記憶ではこの同じ本を何度も買って読まずに捨てたを数回繰り返し、この度無事(ナナメ読みだけど)完読。とにかく読むのが辛かった。当時の新しさは感じたけど、どこが面白いのか全く解らず終わった感じ。幼馴染で同級生の高校生(今で言うツンデレ?メンヘラ系で多分美少女設定)+積極的な全裸に白衣の女医(大人の女)+街中の少女(赤頭巾ちゃん?>ロリ枠)と僕(薫君)が主な登場人物。現代で考えると”青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(ブレードランナーの原作アンドロイドは電子羊の夢をみるか?のオマージュ作品なのか?)”的。青春ブタ野郎とバニーガール先輩の話は量子力学のリアルなSFとして筒井康隆先生も評価していらっしゃるらしく自分も納得。もしかしたらライトノベルの元祖がこの本(赤頭巾ちゃん気をつけて)なのかも。さて、本題の赤頭巾ちゃん、自分と同じ名前(ペンネームだそうです)の著者のおかげで少し得した記憶があります。前職で駆け出し営業マン時代のお取引先経営者はおおよそ自分より20歳年上でした。自己紹介で自分の名前を伝えた瞬間、多分この本(赤頭巾ちゃん気をつけて)を思い出し自分の青春時代と、営業マン-ショウジカオルが紐づけされ自動的に好印象>結果良好売上増。自分は何もしないで得を得た記憶。1968年前後に学生だった方々が持つ特異な熱量に今もリスペクトしています。学生運動家は永遠のあこがれ。
「エンジ、ニアウ(似合う)のか?」 日々精進