昨日がモノトーン画像でしたので、発色のいい写真を選んでみました。今日は黄色です。RenaultSPORT社製、メガーヌトロフィーマシンです。聞いた話(いつもスイマセン)によると、このメガーヌトロフィー、大部分の開発が日産のオペレーションによるもので、その証拠にVQエンジンが搭載されております。SRE-SACHSダンパーもツイデニ装着されちゃった感じなのでしょうか?リアーのアクリルウインドの反射が激しいのですが、見覚えのある赤アルマイトのリング付きダンパーは間違えなくSACHSです。イギリスにて執念で撮影した事を思い出しました。
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BMW SAUBER F1.07 SACHSダンパーレイアウト?
う~ん、、失敗!解り辛いですね。でもこれで勘弁してください。通常、フォーミュラマシンのダンパーは完全にシェル&ノーズカウルに収まっているので外からは全く見えません。実際にSACHSダンパーがF1に装着されている事実と、「どうなってんの?」の疑問にお応えしようと思いましたがこれが限界です。(FIAオフィシャルのSRE製CADアニメーションをコピーしました)以降各画像説明です。
SRE社製ローテーショナルダンパー、製品レンジはフォーミュラカテゴリー。このマシンSAUBER F1.07はリアーのみ採用。フロントセクションでのローテーショナルダンパーは使ってないようです。垂直に配置された2本のダンパーと水平配置されたスルーロッドダンパー1本が基本構成です。この3本構成のダンパーがレバーとアームを介してフロントセクションのコントロールを行います。さて問題のリアーセクション。ウイング直下、又はギアBOX上部とでも言いましょうか?左右の白丸がローテーショナルダンパーです。この2つのローテーショナルダンパー、実はシャーシ前方に伸びるトーションバー!と結合されておりました。バーの慣性ねじれを、設定された回転ストロークにより制御しております。凄んごいハナシですね。よってリアーセクションは上部に配置されたスルーロッドダンパー1本と左右配置のローテーショナルダンパー&トーションバー2本と各アーム、レバーによる制御構成です。
どうやって見てもダンパーの調整個所は1つもありません(あたりまえ?)ので、レース毎にユニットごと交換です。
BMW SAUBER F1.08ローンチ。
またまた借り物画像で失礼します。TeamSAUBERいよいよF1.08ニューマシン発表です!と言う事は、以前のマシンF1.07のデータ全面解禁OKと、勝手に解釈しております!昨年末にSRE社オラフシュバイヤーさんより”FIAオフィシャルCD”を入手しております!F1ザウバーの前後のカウル(シェル)に綺麗に収まったSRE-SACHSダンパー画像を近々UPします。今日のところは画像壁面右側パートナー企業ロゴの最下部に注目して下さい。
見えますか~?見えないかな?ZF-SACHSロゴです。
東京オートサロン2008 GTR包囲網。
世界のスポーツシーンで活躍するザックス製ショックアブソーバー、
チームインパルではすべてのレーシングマシンに
その卓越したパフォーマンスを採用、フォーミュラニッポンでは、
5年連続チームチャンピオンを獲得、
3年連続ドライバーズチャンピオンを獲得しています。
インパルでは、GT-Rの究極のスポーツ性能をさらに際だたせるために、
GT-R用ショックアブソーバーを発売予定です。
※東京オートサロン2008 IMPULブース公式コメント引用。
何と!マインズさんもGTR用SACHSダンパーを開発のようです。東京オートサロンのGTR開発フィーバー(死語?)を受けて、総本山のNISMOさんのGTR用パーツ開発、一年間凍結は解除されるそうです
年明けの営業活動。
本格的に営業活動を開始しております。昨年同様、”年初めのヒト”はやはりStudeiCEOでした。販売促進用SACHS達磨はマシンと同色にしてご用意です。スタディさんwebにてZ4MC製作ページが掲載されておりましたが完成したサスペンションレイアウトは見事に削られております。(残念です)旧ETCC用SREレーシングダンパーがどのように装着されているのか?時間を見つけて写真を撮ってこようと思っています。
DEUTSCHE POST SPEED ACADEMY
今日からドイチェポスト(ドイツ郵便)スピードアカデミーのリンクを付けてみました。国営企業が率先してモータースポーツ教育に取り組む姿勢は、流石ドイチェランド!モータースポーツ文化を絶やさない努力は国を挙げての事業なんですね。webはドイツ語ONLYなのですが、ナカナカ興味深い情報が満載です。右の黄色いロゴがボタンになっておりますので、是非ご覧になってみてください。
