月末のピロアッパーマウント

86 BRZ ピロアッパーマウント月末の駆け込みでご用命頂いた86&BRZザックスパフォーマンスコイルオーバー専用ピロアッパーマウントキット。専用と言いつつも構成部品の70%はザックスレーシングダンパーキットからの転用で、トップ部のメインスリーブ径と、ライナーナットが弊社オリジナル。手元に在庫新品がなくなったので、初期のプロトタイプのダンパーで前後仮組みしてフィッティングをチェック。全てOKでした。駆け込みご購入に感謝!いつもありがとうございます。

86 BRZ ピロアッパーマウントそれにしても太いですよね。前後倒立の圧倒的な剛性感は視覚からでも伝わる気がします。「86&BRZのリアに倒立なんて必要ない」と、実は自分も思ってましたが乗って撤回。これは個人的な体感感覚ですが、遠くの景色が見えない深夜の高速(浜名湖付近の東名上りをイメージしてください/速度域はリミッター少し手前付近)で大きなカーブが断続的に続くとですね、クルマじゃなく道路が曲がっていく錯覚を覚えます。クルマはロール&旋回負荷を受けつつも”びたーっ”と路面に張り付いて動いていないような感じ。ヘッドランプに照らされたフロントウインドウに映る景色は”下手なCG画面を見ているよう”な感覚。86&BRZ車高調整最大(当社調べ)のリッチな伸びストロークでタイヤを路面に常時押し付け+精密振動制御でサスペンション稼働率と車体の振動制御を常にバランス+リア倒立による破断のない圧倒的な剛性感とホイールインフォメーション。「ねごとか(笑)」と言われそうですが、86&BRZザックスパフォーマンスコイルオーバーのユーザーさんならご理解頂けると思います。そしてピロアッパーマウントキットを装備(キャンバー調整+コイルスプリングの換装)する事で、直進するようにカーブするクルマが完成。勿論サーキットユースでもバッチリですね。 日々精進

オリーブの木が復活

株式会社ヴェルナー オリーブの木庭に自分で植えたオリーブの木。今年2月の選定時期に枝を落とし過ぎてホボ枯れた状態、、がっかり&後悔の日々が続いておりました。しかしっ!ご覧の通り新芽が出て復活したんですよ!植物のちからって凄い!枝を切った為に生えるべき葉が出ない>自らリプログラム>再設計された育成情報を実行して新芽>光合成を促進して葉から枝へ成長。人間技を遥かに超えた出来事を目の前で観れる事も庭趣味の醍醐味かもしれません。光合成と言うキーワードも今が旬ですしね。

株式会社ヴェルナー オリーブの木新芽が出て成長しているって事は二酸化炭素の還元が確実に行われている証拠。これで、、アクセル全開時間を増やせるかも?植物をわさわさ育てている分、排気ガスを多めに排出してもいい。<こんないい訳通じませんので半分冗談。半分の信ぴょう性はドイツにありまして、SACHS(ザックス)ブランドの本拠地シュヴァインフルトでは金属加工/工業製品の生産による環境ダメージを補うため、積極的な森林地帯(都会にある大きな森)を整備しています。自宅に木を植えてパーソナルなシュヴァインフルトを目指すって事でもあります。「いやいやショージさんはちゃんと(アクセル)踏んでるから大丈夫じゃね?」とか言ってくれる人が居ないので自分でいい訳。常にアクセルを踏み続けて(5速&6速で)走るのが好きなんです。舵角少な目、ブレーキ少な目。当然”燃焼室温度も高め安定”。つまり触媒効率が最も高い状態で走り続けて居ますから排気成分はソコソコ良いのでは?と、勝手に思ったりして。

