モロモロバタバタと水面下で進行しております!ドイツ渡航、ザックス2部門(販売会社、レースエンジニアリング)の会議において期待して頂けるトピックが数点あります!暫しお待ち下さい。また、昨日の石川県のVW専門店”SPORT(シュポルト)”さんイベントにお集まり下さった沢山のオーナーさんにありがとう!関係者の皆さんご苦労様でした。主催のシュポルト店主、東社長さまにも感謝!帰りの飛行機がダブルブッキングで乗れませんでした、、、と言うのはネタ的に面白そうだったのですが、ドイツ~千歳空港6時間機内缶詰(エコノミー)の直後だったのでオトナの決断を下し無事帰宅しました。野田君に「乗れない方がショウジさんらしいじゃないすか?」と、誘惑されましたが後が支えておりますので、先ずは前へ!!モロモロ思った通りに進んで自分でもびっくりでーす!
「DIARY」カテゴリーアーカイブ
ポルシェカレラカップジャパン2011!いよいよ大詰めです。
今日、明日と富士スピードウエイにてポルシェカレラカップジャパン2011、第10&11戦が開催中です。(詳細は左バナー”CARRERACUPJAPAN”をご参照下さい)ショウジも向かう予定でしたがモロモロの仕事があり断念。その代わりSAF(フォトリレーションメンバー)の宇留野君(プロ)と、hinaちゃん(女子カメラ部のエース)を現地に送り込みましたので数日後には素敵な写真をお届け出来ると思います。カレラカップジャパン関係各位、並びGT戦の皆さんがんばってくださいー。
さてさて、今シーズンもSACHSダンパー装着率100%のカレラカップ!近々撮り貯めた画像と詳細情報の掲載を考えております。カレラカップファンの皆さんは必見デス、、、と、急ぎ気味の訳は皆さんもご存知の通り新型の911/991が来週のIAA(フランクフルト)で正式デビューしまして、まさか?と思うのですが同じ場所でカップカー(991Cup)が並べられるのではないか?ここでなくても11月のPMW(ケルン)でお披露目されると思っています(予想)。新型が出る前に出し切らないと!そんな意気込みで進行いたしますっ!
私的”旋回思考2011秋”
星新一、85周年。
googleのページに見覚えのある”鳥”を発見しました。あれ?これ何だっけ?、、、暫く考えて思い出しました。気鋭のSF作家、星新一先生のマスコット”ほしづる”がその正体。そして今日が星新一誕生85周年だったようです。星新一先生と、マニアの振動制御blog(Sachsblog)の関係性は、、全くありません。強いて言えば僕の実家から星製薬創業跡地(現造幣局)と、向かいの旧星邸まで徒歩6分、、、って事くらいでしょうか?勿論僕は星新一先生のファンで、今でも読んでいます。簡潔な文章と明確な構成、全て計算し尽され不要な部分をそぎ落とした、、違いますね、、必用なものを凝縮した言わば”鍛造文章”って感じがココでの表現に似合いますね。SF小説だってモノ創りですから僕にとっては尊敬するプロダクターの一人です。PWシンガーの本(ルンバの技術母体本)を読み返すと、星先生が相当凄い事が解ると思います。ボッコちゃんの惨劇が明日起こっても不思議ではありません。
画像は最相葉月著、星新一です。星製薬御曹司時代、日本陸軍、蒋介石、ゴールデントライアングル、政治政略もろもろ興味深い真実が詰まった一冊です。
■最相葉月「星新一、1001話をつくった人」ISBN987-4-10-459802-1
インスピレーションの源(COSMIC-MOTORS)。
8月、、皆さん無事に終わりましたでしょうか?afimp熊崎編集長さんも何とか乗り切りましたかぁー?景気がこんなに悪くなっても”ニッパチ(2月8月)”って、あるんですね。最近、、落ち込んだやる気と闘志とインスピレイションを補充する為にコレをビール飲みながら眺めています。気鋭のグラフィックデザイナー”DANIEL SIMON”氏のイラストレイション!これが今の僕の心の拠所です。
