「DIARY」カテゴリーアーカイブ

ALLE VW FESTA 08年夏!に参加。

250-1

サイドミラーに黄色い目印を!を、合言葉に長野女神湖の辺、蓼科高原牧場にたくさんのVWが大集合しました。第1回”ALLE VW FESTA”(08Summer)は大成功でしたね。ご来場者でSACHS(ザックス)ダンパーを装着頂いているGTIオーナーさん全員にお会いしたかったのですが(クルマは全て拝見させて頂きました。SACHSのGTIオーナーの皆さん、本当にありがとう)都合により断念。唯一、RS-1装着GTIオーナーである伊藤氏(本牧戦線SachsBlogレギュラー読者)のGTIに同乗させて頂き、後部座席チェック&撮影に成功!伊藤さんありがとう。ドライブ中頂いたコメントは全てこのBLOGにて掲載させて頂きますね。
さて、ALLE VW FESTA!(日本のヴェルターゼ?)この分で行くと”夏のVWフェス”として定着しそうな勢い。(親子参加じゃない僕は¥400払ってゴーカート乗りました。あれ楽しい~っ!)来年も是非とも誘ってくださいませ。主催、関係者の皆さんご苦労様でした。

251-1

蓼科高原牧場に集まったVWゴルフGTIをパチリ!と、撮影。3台のGTIオーナーさんの共通点は「SACHS(ザックス)からSACHS(ザックス)」へ。GTI標準装備のSACHSダンパーから、SACHSパフォーマンスセット固定式(通称、赤シェル)へ、また減衰調整式RS-1へとサスペンションを換装、ご購入頂いたオーナーさんです。SACHSを選んで頂いて本当にありがと~!と、嬉しくて掲載しちゃいました。
さてさて、ゴルフ2時代からGTIだけにSACHSダンパーが標準装備されており(ゴルフ5はGTI&GTXに標準装着)昨今話題のSACHSダンパーによる”ハイスピードコントロール”なんて言葉が生まれるずっと以前よりGTIオーナーの皆さんはSACHSダンパーの優位性を肌で体感して頂いていると思います。まん中の写真、黒いGTIオーナーさんが選んだSACHSは、赤いシェルケースが目印のGTIにおけるサスペンションチューニング定番中の定番”パフォーマンスセット固定式”です。
「このアシを持って純正としてもおかしくない。ここから引く事も足す事も考えられないくらい高度にバランス化された絶妙セッティング」と松延秀夫氏(当時GooWORLD東海版編集長)に言わしめたパフォーマンスセット固定式!ゴルフ5GTIオーナーさんの中で「このまま(ノーマル)でもいいんだけど、もうチョット!」と言う方には是非ともパフォーマンスセット固定式をお勧め致します。「同じブランドのダンパーだからあんまり変わらないんでしょ!」と言われてしまえばソレマデですが、「換える必要のない部分は換えない方がいい」と言うのがSACHSパフォーマンスセットの考えで、せっかくのGTIですから、VW社への正規サプライヤーとしての実績&基礎セッティングをご和算にしてはもったいない。、、と言うのは僕の考えです。パフォーマンスセット固定式を装着した事によっての性能向上は各オーナーさんのスキルに比例すると思いますが、現在までのゴルフ5GTI用パフォーマンスセット固定式をご利用いただいたオーナーさん180人の皆さんがご満足頂いている事を考えると、パフォーマンスセットにおけるチューニングの方向性は間違っていないはずです。今回イベントで1~5/180のSACHSパフォーマンスセットオーナー(装着車両)に逢えた事に感謝しつつ、、RSー1に関しては、オーナーの伊藤さん(写真下のGTIオーナー)に次回じっくり語って頂きます。

