「BMW」カテゴリーアーカイブ

俺のマシン001

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー製造から15年。僕が乗り始めて9年目に突入のBMW368/Z3M-Coupeです。FRの直6。320psマニュアルトランスミッション&機械式(ワイヤー制御)スロットルと、気休め程度の操安補助機能が装備された”自称スポーツカー”です。あ!誤解がないように書いておきますが、この極めてメカニカルグリップが弱く乗り心地も良くない320PS-FRマシンが僕のフットワーク評価基準ではありません。これを基準にしたら現代のマシン(製品装着済み試乗車等)100点満点中、軽く500点突破でしょう、、ですので何の参考にもなりません。単なる趣味です。仕事上の唯一の恩恵は、、”変わり者”としての認識でしょうかね?あはは。因みにこのマシン、短期決戦で生産終了してしまったドイツSACHSレースエンジニアリング社の倒立式ダンパーセットを装備しております。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー仕事場、と言えそうな運転台風景。いい景色でしょ。近々ステアリングとシートを交換予定。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーで、今何故俺のマシン。なのか?と言いますと、今年から始める86&BRZ用SACHS/RS-1のプロモーションにおいて、対ユーザーさんに”信頼してもらう”為だったりします。要するに、「製品の効果は解った。で?おまえは何なの?(スポーツカーをどう考えているのか?身銭を切ってクルマを楽しんでいるのか?)」と言ったコミュニケーションにおいて「そうか!解った。」と納得?してくれればイイナ。何て思ってます。製品輸入&総発売元が代理店さんに販売丸投げして商品が売れる時代は終わりました。これからは製品は勿論、扱う側(僕ら)の資質も評価(購入基準)に入って来ているように感じます。スポーツカーを楽しむ、メカニズムへの理解と、その介在(関係性)がどうあればベストなのか?自分なりの答えを持ってプロモーションを展開して行きます。どーぞ皆さん宜しくお願い致します。

BMW HP4 !その先進性に触れる

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー2年程前からドイツZFレースエンジニアリング社(旧SRE)のノルベルト社長が「ショウジサン!今、BMWのバイク用ダンパーを電子制御化するテストを続けているんですよ。供給はロングツアラーとエンディューロモデルからスタートします。最終的にはフラッグシップスポーツ(次期HPと言う事)にも装着して行きますよ!」と、嬉しそうに話していた事を思い出しました、、。こんなに早く出来上がっちゃったんですね。これじゃーね、機械式の4WAYなんて必要なくなっちゃう訳だ。そー言えば!昨年末ドイツZRE社を訪問した際アフターマーケット用バイクダンパーの開発を中止と聞かされたっけ、、、今になって1人納得しています。無段階常時演算減衰、、無敵であります。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーZF-SACHS製HP4用フロントフォーク。勿論左右にセンサが内臓され独立制御されているはずです。これが出るまでレース用の機械式4wayフロントフォークが欲しくてたまりませんでしたが、もやは過去の産物に過ぎません。技術の進歩は人の価値観まで変えてしまう。を実感。、、少し涙。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーリアダンパーユニット。トラベル(ストローク)センサーを装備した秀作です。本牧時代の恩師”アニョキング今市”ことアニョキング先輩曰く「バイクの制御介在って、どう体感できるのかな?」と質問されましたが、答えは簡単です。”制御されている事に気が付かなければバランス成功。つまり本人のライドスキル以上にスムースで速い。間違いありません。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーHP4DCC(Dynamic Damping Control)制御系統図です。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー先に東京ビックサイトで開催された”東京モーターサイクルショウ2013”の一コマ。ダンパーリザーブタンクに貼られた”BMW+S印SACHS”のロゴが見えると思います。この近さが不気味に感じるのは僕だけでしょう、、で、この書式は自動車のBMWでは一切使われておりません。バイクだけ、これなんですね。更にリアダンパーレイアウトを側面から。

BMW E90/92M3,RS-1(029)

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーザ・マスターピース(RS-1ラインナップ中の最高傑作)90/92M3用RS-1!初回限定(日本先行発売)50セットは既に完売しまして、めでたく?世界戦略製品としてカタログモデルになりました。尚、初回ロッドモデルと仕様変更等は全くありません。何度も言いますが、設計主任は先に来日(学生フォーミュラ用ザックスダンパーレクチャーの為)した元BMW/SAUBER-F1ダンパー専任のライナーキルヒェナーです。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーで、先日試乗会イベントにて偶然RS-1が装着されたマシンと対面しました。関西圏では始めてでした!

