「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

SACHS-TRD ( Through Rod Damper )

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーSACHSには、いろんな型のダンパーがあります、、っ。何かだんだん文章が手抜きになっているのか?読み手の敷居を下げるつー意味ではアリなんでしょうけど、、5年前は真剣だったな、、と。以下5年前の文章引用。

スルーロッドダンパーの優位性は「反パスカルの原理」で動いておりまして、パスカル原理”面圧と容積の関係”=ダンパーピストンの反復により、正立式シングルチューブの場合”縮側の反作用が発生”。通常のダンパーが抱える構造上の問題(乗用レヴェルでは問題ありません)。それをクリアする為にですね、ロッドを突き出しちゃいましたっ!って構造がスルーロッドダンパーです。(図に書けばとっても簡単なんですが、内部構造公開は一切禁止~とドイツから言われてますので、、)減衰の制御はあくまでも”純然たるオリフィスコントロール(反力に依存されないし、しない)。”要求された設計数値通りの減衰こそが最先端振動制御ブランドの証だと思います。(解り辛くてごめんなさいね、何時か図解説明出来る時まで待っててください)と、書いたのが2009年2月!5年経ったんでもう解禁でしょぅ、、と言うことで落書き追加掲載。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーこれが簡単展開図です。単車のステアリングダンパーの構造を思って下さいませっ!

ベーシック性能の中心点。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー普遍的な基準性能、長きに渡り使い続けられる(同じものを買い続ける)製品は、至って地味なんです。そんなイメージを解って頂きたくてコノ画像を掲載しました。”コンバーススニーカー(永遠のド定番シューズ、ショウジ私物)”超高性能じゃない、最先端でもない、なんでもない。でも使い続けてしまう”これで十分な感じ”、、究極のベーシックの象徴。この使用感、ユーティリティですかね?そういった至って普通の性能を持つサスペンションセットがSACHS-PerformancePLUS(ザックスパフォーマンスプラス)”です。各SACHS販売店さんでも「地味だし(笑)どうやってお客様に商品説明したら良いか悩むー(´д`ι)」と言った声が多いので、共通のセールストークにして下さい。「ザックスのパフォーマンスコイルオーバーはサスペンションセットのコンバースみたいな製品ですよ。」これで売れますね!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーこれ以上の高性能サスペンションセットは沢山ありますし、これ以下の性能の商品も沢山あると思います。そういった性能の基準点の中心座標にあるのがSACHS-PerformancePLUS。構造&製法は各自動車メーカーの純正基準を担保しつつSACHS独自の微量なチューニング要素を施したダンパー(SACHSダンパー)と、ドイツVDFフォクトランド冷間製法スポーツスプリングのパッケージです。現在のセットアップパッケージに至るまで、25年間で4回のキープコンセプトのマイナーチェンジを行っているロングラン製品。ユーザーさんに評価を強いない性能(あたりまえに信頼して頂いて、安全に使える、そしてその期待に応える)こそSACHS-PerformancePLUSの神髄です。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー先日のCOXさん試乗会にたまたまいらして頂いたSACHS-PerformancePLUSのユーザーさん。M/Tの46クーペに装着!語ることのない性能に満足と。今回もありがとうございました。

純レーシングダンパーの応用。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーsachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー純レーシングダンパー!、、純喫茶みたいで格好いい!と思うのは私だけでしょうか?さてさて掲載したCADイラストレイション!設計はご存じドイツZFレースエンジニアリング社オフィシャルテクニカルパートナー”アネブル”さんの製品。純レーシングダンパー、つまりZFザックスのレーシングレンジRDシーリーズの2way減衰調整式ダンパー+構成パーツでありまして、これはAudi8J-TT&TTS&TTRS用モジュールです。レクサスISF-CCSRもこのダンパーを搭載しています。で、弊社のお客様にも使って頂きたいなー、、と思っておりますので心当たりのアル皆様(笑)、どうぞ宜しくお願いもうしあげます。価格は1台スタートで¥120万からです。

※画像提供 アネブルオートパーツ蘇武さん(ありがとーございます!)

BMW E39M5 4.9L-400PSの6速MT!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーここ最近、このマシンを営業者として使っていたりします。凄く贅沢している気分で、ちょっとの罪悪感がスポーツカーに乗る楽しみを増幅させてる気がします。V8-4.9LのNA+6速MT=400PS!!今のBMWでは買う事の出来ないセットアップですね。太いトルクで、どこでも3速(微速~高速まで)的ずぼら運転も可能。本領は、最高に気持ちのいいエンジンをフォロロロローーーーフォフォン!と、高回転まで踏む快感と、プロペラシャフトの回転感覚。これはもうクセになりますね。どんどんガソリンが減りますが、ヤメラレナイ、、。同じようなスペックを持つAudiA4B7のRS4の中古と比べると39M5、、不当に安いので”間違って買っちゃった”って事もアリだと思います!兎に角、ぼちぼちヤレタ状態でも純正ザックスレースエンジニアリング(旧社名)ダンパーが搭載されたフットワークが体感できて嬉しかったです!もう最高!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー更に副産物でミシュランパイロットスーパースポーツ通称PSSも体感。PS2のべったり感と、PS3のコンフォート性能の両方を低速から超高速まで担保できる優れたタイヤです。255/40-17があれば私も買うのですが、、。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー協力 サンライズ池袋さん (ありがとうございます)

