約25年前に”100万円のデファレンシャル”と言われていたドイツドレクセラーデファレンシャル。その後の為替の推移(円の価値が高くなって)でBMW含む主要ラインナップが35~40万円台まで下がった時期もありました。しかし、今再び価格上昇で100万円にまっしぐらな予感。メーカーの年次価格改定と直近の大幅価格改定(値上げ)は市場全体の需要が下がった事、自動車メーカー(AMG等)への純正搭載も減った事。電気自動車への機械式デファレンシャル(アウトプットシャフト左右にクラッチを搭載したベクタードライブ式)の開発先行投資。そして日本の通貨価値が常に下がり続けている事が最大要因なのかなと思います。正直”もう売れないよ、無理。”と思ってましたが先月予約注文を頂く事が出来ました。ご予約下さいましたクライアントさんに感謝。そして既にドレクセラーデファレンシャルに換装した86&BRZオーナー10数名の皆様、貴方達の選択は正しかった!ドレクセラーデファレンシャルが付いていれば別にBMWじゃなくてもイイ。ハンドリングを含む”走りの質”を根本から変えてしまうコンパクト&ライトウエイトメカニカルデファレンシャル、、、自分のクルマ人生で、ドレクセラーデファレンシャルが付いているクルマに乗る!その目標を思い出しました。 日々精進
「86/2&BRZ/2」カテゴリーアーカイブ
GR86用ドライビジョンECU
目下開発中のGR86(A型MT車両)用ドライビジョンECU!新生チームドライビジョンの開発部門から連絡がありましたのでご案内致します。先ず、現在の目標出力が+20ps、トルク+5nmで開発を進めているようです。「もっと伸びしろがありそう」とも聞きましたがドライビジョンECUの開発指針として”安全で使いやすい”が大事ですのでココらへんでいいんじゃないかな?と、個人的に思います。で、旧FA20に積まれたECUと、現行FA24搭載のECUの違いを開発部門にざっくり聞いてみましたところ、、「しょーじさん全然違うよ、全く別モノ。例えば走行中のスロットルポジション(&アクセル開度)に対して読んでいる(稼働している)トルク要求マップの量が旧86FA20ECUのざっくり10倍だよね。トヨタGR86と、スバルBRZ2nd-Genのエンジンフィールにおける個性を演出する産物かも」と。そのトルク要求マップ+エンジントラブル等緊急時だけ動くエマージェンシーマップ全て書き換えるらしく、話を聞いているだけで疲れそうな作業量。さて、目下のトコロGR86用ドライビジョンECUチューニングの確定事項は上記のパワー&トルクアップ(更に上るかもです)。そして速度リミッター解除。施工はOBDポートから(ECUを外す必要はありません)。施工時間-推定30分、必要環境はインストール中の追加電源。価格は検討中。発売時期ASAP!、、、自分が思っていた程GR86のチューニング市場は大きくなかった。後発のドライビジョンECUがどれだけ使って頂ける製品なのかちょっと不安ではありますが、いつも通りの”完成車両に乗ったら凄かった!”って事になるハズなのでGR86A型MTの皆様、引き続きよろしくお願い申し上げます。 日々精進
追記※先ほどドライビジョンECU開発部門から連絡があり、開発責任者曰く「上画像の3Dマップ、今やっているGR86のトルクマップの一部分。これが定義(可視化)出来ているのは今のところ日本でうち(チームドライビジョン)だけだからもっと自慢して!」との事でした。ECUチューナーの皆さん?より自動車メーカーのECU担当者さんには”凄さ”が解るのか?そもそもここで使われる”定義の意味”も解らないので次回までに理解してお伝えしますね。
完成直前?GR86&BRZ2gen用イベンチュリーエアインテーク
速報!英国イベンチュリーにてGR86&BRZ2gen用カーボンエアインテークの開発が再始動したようです。お蔵入り(開発中止)にならなくて良かった。で上メモ書きが製品イメージです。似たようなレイアウトがありますが性能根幹である”リバースマウントエアクリーナー(イベンチュリー特許)”実装(だと思う)。問題は売れるかどうか?推定価格はGRヤリス用イベンチュリーエアインテーク同等か?少し高くなるか?上限税別25万円って感じですかね?それにしてもAFEのGR86&BRZ2gen用コールドエアインテークが思っていた程売れなくて(弊社の販売実績未だ10セット未満)、もちろんご購入下さったafeユーザーさんにはご満足頂いて「この価格(税別¥86,000-)でこの性能(出力+5Ps&トルク+9.5Nm)は超コスパ高くでイイ!」とご評価頂いている製品、、、なのですが、大半のGR86&BRZ2genオーナーさんは機能パーツに興味がないみたい(汗)。もしかしたらエアクリーナーを換装す事の性能向上が理解出来ない世代なのか?チューニングと言う行為がいよいよ”おじさんだけの楽しみ”になったんだ。と実感。意味が理解出来ない人には¥86,000-も¥250,000-も「たかっ(笑)」なんでしょうね。なので本気の人、チューニングへの理解度、自分のマシンへの理想を持つ人を真剣に探してご購入頂く作戦。続報入り次第、ご案内申し上げます。日々精進
