久々の自分で買うシリーズ。換装作業は毎度お世話になっておりますGRガレージさいたま中央さんにて。上画像は2Fピットにてリフトアップ済み作業準備の有馬さんと、2号機86TRD14R。ご覧の通り長い伸び足(リバウンドストローク)で路面追従性能はバッチリ!車高調整サスペンションでもこれだけ伸びます。WRC由来は伊達じゃない感のザックスパフォーマンスコイルオーバー。
今回買った部品。スバルSTI純正の長いボルト+ナット+ロックワッシャー&英国パワーフレックス品番PFF69-309のステアリングギアボックスマウントブッシュx2(左右分)。86&BRZの定番チューンメニュー”ステアリングギアボック&サブフレームの連結剛性Up”でスポーツカーっぽい(個人的見解)ステアリング周りの剛性感を得る作戦。
有馬さんの作業で車体床面のアンダーパネル2枚(フロント&センター)を外しステアリングギアボックの作業開始。
ステアリングギアボック下側左右のボルトを換装します。現在(ノーマル)はサブフレーム内のネジ切り位置にボルトが収まっている状態。で、サブフレーム内のネジ切りが実はフロントエンドまで貫通していて、そのネジ切り長を使ってサブフレームを貫通させてステアリングギアボックを固定します。
SST(キャロッセさん謹製)を使いノーマル純正ブッシュを外します。左右。
こちらが純正ステアリングギアボックマウントブッシュ。硬度変更されたチューニングブッシュは既に各メーカーさんから出ておりまして、一番の売れ筋はキャロッセさん製品だそうです。硬さはほぼジュラコン同等(硬度ショアA95以上)らしく、今回自分が買ったパワーフレックスはそれより柔らかい、硬めのちくわ程度の硬さ(笑)。
弊社取り扱い製品パワーフレックス(左側)と、純正ノーマルブッシュ(右側)比較。昨年末にリリースされた製品ですが今まで一度も売れた事がなく、今回も自分で買ってお終いパターンの予感。多分もう売れないと思いますが、取り扱う側の販売責任の観点から注意事項(ネガテイブ要素)>パワーフレックスステアリングギアボックブッシュに換装する事でフロント周りからのノイズが増えます。静止性がスポイルされます。と、換装後に乗って解りました。右側の純正ブッシュのリブ造形は剛性確保とノイズリダクションのバランス設計だったんですね。一つ勉強になりました。
作業が進みましてパワーフレックスブッシュ換装終了からのスバルSTIロングボルト差し込みの図。この位置からねじを回し続けサブフレームまで貫通。
サブフレームフロントエンドにボルトトップ(ロックワッシャー&ナット)が見えますよね。ここから前後締め付け作業。画像見辛いですがエキゾーストマニフォールド左上にカモフラージュ柄のラジエターロアホース!久々見えた(笑)。
リア側&フロント側の締め付け。
作業の際に緩めたジョイントアームの増し締め。
完成図。フロント周りのノイズ増加と、ステアリングへの微振動入力が増すネガテイブ要素がありますが、それよりも自分が欲しかった連結剛性感が手に入って大満足。理想のスポーツカーに近付いた。サブフレームとステアリングギアボックスが別々に揺れる不快感と不安感(こっちが大きい)が解消。そもそも新車価格210万円のドイツの乗用車(VWアップ)に圧倒的に負けていた2号機86のステアリング剛性感。今回のパーツ換装で対VW比ノーマル状態が40%としてプラス30%弱の剛性感覚増し(個人的感覚)が得られました。しばらくこのまま走って次は定番のリア側パワーフレックスチューンを予定。 日々精進
旧86&BRZ用パワーフレックスの新作!