「Bicycle」カテゴリーアーカイブ

トラス構造の脳内可視化

アレックスモールトン スピードS自分を含めた一部のマニアだけじゃなく、多くの人々に美意識を与える”トラス構造”。一般的には東京タワーとか、重機クレーンとかですね。で、上のメモ帳の落書きがトラス構造の自転車(英国モールトン)を見習って、トラス構造の美しい自動車部品が創れないかな?等と考えつつフレーム構造(パイプ配置)を脳内展開>頭の中の図を手書き。モールトン自転車のフレームワークは自分の記憶と反射神経になりましたので後は売れそうなパーツを考えて応用すればOK、、売れるかどうか?は別の話ですね。

アレックスモールトン スピードS日々精進

WINDING WORKS

WINDIN WORKS ワインディングワークス静かだった2020年10月も無事終わりました。弊社からご購入下さいました販売店皆様、並びユーザー皆様に感謝!ありがとうございます。おかげさまで11月も頑張れそうです。さて、今月15日の富士スピードウェイイベント(86スタイル)出展に向けてハンズさんと準備を進めております。当日のお買い物はカード決済OKと言う情報も。その場でサスペンションセットが売れるとは思いませんが、実製品を持ち込み展示致しますので、何なりとご相談させて頂けると嬉しいです。ご検討中の方は減衰ダイヤルの”回転トルク感と、カチカチ決まるクリック感覚の気持ち良さ”を体感した上でご決断して欲しいです。さて、半分趣味で半分仕事の活動”ワインディングワークス”は吸気温度が適正化されすこぶる快調。2号機に乗り換えと同時に新品換装したザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションセットも完全にアタリが出た感じなので、現在の減衰位置(最弱)から少し締め上げて(フロント+3、リアー+3~4)高速旋回のレスポンスを上げる作戦。 日々精進

プロダクツアイコン

SRAM EAGLE SACHS依頼された仕事が昨日から全く進まず、今日も進展しない気がする火曜日の昼飯前。最高のお手本を元に思考を整理しつつ(メモ代わりのブログですいません)75点以上の出来を目指して終わらせないと!で、某所からのご依頼案件はタイトルの通り”プロダクツアイコン”作成であります。ブランドのロゴの他、製品のシンボル(アイコン)を作成して、メーカー開発者の意図をより明確にユーザーに伝え、性能+プライド+所有する喜びを持って頂く事と感じます。で、上画像がSRAM社のカセット。イーグルテクノロジー+鷲(わし)のマーク付き。このわしマークのような造型を昨日からやってまして、先にも書いた通り進展なし、、目指すトコロが高すぎたのかもしれません(汗)

SACHS GERMANY SCHWEINFURTこちらがSRAMイーグルテクノロジーアイコンの原型。ドイツシュバインフルト市の紋章。自転車&パーツ関連webライターさんが「なんでイーグルなんだ?」と思ってGoogle検索した時にココ(弊社Blog)を読めば一目瞭然ですよ。で、ドイツシュバインフルトには何があるんだっけ?と言えば、SACHS(ザックス-現ZF)がありまして、元SACHSだったSKF(独禁法により分解)もありまして、SRAMドイチェランド(元SACHS)もあります。つまりイーグルテクノロジーはメイドインジャーマニー旧SACHSの超先進性能に由来しますよ。と言う感じでしょうね。

SRAM GERMANY MAPGoogleMapより抜粋、シュバインフルト主要部。左側の駅舎を含む赤囲いが現ZFのSACHSヘッドクォーター。社名は変えられても地名や道路の名前は変えられず。下の赤囲いが現SRAMジャーマニー、、ご近所ですね。さて、もうお昼ですね。ご飯食べて休憩、、今日も進まない気がする。 日々精進

お蔵入りの逸品

チャージバイク クーリバー 自転車チャージバイク社のクーリバーと言う自転車。昨年、日本国内の代理店が販売店向け展示会&予約商談会にてお披露目した新作だったのですが、結局販売中止。弊社クライアント、香川県高松市にあるアウトシュタット岡林社長(目利きの達人)も欲しがっていた1台。で、調べましたらチャージバイク社、、電動ハイブリッド自転車1本化、ブランド名だけ残した全く違う会社に感じました。残念です。で、このお蔵入りになった自転車ですが、プランニング&社内デザインコンペの一部始終をwebで追っかけてまして、元祖マウンテンバイク”クランカー”とそのムーブメントを追う素敵な製品だなーと、、上手く説明できませんがアップルコンピュータ、マッキントッシュシリーズのような抵抗勢力を具現化したようなモノに感じます。しかもお手頃価格の5万円台!これなら溶接を伴う改造をしても惜しくない!これ買ってザックスマイクロモビリティー社のモーターを搭載しようかな?と一瞬思ったり。全て妄想で終わりました。日々精進

THE ORIGIN (SACHS-RS)