252-1

蕎麦食いのWQ大佐曰く「蕎麦は美味いがつゆがだめだった、、、」そろそろ江戸っ子気質ってのを止めたらどうだろう、、、ドイツでは甘い桃入りシロップカレー(imp副編集長熊崎さんも好物)をしっかり食べてるじゃんね~、、、何て考えつつ長野在住のコジマさんの事を思い出した。VWのツインカム&5バルブ設計&開発の偉業を達成したゲアハルトエッティンガー博士と日本人で最後に会話したコジマさん、、来年の蓼科高原VWの日には長野市場の守衛を休んで、是非ともコジマコレクションの展示を希望します。それから、、一度本牧にエッティンガーもろもろ書類一式持ってきて下さい。
今回のALLE VW FESTAに来場されたクルマで、超個人的趣味での1番が”COX190Si”でした。ボディデカールも当時の面影ですが、時代を感じさせない永遠のチューンドゴルフ。多分この本牧戦線SachsBlogをご覧頂いているStudieの鈴木CEOと帆足TCOと志村さんも「おおお~っ!」って、思っているに違いありませんね~。

撮影協力 FESTAに参加したみんな。VilenDanke!Bisbald!

Porsche Carrera Cup 2008 第3戦レポート。サービストレーラー内に潜入!

222-1

本牧戦線SachsBlogのPorscheCarreraCupレポートも盛り上がって来たようです!毎回ご覧頂いているメンバーの皆さんありがとう!(GAORA/TVスタッフさんも引き続き宜しくお願いしますね)新規の読者さん(特にEURO圏)も引き続き宜しくお願いします。「CarreraCup」を「カレラカップ」と書かない結果が世界検索エンジンのHit率が高くなっているようで、先ず先ず作戦成功です!(今後は英語表記も検討しております、、うそです)兎に角っ、我が本牧戦線は日本のPorscheCarreaCupを世界に広める!そして本国SuperCup!UweAlzen(ウベアルッエン先生)を超える”日本人のCarreraMeisterを輩出する!”大いなる目論見(スケールだけはデカイんですけんど)を、SACHSはPorscheと共に!を合言葉に今後とも追いかけますから、関係各位の皆さん引き続き宜しくお願いします。
そして、と言うかついに、と言うか、、とうとう!!COXinc渦尻CEOっ、本牧戦線SachsBlogにご登場頂けました。Studie鈴木CEO曰く、「我が尊師の写真がっ!どうやって口説いたのぉ~?」何て言われましたが盗撮ではないので安心してくださいね。Studieの志村さんも安心してね、、(今こうして文章を書いている僕自身が安心じゃないんですけど、、)レポート続けます。CarreraCupトレーラーの内部撮影の許可を頂いた所に、たまたま渦尻CEO(画面左側、AdidasPorscheジャケット着用)がいらっしゃいました。(あはは)トレーラー内部はレースオペレーションの中枢、各種モニタ、会議室の奥には左右に作業台、事務局スタッフさんはタイムスケジュール通りの進行(日本のモータースポーツが1番優れている)と予選リザルトのチェック、管理に大忙しでした。そんな中、渦尻CEOと久々にお話しさせて頂き、岡山まで来た甲斐ありました!何せ僕らがSACHSを扱う直接のきっかけはCOXさんですし、僕が初めてSachsSportingSet※サスペンションセット現PerformanceSetを装着したクルマをドライブしたはCOXさんのE28(BMW)でした。もう20年も前ですよ!その時からSACHSは”乗り心地も性能”としてフラットライドを現在も推奨し続けています。SACHSの変わらないフラットライド!これは時代(市場)の要求なんかでは無く、”ブランドの持つ哲学”である事が、僕も今になってようやく解るようになりました。COX渦尻CEOと吉永さん(TCO)はSACHSの哲学をずっと前から知っていたんでしょうね。そんなかんなで、我々SACHSのキーマン、COX渦尻CEO、引き続きSACHSを宜しくお願いします!そして出来るだけ早い時期にVWR社製レースマシン「Scirocco GT24」の導入をリクエストしちゃいます!次回の会議までには具体的な”クルマコミュニケーションツール又は企画”親子レーサー(電動もしくは足こぎ)”のお話しを聞かせてください。シンジケーションは皆で考えましょう!!最後に、、お話しには出てきませんでしたが、、発電する(反復ストロークで充電する)ダンパー!何処まで出来上がっているのですか?次回に必ず教えてくださいね。

撮影協力 PorscheCarreraCupJapan.
       COXinc渦尻CEO.
       PorscheJapan Mr、CarreraCup.