ああ、、凄いな、こんなの自分も描いてみたい。もう安い高い売れない買ってもらえない、、そんなの全部忘れちゃう(絶対忘れないんですけどね)感じです。思えば、クルマが好きで絵が少し描けて、、ちゃんと勉強してコッチに進めばよかったなー。何て後悔をしないで済むのは彼Mr、Danielさんが居るからで、彼の作品の凄さがココに留まる(今の仕事を頑張る)パワーになっていると思います。ありがとう!Mr、Danielさん。因みに今秋公開の映画、クラフトマンの園部隊長も大注目”Captain America”は前回の”TRON LEGACY”同様、登場するマシンのデザイン&設定は全て彼の作品です。
某日、トランクの天日干し。
「SACHSは、ZFグループが保持する一つのブランドです。」を、合言葉にここ数年キャンペーンを推進しているZFグループ総本山(フリードリッヒヒスハーフェン)。世界初の9速ミッションのリリースを控え、各自動車メーカーの開発主導権をも握る巨大パーツサプライヤーの一方で、エアバスA380等の旅客機!!の開発まで請け負う素晴らしい企業がZFの正体(企業活動の一端)なのですが、僕らには全く関係ありません(興味はありますが、、)。我々はあくまでもSACHS(ザックス)のブランドと、シュヴァインフルトのエンジニアさん達が創りだした製品(2輪&4輪用ダンパーと、クラッチシステム)に用があり、それが仕事として取組んでおります。昨今、「新製品が出ましたー。いくらですー。」で、高価で趣味な精密振動制御部品が売れる(買って頂ける)訳がありません。明確な開発目的、その製品に関する付帯技術(レースorOEM)や背景、また製品開発の経緯が製品価値以上の価値、、つまりそれが所有する喜びでありプライドだと思います。「SACHS製品を使って頂いているユーザーさんには出来るだけ正確な情報を伝えたいので宜しく!」2年前にシュヴァインフルト(SACHS)に訪問した際の約束は時と共に薄れて、、ZF組織再編成のバタバタは解るのですが”約束は約束です。”薄れた情報網をもう一度結束する為、そして次期製品情報と開発要望を持って近々行くことにしました。アポイント済みですので皆さん期待していてくださいねー。BMWの2012DTM、エイトルフ工場のFT86、ポルシェ2012/991Cupカー、、その開発に派生する新製品がご用意出切るかもデス。
ZF搭載、幻のマシン(童夢)。
パシフィコ横浜で撮影した画像を整理していたら、、意外なマシンにZFロゴを発見しました。
見えますでしょうか?童夢、、ZFミッション搭載でした。
備えよ!常に!2011夏終盤。
本牧戦線SachsBlogは新たな装備を導入しました。その名もノクトン!F値0.95の優れモノ、、、勿論自腹購入です。写した画像がいいから、その製品が売れる、、そんな時代は過ぎたようです。今は”如何に見せないか?”に掛かっているように思います(半分冗談)。その見せない(見えない)加減の制御にノクトンを導入しました。これでボケボケ画像を大量生産して次のステップに進みますよー。で、レンズの購入動機の一つに、自分が撮影した画像に飽きないよーに!と、もう一つ!BMW専門店Studieさんが主催するフォトコンテストにおいて見事&微妙な17位の入賞を果たしたから、、って事もあります。
BMW E90/92M3,RS-1(017)
Dandytum und wahr, alle Hoffnung für die Zukunft und Interessen, sondern intensiv in die Vergangenheit, aber denken kann.