F2008始動。
借り物の画像で失礼します。テストですから、画像はフィオラノ(敷地内)でしょうか?とうとうスクーデリアF1始動ですっ!今シーズンよりトラクションコントロールが禁止されたニューシャーシでの転戦はモータースポーツの醍醐味”究極のマンマシンインターフェイス”が見所のように思えます。新型の手応え?ライコネンコメント等は各ニュースソースをご覧頂き、我々はひたすら装着されているダンパー概要を探る事に専念致します。因みに世間に出回っている「スクーデリアF1用SACHSローテーショナルダンパー」は3世代前のモノだそうで、チームスクーデリア(フェラーリ社)に関してSACHSはアンタッチャブル!なんですね。ドイツSACHSサイドでは、「製品を販売供給しているのは事実です。以上おしまい」と。秘密多すぎです。
秘守義務とBMWパートナーの関係上ZF-SACHSからは一切のオフィシャル画像が出ません、しかしF2008SRE-SACHSダンパーは実装着です。引き続きSACHSファンの皆様の応援、宜しくお願い致します。
ダカールラリー中止。
借り物画像で失礼します。衝撃的なニュースが入ってきました!テロの危険性の為にダカールラリー中止。プライヴェーターさんは兎も角、プロチームのスポンサー契約はどうなるんでしょうかね?我々の応援するSRE-SACHSダンパー装着チーム”VWレーシング、レーストゥアレグ”リザルトを残せず残念です。
×ポーズはシークレットメッセージ??
StudieStyle誌におけるSACHSの顔&ポーズ!が最新号では抜けてましたのでココで掲載させて頂きます!写真はお馴染み”機密と秘密の精密振動エンジニア集団”SRE社のマークスラインハウト氏です。(RS-1設計開発主任)
正月にStudieStyle2を読み解く。(RS-1解説引用)
07年の末に本が会社に届いておりましたが、バタバタでじっくり読めてませんでした。ただ、鮮明なビジュアルには”ジー”と見とれていて44&45ページの破損してもなお走り続ける、疾走感たっぷりのTeamシューベルトZ4MCが僕のお気に入りページです。発色が綺麗で大きな写真は紙媒体の特権ですがらね。皆さん、紙媒体の応援を今年も宜しくお願い致します。さて、StudieStyle2!新商品SRE初のストリートサスペンションセット”RS-1”E90用のスタディ鈴木社長による貴重なインプレッションが掲載されておりますので、ここで一部紹介させて頂きます。
1、微速域でもステアリングフィールの違いが解る、ノーマルに比べ落ち着いて感じる。(微速域から減衰レートの適正化が出来ている)
2、車体のロールはあるが、ゆっくりである。前後のピッチングは落ち着いている。(SACHSは元々ロールに関しては肝要なブランドです。ロールさせてコントロールする理念からだと思います。ピッチングは走行ロスのナニモノでもないと思ってますので<前に進むエネルギーが上下にスポイルされる訳ですから>しっかり制御出来ている証だと思います。)
3、荒れた路面での低速走行でも乗り心地が良い。乗り心地はとてもフラットで、下側(フットワーク)だけが忙しく動いている感じがする。(理想的なサスペンションだと思います。スタディ神戸店、原田さんのお客様でRS-1をご利用頂いているオーナー様も、全く同じご意見を頂きました。)
4、やる気が削がれるほど大人しい。それほど、静かにピタッとクルマを収束させる上に、全くといっていいほどカドがない。実際気合を入れて走ると、こういうアシが一番速い。270度コーナーでも、とにかくアシがよく動いている。(製品の本質を衝かれました!スタディ鈴木CEOが凄いな~、と思うのはメーカーの意図をズバッ!と読んでしまう事です。昨年末にSRE社の現場TOPオラフシュバイヤーさんから「ノルドシュライフェを走る時はね、出来るだけコンフォート!(ホントです)その方が確実にタイムが出るんだよ」と教えてもらいました。RS-1の総体的コンフォート思考の実は”乗り心地”のためではなく、あくまでも”速く走るため”の結果です。また、シュバイヤーさんからは「円熟したエンジニアリングとは、カドが取れた許容力のある(使いやすい)製品なのだよ」とも教えて頂きました。。。あの~鈴木CEOっ、、横浜社屋の何処かにドイツSREの抜け道があるんじゃないですか??今度調べに行きたいと思います。)
テスト車両 E90/325
減衰イニシャルF9、R9
車高 F635mm、R630mm(地面~フェンダー頂点計測)
装着タイヤ アドバンスポーツ18インチ
テスター Studie鈴木CEO