「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

ケルン ProfessionalMotoSportEXPO2008。Day1-3

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こちらもケルンのSREブースです。SRE製フロントフォーク&リアダンパー(共に4way減衰調整)2008年末よりオートバイのコンペティションに参入!ドイツZF-SACHSのオートバイダンパー部門ではOEM装着拡張をはかりイタリア生産の60%の装着率を誇っているようです。(イタリア生産の全メーカー)OEM&レース活動が本格的に開始され、次はアフターマーケット!と言う事になると思いますので、我々も新たな市場開拓の準備をぼちぼち開始しております。
展示されたMVはドイツ国内のIDMと言うレースに参戦&タイトル奪取のようです。で、2008年末のMOTOGPへの本格参入はどこのチームに供給されるのか?を、聞きました。DUCATI?は「ノー」日本ブランド?「ノー」BMWハスク?「それは言えない」と言ってましたので、答えだと思います。

ケルン ProfessionalMotorSportEXPO2008。Day1-2

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ケルンプロフェッショナルモータースポーツEXPO、SREブース内にて撮影。写真の上から2番目のボードサインはSRE-SACHSが掲げる新しい製品構成+アイコン+シンボルカラーです。赤/F1等のフォーミュラレンジ製品、黄/ロングターム(耐久)等ツーリングカーレンジ製品、そして水色が我々が受け持つパフォーマンス(ホビーレース、サーキット走行、ストリートチューニング)レンジ製品です。その第一弾がRS-1サスペンションセットです!今回は製品詳細を開発担当のラインハウトさん(写真参照)にがっちり聞いてきましたので、新車種ラインナップ情報と併せて、随時ご案内したいと思います。

<ココからはSREのRS-1に関する公式コメントです。>

開発統括マークスラインハウト/企画構想5年、開発3年以上。
テストフィールド、ホッケンへイムリンク、ニュルブルクリンク(旧コース)、シュバインフルト市街地、アウトバーンルート、箱根。
テストパートナー アネブル(SREJapan)有力チューナー各社(名前は出せません)
主要サーキットテストはR&Dセンターにてポストリグチェック(想定荷重実験)済み。
減衰調整20クリック、ニードルによる1way伸び、縮み同調。
倒立式モノチューブダンパー。
付属スプリングメーカー、ヴォクトランド。
製品特製、サーキットからアウトバーンまで対応出来る製品。

以上。

下3点画像はローテーショナルダンパーとクラッチです。ローテーショナルダンパーは単体で見て頂いても構造が?だと思いますので、こちらも後ほど(BMWの新型F1発表以降に)詳細をご案内致します。

BMWファミリーエ2007富士スピードウエイ。

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今年も参加して参りましたBMWファミリーエ富士スピードウエイ。生憎の天候でしたが、たくさんのご来場に心より感謝いたします。当日の突貫作業の割にはカッティングシートの仕上がりも良く(COXさんの作業で慣れた為?)ぼちぼち写真を撮って頂いていたようです。SACHSブースにお立ち寄り頂いたBMWオーナー様の”関心ドコロ”はやはりSRE-SACHSのニュー1Way減衰調整サスペンションセットの”RS-1”だったようです。で、ほんと有り難いなぁ~と思ったオーナー様達との話しなんですが、「じーっ、、」とRS-1ダンパーを見つめながら「ん~やっぱコレダナっ!」と一言。僕が説明しようとすると、「うん、SACHSがいいのは十分解っててさ、今赤いの(固定式パフォーマンスセット)使ってるから!」と、ほんとに頭が下がります。SACHSファンの90/87オーナー様の合言葉は”赤からシルバーへ”が定説となりつつあるようです。

展示車両協力(SRE RS-1実装着) スタディ仙台さま

ハイブリットのついでに。

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思い出したので掲載しておきます。2003年当時、VWAGCEO自らのドライブでお披露目会場に登場したマシンです。VW1LiterCar。このクルマにSACHSのフライホイルインモーター”ダイナスタート”とSACHSのダンパーが搭載されていました。技術概要は別として、今見ても格好いいですね。

カイエンハイブリットの正体。

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ドイツの機械伯爵ことDr、フェルディナンドポルシェ。VWタイプ1製造より遥か以前、1900年にハイブリッドカーを完成していた。と、聞いた事があります。にも関らず未だ完成していないのは何故なんでしょうね?ジャーナリストのマイスター木村氏も「IAAに展示された数々のヨーロッパ製ハイブリッドマシン、実際購入出切るのは何時の事やら、、」とコメントしてました。(Porsche社では2010年に完成予定とコメント)このBLOGは”愉快な振動工学系”なので、内燃機関&ハイブリッド概念構造にはあまり触れませんが、搭載されるモジュールがSACHS製と聞いて掲載しました。写真を見て、ずーっと昔から仕込んでた製品だった事を思い出しました。SACHSのダイナスタートと以前は呼んでいたようです。

