相変わらず業務の出番がない2号機86ことD型86TRD14R。車体の四隅に貼ったミシュランステッカーは関係者ならご存知の通り、”コントロール車両の証”。事の発端は昨年秋頃に突如カタログ記載されたPS4Sの225/40-18。不自然なバリエーションに違和感を覚えつつも”自分の為に設定されたのかも!標準225/40-18の14Rで良かった。”と、勝手な想像の後、実はGRヤリスRZに向けた先行掲載だったようですが、メーカーサプライに感謝しつつミシュラン史上最高のタイヤに満足の日々。速度と路面状況を問わず全域快適で、欧州車各専門店さんでもホボPS4S一択のユーザーさんが多い事にも納得。自分の主業務はダンパー屋ですが、ダンパー&サスペンション性能を生かすも殺すもタイヤ次第。「劣化したタイヤでもサスペンション性能を出せるはず!(MB-W124&Peugeot405等) 」は、30年も前の昔話。NCAP等、国際的な衝突安全基準が確立されて以降、各自動車メーカーは自社の設計思想より安全基準を満たすシャーシ設計に転換。その結果、どのクルマも同じような強度&硬度バランスを搭載。故にタイヤを主としたサスペンション性能依存が更に増したように思います(サスペンション性能も飛躍的に進歩-個人的見解)。兎に角、タイヤの性能=クルマの全ての性能(加速/減速/旋回/乗り心地)を背負った大事なパーツである事は言うまでもありません。「ミシュランいいらしいけど高くてね、、」と言う話の中で、ではどうしますか?と聞くと「安くてそこその性能いいものを探す」、、これは立派な趣味だと思いますが、失敗し続けて居る間もクルマの距離と、自分の大切なドライブ時間も過ぎて行きます、、ミシュランと言うタイヤに関する明確な答えを持った今の自分には出来ませんし、そもそも選択する悩みが嫌なのでミシュランなのかも、とも思います。「ミシュラン乗り心地いいけど、グリップしねー」の大半は踏みすぎ(&踏み不足)やステアスピードが速すぎの結果です。自分の運転を正す意味でもミシュランは有効ではないでしょうか?一方、以前であればサーキットでタイムが出なかった時「ミシュランだから、、照」の一言で敬意を置かれましたがPS4S以降はダメみたいです。サーキットでもしっかり使える性能は定説化されました。さてさて、来月10月中旬には待望のPS4S17インチがラインアップ致します。86純正サイズ215/45-17やGR86リアー235/45-17もスタンバイ!丁度ブレンボ純正搭載86オーナーさんのタイヤ交換時期かもしれませんね。純正装着のプライマシーからPS4Sへ!価格はまた発表されておりませんが、プライマシー価格から+¥1,000-程度だと思います。純正ミシュランのアップデート(プライマシーからPS4S)と同時に純正SACHS(ザックス)のアップデート(パフォーマンスダンパーからパフォーマンスコイルオーバー)もご検討頂ければ幸いです。勿論、各販売店さんにはPS4Sとパフォーマンスコイルオーバーをセットでご用意可能です。皆様よろしくお願い申し上げます。 日々精進