無念。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーsachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー昨日のドイツ、シュヴァインフルトファクトリー風景。匿名の有志から画像を拝借。SACHSの看板が外されました、、。会社名はZFですので当たりませなのですが、この創業地シュヴァインフルトだけでもSACHSの名前を残せないのかな?などと思います。私の力ではどうしょうも出来ない、、エルンストザックス、ヴィルヘルムザックス両名に申し訳ない、、。こうなったら私一人でも頑張るしかありません。

PCCJ 2015 合同テスト。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー先日、富士スピードウエイにて開催された2015PCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)合同テストを視察してきました!、、ZF-SACHSが今年からカレラカップパートナーシップメントから降りた事も知らずに、(汗)。今期の991GT3CupMY2015にも例年通り、ダンパーとクラッチは実装着されておりますので、今期は”ただのサプライヤー”となったようですね。ZFジャパンさん曰く、「ドイツ本国のカレラCUPとSuperCUPのサポートに集約された。」と、、、何か、お金の使い方間違ってませんかね、、何て言えませんので甘んじて事実を受け止める次第であります。うーん、私、益々、、厳しいです。さて、ワンノブサプライヤーとなってもSACHSレーシングダンパー実装備のCarreraCup!これからも応援しております!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー集合写真大会の様子。ホワイトボディを拝めるのはこの時が最後です!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー今回は吉永CTO(いつもありがとうございます!)をフォーカスしてみました、、汗。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーポルシェカレラカップジャパン2015!初戦は4月4/5日岡山からスタートです!18名のエントラー皆様に感謝!各位応援宜しくお願い申し上げます。

世界の澤圭太選手、来社。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー某日、あのレーシングドライバー、澤圭太選手が武蔵艦隊沼影(通称ハンズ武蔵浦和事務所)にご来社頂きました!、、えー、、新年のご挨拶&エールの交換(カレンダーの交換)と、「今年はルマンに行きます!応援宜しく!」でありました!世界の澤圭太イコール世界のSACHS使い!澤さんがルマンで乗るマシンに、どーかSACHS(ザックス)ダンパーが装備されていますようにっ!

ドイツZFレースエンジニアリング社、ダニエルベッカーさんのインタビュー。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー弊社のパートナー8speed.netさんにて、何と!ダニエルベッカーさんのインタビュー記事が掲載されておりましたので、リンクさせて頂きます!POLO-WRC2015年モデルアンベイルのタイミングに合わせたかのような絶妙な掲載時期に感謝!次回は4月に来日予定でして、横浜のマニアックススタジアムさんにてMQB用パフォーマンスコイルオーバーお披露目&試乗予約商談会に全日立会いだそうです!皆様宜しくお願い申し上げます!追記:現在、ドイツ国内において、空前の秋田犬ブーム!のようです。ハリソンフォードの忠賢ハチがきっかけと、、、。一瞬、秋田の親戚を頼って秋田犬をドイツに輸出するビジネスを考えてしまいました、、。

8speedさん掲載記事>http://1to8.net/blog/productinformation/2015/01/vwzf.html

The Defacto standard.

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーThe Defacto standard(ディファクトスタンダード)、結果として事実上標準化した基準)。難しい言葉ですが、その基準となるべくの製品が新2015SACHS-PerformancePLUS(ザックスパフォーマンスプラス)です。SACHSの最もベーシックな純正形状ダンパー”SACHS-Damper”とドイツフォクトランド社のスポーツスプリングを組み合わせたパッケージです。従来までのスポーツ志向から、リフレッシュメントを兼ねたコンフォートと、安全性能を重視した製品に生まれ変わりました。これは時代の要求と、標準仕様(ノーマル車両)の高性能化が故のモデルチェンジでありました。私はSACHSブランドに20年以上関わり続け、常に市場のニーズと、その時代時代における車両の性能と希望性能の間にSACHSがあり続けて欲しい。そう願っておりました。しかし、各自動車メーカーの用意するシャーシ性能は近年益々、高性能化にあり、しかもその開発スピードは加速の一途と感じるのであります。更に、その仕立ては誰でもなくSACHSを内包するZFが主導権を持って各自動車メーカーに供給と、、、。これは仕方ない事で技術は進歩があってこそ。と自分に言い聞かせ、一世代(純正形状スポーツサスペンションの役目)を担った自負を元に、再スタートする事に致しました。結果として事実上標準化、、これはそう時間がかからないと思います。何せ450!を越える車種アプリケーションと、覚悟の適正価格。ゴルフ5&6用サスペンションセットが税別¥88,000-!特化した性能や絶妙な減衰性能などは装備されてません。ベーシックな性能、つまりクルマのポテンシャルをしっかり受け止め、安全性能と、純正以上の快適性能を備えたパッケージです。