開発順調!次期ドライビジョンECU
開発継続中!A型のマニュアルトランスミッション車両(GR86&BRZ-Gen2)の皆様っ、もうしばらくお待ちください。何卒よろしくお願い申し上げます。下記製品ページは随時アップデート予定。 日々精進
ピロボールじゃない
メイドインUKのパワーフレックス”キャスター調整式”ロワアームブッシュ。画像の製品はGRヤリス用のブラックシリーズ(標準のパワーフレックスより硬い-硬度ショアA95程度)用で主にピロアッパーマウントに換装したユーザーさん向け製品。現行モデルGRヤリスの純正フロントストラットトップは1本留めゴムマウント。新型のGRヤリスは3本留めなので新型がリリースされてからが本格需要なのかもしれない。で、この製品、パッと見てピロボール式に見えますが、金属じゃなく、パワーフレックス独自のウレタンサンドイッチ構造。よってピロボール化禁止の競技でもしっかり使える逸品だと聞きました。
↑構造はこんな感じ。ウレタンコーティングボール+上下ウレタンブッシュ。防振対策をしつつ、車体連結剛性を確保した製品。キャスターアジャストはおまけのような機能かもしれない。高負荷において、サスペンションのフロントロワアームはドライバーが想像する以上に前後左右に動いています。これをバランス良く抑え込む事が出来るパーツは今のところコレ(パワーフレックス)だけ。GRヤリス用の他、VAG-MQB、トヨタ86&GR86、インプレッサWRX(GR/GH)等ラインナップ中!下記の車種別製品リンクをご確認頂きご注文お待ちしております。 日々精進
Powerflex Front Wishbone-Low Arm Caster adjustable |
Toyota GR Yars |
Toyota 86 & GR86 |
SUBARU Impreza WRX (GR/GH) |
VAG-MQB All Model |
SUZUKI Suift Sport(ZC32S) |
静かなブームの86&BRZ用パワーフレックス
86&GR86+BRZ&BRZ-Gen2用パワーフレックスリアキャンバーアジャストブッシュ一式。只今弊社にて静かなブーム中。
アッパーアームのフロントサイド左右ブッシュ
アッパーアームのリアサイド左右ブッシュ
ご用命お待ちしております。 日々精進
レフィルスピードさんのGR86にTAKEDA装着
岩手県雫石の専門店レフィルスピードさんのデモカーGR86に米国アドバンスフローエンジニアリング(AFE)社製、コールドエアインテークタケダモメンタムをご購入頂き実装完了!またユーザーさんのGR86にもタケダエアインテークを装着して頂いたようで嬉しい限り。この度はありがとうございました!以下、レフィルスピードさんから頂いた装着画像をズラッと掲載。対純正エアクリーナーBOXに比べ約38%空力流量増加のタケダエアクリーナー!パフォーマンスがしっかり数値化された逸品です。東北地方でFA24用タケダエアクリーナーが気になる方がいらっしゃれば是非ともレフィルスピードさんにお問合わせしてみて下さい。リアルなスポーツカーらしいインテークサウンドも性能(感覚性能)の一つです。
FA20の86&BRZ用タケダとは違い、取り付け時にバンパーを外す必要はありません。エンボス表面処理により違和感なく(社外品っぽくなく)エンジンルームに溶け込む仕立て。いい景色ですね。GR86&BRZ-Gen2の場合、タケダ換装後にはデジタルサウンドクリエーターをOFFにす事をオススメしております。
日本人には”北”に見えるタケダのロゴ。TAKEDAのTの小文字”t”を反転してレイアウトした図案です。
純正オイルクーラー部のクリアランス確認。OKですね。