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーRS-1が装着されたM3とオーナーさんを”パシャ”っと一枚!今回はありがとうございました!

StudieStyle7(スタディスタイル)広告原稿作成中

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー創刊から7年目なんですね!鈴木編集長(StudieCEO)おめでとーございます!ホボ毎年恒例の広告原稿製作の日でした。BMW専門店Studieさん自ら発行する専門誌”StudieStyle”に僕らもSACHSの広告1ページ入稿します。発売は3月中旬らしいので、どーかお買い求めになってご覧頂ければと思います!しかし、、創刊号から7年(年1回発行)、、発行元のStudieさんは凄いスピードで進化する一方、僕らは一進一退。BMWのフットワークチューニング市場も、そろそろ正念場ですね。頑張りたいのですが、主導権は僕らでもなく、Studieさんでもなく、ミュンヘンBMW-AGでもなく、、、BMWのサスペンション技術を支える(影で操る、、笑)ZFグループ、、つまりSACHSが唯一の主権者ですから、、あーあ、と嘆いても始まりません。僕らの因果鉄道の旅は続きます。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー何の因果か、、違います。縁ですね。毎度お馴染み弊社外注お助けマン”アイドルギア”の小林さんです。毎回広告&撮影&フライヤー&そのたモロモロの製作をお願いしておりまして、ここ最近20年前にホボ毎日ニアミス(僕の勤務先>旧ハンズ泉岳寺と、小林さんのクライアントが隣のペルシャ絨毯屋兼SAMモーター)して居た事が発覚しました。イヤハヤ、、。そんなアイドルギア小林さんが待望の自社スタジオ兼オフィスを八王子の演歌北島先生付近の高台に竣工。従来通りidlegearのHQとして、また別事業部”あいどるっぎあ(コスプレイヤーをサポートするスタジオ業務>現在構想中)”設立時には僕も一枚かまして下さいっ。俺頑張って働きます!

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーこちらの画像は広告候補でしたが今回は止めました。ドイツ郵便さんのイメージ(黄色)が強すぎた為。勿論BMWモータースポーツ社オフィシャルで、使用許可も認証されております。何てったって僕ら(正確にはZF-AG)BMWモータースポーツ社オフィシャルサプライ(製品供給)&パートナーシップメント結束済みですからー。でこれは大手女性ファッション誌を出版する方面から聞いた話しなのですが、LV、CHANEL等ビッグブランドの広告は”タダでいいから”つーのが通説でありまして、BMWに対してZF-SACHSは本来ココのポジションだから”タダでいいよ”とは、、ならないんですよ。まーお金はサクっと(事実、弊社川上社長の決済0.5秒)お支払いするんですが、今になって不安な事が1つ。オフシャルサプライ&パートナーは何もSACHSだけではありません。アクラポ(橋本コーポレーションさん)、H&R(阿部商会さん、アドベントさん)、プーマ(SPKさん)、カストロールさんと、広告被っていたらどーしよう?、、作り直しはもー嫌です。

BMW E46M専用RS-1(Limited edition)

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーBMW-E46M専用RS-1(Limited edition)、、静かに企画設計製作&初回分はほぼ関係者と理解のあるユーザーさんに使って頂いている製品です。ドイツZRE(旧SRE)社の認証製品ではない事、初期ロッドなのでトライエラーが発生する場合がある事、そして開発指針とコーディネートが僕の独断である事。こういった何個のもハードルを越えて「それでも欲しい!買う!」と言って下さった勇気ある5名にホント感謝しております。性能評価も全方位(基準はあくまでもドイツ製作RS-1)Goodと聞いておりますので数ヵ月後に増産を予定しております。詳細は後ほど。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナー本牧戦線SachsBlogの有名人”ジャイアン野口”こと、絹延橋のBMW専門店アルツモトーレンバウ野口代表!「ショウジさんが来る時って、電車の事故多いね、、」とは言われませんでしたが、、お互い夜のニュースを見て思ったと感じました。ジャイアン野口っ!俺リスペクトしてますよっ。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーアルツさんの別事業部”endcc(エンドシーシー>BMW用製品開発)”の”のびた”こと高橋さん。今回もお世話になりました。車内で話したBMWディーゼル4気筒ターボエンジンの将来的運用、、まだ内緒にしておいてくださいねっ!

