本牧戦線2月末。

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只今RS-1の新製品(新型車種)リリースに向けてバタバタ動いて撮って切り抜いて書いて打ち合わせしてお願いしてとモロモロ準備中です。しかもその製品、、ワントライ、、つまり今回の入荷分で終了といった限定生産品。「そうだっけ?」と、ドイツ人に文句言う暇もないままスタートしそうです。後戻り出来ませんっ!そうそう、別件ですが先日のJファクトリーさん試乗会にて、「何でハンズさんのデモカー(R56)にアディダスのステッカーが張ってあるのか?」と言った質問があったようです。AdidasxSACHSどちらもドイツの名門ブランドですから、何時か一緒に何かしたいですーと今でも思っております(進んでませんが、、)。そしてもう一つ”?な”ステッカーがSRAM(スラム)!これは僕個人的事情も少し入っております。昔~、、SACHSの自転車部門アジア地区マネージャーのMr、May(PeterMay)さんとの約束を果たせなかった戒めと、純然に創業者のエルンストザックス大公由来の旧SACHS自転車部門(現SRAM)を応援する意味でもあります。※本牧戦線SachsBlog読者の方で、先に限定販売されたSRAMコンポーネンツ(Red2011ver/YellowLine)をご購入された方がいらっしゃればショウジ宛にご一報下さい!

Mini R56用RS-1サスペンションセット。

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昨年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場&完走したシラーさんのマシンと、僕らのデモカーを並べてみました。共通点は共にザックスレースエンジニアリング(SRE)社製のダンパーが装備されております。装着される製品の制御と精度は異なりますが、基本となる性能”タフで柔軟な路面追従性”は同じだと思います。シラーさんのR56ニュル24レーサーに搭載されたSRE4Wayダンパー前後1台分価格の1/10で手に入るRS-1!ドイツSRE社が全方位の走行性能を目論んだ専用設計を是非とも体感して下さい。

50年!往時のデザイン”力”に脱帽。

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Eタイプ誕生50周年なんですね。発売当時からデザインの優位性、誰が見ても格好いい!と思われたのでしょうね。スポーツカーのアイコン、、その通りだと思います。それにしても50年有効な造形、、当然小さな谷もあったでしょうが時代背景、経済状況に関わらず人気があったクルマって、ナカナカ無いと思います。スポーツカーのアイコン”Eタイプ”のデザインは永遠に不滅です!因みに僕はS1が好きです。

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さてさて、流麗なクーペ(Etyp)と対を成す異型な僕のクーペ(Z3MC/368)、、、もういいかな?と思いつつも”乗ったらヤッパ止められないー(あはは)”のでありまして、近々門橋さん(オートリペア中居さん)に入庫を予定しております!今はデザインの過渡期(谷間)でしょうが、、あと3~5年で次世代のアイコンを背負えるマシンになる?かな?

ジェイファクトリーさんRS-1試乗会無事終了。

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先週末の土、日曜日、群馬のJファクトリーさんにてR56+RS-1試乗会を開催させて頂きました。、、、、それにしても綺麗なS字カーブだと思いませんか?画像では解らないかもしれませんが牧歌的な”何処かで観た風景”、、ドイツの郊外ってこんな感じです。ドイツザックスの総本山、シュヴァインフルト近郊、、、今は引退してしまったストリート開発部門のMr、SachsSportingことハインツツィーエさんのテストコースにそっくりです。ツィーエさんが走り込んだ同じコースをピエッリ君(現SRE、RS-1開発担当)もテストに使っているはずです。開発テスト環境が同じ(近い)であれば製品本来のベーシック(基本性能)を引き出す事が容易な訳で、その分チューニングの精度も優れている、、Jファクトリーさんのセッティングスキル!僕らは全幅の信頼を寄せております。

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群馬のノルドシライフェ入り口、、とか書くとまた問題に、、なりませんよね。比喩ですから。でもコース上の共通点を見つけてしまいました。ノルドシュライフェ第4セクション、カルセールを抜けた2番目のカーブ”ヴァイパーマン”がありましたよ、、ジャパンスネークセンターと言う名前で(発見)。さて、山を一周しながら適度なカーブが続くこの道がJファクトリーさんのテストコースの一部だそうで、、これは凄い。横塚社長&森さん、相変わらず的を得てました。旋回感覚もそうなのだけど、ゆる~くフラットな舗装路では伸びのレスポンスが体感出来るはずです。大事なのは縮む制御より伸びる制御です。