神戸で会いましょう!

210-1

え~、、写真1番上の写真、Studie鈴木さん(ボンバイエ風>本人談)に神戸ファミリーエへの意気込み!と言う意味でコメントを頂きました。これです「いくぞウェスタンラリアットッ!(意味無しw)」。皆さん神戸で会いましょう!

撮影協力 神戸ファミリーエ2007参加の皆さん。

 

SIS2008レポート 番外編 VW、Audi用SRE”RS-1”のトップセーラーを接待。

206-1

香川県よりお越し頂きました高松のVW、Audiをメインとするドイツ車専門店”AUTOSTAD(アウトシュタット)”店主、岡林さん。”Deep@お江戸ツアー”と題し日ごろの感謝を込めて接待させて頂きました。前日の夕食は我々の元同僚、現EibachJapan野田君と江戸前寿司!と聞いていたので迷わず浅草ちんやをリザーブ致しました。負けてはいられませんからね~、、とか書かれたくないのはEJ野田君の方でしょう。(あはは)兎に角、この本牧戦線SachsBlogを毎日欠かさずEibachJapan代表、竹脇社長様と共にご覧になって頂いているようなので感謝致します。現役PROコンペティションブランドEibach!我々SACHSも新しいプロジェクトでお世話になるかもしれませんので、引き続き宜しくお願い致します。
話しは戻ります。SRE製1Way減衰調整式サスペンションセットRS-1、おかげさまでGOLF5Gtiオーナー様にジワジワ浸透してきております。で、現在の所RS-1スタート以来VW、Audi用サスペンションセットの販売台数No-1!SHOPが、岡林さん高松AUTOSTAD(アウトシュタット)さんです。すき焼きをつつきながら、また2次会の缶詰めオイルサーディンをぱくつきながらもクルマの話しとドイツイデオロギー話に没頭出来るのは”心底クルマ好き”な証拠でGtiは何で出来ているか(基礎構成部品とその供給先が持つVW社共有の技術力)をよくよく理解していらっしゃるからこそ、VW5GtiにはSRE/SACHS、RS-1を多くのGtiオーナー様にお勧め頂いているのだと思います。岡林さんっ、次回、お江戸にお越しの際には湯島睦所属の弊社川上(湯島睦なのに板橋区在住)が「一緒にお神輿かつぎましょう!」と言っておりますので検討しておいてくださいね。んで、10月19日、富士スピードウエイのVWフェスタ2008の当日、ジムカーナコースでの自転車レース!ダブルヘッダーでの参加お願い致します!

撮影協力 浅草ちんや(1次会)、新橋高架下安酒屋(2次会、店舗名不明)

SIS2008レポート ALPINA王子 On The Redcarpet!

