GT86とBMWのE24/6クーペ。ドイツでも珍しい風景かもです。この青い86、、詳細は?ですがどうやらSACHS(ザックス)パフォーマンスコイルオーバーの長期テスト車両のようで、オーナーは当然ZFレースエンジニアリング社勤務。NA直6と水平対向4発の2台のFRスポーツカー、、自分と同じ(マイカーはBMWのZ3Mクーペで86はハンズさんと共同運用社用)ような環境で親しみがあります。
「86&BRZ」カテゴリーアーカイブ
TRD Griffon
TRDグリフォンのマフラーエンド。美しいマシンは細部の造形までピシっとしてますね。12月ものうすぐ折り返し、年末進行皆さま宜しくお願い申し上げます!
ハチロクへの想い。
今から約20年ほど前、ドイツ製のSACHSスポーツサスペンションセットを世界で一番売るセールスマンとして全国を飛び回っておりました。東奔西走の全国行脚、、SACHSのサスペンションセット(当時の商品名はSporting kit)を装着したVW-Golf4Gtiデモカー兼営業車でスポーツ性能を上げつつ、長距離移動も快適ですよ。と言ったアピールで自ら走り、体感して製品性能をお伝えして、、そんな長距離移動&超多忙な日々の中、九州の高速道路SAにてトヨタの方からアンケートを受けました。「トヨタのこれから開発、販売されるクルマはどんなのがいいですか?」の問いに「2000GTのようなスポーツカー以外ありませんっ!」と反射的に答えた記憶があります。2000GTの言葉に調査員の方も嬉しそうに「おお!そう、、そうだよねぇー」と、嬉しそうな笑顔になったのもよく覚えております。このアンケート結果から今の86(ハチロク)が誕生したとは思いませんが、開発推進の一端になったと思えば自分の一票に責任があります。そして今から約6年前、FT86conceptの発表と同時に86への取り組み(製品の取り扱い)を静かに決意しました。世界中のSACHS製品販売代理店の中で、誰よりも早くサスペンションセットの開発を依頼し3年前からセールスプロモーションを展開。ドイツ車市場一辺倒だった自分の世界が広がりました。そして1年前に25年以上勤務した前職を円満退社。自分の会社、株式会社ヴェルナーをスタートさせました。86が人生の転期となりました。ドイツ車専門時代の同業者、お客様から「86は面白いのか?」と、会うたびに聞かれます。自分の中にもある彼らの性能基準はドイツ車のベーシック”VW-GOLF”であり現行スポーツモデルは少しのチューニングで400ps以上の動力性能が手に入ります。よく走り、良く曲がり、快適性能も十分で素晴らしパッケージング、、機械、道具としての完成度は180%(出来過ぎの超高性能)。しかし、進化の過程で置いてきてしまった性能がたくさんあるように思います。FFベースで合理化されたプラットフォームのGOLFに対して、縦置きNAエンジン、プロペラシャフトを介してリアに駆動を伝えるFRレイアウト。マニュアルトランスミッション。そして2ドアのクーペボディ。楽しいクルマの基本性能、今最もベーシックなクルマだと私は思います。相対性能は比べる意味がありませんが操る楽しみ、ドライブの本質性能はVW-GOLF以上です。私が子供の頃から書き続けたクルマのカタチはロングノーズ2ドアクーペで三つ子の魂とはよく言いますが今でもその趣味は変わりません。好きなスポーツカーの仕事(スポーツカーで仕事)が出来る事に感謝しつつ、スーパーカーブームから続く自分が受けた自動車文化を発信して下さった先輩方に感謝。そしていい時代に育った自分が受け継ぎ、次に伝える番だと自覚しております。どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。日々精進。
筑波スーパーバトル2016
SUBARUのお膝元、群馬のSYMSさん。SACHSレーシングダンパーとCOXボディダンパー搭載のBRZ。いい景色ですね。
年末恒例行事。今年も視察できてよかったです。ASMさんがスーパーラップの方に移行したのは帰宅してから知りました。来年も宜しくお願い申し上げます!、、仕事は続きます!