株式会社ヴェルナー オリーブの木日々精進

梅雨の合間に庭仕事

コクピットの黒化計画継続中

86 黒いペダル自分の2号機86TRD14Rに装備追加!メイドインUSAのブラックアノダイズフィニッシュアルミペダル&フットレストカバーを装着。腰が辛そうな感じでしたので作業はGRガレージネッツ群馬ジースパイスさんにお願いしてスッキリ完成!ペダル全面NCで切削された格子のエンボスが効いて踏んだ足の裏の感触もグーです。アクセルペダルに至ってはヒール&トゥ対策の為かなりブレーキペダルに寄って造型されておりますが、使い辛さは今のと事ナシ。シルバーのペダル3点+フットレストの黒化で自己満足。で、6月6日の富士スピードウェイにて開催される”FUJI86Style – with BRZイベント”にブース出展(ハンズトレーディングと合同出展)する事になりまして、当日は上画像C(クラッチ)ペダルを思う存分、踏んでもらう計画です。800N/mのトルクキャパを持つセラメタクラッチキットが拍子抜けするほど軽く踏める事を体感して欲しいです。クラッチ換装&初見インプレッションは後ほど。あと6月6日イベント詳細(ブース位置等)も確定次第ご案内申し上げます。 日々精進

上から目線で

IRPシフター IRP SHIFTER 86 BRZリトアニアの逸品!IRPスポーツシフターの定点観測図。撮影位置を固定、1人黙々ニュートラル&シャッター押し>リバース&シャッター押し>1速~6速まで繰り返し撮影完了。これで完璧にIRPシフターのストローク量を可視化する事が出来ました。だからって沢山売れるって事はナイと思いますが、「ショートストロークって書いてあるけど、どんだけ?」の疑問にお答えする事で「これじゃ使い辛そう(自分には無理)だから買わない」とか、「買いますよ!」といった妄想からのリアクションがあればモヤモヤもすっきりしますよね。因みに撮影で使ったベルボンの三脚は爺さんの形見の方でした。実は全く同じ三脚を自分で買って使ってまして”同じだから要らないよ”とは言えず、、足部のテープライターAPS(秋田フォトサービス)が爺さんの秋田写真工芸社。ココを継ぐっていう人生の選択もあったかも?と今更ながら思います。さてさて、IRPシフター86&BRZ用の各ギアポジションは製品ページのスライドでご覧いただけます。 日々精進

IRP SHIFTER

DDM FOR GR YARIS

DDM ステアリングエクステンダー GRヤリスメイドインイタリー!DDMステアリングエクステンダーGRヤリス用のプロトタイプ装着図。ご覧の通り日本国内仕様のRZ-HPモデルに違和感なく付きました。フィッティングの検証が終わりましたので、DDM社に結果をフィードバックして実製品生産が開始される、と思われます。現在の日本入荷予定は7月。DDM社の本業(工業用対高圧+精密ポンプ&ホース&クランプ製造業)が忙しかったり、コロナ禍による国際ロジスティクスの問題により納期が遅れる事も予想されます。下記製品ページにおける決定項は価格と、ハーネスが付属される事です。実製品化による若干のデザイン変更や、表面加工処理(フィニッシング)の変更があるかもしれません。 宜しくお願い申し上げます。 日々精進

DDM GR YARIS

GRヤリス+DTE

DTE サブコン GRヤリス弊社ヴェルナーホームページ中、常に上位にある製品ページがGRヤリス用DTEでして、ご覧頂いている方々全員がご購入してくださると物凄い売上になるのに(1ヵ月で億超えますが在庫が間に合いませんw)。と思いつつ、PVイコール売上の確率は0.003%程なので期待はしておりますが、気にしない事に。しかし、せっかくご覧頂いているのでドイツDTEシステム社製品代理店の立場からモロモロご案内。総輸入元(株式会社ハンズトレーディング)では言い辛い事も第三者(代理店)の立場から”ズバっ”とお答えします。先ずPCX(パワーコントロール)と、ブースタープロ。どちらを買えばいいのか?ですよね。先ず上画像DTE-PCXですが、そもそもの価格設定が安すぎます。輸入元ハンズさんの100%企業努力で実現した低価格(現税別定価¥86,000-)。PCXが装備する3つの全く特性が違うサブコンを1つの筐体にセット=であればブースタープロの価格x3で¥144,000-(税別)が適正価格じゃないでしょうか?ですのでPCXを定価で買うと自動的に税別¥66,000-お得になってます。一方のブースタープロは驚異的なコストパフォーマンスでこちらもお買い得。PCXと同じアダプティブセンサシステム(適応型プログラム)を搭載しておりますので、走る毎(距離と時間とドライバーの入力特性を常時解析してプログラムに反映)によりオーナーの好みの出力特性に近付けます。また発展性でも同じようなキャパシティーを持ち、吸排気パーツの換装にも対応(ECUの補正範囲内で対応)。と、PCXもブースタープロのお買い得なのでご購入の際には各GRガレージ店、専門店のスタッフさんとじっくり相談して”自分にとって必要な性能”を選んで下さいね。 日々精進