204-1

勝手に命名しちゃいました。ご存知afimp編集部副編集長、熊崎圭輔さん。ALPINAドライバーだし、王子様風だからレッドカーペットが似合います!事実、渡航の多い熊崎さんUnitedAirline(スターアライアンスメンバー)のRedcarpetエグゼクティヴクラブメンバーに入会予定らしいので、あながち”ALPINA王子”のタイトルは伊達じゃありません!で、前回のログにて予告したRECARO+SRE(SACHS)+DREXLERを同時に手中に収めた”あの人”が熊崎さん。搭載されたクルマは勿論ALPINARoadStarS(BMW/Z4と基本骨格を共有)車両価格は搭載される超高精度パーツに反映され、、と言うか、ALPINAがALPINAである為には(必要精度、快適性を伴う動体パフォーマンスを保持する為に)RECARO+SRE(SACHS)+DREXLER+Michelinが必要不可欠である。と言う事なんです。何か宣伝みたいですね。さて、熊崎さん、僕が彼に万全の信頼を置く訳は”彼が知っているから”で、「何を?」と聞かれても難しいんですね。例えば>「南部14年式!」>冬季戦線モデルのトリガーガードが異型の方が格好いいですねぇ、、(汗)また、例えば>「ドイツ特別突撃編成部隊GSG9(ガーエスガーノイノ)」>SinnのGSG/UXEZM2B、シリコンオイルフロー、内圧コントロールモデルが欲しいんですぅ、、(冷や汗)まあそんな感じなので(全然解らないでしょ)このように(?)熊崎さんはクルマ、モータースポーツにおける金属加工製品の鋼材、製法、加工技術、精度、は何処のフィールドからの副産物であるか十分に理解している方だと思います。

追記※ALPINA王子、熊崎さんから緊急連絡が入りました。「RoadsterSは純正レザーシートにアルピナロゴ+ステッチとなっており、RECAROは入っておりません」との事です。僕はてっきりALPINA純正シートってRECARO社製だと思ってました。失礼!>と追記している矢先に思い出しました。彼のもう1台のマシン(秦野COX、渦尻社長直々にご指名、と言うか委ねられたんですよね、、あはは)にはしっかりRECAROが装備されておりました。ですので、3ブランド所有に変わりはありません。流石王子様!

撮影協力 交通タイムスafimp熊崎副編集長。

 

StudieStyle3 撮影好調! 深夜の森ビルにて。

200-1

レジェンドマシン1977年BMW E21/320RacingGr、5!をデジタルのLeicaM8で撮影する後ろ姿、、肩にチカラが入ってますね~。それほど真剣です。(ライカを構える後ろ姿は皆さんご存知のStudie鈴木CEO、カメラマンネームBobYasuaki、SachsBlogのSAF横浜支部長さんです)BMWの専門店が創るBMW専門誌”StudieStyle3”撮影好調っ!僕的には昨年のStudieStyle2同様に”走ってるクルマ”の素敵な写真がたくさん掲載されればいいなっ。って思っております。さて、このGr5の320、1977年ですからツーリングカーが最も白熱した時代のマシンですね。ダンパーは多分Bilsteinさんが装着されているんじゃないでしょうか?(当時のB社BMWワークス担当は、若かりし頃のオラフシュヴァイヤーさんです。現SRE-SACHS統括、現場TOP)SACHSだろうが、Bilsteinさんだろうがどっちでもいいっ!って思うくらい格好よかったですよ。同型のGr5は数年前、イギリス渡航した際に全開走行を見るチャンスに恵まれ、その「激しくよじるような旋回姿勢と爆音(ンバッバッバッツバババ!的)」は今でも記憶に残っております。現在のレーシングマシンにおけるスマートなボディデザインがコンピューター処理速度の恩恵であるように、このGr5の無骨なデコボコ感はエンジニアさん達の経験と情熱の賜物だと思います!文句ナシ格好いい!