PORSCHE CarreraCupJapan。

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7月1日のツインリンクもてぎはSACHSDayでした。LotusCupとCarreraCup2つのワンメイクレースにSRE-SACHSダンパーが実装着され、同日の開催で今回はPorscheにフォーカスです。ご覧の通りSRE製SACHSダンパーが997Cupカーに実装備されております。(中段Front下段Rear)996時代に比べ非常にシンプルな作りなのですが、それはダンパーの仕事量が減った証拠でもあり、シャーシ性能が飛躍的に向上した結果だと思います。しかし、こうしたワンメイクサプライ活動にも関らず、Porsche=SACHSと言ったイメージが未だ定着しないのはとても残念な事です。Porsche製品の用意は来年以降、本格始動する予定なので、Porscheオーナー様&スペシャリストショップ様には是非とも注目して欲しいです。

SIS2007視察。

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ご存知Studie横浜のCEO鈴木さんのご好意でアドバンさんブースに置かれたE90WTCCのボンネットを開けて頂きました。(ついでにボンネット持ってもらってます)僕の目的はダンパー銘柄の確認だったのですが、しっかり装着されておりました。とだけ書いておきます。SRE含むSACHSから「いかなる場合においてもスポンサー(この車両はMOTON社)の権利を侵害してはならない」と言う規則がありますので書けません。

BMW神戸ファミリーエ。

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SRE-SACHSダンパー(多分DTCE46&M3用?)がZ4MCRvr(ロードバージョン略)無事に装着されました。と、書いてしまえば一行足らずなのですが、ホント、、スタッフの皆様ご苦労様です!多分、CEO鈴木さんの頭の中では以前から決めていた事なのでしょうが、現場には突然指令が下されるようです。(現場のバタバタ度は三枚町にまで伝わってきましたから)カリスマは何時も確信犯ですね。それにしても、無理難題な要求をキッチリ収める敏腕メカニック集団は流石のBMWエキスパート!次回は時間を見て帆足CTOにSACHSダンパーの優位性をインタビューしたいと思います。また写真のZ4MCRロードバージョンに関しましてもセッティングが決まり次第、随時お伝えして行きたいと思います。

1954/55 Mercedes GP W196

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1954/55年のメルセデスGPレーサーW196。(手計算の直墳直8エンジン)ZF-SACHSのオフシャル画像が見つからず私物のミニチュアカー(TONKA製)で写真掲載致しました。勿論このマシンにもSACHSダンパー(レバータイプダンパー)が装着されております。確か実装着画像はWQ大佐が保有していたと思いますので、近日公開致します。また、このマシンに装着されているワイヤーホイルは以前のSACHSグループ企業、ドイツクロンプリンツ社製です。(現在ではトラック専用ホイルメーカー)さて、そんな栄光のGPメルセデス、、、ノイヴァウアー監督とファンジオ、モスが駆ったレジェンドマシン。ルマン悲劇の撤退まで無敵を誇ったチームメルセデスの栄光の一端をSACHSダンパーが担っていたようです。

日産DUALISの効果。

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以前からドイツZF-SACHSのスタッフより「日産Qashqai(キャシュカイ)がユーロ圏で好調で、日本でも売れているんでしょ?」などと聞かれておりましたが何の事だかさっぱり解りませんでした。Qashqaiの正体はDUALISだったんですね。世界戦略販売車両において、各国での車名統一は相当なコスト削減に繋がるようなのですが、さすがに日本で”キャシュカイ”は言い辛いですね。さて、日本名、日産DUALIS。このクルマにもSACHSダンパーが標準装着されております。嬉しい事に、新車発表プレスリリース&カタログまで「ドイツザックスダンパーを採用」明記されているようで、各ジャーナリストさんの評価も好評です。そして気になる「ザックスによるハイスピードコントロールダンパー」の正体なのですが、デバイス等の搭載は一切なし、「普通のツインチューブオリフィスダンパー」と、ZF-SACHSのO氏から正式コメントを頂きました。ZF-SACHSにおける”スタンダードスペック”が、如何に超高精度なのか、求められた減衰数値を必ず具体化するエンジニアリングは何処にでも出来る仕事ではない事がよく解りました。