフター!1号機から2号機に移植し、使い続けている自分のお気に入りです。唯一の製品性能は”気持ち良い変速”。それと室内の景色が変わる事。誰にもオススメする製品ではなく、趣味に共感して頂ける方への製品と考えています。私達世代では当たり前だったマニュアル操作(クラッチペダルを踏む>変速>ペダル離す)が、今は全然当たり前じゃないですもんね。時代が変わったと言えばそれまでですが、今もマニュアルトランスミッションを楽しめる86に感謝しつつ、NATOの心臓部(リトアニア)で製作された超々ジュラルミンシフターの兵器を操るような感触(冷っと&スコスコ作動)を持ってドライブ、、、静かな暗い趣味感は大人の醍醐味です。因みに86&BRZ用IRPスポーツシフターは税別定価¥8万弱。留之助ブラスター/ブレードランナー2049完成品とほぼ同額。趣味を手に入れる対価感覚は「ちょっと高いけど何とかしなくちゃ!」の範囲内だと思います(個人的感想)。 月末進行で日々精進
FROM LITHUANIA
某日の入荷検品作業風景。フロムリトアニアの逸品、IRPスポーツシフターのファクトリーバックオーダー分が入荷、、今回は長かった。販売保証書と通し番号のスタンプを押し検品完了サインを書いて再度梱包。
箱にブランドロゴがプリントされてました。
見えますかね?SHIMANO-SISケーブル!BMW、86&BRZ用等のリバースロックリリースボタンを装備するシフターケーブルが、何と世界のシマノですよ!インナーワイヤーの網目とアウターケーブルの線間設計により、作動が超スムース、、でしたっけ?で、「あ!シマノワイヤーですね!」と気が付いたのは私じゃなく、GRガレージ豊田元町店(いつもありがとうございます)にご来店下さった自転車趣味の方でした。クルマの趣味より高いフリクション要求がある自転車方面の方にも一目置かれるパーツ構成がIRPスポーツシフター。
某車用FFベース4WD用IRPシフター、、見たかったので買いました。で、雰囲気を見たくてUPに置いただけです、、、ヤリスGRがVWやルノーのようにワイヤー引き(2本のワイヤーで変速伝達)じゃなく、ホンダや三菱のように2リンケージであればシフター装着後も現状復帰出来そうなのでモロモロ準備。 日々精進
86&BRZ用IRPシフター
長期欠品だった86&BRZ用IRP(アイアールピー)スポーツシフターが入荷致しましたのでご案内。上画像、GRガレージ長野店さんデモカー後期漆黒86にもドライヴィジョンECUと共にIRPスポーツシフターを装着して頂いております。で、試乗車両でもありますので、多くのご試乗車の方はバックギアに戸惑っている様子、、汗。
純正シフターに装備されたプルアップリリースがIRPスポーツシフターにはありません。6速Hパターン&トップレフトリバースマークがレーザー刻印された”ボタンを押す”事によりバックギアにスコっと入る仕組みになっております。左手親指でも中指でもポチっと押せます。見た目は限りなくシンプルに、確実なリバース機能と誤作動がないよう設計されたリトアニアの逸品!マニュアルトランスミッションを更に気持ち良く楽しむツールとしてオススメです。製品詳細は下記リンク↓ご参照願います。 日々精進
IRPスポーツシフター換装
弊社取り扱いリトアニアの逸品、IRPスポーツシフター。1号機に搭載していたモノをそのまま2号機に換装しました。シフターの可動部には樹脂成型パーツなど軟性材を使ってませんので消耗する事なくこのまま使い続けられそうです。超々ジュラルミンのフルマシニング成型(NC切削)+ハードアノダイズ表面硬化処理されたシャフト&ノブのモノブロック構造シフターはご覧の通り”いい景色(個人的感想)”。NATOの心臓部、リトアニアで生産される金属加工製品の多くは北大西洋条約機構向けであり、その技術副産物の一つがIRPスポーツシフター。その質感、握った時の冷たさはハンドガンのソレに近い気がします。
2号機ことD型86-TRD14RにIRPシフターを装着しますとこんな感じ。ステアコラムは一番伸ばした状態。この状態でステアリングとノブ部が同じリーチになります。レーサー風、、とか書くと「いつの時代だよ、、現行レーサーでフロアシフトってなくね?」みたいなご意見はごもっともでありまして、代表的な年代車種でポルシェカレラカップ997カップカーの2期目までがフロアシフト(シーケンシャル)だったと思います。それ以降は現レーシングカー主流のパドル変速。そー考えると商用車の”コラムシフト”構造が凄い先進性だったんだと、、。フロアシフトを操り(クラッチペダルを踏んで)変速する事、当たり前だった操作が今では”限られたクルマだけに許される所作”になりました。そんな時代だからこそ、IRPスポーツシフターでMTフロアシフトに更なる”気持ちのいい変速-官能性能”を追加してみませんか?
人が触ると(笑)こんなポジションです。モータージャーナリスト「にゃんちゅう先生」に感謝。いつもありがとうございます!
