ASM-86

ASM 86 SACHS先日所用で横浜方面へ。古巣の本牧ふ頭にある海員生協(シーメンズクラブの民生版)食堂にて昼食&コーヒーで一服。思い立ってASMの金山総店長に電話したらミーティングOKとの事で早速訪問してモロモロ打ち合わせさせて頂きました。で、今一番気になるASMさんが組んだ86に試乗っ(わくわく)!走る姿は箱根のXaCARさん取材で目にしておりまして、ステアリングを切って微速でクラッチを繋ぎジャダーも出ずにスムースにスタート>ドイツドレクセラーデファレンシャルのサイレントパフォーマンスはやっぱり凄いって事までで、後は全て初体験。試乗コースはASMアベニュー(お店を出て左へ)>山下税関前を右折>本牧A突堤(私の古巣)通過>少しギャップのある緩い登り>B突堤前を右折>シーメンズクラブ&会員生協を右手に見ながら、通称”研二君コーナー(あいつとララバイ参照)”右旋回>味奈登庵を過ぎてASMへ。先ずは最も気になるASM-86用SACHSレーシングダンパー。未だ開発中の製品との事ですが、このまま売れます!全然凄いです!長年SACHSブランドに関わってきまして、金山総店長の仕立て、目指す”ライド感”も解りますし、以前乗った(同じコースで)SACHS-3wayレーシングダンパーを装備したASM-S2000の完成度に近い気がします。3way(ASM-S2000)の複雑な制御から生み出される玄人好みのフォース&ストロークより、今回の86用はもっと明快で”伸びてから縮む※ココ大事”ストリートの速度域でも、つまり日々の普段使いでも心地よくスポーツカーを楽しめる仕立てです。ノーマル径より細いスタビライザーのセットアップも納得でした。ASM-86用SACHSレーシングダンパーの基本的な構成パーツはブルーエリア(ネッツトヨタ東埼玉)さんの14R60と同じで、リア側のバンプ制御インナーパーツがASMさんのオリジナルだそうです。何時売るの?、、当然今でしょ!だと思いますw。続きましてサスペンションと密接な関係にあるデファレンシャル、、ドイツドレクセラーのASMセットアップ!これは、、ホント欲しくなりました。自前のBMW-Z3Mに組むか?それとも試乗車の86に組むか?この私的な問題は解決しましてズバリ86です。クルマの動きが全然違いますよお客さん!ノイズなしガタガタ言わない。至ってスムースでデフ入れている事は多分気付かれないでしょうね。旋回の気持ち良さも確認出来ました。カーブの開け>ステアを戻すと普通の86じゃ考えられないような”クルマが前にグングン進む”、、あいつとララバイの研二君がよく「俺のゼッツー最高ぅ~」って叫んでましたか、ASMさんの86は、まさにそんな感じ。お金払った分、タイムを削れる(弊社の営業トーク)ポイントは段違いの旋回加速だと確信した次第であります。続きましてパワーモジュール(スロットルスペーサー+マキシムワークスエキゾーストマニフォールド+サクラムマフラー+それを調律するオリジナルECU)ですが、気持良かった、、、。エキマニのモリモリ感と宇野さん(サクラム社長でエキゾーストビルダー)のバリバリ言う寸前の音。たまらんですね。で、試乗させて頂いた後、私なりによーく考えたのですが、このパワーモジュールパッケージはレカロのモータースポーツシェルが装着されて初めて成立するのではないか?高剛性のシートレール&FIA認証の強度を持つモータースポーツシェルの恩恵は”音が背中から聞こえる事(モータースポーツシェルのスピーカー効果?)”。脳に直結した脊髄を介して、普段取れないインフォメーション(音と微妙な車体挙動)が入ってくる気がしてなりません。音と振動は私の仕事ですから”まーまー敏感”なのですが、エキマニの排気脈動のようなリズムとノイズ(各気筒の爆発)を感じられるって事は今までありませんでした。フレキシブルパイプセクションを排したエキマニ構造だからって事もあるかもですが、これは全てASM金山総店長の仕立てですので恐ろしいの一言、、。「ASMの86パーツは今はまだまだ、、」とおっしゃる金山総店長。86がデビューして早や5年。常時生産から受注生産に切り替わった今を考えるとASM86パーツ開発&リリーススケジュールは”全て計画通り”のような気がしてなりません。ASM金山総店長が理想とする86(完成の一歩手前?)を運転させてもらった事に感謝しつつ、弊社で扱えるASM86パーツの販売拡張と、デビュー5年目を迎える86の現状と、この先5年の86を見据えて自社のデモカーのステップアップを詰めて行きたいと思います。

ASM一方こちらショウルームでは連日全国からS2000が集まっているようです。金山総店長曰く、「S2000関係の売り上げは3年連続で上り続けてますよ。」との事で、ユーズドカーの確保から最新技術を搭載したリペアパーツと組付け技術&更なるチューニングパーツの開発が進行中。S2000の経年変化時間軸を正確に巻き戻した上で別の次元(ノーマルの数段上の性能階層)のマシンに仕立てる事がASMさんの仕事であり”ASMのS2000(&製品)は旧くならない”と言われる所以だと感じます。ピットでは近々の筑波スーパーバトルに向けてセットアップ中のマシン(スーパーシルフ>ショウジ命名)が佇んでおりまして、空間が歪むような速度で突き進むその動体性能がASM-S2000パーツに還元されています、、と宣伝っぽく書いておりますが、S2000のパーツは弊社では扱えません、、お近くのASM、又は全国のオートバックス&スーパーオートバックスさんにてお求め下さいね。86のパーツは弊社でも取り扱っておりますのでお気軽にお問い合わせお願い申し上げます。↓日々精進

IS-Design 86&BRZ Parts