訳※真のダンディズムとは、明日への希望や興味の一切を捨て、ただひたすら過去へ想いを馳せることだ。(門橋ヨシユキさん談)先日の大阪往復ツアー(impさんイベント参加)時に体感したM3&RS-1について、門橋さんの言葉で感じたままを書き綴って頂きました。それがいいのか?悪いのか?そんな”次元を超越する門橋ヨシユキ流インプレッション”に貴方もしびれてみませんか?(製品性能表現の一環として僕はアリだと思います)■ロケ地 大阪/梅田付近(SAFショウジ撮影)
しかしながらめまぐるしく変化する現代の社会情勢の中では、過去への執着は決してダンディズムの極致とは言い切れまい。なぜなら希望とは絶望への第一歩なのだから・・・。そこでRS-1なのである。通り過ぎた過去を瞬時に収束する能力。そしてそれは夢や希望といったものではなく、視界を安定させ更なる障害への対応を迫られるリアリズム。決して荒々しさを見せ付けることなく、淡々と困難な時代のセンターラインを見極める潜在能力。おそらく現代のダンディズムとは微笑みとともにあるのではと思わせるRS-1。まさに新たなダンディズム、ここに極まれり・・・。(門橋ヨシユキさん本文ママ掲載)■ロケ地 東名高速/静岡付近(HANS内田撮影)
『いいバイクはバックシャンじゃなければならない。なぜなら他人には後姿しか見せないのだから』とは、横浜ケンタウロスの大将の名言であるが、これはクルマにも当てはまる。『いい足のクルマはバックシャンじゃなければならない。特に一般道では。』荒れた路面の高速道路を安定して駆け抜けて行けば私の前にはただひたすら道が続いており、捨ててきたオンナたちの怨嗟のすすり泣きに似たタイヤノイズがこれでもかと古傷にしみてくる。でも、これでいいんだ、、。西へ向かうハイウェイはダンディを気取る滑稽さと、ハイスピード巡航をしているとは思えない安心に満ちていた。もう少しがむしゃらでいいんじゃないかとRS-1が私にささやいた。(門橋ヨシユキさん本文ママ掲載)■ロケ地 東京/港区高輪泉岳寺赤穂浪士縁(SAFショウジ撮影)
いかがでしたでしょうか?門橋ヨシユキの世界から見たRS-1M3!僕は門橋さんの書いた文章から”ダンディズムと趣味の振動制御における共通点”を何となく見出した気がします。人間の操作と機械の反応、その機械制御と応力力学。このドライブ循環と行為の根本がダンディであり、マシン(クルマ)という小さな世界へ固執する自己完結型の流儀。誰のためでもない、自分の為のマシン、、、。貴方の選ぶフットワーク、それはダンディと言えますか?SREのRS-1は真のダンディが黙って選ぶ逸品です。■ロケ地 伊勢湾岸/某所(HANS内田撮影)
ゴルフ6ヴァリアント1.4Tノーマルデータ取得。
ゴルフのデモカー(試乗車)を導入するのはこれが2回目です。初回は10年前、ゴルフ4Gti(M/T、ワイヤースロットル、懐かしー)!やっている事に変りはありませんがクルマの基本性能と、僕らの製品における性能差は非常に接近しております(BMWなんか如実です)。製品の持つ性能を感覚的に言葉で表現すると同時に”じゃあどれだけ違うのか?or違わないのか?”製品と純正データを対比して近々ご案内いたします。同時進行のR56+RS-1デモカーでもデータ公開を致しております。意外に僕ら真面目に取組んでいるんですよ。販売力は最下位かもしれないけど志は高く!計測結果は思った通り、ハイレベルな路面追従性能。スカイフック(現乗り心地論)効果を狙う”あえて減衰を抜く”レートの谷間も深くありませんでした。スポーティカーのようなグラフ、、車格的にはBMWE90Mスポーツくらいの高い数値が出ましたが乗り心地もしなやか(ドイツ車に乗りなれている人の感覚で)。恐るべしゴルフ6ヴァリアント1.4T!ノーマル車両のバランスは絶品です、、、と、書いている僕自身も思いますが「お前なんかに語られたくはないよ!」と、VW開発陣営は思っているハズです。”ドイツ製品におけるベーシックの意味は最善の最適化”である事は十分理解していましたが、これだけ快適だと”コレでいいんじゃないの?”って事に成りかねないのですが”ダンパー(ショックアブソーバー)と関連ゴムマウントパーツは消耗品です!”VWである絶対性能をスポイルすることなく、フットワークのリフレッシュメント&ファインチューニングにザックスパフォーマンスPLUS!こんなアプローチで進行します。ゴルフ6ヴァリアント1.4T純正フットワークデータはパフォーマンスプラス装着後のデータと同時比較で近々公開致します。因みに純正装着されていたダンパー銘柄もSACHS(Mexco)でした。また同門同士の戦いです。