「SACHS INSIDE」カテゴリーアーカイブ

TR(スルーロッド)ダンパー簡単説明。

SACHS TR-DAMPER WERNHER ヴェルナー スルーロッドダンパー

ざっくりの説明ですよ、、自分技術者ではないので。SACHSのレーシングダンパーでTRタイプと呼ばれるダンパーで、シェルケース上下にロッドが貫通しているのでスルーロッドです。主にフォーミュラが用途のようですが、下部の入子アタッチメントを変えてストラットに転用したエンディュランスポルシェ(R&RSR)等にも搭載されております。単車乗る方ならステアリングダンパーを想像して頂くと、まんまソレですのでご理解頂けると思います。でファンクションの恩恵もほぼステアリングダンパーと同じ、ハンドルを左右どちらに切ってもダンパーの減衰は同じように発生します。通常のボトム止めダンパーの場合はバンプ側で必ず容積の関係から反力がイコールになりません。実製品は手のひらに乗るくらいの小さなダンパーです。限られたスペースに搭載でき、有効ストロークを最大限に使えるダンパーです。

 

シラーさんのMINI

MINI SACHS ザックス WERNHER

ドイツVNLシラーモータリングR56Mini。SACHS(ザックス)のレーシングストラットダンパーを搭載しております。画像では見えにくいのですが、Porscheのレースカー等に採用される4wayスルーロッド式だと思われます。

 

世界遺産

VW GOLF1 CUP SACHS WERNHER COXVW GOLF1 CUP SACHS WERNHER COXVW GOLF1 CUP SACHS WERNHER COX

初代VWゴルフによるワンメイクレース(JAF戦)ポカールレース。ホンモノのカップ(ポカール)カーです。現COX社CTO吉永さんが選び抜いた末に辿り着いた”戦えるダンパーがSACHS(ザックス)”でありました。レースに実装備と共に製品(当時の商品名はG1-kit&Sporting)世界遺産です。ブランドパワーはお金で買える(宣伝等)部分はあるでしょうが、時間積み重ねた歴史(技術構築)をひっくり返す事はできません。その時代時代SACHSに関わった人々に感謝して日々精進。

SACHS+COX+HANS

GTI CUP COX SACHS HANS WERNHER

当時のGTIカップを戦ったマシンです。ドイツ主導のCOX+HANSコラボレーションのアイコン的なカップカー。因みに現在でも、全くこのままの状態でCOXのユーザーさんが動体保管して下さってます。日々感謝!日々精進!

箱根取材の詳細。

86 BRZ 14R SACHS ザックスサスペンション86 BRZ 14R SACHS ザックスサスペンション

詳細、、と言っても全部書くと取材して頂いた意味が?になりますので別視点から。ネッツトヨタ群馬関口さんの管理マシン14RにSACHSパフォーマンスコイルーバーの標準スプリングを外し、アイバッハERSスプリングをセットして箱根で試乗して頂きました。インプレッションは勿論好評で「リアルスポーツカーに相応しい」と。で、帰り。関口さんと私、群馬に戻りながら”往路時のダンパーの動きと全然違う、、復路は快適まで行かないけどスムースに作動しかどが取れた感じ”と同意見。って事はですよ、通常SACHS(ザックス)車高調整ことザックスパフォーマンスコイルオーバーは3,000-キロ位からアタリが出て(組立フリクションが取れる感じですお買い求め頂いたユーザー皆さんにも同じように説明しております。)綺麗に動くと感じて”インプレッション取るのにどんだけ踏んでるのか、、相当頑張って走って下さった事が分かりました。プロのライターさんの根性とドライビングスキルを逆インプレッションした一日。皆様に感謝。

ジャーナリスト、ヤマモトシンヤ先生の納車。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー弊社の86プロジェクト&チューニングの社外アドバイザーでもあるジャーナリストのヤマモトシンヤ先生が、SACHSダンパー純正装着のユーロシビック(ディーゼル)から、SACHSダンパー純正装着の現行ユーロシビック(ガソリン)に乗り換えたようです、、、おめでとうございます!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナースポイラーとウイングが眩しいですね。見れば一目で解る無限のボディパーツ!、、、実はコレ製品化されず、この1台だけのようです。凄いですねーー。

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー現エアロ解析のトレンドデザインを装備したスポイラー付シビック、、格好いいですね!

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーで、毎回送って頂くSACHSダンパー装着証拠写真!ありがとーございます!毎回、、と言うのは世界中のモーターショウにて、SACHSダンパーが装着されている、と思われる車両に潜って撮影して頂いております。そう。そうなんです!交通タイムス誌の”CARTOP”に掲載されるSACHSダンパー搭載車両記事の大半はヤマモトシンヤ先生に依るニュースであり、わざわざZF-SACHSダンパーと明記して下さっております。これはつまり、私達の活動寿命を延命して下さる命の恩人であり、もう日々猛烈に感謝しております!
ヤマモトシンヤ先生、納車おめでとうございます!近々沼津駅前でハンバーグ定食会議宜しくお願いしますーー。

Gunter Sachs + Brigitte Bardot

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナー1895年から120年続くSACHSブランド最後の直系が三代目のSACHS氏、正式名はGunterSachs(ギュンターザックス)。父ヴィルヘルムザックス(2代目)と母(オペル財団令嬢)の愛を一身に受けたはずなのに、事業(稼業)を途中で放棄、数年前に自ら命を絶ってしまったんです。、、生きている内に一度お会いしたかった、、。心底悔しい思いです。稀代のプレイボーイ、、その父、祖父の系譜をですね、いつか一冊の本にまとめたいな。と、勝手に考えております。スターウォーズを超える大作かもですね!真実は小説よりも奇なり。

Honda SHUTTLE SACHS Inside.

sachs wernher ザックスダンパー ヴェルナーホンダの新型シャトル!何とSACHSダンパー標準搭載のようです。web等のは一切掲載されておりませんが、実装備。ジャーナリストの生方さんが試乗した際、「フットワークが素晴らしい、、」と開発関係者に話したところ、、「実はSACHS(ザックス)ダンパー純正搭載なんです、、」と少し遠慮したように答えて頂いたようです。同じホンダ純正SACHS搭載の現行オデッセイの酷評(私は乗ってませんのでなんとも、、)を何とか挽回してほしいですね。