DTE PLUG-IN POWER

86&BRZ用IRPスポーツシフター作動長(完全版)

IRPスポーツシフター 86 BRZ クイックシフタートップレフトリバース(リリースボタンプッシュ)から1速、2速、3速、4速、5速、6速、そしてニュートラルポジションとIRPスポーツシフターのショートストローク量を可視化してみました。が、、画像が気持ち悪いので、近々スライドに分割して製品ページに反映予定。念の為に書いておきますが、お箸を使うように”普通にクラッチを踏んでシフト&クラッチリリース”出来る方なら楽しんで頂ける製品です。特別なスキルは必要ありません。 日々精進

FA20フルーダンパー装着感

FA20フルーダンパークランクプーリー 86 BRZ レヴォーグ2.0自前の2号機86TRD14Rにフルーダンパークランクプーリーを装着して数ヵ月。そろそろ販売元としてのインプレッションを出さねば、、と言う事で、米国バイブラテックTVD社製FA20フルーダンパークランクプーリーの個人的な装着感です。その前に、フルーダンパークランクプーリー性能を装備する為には確実な取り付けが絶対条件です。プーリー止めボルト&オイルシールは換装時に純正新品を使用する事。取り付けはプラスティックタイトニングメゾット(塑性域締め付け-ネジが伸びきる付近)厳守!取り付けが不安定だと全てが台無しですよ。さて、米国防省研究機関DARPA(ダルパ)の技術認証を保持した兵器のようなクランクプーリーの装着感(インプレッション)は下記の通り。

