FA24を搭載した新型86(GR86)と、新型BRZ用の米国アドバンスフローエンジニアリング社製タケダモメンタムコールドエアインテークが本国にてリリース開始!今回のケースデザインも格好いいいっ!日本にも近々に入荷されると思いますが、未だ価格が決まらないようです。泣きそうなくらいの円安からココ数日の急激な上げ幅で迷っちゃいますよね。価格が決定次第、正式な受注開始のご案内を申し上げますので今しばらくお待ちください。下記リンクは製作中の製品ページ。 日々精進
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2号機86のパワーフレックス化、完了
86用パワーフレックスを自腹で買って検証する”自分で買うシリーズ”とりあえず完了。もう少しスポーツカーらしい走りを手に入れつつ、経年劣化したゴムブッシュの動的均衡を図る作戦は大成功でした。サスペンションを中心としたクルマの仕事を30年以上続けておりますが、今更ながら”マウント/ブッシュは乗らなくても劣化する”を実感した次第。
作業は前回同様、GRガレージさいたま中央さんにて。いつもお世話になっております。上画像補足:リアロワアーム下面にスポイラーが標準装備されてまして、1G車高で丁度ディフィーザーの高さと同じになる仕組み。
いきなりホボ完成図。デフマウント左右に差し込み式のパワーフレックスを装備。左右対称ですが硬度はプロペラシャフトの回転方向に併せてバランス化されています。それとリア側サブフレーム左右に同じく差し込み式のパワーフレックス装備。スタビライザーブッシュもパワーフレックスでラインナップされておりますが、今回は見送り。
安心の作業風景。
サブフレームフロント側。
サブフレームリア側拡大。
純正トランスミッションマウントに差し込み式パワーフレックスを装備。黄色いブッシュがパワーフレックスです。作業して下さったGRガレージさいたま中央店の高木さん曰く「けっこう劣化して落ちてますねー」との事でした。ミッションマウントの消耗度からして、左右のエンジンマウントも同じ状況かもしれない、、。エンジンマウントも交換したくなってきた。
トランスミッションマウントを装着。効果は絶大!クラッチペダルの操作感が断然違います。リリース&ミートも自分が思った通りの動きになりましたよ。重力劣化で数ミリ搭載位置が落ちただけで、操作感が変わるんですね。
完成!ディフィーザーを取り付ける前に見納め。で、パワーフレックスを装備してどうだったのか?先にフロントセクション(最下部リンク)をアップデートして群馬>秋田往復。今回のリア側アップデート施工後に群馬>仙台往復で合計1,650km走り体感した結論が”欲しい性能が手に入った”です。フロントの応答性&ステアリングギアボックスとメンバーの連結剛性感。トランスミッションのマウント強化はペダル感覚の改善と、エンジンクランク回転が綺麗にプロペラシャフトに伝達される感覚。そしてリアセクションの強化は圧倒的なインフォメーション性能の向上。どこまで食う(グリップ)のか?の感覚がクリアになりました。トランスミッションのアウトプットもブレず、デフマウントも強化され、ロスを取り戻しでリニアな感覚が手に入りました。言うなればFRスポーツカーの醍醐味が増した感じ。こーなるとですね、、高いデフが欲しくなります(笑)。ドイツ製の機械式デファレンシャルを装備する予算約50万、、。自分で買うシリーズになりますようにっ!ご覧頂いている皆様には引き続き零細企業(弊社)へのご支援をよろしくお願い申し上げます。
特別ゲスト:交通タイムス社XaCAR別冊86&BRZマガジン大野田編集長。 日々精進
任務完了!