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上の2ショットは本牧戦線関係者(あはは、現RS-1+8JTT3.2ユーザーさん)にお願いして撮りました。綺麗なカーブでしょー。今度から撮影は全部Jファクトリーさん近辺でやりたいな。で、僕の意図を瞬時に汲んでくれるSAFメンバー、、俺、何処に居ても同士が居るんです(自慢)。3.2オーナーさん今回もありがとー!素敵なエキゾーストが完成したら聞かせて下さいねー。

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上から、お昼に頂いた桐生名物”志多美屋本店”のソースかつ丼!美味しかったです。で、中段画像は新造エンジン”51MarkⅥ”の燃焼テスト風景、、では無くガレージのストーブ。世界に先駆けて屋根を黒く塗った男こと”Jファクトリーの森さん(通称ブレインズ=IRTB)”と戦闘機談義に、、やっぱ注目はSuなのですねー。そんで下段、、非常ーーにインパクトのある看板っ!!JR岩宿付近にて発見。凄い、、ジミーだ!超格好いい!!Rockighan万歳っ!、、、流石メイドインジャパンのアパレルブランドを支える縫製の街。また探検に行きたいデス。さてさて、今回の試乗会にご参加頂いたお客様、そしてJファクトリー横塚社長様、奥様、スタッフの森さん、本当にありがとうございました!帰りの高速道路でJファクトリーさんにてリセットされた減衰を体感させて頂き、、リアルコンフォートって、こういうことだな。と思いました。

SX-X GT3?

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未だ謎のエントリー未確定マシン996GT3!実は密かにテスト走行を重ねております。モロモロの発表まで暫しお待ち下さい。1世代前とはいいつつも旧さを感じさせない姿って、どうしてなんだろ、、きっとバイスアッハの魂が宿っているからでしょう。

Comeback in der “Grünen Hölle”.Golf24Nürburgring.

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VWゴルフの画像を観て久々に”格好いい!”と思ったマシンにSACHS(ザックス)のロゴが貼られていて良かったー。搭載されるダンパーはシロッコ24同様の4wayだと思います。で、スプリングの銘柄がEibachからH&Rにシフトなんですね、、、コレ、Porscheソリューションですよね。兎に角、今年のニュル24も応援するマシンがあって僕は幸せです。この気持ちは全国のSACHSダンパー(純正+旧パフォーマンス+パフォーマンスPLUS+SRE/RS-1)ユーザーのGOLFオーナーさんと同じだと思います。ね!SACHSを選んで良かったでしょー。

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ダイレクトマウントされたリザーブタンク、、SACHSダンパーで間違いありません。

次世代の次世代。

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えー、、このモノクロ画像を観て「あ!F01のCDCフロント左ダンパーだ。」って解る方は、、、数人(ZF関係者)はいらっしゃるでしょー。さてさて、BMWのF01/7erに標準搭載されている電子制御ダンパー、BMWでの名称はEDC、製造元ZF-SACHSの名称はCDC(Continuous Device Control)。電子制御による伸び、縮み無段階調整しかも反加重応力(凄いでしょ)を備えたダンパーを軸に、アクティブスタビライザーとの相乗効果で”ありえない程の乗り心地”を世に知らしめた逸品!ZF-SACHS(&BMW)における先進性(不自然な動体挙動は置いておいて、兎に角、難しくて新しくて超格好いい)を掲げる旗艦がF01でした(僕らレベルの話で)、、、まさに次世代でしょ。しかし、、技術の進歩、と言うかスピードは加速する(指数関数)んですね。世代を担う新技術が数年の内にアップグレードされてしまう訳もソレです。そんな訳でF01+ZF-SACHSにおける”次世代の乗り心地”はもはや過去の産物(、、、って僕まだ乗ってないんですけど!!)らしく、新しいフラッグシップは、、、近日中に報告致します。