換装作業は毎度お馴染みGRガレージさいたま中央店さんにお願いしました。トランスミッションの後部から伸びるシフトリンケージをIRPシフターの可動部と接合する作業風景。この作業はZF&ゲトラグを搭載するBMW用とほぼ同じ。リンケージがスムースに動く事が、そのまま変速性能につながりますので大事な作業です。
車体裏のリンケージ結合が完成したら表側(室内)作業で主に微調整です。IRPスポーツシフターは前後ストロークは非調整式、左右のストロークのみ個体差に併せて調整が可能です。N>1,2>3,4>5の変速をメインに各ポジションをチェックして完了。毎回丁寧な作業に感謝!いつもありがとうございます。因みにGRガレージさいたま中央店さんでは常時IRPシフターをストックして頂いております。装着実績日本1の恩恵は、丁寧な作業と、慣れている分リーズナブルな作業工賃!詳細はGRガレージさいたま中央店さんにお問い合わせしてみて下さい。 日々精進
明日、明後日はGRガレージネッツ群馬ジースパイス店
明日からの2日間(土曜&日曜)、GRガレージネッツ群馬ジースパイス店のイベントに参加させて頂きます。諸事情によりザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットの同乗体感走行はございませんが、弊社取り扱い各パーツを持ち込み展示&説明&商談(イベント特別価格もあるかもです)させて頂きますっ!税別定価¥25,000-で装着すればドイツ車並みの剛性感を体感できるCPMロワレインフォースメントや、ハイスパークイグニッションコイルは即納可能です。下記リンクは弊社セレクトの86パーツページです。「これ欲しい!」又は「ナニコレ?」って製品が御座いましたら是非GRガレージネッツ群馬ジースパイス店へ!坂東橋のたもとでお待ちしております! 日々精進
DRIVISION ECU 取材
某日、ドライビジョンECUメディア取材立ち合いの為、高崎の某山へ、、来てみたのでありますが、誰も居ませんでした。、、それもそのはず場所が違ってまして某山公園でした。反省しながら目的地へ移動。
到着したら既にほぼ終了。ドライビジョンECUプログラムをインストールした赤いレヴォーグの置き撮影風景。上画像の美人なお嬢さんがモータージャーナリスト”にゃんちゅうー”先生。ドライビジョンECU今市社長へのインタビューとレヴォーグのインプレッションを担当。にゃんちゅうー先生&カメラマンさんこの度はありがとうございました!取材詳細は次号のSUBARU-Style(三栄書房)に掲載予定です。是非本をお買い求め頂きジックリご覧になって頂ければ幸いです。また、弊社ヴェルナー&ドライビジョンECUによる施工会ですが、目下、長野県佐久”GRガレージ長野店”でのスケジュールを調整しております。スバルレヴォーグ(1.6&2.0)、WRX(STI&S4)、もちろんBRZ&86と。浸水被害にも配慮して今出来る事、復興支援特別割引も検討しております。詳細は近々にご案内申し上げますので、方面の皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。
で、ちゃっかり弊社取り扱い製品もアピール。超々ジュラのモノブロック成型されたシフターの硬質感とカチカチ決まる気持ち良さをジャーナリストにゃんちゅうー先生にも体感して頂き「これ素敵!マニュアルトランスミッションの楽しさを更に加速させられるパーツに感じますね」とお褒め頂き嬉しかった、、、即、にゃんちゅうー先生のファンになった事は言うまでもありません。 日々精進
メイドインリトアニア
NATOの本拠地リトアニアで製作される”兵器の匂いのするパーツ、IRPスポーツシフター”。超々ジュラルミン鋼材をフルマシニングにて切削成形した後、ハードブラックアノダイズの表面硬化処理を施したシフトモジュール(上画像)は見るからにNATO基準9mm弾丸を使用するハンドガンの雰囲気があります。トヨタ86やスバルBRZと違い、BMWのM/T車は希少化が進んでおりますが、そんな時代だからこそ、変速を更に気持ち良く!と言う思いで製品をご提案しております。下ムービーはIRPシフターが搭載されたE36M3-3.0。ノルドシュライフェの高負荷でもカチカチと確実にシフトを刻んでおります。ご覧頂ければ解ると思いますが手練れのドライバー、、所作が丁寧で上手いです。こうありたいな。と思う今日この頃。
で、あっと言う間にウルカンを抜き去る、、。36M3/3.0ってこんなに速いんでしたっけ?とも思います。
36M3/3.0のダッシュボードに貼られたステッカーの正体がこちら。ウルトラライトウエイトリチウムバッテリー”リチウマックス”。36M3&46M3、そしてトヨタ86&スバルBRZクラスの容量で1.8kg!開発製造が弊社の取引先であるIRPシフターの代理店、マルセルさんの会社で前々から気になっております。ノーベル賞を受賞された旭化成の吉野さんがリチウムバッテリーの原点と言う事も知り、そろそろ86でテストしなくちゃ!と考えております。 日々精進