ブルベの人

ブルベ 自転車最初にその姿を見たのは半年ほど前。自宅付近のコンビニ(多分レシート時刻と距離の申請)から伊香保への山道に向かう自転車1台。深夜の土砂降りでサイクリングじゃないのは一目で分かりました。細い銅管組みロードジオメトリープラスアルファのホイルベース長と比較的長めのシートチューブ。700Cの細いタイヤには泥除け装備、、孤高のブルベ仕様。話には聞いておりましたが、実際居るんですね。夜の大雨で一人で自転車に乗って己の記録を静かに刻む人、、衝撃でした。私も仕事柄そーとー数寄者も部類だと自負しておりましたが、これを見て圧倒的な敗北感と怖さに襲われつつ、とりつかれたようにペダルをこぐ崇高な行為に感動すら覚えました。ブルベが何なのか?私も正確にはお伝えする知識がなく、例えるなら”渋谷交差点等で毎夜毎回繰り広げられるコスプレをしつつのお祭り騒ぎを、人気のない夜の東扇島の更に端の鋼管橋下で1人「ハッピーハーロイン!」と楽しく叫ぶような感じです。そこには群れない、お互いのハイタッチない、共感もない、イイねなんか知らない。ただ一人黙々とペダルを漕ぎ、距離感が崩壊した自らの意志を持って(想定200km以上?)走る。、、「それ楽しいの?」って思いますよね。答は?ですが「アメニモマケズ、キニモサレズ」の宮沢賢治に一番近い存在かもしれません。 日々精進

THE ORIGIN (SACHS-RS)

SACHS WERNHER

ザックスからザックスへ –先駆的なモビリティ –

SACHSという名前は、多くの感情や記憶につながっています。多くの人は、ハンドルバー上の赤いTorpedo 3スピードスイッチやGrip-Shifterで自転車を楽しんだ思い出を持つと思います。彼らにとってそれは自転車の最初の冒険を思い出させるものです。SACHSは今再び、移動する喜びと自由を多くの自転車ファンに向けてスタンバイします。2018年から、SACHSは「Micro Mobility」を追加して自転車業界に戻ります。今回は、E-mobilityに焦点が当てられています。SACHS MICRO MOBILITYは、1895年にKarl FichtelとErnst Sachsによって設立された私たちのモビリティの歴史の論理的な続きです。、、、、これ、どう見ても(読んでも)私が調子よく勝手に書いてる風な文章ですが、ザックスマイクロモビリティ社のオフィシャルホームページの文章を訳したモノです。私は世界で誰よりもこの時を待っていました。 以下SACHSブランドヒストリーも同ウエブから引用。

SACHSブランドの旅

1895年 – Ernst Sachs(エルンストザックス)とKarl Fichtel(カールフィフテイル)は、自転車用高精度ハブに搭載する“ SchweinfurterPräzisionsKugellager Werke Fichtel&Sachs(シュヴァインフルト精密ボールベアリング製造社フィフテイルウントザックス)”をスタートしました。

1903年 – 1速式トルペードフリーホイールハブ ※(ペダルをこぐのを止めてもリアハブだけが回り続ける機構。現在ではあたりまえの自転車の性能で実はザックスの発明品。内装多段ギアを備えた製品もラインナップ。同軸回転上に異なる速度を連動する仕組みは後の自動車用DSG技術の基礎となります。)

1927年 – ライダーAlfredo Binda付きのトルペードフリーホイールハブの初ワールドカップ優勝

1937年 – Saxonette、Torpedoフリーホイールハブ付き60ccエンジン付き自転車発売

1997年 – MannesmannがSACHSの会社を引き継ぎます

1997年 – SRAMがSACHSの自転車コンポーネント部門全体を引き継ぎ、その名の下に継続

2001年 – SACHSがZF Friedrichhafen AGのSachs Performanceに買収されました – 車のクラッチとサスペンション         

2018年 – SACHS MICRO MOBILITY – ZF、BMZ、Magura、BFOの合弁事業 – Eurobike Friedrichshafen

2018年 – SACHS RS:Eバイク用の最初のドライブトレインシステム発表

以上がSACHSブランドの起源で、今までと全て違う(ZFに吸収されて以降、会社の創業年もZFの1915年に改定され、創業地であるシュヴァインフルトがフリードリヒヒスハーフェンに改定。当たり前ですがSACHSは消滅し全てZFに)、つまり正しいブランドヒストリー、正しい歴史が動き出しました。昨年末にスタートした”SACHS Micro Mobility GmbH(ザックスマイクロモビリティ有限会社)“はZFを株主&リーダーとしMAGRA-BMZ-BrakeForceOneのハイエンドバイクシクコンポーネンツサプライヤーをチームに加えた125年以上の歴史を持つ新しい会社です。