”走りの質”を見直したい。

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昨日、Jetta5にお乗りのユーザーさんからRS-1についてのお問い合わせを頂きました。ノーマルスプリングとFSDを組み合わせてご使用中との事。気になったので「現状の何処(速度域含む)が不満で、どんな改善をお求めなのでしょうか?」と、、聞いたところ「現状には満足しています。しかし、、その先、つまりRS-1を装着した際の”質”が気になって、ショウジさんに直接聞いてみたくなった、、。」(有難くて恐縮してしまいました)。頂いたお電話で長々&様々なシチュエーションの説明が難しかったので、「是非RS-1を装着して”走りの質”を楽しんで下さい。」と一辺倒の営業マン風に言い切ってしまったので、補足の意味を含めてRS-1&VW5シャーシ(Jetta5)における”走りの質”について私的に説明致します。先ず、RS-1を装着する事によりJettaの乗り心地がフェートン(大げさに書いてます)のようになったりはしません。多くのRS-1ユーザーさんからご評価頂いている”乗り心地(感覚)”はあくまでも”バランス化された減衰レート&レスポンスの精度”による副産物に過ぎません。あくまでも走りを快適に安全に楽しむ為のセットアップです。しかし、、楽しむ速度域に制限はありません(法定速度は守ってください)。スピードを出さなくても、、微速域~一般道路でもステアリング&シートから伝わるインフォメーションが”質をともなっている事”に気が付くはずです。タイヤ&路面、ダンパー&アームの動き、クルマが今どんな風に反応して動いているか?その動きとレスポンスがRS-1における質です。長々書いてしまいましたが、我ながら解り辛いですね。またご質問があれば何時でもご連絡下さいませ。北海道のIさん、お問い合わせありがとうございました。

走るキャバノン(ル・コルビジェ)。

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ドイツザックスレースエンジニアリング社製RS-1を装着したR56カムデンオーナーのYさん(建築家)と、本牧ふ頭そばの蕎麦屋で遅い昼食&インプレッション&意見交換をしました。カムデンオーナーYさん、以前の愛車”国産FRオープンスポ-ツ”で数本のサスペンションセットを購入して、その経験値から「RS-1がいいんじゃないかな?」と、思って頂けたようです。Yさんの話しを聞く限り、シンプルで簡単な制御方法(ニードル1Way伸縮同調ダイヤル調整)と、タフで懐の深い、、どんなドライビングスタイル(操作&実速度と路面状況)にも追従するフットワークに日々感動!と。使い勝手(ユーティリティー)が良い製品は結果、安全で快適で速く走れる、、、これはRS-1だけのポテンシャルじゃなくてR56+RS-1の総合評価と言った意味です。しっかり運転出来るYさんは直ぐに気が付いたようですね。ドイツの普通は試行錯誤最先端を経た末の円熟した技術力です。シンプルな性能、今回のR56+RS-1を例えるなら、、巨匠コルビジェが辿り付いたキャバノンじゃないかな?と、思いました。

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ルーフとボディの塗り分け。目立たない様に、実はツートーンだったりします。

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山下公園付近でパシャっと。

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Yさん!今回は有難う御座いました。本牧名物大盛蕎麦屋”味奈登庵のつけ天”をすすりながらYさんが言った(仕事に取り組む姿勢)一言、、実は僕の秘密ノートの一番最初に書き込んだ言葉と全く同じなんですよ。流通を業務とする僕らは、製造元、メーカーの意図を確実にユーザーさんに届ける事以外に介在の意味はないのだけれど、僕らにしか出来ない+αの伝える&届けるを続ければ”残る仕事”になるんじゃないかな?と、思ってます。今後とも宜しくお願いします。次回は埼玉で!!!

第2回、振動技術展視察。

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先ほど本牧近所のパシフィコ横浜にて開催中の”第2回、振動技術展”を視察してきました。会場を一周して感じた事、、、それは”日本国内における振動制御は国家プロジェクトだった、、、。”を痛感しました。振動制御=動体振動が一番大事でしょー、と、言う考えは僕とドイツ(地震が少ない)人だけで、地震列島の我が国の耐振免振除振防振制振総合技術向上は必達な訳なんですね。なんたって人命がかかってますから。その技術から派生する(転用出来る)新しい制御が次のクルマを変えるかもしれません!