1977 BMW320Racing/Gr5 RoyLichtenstein

撮影協力 六本木ヒルズ+BMWjapan+StudieStyle3

カメラマン柴田さん来社。皇帝ミヒャエルシューマッハのドライヴィング詳細を聞く。

198-1

ハシェット婦人画報社の松延さんと同じく、元ドイツ同盟軍(強行軍)メンバーのフリーランスカメラマン柴田さんと久々に打ち合わせ?させて頂きました。さて柴田さん、ドイツを主としたユーロ圏年間渡航回数30以上!こうなるとマイル消化の為だけに飛んで、またマイル、、ご苦労様です!最近はクルマ媒体の体力低下に伴い出国回数も減ってきているのでしょうが、柴田さんが「何が何でも年に数回は必ず行く場所」で何が起こっているのか?を教えて頂きました。スペインのヴァレンシアサーキット、(正式名称は恐ろしく長いCircuitDeLaComunitatValencianaRicardoTormoシルクイートデラコムニタートバレンシアーナリカルドトルモだそうです)季節はF1開幕直前、全開走行のテストをじっくり観る事ができる絶好のロケーションなんですって、しかも1日の観戦料はたった3Euro也。ここで柴田さんがじっくりレンズ越しに見つめ続けたのは、更に凄みを増した引退選手シューマッハで「見ている限り誰よりも(ライコネンより)安定して速い!そして旋回速度と車体の動きが他のドライバーと全く違う」だそうです。定位置、同条件(シャッタースピード等)撮影をしていて現役ライコネンのコーナー撮影>モニタチェックOK。シューマッハのコーナー撮影>ノーズに異常なブレ&必ずインリフト!!柴田さん曰く「シューマッハは異様にカーブ時間が短い>コーナーアプローチというか回転に近いかもね、、マッサが意識して真似しているようだけど必ずスピンしてましたよ」と。まあ詳しい方は「そうさ、それが皇帝シューマッハの走りさ、、」と、ご納得頂けると思いますが、僕はただ”へ~、、、”って感じで全く実感が湧きません。フェラーリにはSRE-SACHSダンパーが装着されてますし百聞は一見に、、これは来年ヴァレンシアかな?なんて考えてます。KEOさん一緒に行きますか?
写真は柴田さんのNikonです。スペースシャトル以降、全てのミッションでNikonが使われ、いわばAstronatsu御用達ブランドですね。

撮影協力 BELL柴田さん

昨日の本牧BASE、ドイツZF-SACHSのコンテナ荷捌き!

197-1

本牧戦線SACHSBlogもとうとう荷捌きBlogと化しました。と言いますか、これが僕らの本業ですからしかたありません。ドイツZFTradingGmbH(旧SACHS Handel社)からの荷物(製品)はこのよう40ft(フィート)コンテナで僕らの本牧BASEに到着します。子供の頃に見た教育番組”はたらくおじさん”を思い出した方々もいらっしゃるかもしれませんね。多くのパーツインポーター(現地法人含)さんは物流をアウトソーシング化してスマートな(汗をかかない)ビジネスを展開されているようですが、僕らは違います!ご覧の通り、すったもんだの発注>納期管理>到着準備(出番待)>荷下ろし>荷捌き>梱包>発送>また管理。を全て社内ロジスティクスで進行しております。スマートじゃあないのは十分解っているのですが、やはり自分達が汗を流す事で少しでもSACHS販売店様、そしてご購入頂いたオーナー様にコスト還元したい一心で”はたらくおじさん”しております。因みにZFTradingGmbHの母屋はSACHS総本山シュヴァインフルトロジスティクスタワーと直結されていて、ほぼオートメーション化されております。(1日に40ftコンテナ60本以上発送可能)
写真の倉庫に山積みされた茶色いダンボール箱にSACHS製品が”ごそっと”詰め込まれておりまして、このダンボール箱こそが”ソープ研”の時期マシンのボディに転用されます。またダンボールに敷かれた木製パレット!これが厄介なんですね、ドイツからの出荷はOK。でもドイツに送り返す事(リサイクル)は法的に禁止されているようです。そんなかんなで本牧BASEでは超高層キャンプファイヤ又は大型イカダでも作ってみよか?なんて考えています。勿論製作は本牧の”のっぽさん&ごん太君”で。

撮影協力 横浜共立倉庫 本牧BASE/Sec6.

バウハウスって、何??

