え~この画像を見る限り「RS-1ってサーキットでの優位性(タイム)を狙った製品なんだー。」等と誤解されそうなので説明します。先ず、掲げた目標は当初の通り”ノーマルのM3を超える事”です。今回はサーキットでの優位性を実証してみましょう!と、トライしますがタイムが最大の目的ではありません。富士スピードウエイのラップタイム、、その対極とも思われる”モラルある乗り心地”の実証も僕らにとっては重要な課題です。(コレどうやって実証しようか?検討中です、、もしかしたらまたクラフトマンの園部隊長と奥様に乗って頂いて、、)
さて、現在までの経緯と進行を簡単に説明。
プロジェクトにご協力頂くBプラス店主大久保さん、RS-1装着前はFIA(国際基準)には全く関係ないけど、多くのサーキット派&アマチュアレーサーに評定される国産組み立てサスペンションユニット&アジアの新進気鋭スポーツタイヤを装着して58秒台と。RS-1のファーストトライで1秒落ち。「その1秒差、、富士への往復、普段乗りの快適性をかんがえれば全然惜しくない。」と、コメント頂きました。その後同じタイヤで同等のタイムがコンスタントに出てまして、普段乗り、普通の乗り心地を保持したまま、サーキットスペック専用設定サスペンション同等のタイムも出せる事まで実証済みです。しかし、、ココからは僕個人的意見、、と言うかプロジェクトの本質なんですが、サーキットだろが市街地、雨のワインディング、高速道路だろうが何処でもどんな状況(路面状況と同乗者感覚)でも安全に速く快適に走れるワンセットアップ(状況に応じて交換の必用がない)でトライするって事を決めました。評定の高い新興アジアブランドのタイヤを外し、タイムの出しやすい前後同サイズのリムホイルを外しました。この先はタイヤとリム幅を適正化して”全方位性能”を実証してゆきます。ザックス、ミシュラン、プロドライブの格好良くスマートなセットアップの本領発揮、、になるかな?
今回のプロジェクトにご賛同頂いた2つのブランドが”ミシュランさん”と”プロドライブさん”。クルマはダンパー(サスペンション)だけでは走りませんっ!動体性能とドライバーのコントロールをサスペンションを介してリム&タイヤに確実に伝える。そのフィードバックが次のコントロールへ、、ザックス、プロドライブ、ミシュランと、今考えられる”最高に格好いい!”そして”世界標準を超えた自社基準を保持したブランド”でコーディネートしてみました。事実、、プロドライブとミシュランをセットアップした姿を観て、マシンの”格”が数段上がった気がしました。
今回のデザイン&切り抜き&張り込みも小林さん(アイドルギア)にお願いしました。小林さん遅くまでありがとーです!頑張って八王子インター本部建てましょうね!
皆さんお待ちかねの新作”PilotSuperSport”。世界の超ハイエンドマシン(自動車メーカー)との共同開発、要求される全てが”その性能”です。ターゲットとされるウルトラハイパフォーマンスマシン(SLS、599XX、F458、997GT2、シュニツアーM3etc)実装備&プロテストにて実証された超高性能、、、、世界(プロ&開発テストドライバー)での評価を”日本でも評価”にする事を目的にプロジェクトは進みます。あれ?ダンパー性能は?と思われるかもしてませんが、意味は同じです。タイヤの性能をコントロールする事がサスペンションの役割ですからね。その手法は至って普遍的なマンマシンインターフェイス!と、書くのは簡単なのだけど、その工程はある意味”バリバリ伝説”かもしれません。あの巨摩郡が登場するかもです!乞うご期待!
組みあがったマシンの佇まい、、、格好いい!世界標準!チューニングの本流と本質を追及する姿になった気がします。レポートは後ほど!!!!