宮城トヨタさん主催、MTGカスタマイズフェア無事終了致しました。ご来場下さいました皆様、主催者皆様、出展社関係各位、そして弊社製品をご購入下さいました皆様に感謝!この度はありがとうございました。
弊社ブース。自分でも細かいことやっている(笑)自覚はあるので沢山は売れないんです。しかし、ホント有難い事に、何処に行っても一定支持層を獲得出来る事が判明。明確な目的、クルマへの思い、その人の人生経験(バイクとかモロモロ)、機械製品への理解度、好きのベクトルが同じ方向。多くの人に響かなくてもいいけど、性能を必要としている人には自分の思い(取り扱い製品)が届いて欲しい。それが今回も叶いました。それとホームページPVが凄く伸びて嬉しかった。次のお買い物もよろしくお願い申し上げます。
アクア、ヤリス、そしてシエンタを製造するトヨタ自動車東日本さんブース!新型シエンタをじっくり拝見させて頂きましたっ!
仙台からの帰りに一枚。ツインリンク茂木戦(S-GT)渋滞を何とか避ける事が出来てスムーズに帰宅。
今回の走行距離、群馬>仙台>群馬749.0km。トランクに荷物満載でしたが以前の空荷状態より良く走るようになりました。 日々精進
CPM-明日から全面価格改定
明日11月1日よりCPM全ラインナップが価格改定致します。86&BRZ&FA24搭載のGR86&新型BRZ&GRスープラの皆様っ!駆け込みお待ちしておりますので何卒よろしくお願い申し上げます。 日々精進
昨日の榛名山
昨日の榛名山風景。午前中、GRガレージネッツ群馬さんに納品した帰りにちょっと寄り道で榛名の峠に向かいました。仕事はモロモロあるのですが、アップデートした自分の86で走りたくて、、。因みに榛名の紅葉は来週くらいまで楽しめそうですよ。
駐車場に止まっていた86&BRZオーナーの青年に声をかけて自分の86に装備したIRPスポーツシフターの感触を体感して頂いている図(笑)。地道な普及活動の一環。左手の位置に注目!シフトノブ位置はこの高さです。好青年2名に感謝!この度はありがとうございました。
上オーナーさんの86を紅葉と共に激写!格好いい!いいのが撮れました。
自前の2号機D型86TRD14R。リア周り6カ所+トランスミッション部にパワーフレックスを追加装備しました。とてもいい感じです!詳細レポートは後程。 日々精進
コンセプトをコンセプトする(GR86+M2 M-PERFORMANCE CONCEPT)
今、話題騒然の新型BMW-M2のMパフォーマンスコンセプトフロントバンパーとGR86を合せてみました。アリ!な気がするの自分だけじゃないと思います。新型M2のボディデザインが凄い非難されているようですが、個人的には物凄く格好いいと思うんですよ。何となくですが、旧国鉄的と言うかアンチ三戸岡英二先生派の考え。または共産圏/社会主義的な規制のかかった造形ですかね。いい塩梅のアールを一切使わず常に90度を意識したラインと面の構成。兵器のような機能的美(個人的見解)。BMWの真意は解りませんが、いままでの格好いい=もう旧い。格好いいの考え方を新しく構築する試みかも。
で、こちらがリライトしたバンパー画像。カーデザイン&モディファイ先進国タイ(インドネシア)の皆さんに負けないように先駆けました(笑)。で、至って普通に格好よい感じ。ほぼケイマンGT4か?トヨタ&スバルデザインに馴染んでいる気がします(個人的見解)。
こちらがオリジナルのBMW M2 M-Performance Conseptボディパーツ側面画像。前後のホイールアーチ後方にセットされた空力パーツ、、トヨタ方面の皆さんなら”見慣れた造形部品(素ヤリス用GRエアロタービュレーター)”。それとリアフェンダー前のサイドフィン!個人的にこれが一番格好良く思います。ボディーラインを一切無視した造形。まさに垂直尾翼。ちょっと欲しいかも(86に似合いそう)。日曜午前中のデザインの勉強で 日々精進