ボックスに窓がついてますので内蔵されたエアクリーナーの汚れも即確認出来ます。そしてインテークパイプもエンボス加工が効いた耐熱ポリエステル製。フレキシブル(ジャバラ)ナシでスッキリ&スムース。GR86&BRZ-Gen2の皆様、ぜひぜひTAKEDAコールドエアインテークを引き続きよろしくお願い申し上げます。 日々精進
ドライビジョンECU-GR86&BRZ2NDG
GR86&BRZ第2世代用ドライビジョンECU開発近況報告その1。昨年末からチームドライビジョン(ドライヴィジョン今市社長&弊社)を再結成して開発の為の基礎工事的な作業が続いております。現状お伝え出来るニュースと致しまして、A型のGR86-MT、そしてA型のGR86-AT用を先行発売予定です。スケジュール的には今年の4月までには何とか、、と。B型、アイサイトMT-C型(マニュアルとオートマチック)、そしてBRZ第2世代のA、B、C型のマニュアルとオートマチックの全12ラインナップ対応を目指しております。施工方法は従来通り、車両側のOBDポートからドライビジョンプログラムをインストールします。※エマージェンシーモード含む全てのノーマルプログラムをドライビジョンECUに書き換えます。開発指針は旧86&BRZ通り、ピークパワーを狙わず、使いやすいトルクアップとタイミングをバランス化したユーザーフレンドリーなエンジンキャラクターを生み出すこと。前作同様、マスターピースを目指して頑張りますので引き続き注目しておいて下さいね。よろしくお願い申し上げます。 日々精進
昨年末の検品出荷風景(IRPスポーツシフター)
最近の自分の口癖”何も売れない!”、、同業の皆さんの合言葉になりつつある今日この頃ですが、実はそーじゃなかったと反省。買って頂いたご恩をなかった事にしてはいけない。改めまして2023年12月に弊社からIRPスポーツシフターをご購入下さった皆様(ボトム径22mmのNC6速ロードスターさん、BMWタイプCSの92M3さん、トヨタ86さん、シビックさん)に感謝。ありがとうございました。
「で、GRヤリス用IRPシフターは何時完成して販売するんですか?」とかお問い合わせは全くないのですが、右ハンドル車両でちょうど1年前にテストが終了しております。ストリートでOK!富士の本コースの高負荷でスムースに稼働しました(ムービーも撮ってある)、、、が未だリリースされず。
GRヤリス用IRPシフターのリリース目途が経ったら自分もGRヤリスに乗り換えるかもです。 日々精進
摩擦材のプロフェッショナル集団セラメタ
群馬発!摩擦材のプロフェッショナル集団セラメタ社から販売中のTHSセラメタスポーツクラッチの性能をおさらいしてみましょう!と、思い立った訳がありまして、THSセラメタクラッチの持つ性能と比較出来る製品が全く無い事に気が付きました。スポーツタイプのメタルクラッチは各メーカーさんからリリースされていてハイニュートンのトルクキャパシティと高負荷時のリリース&ミート対応が製品優位性の全て。以上の条件下で各ユーザーさんはスポーツクラッチを選んでいるはず。ですので”それ以上の性能”が考えられないのかもしれない。「メタルスポーツクラッチに換装したスポーツカーでペダルミート(クラッチをつなぐ)時に常にジャリジャリした足裏の感覚。月に1回のサーキット走行では調子いいのだけれど、残りの29日前後は通勤等渋滞を伴った普段使いで苦労しているけど俺の覚悟は正しいはず。」>>これは間違いではありませんし、むしろ尊敬します!自分の苦手な乗り物の一つが”重くてリリースに気を使うクラッチとノイズと振動を出し続けるLSDが組まれたクルマ”。ステアリングを切りながらクラッチをつないで発進とか無理かも(笑)。でのすでGRMNヤリス中古を買ったとしてもクラッチをセラメタに換装してリアデフは純正ノーマル戻し、フロントデフはドレクセラーに換装しないと運転出来ない気がする。さて、話を戻しまして「正しい覚悟の選択」の性能はそのままに、他にもっと楽で快適なクラッチがありますよ!というのが今回のおさらい。クラッチペダル踏力はノーマル同等(86&GR86もほぼ同等の軽さ)。プレッシャープレートのスプリングを強くして圧着力を稼ぐ従来型スポーツクラッチに対して、THSセラメタクラッチはディスクの摩擦材による熱変化で発生する密着力でトルク伝達を実現します。軽いペダルタッチなのにトルクキャパシティはノーマルトルクの約3倍!ペダルミートの感覚もほぼオーガニックディスク同等の優しい感触ですよ。是非是非THSセラメタクラッチを宜しくお願い申し上げます。今ならヴェルナーウエブショップで割引販売中です。製品詳細は下記リンクにて 日々精進