86デモカーメンテ強化月間でありまして、先月はネッツ東埼玉ブルーエリアさんにてスパークプラグとバッテリーの交換が完了。試乗会シーズンイン直前ですので静かに押せ押せです。今回はメーターの掃除とアウターリングの粘着力が弱った両面テープの交換。画像は完成図。
で、クリアパネルの内側も静電&曇り防止材を塗って組み込み完了>カプラーをつないでダッシュボードに収めエンジン始動、、エンジンチェックランプ点灯(画像黄色パイロットランプ/E.CHECK)。このまま乗り続ければ警告灯は消えますが、ECUに記憶されたフォルト(警告)は消さない限り残ります。故障の原因になるような事ではないのですが、個人的に気持ちが良くないので消込み作業を開始。物理的作業が完成しても”ECUに直しました!”の申告をしないといけないのが現OBD世代。「面倒だよね」なんて言ってられないのが約半年後から始まるパーツ同士の通信システム。交換したパーツと付随するパーツ&ECUが勝手に通信して相互認識出来れば作業完了。で、認識できない場合を考えると社外品パーツ(通信システム未対応)だからって事が考えられます。国産車への導入は当分後でしょうが、ドイツ車の一部はディーラーの設備(通信環境)の強化真っ最中だそうです。時代ですね。
話は現OBDに戻りましてフォルトチェックの図。株式会社ヴェルナーが自信を持ってオススメする”86&GRMN86,BRZ用パーソナル診断機8BIT(エイトビット>命名ヴェルナー東海林)を86のステアリングコラム左下のOBDポートに差し込み8BITを起動。車両選択で86&BRZとGRMN86の2つのECU選択が出まして86を選び出た画面がこちらです。項目の全自己診断をタップすると自動で全てのチェックが始まりフォルトを検出します。
診断結果です。エンジン-1 DTC、エンジン関連に1つのフォルトアリと出ます。OK項目はフォルトありません。健全です。と言う表示です。
警告灯の意味を確認したく、故障コードの読み取りを選択。
故障詳細。U0155/メーターECU通信異常。メーターを外した結果です。因みにフォルト(故障)コードと、その内容は100%ディーラー診断機と同じです。
故障内容を確認しましたし、物理的に直した(メーターを付け直した)のでフォルトを消します。自己診断の消去>実行。
再びエンジン始動。チェックランプは消えました(ECUに記憶されたフォルトが消えました)。これで作業終了っ!8BIT便利ですよ。
診断ついでにエンジンのご機嫌伺いも。エンジンはアイドリング回転中でして、見る人が見れば「え?違う!謎!何コレ?」みたいな驚きがあるかもしれませんね。ドライヴィジョンECUは確実にプログラム補正(チューニング)を行い環境性能と運転する楽しさを両立しつつ、使い手(私)もプログラムと良い関係である、、と言う証拠の断面? パーソナル診断機8BIT製品詳細は下記↓リンクご参照願います。前もってご連絡頂ければ3/10GRミーティングでのお渡しも可能です。 日々精進
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