CPM全製品価格改定
CPM社製品価格改定のご案内。価格改定実施日2022年11月1日受注分より。対象製品は全商品です。値上げ率は現定価の10%との事です。ご理解下さいます様、よろしくお願い申し上げます。 日々精進
久々の自分で買うシリーズ
久々の自分で買うシリーズ。換装作業は毎度お世話になっておりますGRガレージさいたま中央さんにて。上画像は2Fピットにてリフトアップ済み作業準備の有馬さんと、2号機86TRD14R。ご覧の通り長い伸び足(リバウンドストローク)で路面追従性能はバッチリ!車高調整サスペンションでもこれだけ伸びます。WRC由来は伊達じゃない感のザックスパフォーマンスコイルオーバー。
今回買った部品。スバルSTI純正の長いボルト+ナット+ロックワッシャー&英国パワーフレックス品番PFF69-309のステアリングギアボックスマウントブッシュx2(左右分)。86&BRZの定番チューンメニュー”ステアリングギアボック&サブフレームの連結剛性Up”でスポーツカーっぽい(個人的見解)ステアリング周りの剛性感を得る作戦。
有馬さんの作業で車体床面のアンダーパネル2枚(フロント&センター)を外しステアリングギアボックの作業開始。
ステアリングギアボック下側左右のボルトを換装します。現在(ノーマル)はサブフレーム内のネジ切り位置にボルトが収まっている状態。で、サブフレーム内のネジ切りが実はフロントエンドまで貫通していて、そのネジ切り長を使ってサブフレームを貫通させてステアリングギアボックを固定します。
SST(キャロッセさん謹製)を使いノーマル純正ブッシュを外します。左右。
こちらが純正ステアリングギアボックマウントブッシュ。硬度変更されたチューニングブッシュは既に各メーカーさんから出ておりまして、一番の売れ筋はキャロッセさん製品だそうです。硬さはほぼジュラコン同等(硬度ショアA95以上)らしく、今回自分が買ったパワーフレックスはそれより柔らかい、硬めのちくわ程度の硬さ(笑)。
弊社取り扱い製品パワーフレックス(左側)と、純正ノーマルブッシュ(右側)比較。昨年末にリリースされた製品ですが今まで一度も売れた事がなく、今回も自分で買ってお終いパターンの予感。多分もう売れないと思いますが、取り扱う側の販売責任の観点から注意事項(ネガテイブ要素)>パワーフレックスステアリングギアボックブッシュに換装する事でフロント周りからのノイズが増えます。静止性がスポイルされます。と、換装後に乗って解りました。右側の純正ブッシュのリブ造形は剛性確保とノイズリダクションのバランス設計だったんですね。一つ勉強になりました。
作業が進みましてパワーフレックスブッシュ換装終了からのスバルSTIロングボルト差し込みの図。この位置からねじを回し続けサブフレームまで貫通。
サブフレームフロントエンドにボルトトップ(ロックワッシャー&ナット)が見えますよね。ここから前後締め付け作業。画像見辛いですがエキゾーストマニフォールド左上にカモフラージュ柄のラジエターロアホース!久々見えた(笑)。
リア側&フロント側の締め付け。
作業の際に緩めたジョイントアームの増し締め。
完成図。フロント周りのノイズ増加と、ステアリングへの微振動入力が増すネガテイブ要素がありますが、それよりも自分が欲しかった連結剛性感が手に入って大満足。理想のスポーツカーに近付いた。サブフレームとステアリングギアボックスが別々に揺れる不快感と不安感(こっちが大きい)が解消。そもそも新車価格210万円のドイツの乗用車(VWアップ)に圧倒的に負けていた2号機86のステアリング剛性感。今回のパーツ換装で対VW比ノーマル状態が40%としてプラス30%弱の剛性感覚増し(個人的感覚)が得られました。しばらくこのまま走って次は定番のリア側パワーフレックスチューンを予定。 日々精進