86&BRZ用FA20フルーダンパークランクプーリーの減震(ダンパー)効果
1)車両全体的な振動とノイズの減少を感じた。エンジンクランクの回転振動を軽減制御した事で、その減振効果はクルマ全体に波及しているように感じる。スピーカーから出る音もクリアに聞こえる気がします。
2)機関音(エンジン音)+排気音が変わった。フルーダンパークランクプーリーに換装後、エンジンスタートして気が付く最初の変化。エンジン音が変わった。エンジン周辺の振動が軽減された結果、音(空気振動)にも変化がありました。静かになったと言うより、エンジンの機関音がクリアに聞こえる感じです(イメージとして、エンジンオイル交換した直後のクリアな機関音)。排気音にも変化がありました。アイドリング時には低音が強く、エンジン回転の上昇と共に高音が盛られる気持ちのいいサウンド。確かに「エンジンが喜んでいる(マルマン・モーターズさんにてフルーダンパークランクプーリーをご購入装着して頂いたユーザーさん談)」ように感じました。
3)スムーズな変速。シフト時の各ギアポジションへの変速が非常にスムースになりました。エンジンクランクの振動が軽減された結果、クラッチに接続されるアウトプットシャフトもブレずに回転しているようです。
4)アイドリング状態でドライビングシートに座ると以前に感じた微振動が半減(50%強)したような静けさ。ステアリングに伝わる振動も軽減されます。ロングツーリング&デートカー性能も向上か?
5)高速走行時の視界がとてもクリアになった。これは予想外の効果でした。メーター読み巡行速度に対して、体感速度が20~30キロ遅く感じます。高回転時のエンジン振動をきっちり抑えると。見える世界も変わってきます。自分でもちょっとびっくり。
6)アクセルレスポンスの変化。一定速度から踏み込んだと同時にクルマがグィっと前に出る。(クラッチを繋いだまま)アクセルを離せばエンジン回転降下も以前より速い。エンジン回転レスポンスは間違いなく向上しました。
7)実際フルーダンパークランクプーリーに換装して速くなったのか?低速&中速域は確実に速くなりました。エンジン回転の上昇と速度が乗るにつれて減振効果も大きくなりますので高速も確実に速くなります。
8)総評/86&BRZ用フルーダンパークランクプーリーの買いだと思う事。エンジン回転によるクランク振動を軽減して回転エネルギーに還元する機能。メーカーのバイブラテックTVD社では”ハーモニックバランス(調和均衡)”と呼ぶフルーダンパークランクプーリーの性能特性。回転エネルギーを受け止める高剛性炭素鋼超合金ケース+ケース内にオイルを充填してカウンターウエイトをフロートマウントした構造は米国防省研究機関DARPAが運用する大型兵器の機関制御に使われています。その国と人の命を守る技術をスポーツカーの動力性能に転換したフルーダンパークランクプーリー。エンジン振動とパワーの根源である”クランク回転”の振動制御による最大の恩恵は上7項目に集約されます。その全てを同時に体感する事で、86&BRZの新しい走りが生まれます。スムースに回るクランク回転はクラッチ>ミッション>プロペラシャフト>デファレンシャルまでの同一回転にまで波及します。FRスポーツカーにおける気持ちの良い走りを生むツールとしてもオススメです。

以上が自分が実際体感(個人的見解)したフルーダンパークランクプーリーの性能です。その性能、お値段以上!尚、86&BRZ-FA20用はそのままWRX-S4やレヴォーグ2.0Tに装着が可能です。 日々精進

■ヴェルナーWEBショップでも販売中!

 

LEMANS 1955

LEMANS 1955 W196Youtubeを徘徊していたら凄いのが出て来た。1955年のルマン24H。”緊張した臨場感”が物凄く、遠くに輝く夜の観覧車も恐ろ美しい。「We are Mercedes !!」ナイトセッションを疾走するシルバーアローW196SLRルマン仕様+ファンジオ&モスの孤独感漂うドライビングシーンにも注目!お昼休みに是非!元メルセデスだったGRガレージ豊田元町店室長様にもオススメ出来るクオリティーです!

LEMANS 1955 W196兎に角圧倒されました。製作スタッフクルー皆さんに感謝。 日々精進

■Le Mans 1955 site

FOS (FESTIVAL OF SPEED)

FOS GOOOD WOOD FES 86コロナ禍でどこにも行けないので気持ちだけでも英国の雰囲気を!と、86にステッカーを貼ってます。世界最高峰のスピードの祭典”グッドウッドフェスティバルオブスピード”。今から15年以上前に渡英して観たホンモノの数々、特にスターリングモスがドライブしたレーシングメルセデスW196&ストリームライナーの爆音全開走行。手動計算で捻出された直噴直8(4cyl+4cyl)エンジン。後にドゥカティ社に引き継がれるベベルギア駆動のデスモドロミックエンジンノイズ。マグネシウムボディに映る光彩と、匂い、容積質量。SACHS(ザックス)のレバー式ダンパーが装備され、しなるように突き進む姿。全てが素晴らしい体験。これを今の仕事に生かせてない残念な自分と言う意見も(笑)。

FOS GOOOD WOOD FES 862005年でしたから、まだ日本のメディアも注目以前。日本人は自分だけかな?と思っていたら既にポリフォニーデジタル(ご存知グランツーリスモの)社の取材クルーさんが数名。意気投合して名物グッドウッドバーガーを楽しく食べた記憶があります。何はともあれ、コロナ開けですね。 日々精進

火の用心