2016TGRFにて、SACHSユーザーさんと遭遇。
2016TGRF、11/27雨の富士スピードウエイに4万人のご来場!、、よく4万人の中で出会えた気がします。お二人共86オーナーでSACHSパフォーマンスコイルオーバーのユーザーさんであります。左のYさんは1人で3セット(2台86用、1セットはオーバーホール済みのブランク、もう1セットは弊社のピロアッパー&アイバッハERSに換装して86に装着、残るもう1セットはBMWのF30に装着)ご購入下さってホント感謝であります。奇跡的にバックに映る86台限定の”スタイルJ”にもSACHSパフォーマンスコイルオーバーが装着されていてご縁に感謝の一日でありました。
オレンジ色の限定車。
KOUKI86の限定車両。ブレンボ装備&ザックスダンパー装備。その装備よりうれしいかもしれない特別色。メタリックじゃなく、ソリッドオレンジの86が出るらしい話は聞いておりまして27?S30?的ないわゆるだいだい色だとばかり、、この画像を見た方は”赤でしょ”と思うでしょう、、曇点の下ではこんな色です。格好いいです!ドイツ車方面の方に解りやすく説明するとAudi-RS3のカタルーニャレッドに近いデス。
で、装備のお話ですが、搭載されるBremboキャリパー、、ごつかったです。Gazooracingの開発の方にも聞きましたが純正の7J17には収まらず7.5J17の専用ホイルにしてピストンサイドとホイルスポークインナークリアランス現在3mm。これに専用設計の逆ベンチローターをセットした本気仕様。キャリパー(フロント4Pods、リア2Pods)キャリパーブラケット、ホース、パッド等を購入して86に装着しようとするとパーツだけの合計金額は50万を超えるとか、、BMWのF30系18インチ対応Mパフォーマンスブレーキkitが超お買い得じゃないすか!ま、これで当分は弊社取り扱いの86用ARMA(アルマ)ブレーキkitはご購入頂けると思います。で、本題ザックスダンパーの方ですが、ディーラーオプション時代よりさらにお求め易い価格となったようです。純正ザックスダンパーのユーザーさんが増えれば増えるほど、自分の製品の可能性(買って頂く候補に上るハズ)が広がりますので皆様宜しくお願い申し上げます。
亀甲万通りにて。
仕事の途中、醤油工場の通りにて。香ばしい香りと街灯と86と。
取材日和。
2016TGRF全日の富士スピードウエイにて交通タイムス社XaCARさん取材に立ち会いました。只今セットアップ中の14R60専用SACHSレーシングダンパー(ネッツ東埼玉ブルーエリア専売品)の途中経過報告と、それを踏まえてのヤマモトシンヤ先生インプレッション。感触はイイ感じでしたので一安心です。14R60純正装備のKYB製車高調整のスプリングレート(Front116.67N/mm,Rear145.75N/mm実測)を出来るだけトレースするようにダンパーレートもストロークもリセットします。自分はサプライヤー件コーディネーターと言うポジションではありますが、販売責任がありますので慎重に、、。後はネッツ東埼玉ブルーエリアマスタースタッフ高木さんの感性(責任重大、、製品鍋ルにもセッターTAKAGIの名前が入ります)が製品に反映されれば完成します。高木さんは自腹で14R60を買った人なのでその覚悟は買いだと思います。14R60ユーザーの皆さんっ!要注目です。
で、当日はTOYOTA-GAZOO-RACINGの開発担当皆さんとオリズルにて軽いディスカッションがありまして(偶然に昼飯時間が同じだった)、86用純正SACHSダンパーに関する重要なお話を聞かせて頂く事が出来ました。(お!何となく昔のSACHS-BLOGみたいな展開に)FT86から現在のKOUKI86までのトヨタ純正SACHSダンパーは同一人物の仕立てで、その人物がトーマスシューリガー氏。クルマの挙動を頭の中でバルブのレイアウトを設計して要求レートをさくっと実現してしまう才能に持ち主だそうで、会えば普通の人なんですがね、、ドイツシュバインフルト(SACHSブランドのHQ)には凄いエンジニアがわんさか居るのだと実感しました。詳細は次号のXaCAR86&BRZマガジンをお買い求め頂き熟読して下さい。
BBS-DTM&Michelin-PS4
86試乗車の年次変更。リムをOZ(フォローフォーミング)からBBS-DTM(鍛造)へ。サイズはほとんど同じの7.5X17/48。でタイヤはミシュランパイロットスポーツPS3からPS4へ換装。自分でも楽しみです。
SACHS PERFORMANCE COILOVER & BRZ.
先日、マイネッツ浦和美園店ブルーエリアさんにてSACHSパフォーマンスコイルオーバーをご購入&装着頂きまして、スケジュールが開いた(、、実はガラガラです、、汗)ので装着に立ち会いました。ほぼ新車納車のBRZっ、綺麗なブルーで素敵ですよね。オーナーさん曰く、「大がかりなモディファイの第1段がこのSACHS車高調整の装着。」と、スバルを乗り継いできたオーナーさんらしく、純正装着のミシュランプライマシーの潜在能力をご理解頂いているようで「減るまでコレで。」とも。通称RS-1ことSACHS(ザックス)パフォーマンスコイルオーバーはワイドな減衰展開(バリエーション)が製品特性です。ミシュランプライマシーからPS3、PS4、スーパースポーツまできっちりマッチするセットアップが可能です。ミシュラン+ザックス、、素敵なコンビネーションでありがとうございます。毎回SACHSパフォーマンスコイルオーバーをご購入頂いたBRZオーナー皆さんに言ってますが、ソルベルグの栄光の続きを貴方のドライビングで!どうぞ快適で安全で速いフットワークでBRZを楽しんで下さいね。ミシュランタイヤのご相談は随時受け付けておりますっ!
、、、ピンと露出が怪しくてスイマセンな画像ですいません。フロントストラット全景となります。マイネッツ浦和美園店、ブルーエリアマスタースタッフ高木さんによると、最近のSACHS車高調整の取り付けトレンドとして「TRD強化ゴムアッパーマウント前後をセットして、車高はノーマル同等か最大15mm下げが多いですね。最近のユーザーさんはストロークを確保する意味をちゃんと解ってらっしゃるようで自分も嬉しいです。」と。素晴らしいですね。時代が追いついてきた気がします!
で、光学式によるアライメントの最終セットアップ。の図です。その後の試乗も念入りなチェックが入りますのでサプライヤーの私も安心です。良い製品も正しい取り付けが行われないと全く意味がありませんものね。※撮影協力、BRZ+SACHSユーザー様&マイネッツ浦和美園店様 引き続き宜しくお願い申し上げます。