CPMシャーシチューニング
旧型86にCPMを装着すると、ドイツ車のような乗り心地になりました(個人的な体感感覚)。旋回中は勿論、縦でも効く事にちょっとビックリした記憶があります。CPMを装着して制動時のフロントタイヤ周りのインフォメーションが増えた事により安全性能と、クルマとのコミュニケーション量が増える楽しさがあります。国産車にプラットフォームの比較概念がないので説明し辛いのですが、旧86のノーマルシャーシがワーゲンゴルフ2と仮定して、そこにCPMを装着するとワーゲンゴルフ4(PQ34プラットフォーム)程度の操縦&床面剛性感覚が得られます。で、新型2.4リッターのGR86にCPMを装着するとTNGAの剛性感覚に限りなく近くなるような気がします(個人的感覚)。車体四隅、対角線上の一点(トランスミッション直後、フロアトンネルを左右に連結)だけを補強するCPMは補強パーツのネガテイブ要素が少ない、バランスの取れた製品です。装着する際、車体への穴開け加工もありません。ジュラルミン鋼材のマシニングカット&アルマイト表面硬化処理。付属のXプレートを外す事で強度感覚が変えられる唯一のシャーシチューニングパーツです。そして税別定価¥25,000-(2022年9月現在)のコスパ!メイドイン青梅のCPM!新型GR86&新型BRZの皆様もよろしくお願い申し上げます。 日々精進
新型GR86乗りました。
FA24(水冷水平対向4気筒2.4リッター)を搭載した新型86”GR86”に乗ってみました。乗った誰もが感じる通りイイクルマでホボ想像通り。自分の想像した性能のぼやっとした輪郭を実際に乗ってトレース(清書)出来たことで気持ちもスッキリ。以下全て経験値と体感感覚から成る個人的見解>想像以上のボディ剛性感。動き出した瞬間に解るガッチリした床面の剛性アップ感を感じる。これならドイツ車から乗り換える方もOKな感じ。例えるなら先代86がゴルフ2程度、新型は2世代飛び越えてPQ35程度の剛性感。MQB&TNGAまでには届かないけれど十分なタフネスさを感じました。この剛性感の恩恵はそのまま走りに直結してまして、クルマがスムースにロスなくスルスル動く。エンジンの駆動力を受け止めるのも車体各部の連結パーツですからね。FA20の86では踏み込んだアクセル量に対してリアタイヤに駆動伝達されるまで、いろんなところでエネルギーロスを感じますが新型はソレを感じさせない優れた仕立て。そして乗り心地がとても良い。何となくですが、ザックスパフォーマンスコイルオーバーの減衰位置最弱から+3付近の”揺すられ方”に似ています(笑)。電気式サウンドクリエーターは好みが別れるところですね。もう少しリアルな機関音(エンジンの低音ノイズ)を盛ればソレっぽい気がしますが、そこはトヨタ自動車の良心、ハイトーンが優先されています。
一端コマーシャル(笑)。
で、ホームコース榛名山を新型GR86でくるっと登って下りてきました。総重量ホボ変わらず400cc排気量アップの恩恵は”もの凄い”の一言。グングン上る&バンバン踏める!メカニカルグリップ30%増しって感じ。リア側に高付加がかかる登りのタイトコーナーでもリアがしっかり踏ん張ります。ステアの舵角だけに集中していればアクセル入れ放題って感じ。ミシュランPS4-215/40-18の面圧が完全なバランス状態。225幅でもいいんじゃない?って思いましたがココもトヨタ自動車の良心ですね。ステアリングの剛性感&インフォメーションも凄くクリアです。峠を軽く走っただけで新型GR86の進化を十分体感出来ました。超個人的な見解ですが「新型86、GR86買おうかなー」と考えていらっしゃる方々に向けての”一押し”(のつもり)。お買い求めはGRガレージネッツ群馬ジースパイス店並び、ネッツ群馬各店舗さんで是非! 協力/提供:GRガレージネッツ群馬ジースパイス店(ありがとうございました。) 日々精進