久々のロードテスト

ヴェルナー 86 TRD14R メーターコロナ禍における移動の規制緩和が始まりまして、自分も先週ロードテストを兼ねて1泊2日で1人秋田に行ってきました。走行距離892.9km。今乗っている2号機D型の86(2台目の86)で長距離を走ったのは今回が初めて。各部のモディファイ&アップデートが長距離ドライブに耐えられるのか、自分で乗って試してみました。走行前に行った作業はラジエターサブタンクにクーラントを少し補充(漏れているのではない様子)&ホイールナットの締め付けトルク確認&冷間時のタイヤ空気圧調整。ザックス車高調整ことザックスパフォーマンスコイルオーバーサスペンションの減衰ダイヤル位置はフロント最弱から4上げ、リアー最弱から5上げの普段通り。万が一、エンジン燃焼異常等の緊急事態になってもドライヴィジョンECUはエマージェンシー時のマップもキッチリ書いてありますのでクルマが動かなくなるような事はありません。完全車検対応リーガルチューンですので全国のトヨタディーラーで対応可能で安心。

ヴェルナー自宅兼会社の北群馬から秋田羽後本荘、片道約440Km。半分は高速(関越自動車道)で半分は一般道路を走行。結果から申し上げますと、至って快適で秋田ってこんなに近かったっけ?と言う感じでした。高速道路では出来るだけ左車線を走りたいので斜線変更の頻度も高いんです。皆さんのドライブレコーダーに映り込んだ時、出来るだけ心象良く(汗)って事と、ルールを守って安全に走りたいから。速度は、、エンジンとアクセルの一体感を楽しめるギア比1以下で回転計の針はやや上の方(笑)で巡行。この速度域でレーンチェンジも全く不安なくスススっと動き収まる。先に換装したステアリングギアボックの留めボルト&ブッシュが効いた感じです。フロント側のインフォメーションが強くなったので今度はリア側の対策を講じて前後のインフォメーションバランスを図る予定です。気になっていた強化クラッチ-モトGP御用達のセラメタですが、こちらも全く問題ありませんでした。50半ばのおじさんのロングツーリングにも対応する踏力&いざって時(変速しないでクラッチペダル踏む)も頼りになります。ドライヴィジョンECUも淡々と演算を繰り返し燃費表示が少し伸びました。IRPスポーツシフターも全く問題なくクラッチペダルを踏んだ回数通り普通に変速。秋田からの帰路中、夜間走行になりましたがフルーダンパークランクプーリーの恩恵か?視界スッキリで不安なく踏み続けられました。アドバンスフローエンジニアリングの吸気音と、ドライヴィジョンECUに換装したダイナミックなFA20エンジンサウンドを前から浴び続け、後ろからは最近ハイトーンに変調した心地よいマフラーサウンド(14R純正)を聞きつつ日本海沿いの国道7号線のドライブがもの凄く気持ち良かった。走りの価値は人それぞれ、サーキットタイムのコスト換算は簡単で解かりやすいのでしょうが、そーじゃない、日常と共にあるスポーツカー(86)を今よりも気持ち良く走って楽しめる事。余力を残した、あまり追い込まないような仕立てをアップデートし続けます。各86&BRZオーナーさんの参考になって賛同(パーツ購入)して頂ける事に期待! 日々精進

性能実証デモンストレーション