田中長徳著書”ライカを買う理由”。15年以上前からの愛読書でモノ&ブランドと向き合う姿勢と、オトコの買い物行為における理由付けに今でも激しく納得します。歴史の深いドイツ製ハイエンド光学機器メーカー(ブランド)に、1ユーザーとして寄り添い続ける姿勢が、私にとってブランド伝道師としての良いお手本であります。1870年初頭エルンストライツ社>約40年後にオスカーバルナックによるパーソナル撮影機、今のカメラの原型を発明。その70年後の1979年に創業3世が自社株放出、130年続いた直系企業の終焉。”三代目が身上潰す”は、ドイツSACHS(ザックス)ブランドと全く同じです。その後ミノルタやパナソニックとの提携や、エルメス資本が入ったり抜けたりと。技術的&物質的な大転換フィルムからデジタル移行を乗り越え、カメラ部門はドイツの単独企業として健在。この歴史の流れ、マニュファクチャリングの移行とデジタル転換。”全てを受け入れ、それでもライカが好き!身銭を切って使い続け、静かに同士を集める。”長徳先生のぶれない姿勢を見習いつつ 日々精進