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナージャイアンと、のびたが居ればスネヲも居るんです。作業中の宮川さん!46M3RS-1のセットアップとユーティリティに関してアドバイスを頂きました!宮川さん、、おかげ様で初期ロッド完売しました!次回は4月後半頃に再生産予定です。宜しくお願い致します。

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーで、初回限定生産のRS-1が装着された宮川さんのマシン!どーすか?って言われてもですよね、、あーBilsteinのステッカー発見!とかのツッコミに対しては「今後スバルBRZの方々に流行りそうなお手本」つー事にして下さい。

TOYOTA86 x Studie 

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーそー言えば、数日前に初めて86をドライブしてみました。走行距離380km、、商談に来て下さったディーラーさんの試乗車。鍵を渡されて、ドアを開けた瞬間、、ああ、こんな風なのか。シート位置を一番下げてリクライニングを起こす。ペダルリーチを合わせる。ステアリングコラムの調整はステアリング頂点をメーターケースに合わせる。シートベルトを締めてイグニッション!わくわくしました。埼玉事務所付近(高速下含む)をぐるっと周ってきましたが、想像以上にイイクルマでした。正直、、ほっ。としています。基礎シャーシ性能がなければどんな高価で高度な振動制御を施しても良くなる事はありませんから。その点86は大丈夫です。伸びしろ(タイヤとの関係性もありますが)をきっちり使えそうな感じですよ。いんや楽しみです!今回は仮契約(納期、、製品RS-1と86のタイミング)でしたがボディカラーは決めました。ダークグレーメタリック(61K)が僕らの86になります。ナンバーは今後のプロモーション展開を考えて”・216”を取得しようと、、続報は後ほど!さて、上記画像は今月号のXaCAR(ザッカー/交通タイムス誌)さんの新連載記事です。BMW専門店のStudie(スタディ)さんがTOYOTA86をチューニングすると、どーなるのか?その作業過程を連載して最終回に凄い事(内緒)が起こるよーです。因みにStudieさん、この86企画のサスペンションはKWかBILSTEINをチョイスするらしいと聞いておりまして、僕らも俄然やる気になりました!だって”サスペンション対決っ!”とか聞こえが良くて盛り上がる要素たっぷりじゃないですか?、、ま、勝つ事が前提なんですけどね。大丈夫、僕らは負けませんっ!本体のTOYOTAさんがやり残した伸びしろを具体化したマシン(FactoryTune001)にSACHSが採用されて、そのダンパー性能の想定倍以上のパフォーマンスを保持するサスペンションセット”RS-1”を主軸としたトータルフットワークチューニング、、最終回(企画に食い込んで行く気マンマン、、XaCAR山本編集次長、、宜しくお願いします)に笑うの為に僕らも頑張りますっ!さてさて、”対決っ!”もマーケティングの大事な要素の1つではありますが、今回の企画TOYOTA86xStudieに最も僕が期待している事は”クルマ(86)の性能と価値の基準を変える事”にあります。違った方向からクルマを考えて見る事。これは僕らにとっても大きな可能性、、もしかしたら市場の突破口になるかもしれません。あんまり書くとXaCAR山本編集次長に怒られてしまいそうなので、この辺で。僕は”戦いながら応援する。”ダブルスタンダード、、じゃなくジェントルメン(大人)なポジションで行きます。あはは。

BMW E34Touring /Sachs Supertouring

SACHS WERNHER ザックスサスペンション ヴェルナーBMW5シリーズ、E34ツーリング(ワゴン)のダンパーです。現行Fモデルから遡る事4世代前のモデルですね。街中ではもーほとんど見る事のないクルマですが、在る所には在るんです。で、上記画像がダンパー(SACHS-Supertouring)一式です。どーですか?懐かしいでしょー。フロント(左側)用は往年のインカートリッジ式!ナックル&スピンドルアームがストラットアウターケースに接合されたディメンションです。ダンパーの交換頻度が高かった時代の産物かもしれません。一方のリア(右側)はSACHSにしかない逸品です。勿論当時のBMW純正ダンパーもSACHSですよ。エンジンに連動されたポンプを使って油圧で減衰制御する”レヴェリングシステム”を搭載しています。何とも懐かしい、、次代のE39と比べると何ともクラシカルではありますが、このE34がちょーど技術変換の過渡期、つまり主要フットワークサプライヤーが旧体制(Bilstein & BOGE)からSACHSへと本格的に変わる直前のモデルと考えると希少性と乗り続ける意義も見えてくるかもしれません。因みにこのE34Touringダンパー4本の合計金額は\26万を超えます。さてさて、査定価格(資産価値)や世間体よりも”そのクルマへの思い入れ”が大事だと僕も思います。価値の基準は人それぞれです!その気持ちに応えられた事が嬉しいです。オーナー様に感謝!