SACHS RS上画像の水色部分が今回SACHS Micro Mobility社からリリースされた第1弾のコンポーネンツ。前後輪のABSはオリジナルのアルゴリズムを搭載してターマック&グラベル、路面状況に併せアクチュエーターレスポンスをバランス化します。さらにダウンパイプに内蔵されたハードアルミケースの48Vバッテリー。最大30A&ペダル充電可能&USB2CAN対応。そして現最強のモーター”SACHS-RS(ザックスアールエス)”、最大出力110N/m(ジムニーよりあります)!!クランク回転速度40rpm時に55N/mを常時供給と。ここまで読んで頂いて”おお凄いじゃん!”と理解して喜んで下さっていると思われるGRガレージさいたま中央店勤務の高木さん(エクストリームエリートライダー)に一言、これで全てが変わります。自動車のダンパー性能もそうですが、やはり時代を超越して性能基準を一気に引き上げてしまうブランドがSACHS(ザックス)で、1895年からスタートした自転車部品屋が今、最高傑作を引っ提げて戻ってきましたよ!嬉しい!超嬉しいです!話はバッテリーに戻りまして、実は2ラインアップあり、EスポーツMTB用の他、貨物用の安定パワー版もあり、これはこれで自転車じゃなく、他の乗り物に組み込めそうです。例えばペダル(足漕ぎ式)でBMWイセッタやメッサーシュミットのボディを被せてなんて超アリ!国土交通省の法の問題もありますが、プランとして考えてます。

WERNHER 話は続きます。上2枚の名刺画像は”苦い思い出風の演出”でピンホールレンズを使用。昔のSACHSロゴが付いた名刺がペーターさん。当時(上年表1997年頃)ザックス自転車部品アジア地区マネージャーで、名刺交換した時に「日本の新しい販売代理店を急いで探している!お前やる気あるのか?」の即答が出来ず会社に持ち帰り約半年後にOKが出で、のこのことザックスのヘッドクォーター、ドイツシュヴァインフルトに出向くも「半年前に自転車部門はSRAMに売却してもーありません。」と、ブログのネタにしかならない事実を背負って今まで生きてきました。そこに現れた旧知の登山仲間(マーケットリサーチの為に日本に来日、上年表2001年頃で富士山に登りたい>接待のつもりで同行登山済み)ゾンマー君の名刺(ZFロゴ)、当時はインターンで「将来もしかしたら偉くなるカモ?」と。それから18年、、SACHS Micro Mobility社に2人居るマネージングダイレクター(代表取締役)の1人に就任。、、キタ――(゚∀゚)――!!が今の私の心境。下記リンクご参照願います。 日々精進 

Sachs Micromobility

NEW-VINTAGE

wernher 株式会社ヴェルナー新しい(新技術)のに懐古的。こんな電動自転車だったら所有してみたいです。

wernher 株式会社ヴェルナーV型配置されたフィン付きシリンダーはモーター冷却の為、、と、造形から機能が理解出来るシンプルさも性能だと感じます。 日々精進

気になる自転車専門店

株式会社ヴェルナーお店の前を通る事10回以上。開店前に通り、閉店後に通りを繰り返し未だ入店出来てません。旅の記念に何か買いたい欲求が未だ果たせずに居ます。

株式会社ヴェルナー渋さ-知らず???日本語リスペクトに感謝。日本から買い物に来ましたよ!と言ったら、多分ビックリするはずです。因みにドイツの自転車環境は日本のソレより全然快適で、流石ルールの国。※2018/11/15追記:気になって”シブサシラズオルケストラ”をGoogle検索してみましたところ、、日本人のバンド&舞台アーティスト編成と判明。謎が深まります、、

株式会社ヴェルナー場所はこんな感じ。ケルンメッセ会場の通りをひたすら画面上へ。赤丸印付近。日々精進

KLAMPER-PAUL

paul2 WERNHER 釣りの道具(リール)にも見えそうですが、自転車の部品です。シングルスピード用チェーンテンショナーかな?最初に見た時はそう思いました。で、テンショナーではなくディスクブレーキ用機械式キャリパーだと判明して”凄い!”と思いました。自転車の部品(比較的詳しいです)を見て、この歳になって形から性能が判断できない製品があった事も嬉しく、自転車市場の臨界飽和説を覆す”逸品”と感じます。多くは売れないかもしれない、、けどその方向性の趣味人にターゲットを絞った造型+ファンクション+実性能は私のお手本になりました。クルマのパーツもまだまだ創造の余地はありそうですね。

paul WERNHER ポール社製、クランパー展開図。クランパー機械式(ワイヤー引き)キャリパーの利点はイージーメンテナンス性能でインアウト両方のパッドクリアランスも手動調整可能。フルードによる各パーツの腐食劣化も皆無。リムを挟んで止める全てのブレーキに求められる造形は、フレームに沿うようシンプルにデザインされています。対するディスクブレーキは車体の片方(主に左側)に装着され、非対称における”ある程度の存在感(質量)”があった方が格好いい。と個人的に思ってますので、そこに”コレ(PAUL-KLAMPER)”を装備したい>このパーツに似合うフレームが欲しい>クルマ選びも先ずパーツから、、そーゆー流れで引き続きお願い申し上げますw で、展開図面の各パーツにおけるアールの取り方(曲面構成)を見ていて、なんとなくaFe(アドバンスフローエンジニアリング)社のデザインに似ている感じを受けました。ヨーロッパとは違う、アメリカ特有”グラマーな線”を持つデザインですね。aFe詳細は↓日々精進

aFe TAKEDA MOMENTUM