196-1

休日の某日、「バウハウスって、何??」の看板に吸い寄せられるように美術館に入りました。入れば全て解ると思ったんです、バウハウスの全てが。本牧戦線SACHSブログとBAUHAUS(バウハウス)の関係は、、ナチス以前の近代ドイツ工業製品のロジックを紐解く上で、避けては通れない気がするからです。因みに本牧戦線SACHSブログのレギュラー、と言うかドイツ方面の”ご意見番WQ大佐(元NATO専属軍事ジャーナリスト)”曰く、「BAUHAUS?どん底の暗さの表現だろ、意味ないね、そんなのシカトしろよ」と、言ってました。実際に展示会(上野の芸術大学美術館、撮影禁止)を観た僕の感想も半分はシカトで事実、ふむ!と納得出来たのは半分以下。バウハウスの芸術部門(デッサン、オブジェ、変な踊り、実験音楽方面)は全く僕らには関係ありませんでしたが、量産を踏まえた工業デザインと広告(タイポグラフィー)には感銘を受けました。写真が撮れなかったので手持ちの手帳に数ページ書き留めたくらいです。中には見慣れたデザインの基礎(ここでは法則なんでしか?)が数点ありまして、旧BMWエンブレムやニュルブルグ城(ノルドシュライフェのヒトラー城)マークの書き方指導書のようなモノから、Messerschmittの機体デカール、Porsche、Audiの様々なサインと、近代ドイツ工業デザインの基礎は確かにBAUHAUSから派生したようです。(僕の気のせいかもしれないけどね)因みにBAUHAUS造型芸術学校が活動を開始したのは1919年のドイツヴァイマール。奇しくもヴァイマール共和国と言う負の遺産を背負う為だけに誕生した国が発足したのも1919年、以降拠点をヴァイマールから、デッサウ、ベルリンと移しナチスによって閉校に追い込まれた。と書いてあります。WQ大佐が言う「どん底の暗さ」が僕には心地よく、その暗さは年代を経て「鋭く、冷たい、疾走する速度感」をデザインとして具体化する中枢に今も存在しているように感じました。(これも僕の気のせいかもしれないけどね)

撮影協力 BAUHAUSexperience,dessau 東京芸術大学大学美術館 

Sachs Franken Classic Rally 08 もうすぐスタートです。

194-1

日本とドイツの時差は約8時間(前に戻ります)。日本時間の今日午後4時05分から、ドイツSACHSの総本山シュバインフルト市外地を中心とした公道ラリーSachs Franken Classic Rally(ザックスフランケンクラシックラリー)が開催されます。3日間で約480kmのルートを往年の名車が初夏のドイツ、フランケン地方を駆け抜けるんですね。で、ラリーは分刻みのルートでZF-SACHS本社工場やFUCHSファクトリー等に設けられたチェックポイントを通過。朝の8時から夜の8時までがっちりスケジュール(チェックルートと特設ステージ)が組み込まれ、無事にDayステージが終了すると同時にSACHS社お得意の”フランコンニャンアーベント(フランケン地方特産、フランコニャンワインの夕べ)が朝方まで続くそうです。以前僕とドイツSACHS強行軍ツアーに行かれたメンバーの皆さんは”フランコニャン”と聞いただけで「カンベンしてよ、、」な思い出でしょうが、ラリーエントラーさんは、その「カンベンしてよ、、」が3日間続くんですよ。しかも連日12時間本気ドライブの後で。まあこれは僕ら農耕民族と狩猟民族との基礎体力差でしょうから、ドイツ人エントラーの方々は楽しんでいらっしゃるようで問題ナシです。さて、1番上の写真に注目してください。メルセデスW113SLが駆け抜ている手前に豚のオブジェが見えます。この豚、SACHSの本社工場がある街”Schweinfurt(シュバイン=豚+フルト=浅瀬)”と地名の語源になっております。と、よくよく聞かされているのですが豚が渡った浅瀬って?元は湿地帯っていう事なんでしょうか?ドイツ工業製品の理解度はそこそこあるツモリなのですが、ドイツ人の思考表現は未だによく解らんです。

Photo Int,SachsFrankenClassic.