BMW E90/92M3,RS-1(028)

WERNHER ヴェルナー SACHS ザックスサスペンション真紅のM3!北海道唯一のRS-1が装着されたマシンです。そして恐るべき事に、この高速撮影のキャメラマンは何と中学一年生!!M3オーナーさんのご子息が撮影した秀作です。いんや素晴らしい!左フロントバンバーエッジ部の自然なブレ感、、写真の神様がご子息に降りてきた気がします。現在まで、M3(&1M)にSACHS/RS-1をご購入頂いた50名のオーナーの皆さんは”絶対的な性能と、その対価”にご理解頂いた方のみで構成(勝手に)されています。ベーシック(ノーマル)性能の高さ、そこから全方位(例えば乗り心地、ユーティリティ)の性能を崩さずに確実に積み上げて行く場合のパーツ選択の方法を知っている方と言った方がいいかもしれません。M3用RS-1は性能実証された製品の1つです。

WERNHER ヴェルナー SACHS ザックスサスペンションZRE(旧SRE)製減衰調整式、車高調整サスペンションセットRS-1M3(90/92)専用品全景です。動体制御性能は他ブランドに絶対に負ける気がしません!更に、話題性(M3純正ダンパーもSACHS)と希少性(生産量)からしても”絶対的な逸品”と自負しております。ご興味がある方は下記ブログリンク(027)をさかのぼってご覧になって下さい。テスト、データ測定、開発経緯、ZRE社長インタビュー等全て掲載済みです。

WERNHER ヴェルナー SACHS ザックスサスペンションさて、、噂の100万デフと言われるドイツドレクセラモータースポーツ社のデフユニットです。こちらも真紅のM3に搭載済みでありまして、完璧なまでのトラクションポテンシャルを実現しています。ZRE-SACHS,RS-1+DREXLER,LSD、、コノ組み合わのマシンを何時か僕も欲しいです。オーナーさま今回はありがとうございました!雪が降る前に小樽に必ず向かいますっ!引き続き宜しくお願い致します。

RS-1,R56Mini.5ヶ月ぶりに近々入荷!

WERNHER ヴェルナー SACHS ザックスサスペンション年中忙しい、そして何がそんなに忙しいのか全く”謎”のドイツレース技術集団ZRE(旧SRE)社。自社製品製作販売(主にF1、WRC等コンペティションモータースポーツ)の販売が多忙極まりない、、そんな訳ないでしょう、、だってモータースポーツは世界的に縮小している訳ですし、レース市場を見てもSACHSダンパー装着の新車両はどんどん少なくなってきています。また現在SACHSダンパーを採用してレース参戦されているチームのお代わり(追加購入)の製作に追われているなんて絶対考えられません。そもそもSACHSのレースダンパーは繊細な減衰レートを具体化しつつ、強靭なロングライフ性能を保持しています。因みにGT500を戦うIMPULさんを例にとってみても34GTR最終戦テスト装着からZ33へマシンスイッチ、そして現在のGTRまで同じダンパー(3セットローテーション?)を使い続けて頂いているはずです。ですので「SACHSダンパーは壊れないから、儲からない(IMPULさんサポートのアネブルさん談)」を考えると忙しい理由は”1つ”しかありません。母体企業ZFシャーシセクションのR&D(研究開発)。車両開発構想の実験検証、テスト開発、上手く行けば(対外はコスト)純正採用まで辿り着ける地道な業務なんでしょう。名前すら決まっていないマシン開発の事など絶対に公言出来ないでしょうから、、、実際は”謎”のままです。状況がコンナではどーにも、こーにもなので、近々ドイツに行く事にしました。追ってご報告致しますね。さて!そんな状況下、35台バックオーダー中のR56用RS-1(No118449)が9台のみ入荷致します(来週末予定)。今なら数台の販売枠がごさいますのでどうぞ宜しくお願い致します!